私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<31・最終章>信じ難い同僚の変化 [下] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<30>信じ難い同僚の変化 [上]志時「でもな……、実はしみじみと思ったんだが……、 何と言っても職場のみんなから、沢山の協力を 得られるようになったのはホントに助かった。 昼間の本務の方がずいぶん楽になったなぁ……。 ……ホント、……楽になった……助かった。 (^。^)……有難い事だったよ……」ゆり「そのままやってたら死んじまってるよぅ……きっと」志時「はははっ…それは無いだろう。 俺だって命は惜しい」ゆり「でもさぁ……先輩が頑張り始めた頃はよ……。 目立ちたがり屋って言ったり、点取り虫って噂したり、 変わり者で、付き合いきれないって言っててよ……。 最後には、奇人変人扱いした人達でしょう……? ……ホントに、手伝ったんですかぁ……? ……頼みもしないのに……」 シゲ「ゆり、そこがさぁ……、今日の志時せんぱいの、 奥深いテーマじゃないのか……ねっ…先輩」志時「………………かな……。(^-^) ―― 後で聞いた話だけどな。 俺の一連の行動、つまり言ってみれば蛮勇の様なもので、 この職場の長年の懸案事項だった案件がいくつか 片付くきっかけになったらしいんだ。 ……この時期にな……。 それで……、皆の俺を見る目というか、 評価が変わってきたんだってよ……。 ははははっ…………(^○^)」 ゆり「そうなんだ……(゜_゜ )」志時「俺には……どうでも良い話だったけどな……。 俺にとっては当たり前の事をしただけだからな……。 ……面白いもんだと思ったよ……(ー_ー)」ゆり「……当たり前の事かな――。違うんじゃなーーーい」シゲ「先輩……、先輩が挑戦されたその過酷な勤務は、 約一年続いたんですね。 …………一年か。 ウーン……つまり一年間一日も会社を休むことなく……、 ウーン……、キャビネット120本を読破ですか……?」 志時「ははははっ……、最初はまさか、 そんなことになるとは思ってもみなかったがな……。 はははっ……馬鹿でなきゃできねぇな…………」ゆり「あっ!!センパ~~イ、自分の事分かってるじゃん」シゲ「コラ!ゆり!…………もう……<`ヘ´>」志時「ははははっ(^-^)なーんかねぇ……その職場で2年目なのに、 ベテランみたいになっちゃってね……。 ……今となっては懐かしい思い出だ……(ー_ー)」シゲ「……自分の……自分の為に、やったんですね……」 志時「ああ、勿論よ。 シゲさんよ、誰だってそうじゃないか。 きつい事は自分の為さ……。 人の為なんてのはさ、その字の通り『偽』だろうよ、 ははははっ……」シゲ「ニセ……(゜_゜ )……!!!」志時「でもな……何といっても……、 何と言ってもだな……、 ドキュメントが勝負だったなぁ……。 あれは凄かった。ホントに………………。 あれだけの資料が残ってなかったら、 殆ど何も出来なかったと思うよ。 いちいち、クソ忙しい同僚や先輩に聞けないもんな……」 シゲ「…………………フーム (>_<)」志時「シゲ……、ゆり…、よく聞けよ!! ドキュメントってホント……重要だな。 ……ホントに重要だぞ。 ビジネスの歴史をつないでゆく上で最も重要かもしれん。 人ってのは時と共に入れ替わっていくからな……。 特に会社ではな……。 ――変な言い方だけど、逆に、後輩を近づけまい、 育てまいとしたら、ドキュメントを一切残さなきゃ いいんだ。…………変な話だが………」 シゲ「―――まさか、わざと残さないってのは、 無いでしょうけどね…………」志時「いやいや、人によっては分からんぞ。 自分の地位を守る為に、優秀な下の者に、 情報を流さないってのは、 昔から無い話じゃない……。 バカバカしい話だがな……」ゆり「ふーん、ドキュメントって情報なんだ……。 情報データベース…………か」志時「ドキュメントが無いと後輩は自習する事が出来ない。 先輩から教えてもらう事だけ、それだけが、 情報のほとんどとなる……自習できない……」 シゲ「……ところが周りはみんな忙しいと、きてる……」志時「……密かに力を蓄える事も難しい。 自習がほとんど出来ないからな。 先輩が教えてくれる範囲だけという事だ」ゆり「そんなの……不公平だよね」シゲ「案外、教育論をぶつ連中に限って、 教材を残さないんですよ……」志時「職場が、保守的にもなってしまうよな。 詳しく分かっている人が大将で、その人のペースの中に、 全体が収まりがちになる……」 シゲ「志時先輩、 今日の一番最初の話に戻りますけどね……。 努力の60点主義ってのも………煎じ詰めてみれば、 ことなかれ主義、放置主義につながりますよ」志時「うん……、まあな。しかし淋しい事に、 そういった消極的安定を求める連中が、 けっこう職場のリーダーシップをとってる場合が多いんだ」シゲ「問題ですね。無責任主義につながる………」ゆり「新人なんかの方が、よっぽど物事が真っ直ぐ見えるって いう事あるよ……ね」志時「……問題は、先輩や上層部を説得する力だな……」シゲ「上と意見が合っている時は、 全然、問題無いんですけど……」ゆり「……んなの当たり前ジャン……」志時「上と異なる意見の提案が大変だ……。 こうこう思いますって言ったって、 ……俺はそう思わないって言われりゃね。 ………ははははっ、一巻の終わりだ」 シゲ「……固く言えば、それが、職務権限ですもんね」志時「ウン、だから下のものは、きちんとしなけりゃいかん。 専門性と論理性・合理性で、上を説得しなけりゃな………」シゲ「………まず、聞いてもらえるだけの、魅力も要る」ゆり「……!! 魅力ぅぅ……? (゜-゜)?」シゲ「うん、魅力ある提案……って、大事だぞ」志時「…………その為には、教わった事だけじゃなく、 独習も大事になるし、 結局そのための教材がとても大事になるんだ」ゆり「………そうか……先輩は、年とってたけど、 その職場では新人だったんだね」志時「…………新人が、人の協力を取り付けるなんて、 至難の技だが、結局は人を相手に置くのではなく、 任務を対象にして懸命に己を尽くせば道は開けてくるって 事だよ。 ……テーマは、自分なのさ。 …………結局は……な」 シゲ「ウーン……………………(-_-)」ゆり「……人を動かそう等と大それた事を考えるでないぞよ。 一生懸命やってりゃー、自然とものは動くものよ…… ってな事かな………? へへへへっ………でも……カッタるいよねぇ~~~」シゲ「……中途半端な努力じゃなく……極限と言えるほどの 努力をすると、周りの人は突き動かされるんですね。 ……己を尽くす……か。 フーム……」志時「この体験から学んだ様々なものは、 それから約30年後に……とても為になったよ」ゆり「あっ(*^。^*) 先輩が創業した時だ…………ネ」シゲ「そうそう、63歳での創業でしたね……(^-^)」志時「ははははっ……、そういうことだ。(^ム^) ふーーーう……、……酔った……酔った。 それにしても随分と長い時間、付き合せてしまったな。 聞いてくれて、アリガトよ。( ̄ー ̄) ……さて、……そろそろお開きにしようかな………。 ( ̄~ ̄)ムニャムニャ」ゆり「せんぱ~~い……いつもご馳走さまでーーす(*^。^*)」シゲ「ありがとうございました。又、お願いします。m(__)m」 <居酒屋放談 ・ 完> 長い間のご愛読ありがとうございました。m(__)m 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/04/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<30>信じ難い同僚の変化 [上] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<29>本気の挑戦……その実態は? [下]志時「離婚? ……離婚か……、ウーン………かもな……。 とにかく厳しい状況ではあったな………。 ゆりなんかには到底理解できんことだろうな……?」ゆり「ワァー……決め付けないで下さいよ。 ……だって、離婚するかどうかについては、 夫婦二人の間の信頼関係の問題でしょう……?」シゲ「おっ!……けっこう大人だな。ゆり!(^-^)」志時「信頼関係か……ウン。 それはあったな…………。(^-^) それがあったからできたんだろうな。 ……月に5、6回は家に帰らないもんだから、 事務所に毛布を持って来てくれたよ……」ゆり「えっ? 誰が? ………奥さんですか?」志時「いやいや、職場の同僚だよ」ゆり「ええっ!?敵がァ……?…また何で? ……敵のクセに」志時「ゆりぃー、……それだけじゃないんだ。 朝早く会社に電話してきてな……。 俺が居る事が分かると……、オニギリやら、 栄養ドリンク剤やらを差し入れしてくれるように なってな……」 シゲ「今迄聞いた話からすると、なんか不思議な気もしますが。 ………ウーン、職場の仲間って、 そんなものかもしれんなぁ……ウーン……」ゆり「ええっ?……何で、なんで?(゜_゜)」シゲ「先輩、そんな激務って、 ……もう、一種の習慣になってたんでしょうかね?」志時「いやいや、まさか、習慣って事はないが……。 前の日がもっとやりたいなぁと思うところで、 仕方なく止めるわけだ……。帰らないといかんからな。 ……だから続きが待ち遠しくなってしまうんだよな。 言ってみりゃーテレビの連続ドラマみたいなもんよ……」ゆり「ええっ!何と! 会社の書類がテレビと一緒ですか? こりゃー、ついていけないわ………センパーイ、 ほとんど、……め・ま・い………デース( ̄~ ̄)ξ」シゲ「先輩……、その時の一連の職場の仲間の変化って、 すご~く興味ありますよ。 僕は……基本的には仲間を信じていますから………」 志時「……だろうな……。 シゲの哲学と言って良いんじゃないか…………。 ―――その頃、周りから中傷する噂は、 ほとんど消えていたらしい。 ……『あそこまでやれば立派』ということに、 なってたらしいよ。世間は……。 ははははっ(^o^)」シゲ「大体、先輩は強烈過ぎますよ……やる事が………」志時「しかし、周りから何と言われたって、 俺には関係無い事だがね…………。 ただただ、知識的興味が満たされる事が、 魂の活性化を生み出し……知的興奮を湧き立たせて、 ……段々、佳境に入っていったんだ……」シゲ「そして、休日も、出勤ですか?」志時「そうそう……、つまり、土、日も祝祭日も4~5時間位は 会社に出て来るようになってた……」ゆり「あ~~~~……、子供さん、可愛そう………」シゲ「毎日、帰りが最終列車か、あるいは泊りで、 それに加えて休日出勤ですか……? よく体力がもちましたね……。 えーと、いくつの時って……」 志時「確か、33才だったかな。 いわば200%加重の様なこんな状態が、 何ヶ月も、何ヶ月も続いたんだ……」ゆり「…………タフだったんだ……」志時「後で数えてみてもなぁ………この時期、 おおよそ一年間、一日も会社休んでないもんなぁ………」ゆり「ウッソー! 盆も正月もですか? 信じらんない……」志時「ウン…………。(^-^) ゆりがそういうのは無理ないなぁ。 時代が違うからなぁ……」シゲ「ウーン……しかし……時代……違うのかなぁ?」志時「…?………元々、盆休みは無い会社だったからな。 正月は、……3、4時間だが……会社にいたね」ゆり「……!……!……!……!」シゲ「……通常任務だってあったのに……」 志時「もちろん昼間の仕事は、快調そのものよ。 目つきに凄みすら出てきたって、 よく課長に冷やかされた……」ゆり「それはね、目の周りのクマでしょう?ふふふふっ」志時「ははははっ……かもな……ゆりは、ホント面白いな。 …………するとどうだ。課内の主要なメンバーが、 『何か手伝うことは無いか?こっちに回せ』って 言い出したのよ………ホント、びっくりした……」シゲ「ウーン………とうとう、言い出しましたか………」ゆり「………もう……、……今頃になって……」志時「たとえてみれば、60%程度の努力から200%って 言えるかどうかは知らんが、それ相当の努力まで、 俺はただ好き勝手に、 自分の納得のいく道を歩いたに過ぎんのに、 周りの反応とは、……げに面白きものよのぅ………」シゲ「ウーン………………ムムムムムムッ……(-_-)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/04/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<29>本気の挑戦……その実態は? [下] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<28>本気の挑戦……その実態は? [中]志時「―――まあ、目の前に展開されている現実を、 もう一度、再分析してみるとだな……変わることもある」シゲ「……と言いますと?」志時「うん、以前に退けられた意見の方が、現時点では、 むしろ現実に適合する……そんな状況に、 周りが変化してきているということだって あるわけだ……なっ」シゲ「あっ、ナルホド……」 志時「―― そこで、よし、見直してみようってことにも なるのよ…………」シゲ「そうか……、再検討に入るわけですね。 たいていの場合は、毎日習慣になってしまっている事って なかなか、疑問を抱かないものですよね………」志時「一般的にそうだよな。 社員の約9割以上は保守的といって良いだろう……。 ……そして、それが盲点なんだ……。 保守的というのが言いすぎなら、分かり易く 『連続的』とでもいうかな……。 まっとにかく、あまり変えずに昨日~今日~明日と、 決められた事を黙々と、淡々と実行したいわけだ……」 シゲ「……たとえ、変化に感づいていても手をつけない。 そういうことって、多いなぁ……」志時「うん……、放置の罪だが……誰も、まず咎めない」シゲ「……『放置の罪』ですか……。うーーん……(-.-) 厳しいなぁ。 せんぱ~~い!!話を戻しますけどね、 その時の先輩って、まるで新人が急にベテランに 化けたみたいだったんでしようね」志時「うん、まあそうだ………それに近いな。 変な話だけどさ……、着任半年にもならない俺によ、 課長が5年前の事なんかを尋ねるようになって……、 これはまぁ驚いたよ……ははははっ。 もちろん、大体答えられたけどな……。 …………まぁ、……でも妙な話だよな……」シゲ「へえー……、滑稽ですね。……でも、事実なんだ」 志時「『経験ってのは関与した時間の長さだけじゃ無い』って ……しみじみ感じたよ。 たとえ経験、体験を積んでいたとしても、 その知識が体系的に整理し記憶されていて、 必要なときに適時に取出せるのでなければ……、 ほとんど何の意味も無いわけだ………」シゲ「………なるほど、そうですね。 ……そう考えたら、過去からの知的財産が随分粗雑に 保管されて、再活用されていない事が多いなぁ……。 ……もったいない話だ……。自分の頭の中だって、 一緒のことかもしれないなぁ…………」 志時「うん、それは言えるぞ。 日本国中でかなりの無駄が出てるんじゃないか?」シゲ「先輩……。大変だったと思うけど……、 若い時に良い経験されましたね……」志時「まあな……。それで、ますます面白くなってなぁ。 帰りの時間が、毎日24時近くの最終列車に、 ギリギリ駆け込むようになってしまった……。 もちろん毎日だ。 ははははっ………。(^。^) …………しかし、なんかこう……充実感があったねぇ。 ははははっ……(^o^)」 シゲ「先輩……よくまあ、からだ壊さなかったですね……。 相当にタフだったんだ…………」志時「気合い…かな……。それにな……楽しみもあるのよ」シゲ「………?……楽しみ?」志時「ああ……、大体、極秘書類の管理なんて、 けっこういい加減なものでさぁ……。 一般閲覧ファイルの中に人事関連の書類が、 色々と混じってファイルされたりしているわけよ」シゲ「ええっ?…………まさか!」志時「その、マサカがあるわけ……。 (-、・) 現役の課長や、係長自身の成績査定表の下書きやら 人事ローテーション計画のコピーやらが ヒョッコリ挟まってて…………。 もう………胸がドキドキよ」シゲ「ええっ? まさか…………(゜_゜)」 志時「ウソみたいだろう? …………それが、あったのよ。 俺自身の異動の裏話のメモも出てきてね。 ……傑作なんだこれが。 何と、…………何とよ、 二年近く前の書類だったのよ……」シゲ「じゃー、異動も突発的なものじゃなかったんですね」志時「そういう事………になるな。……いや、まいったね」シゲ「へえっー、それじゃまるで過去を探検しているような 気分だったでしょう……?」 志時「ウーン……、昔の優れた先輩達の、 かなりレベルの高い議論の記録に接してな、 ……ホント、鳥肌が立った事もあるよ…………」シゲ「その時点では、会社では既に相当偉くなっている 人達でしょう?」志時「そうそう……課長から部長クラス……。 流石に若い時から違うなぁって……そんな感じ……」 シゲ「視点というか……、切り口の違いなんですかね?」志時「うんそうそう…………、まさにその通り、 企業運営を大所高所から見た論議が多かった。 それまでに、ほとんど経験した事のない世界だったな。 ………でさぁ、時折、夢中になり過ぎて、 最終列車に乗り遅れちゃってね。 ……そのまま、事務所で寝るようなことも 増えてきてな…………」ゆり「あちゃーほとんど病気ですねぇ……ウィッ( ̄~ ̄)」シゲ「ご家族は、何も言わなかったんですか?」志時「なんかねぇ……こう………雰囲気で分かるのかねぇ。 こっちの決意のようなものが…………。 俺の居ない所では、親父をはじめ家族で色々と心配 してたらしいけど……、結局は何にも言わずに ほっといてくれたよ…………」シゲ「今の時代だったら、離婚騒ぎでしょうね……(゜_゜)」 <続く>……本気の挑戦……その実態は?【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/04/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<28>本気の挑戦……その実態は? [中] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<27>本気の挑戦……その実態は? [上]ゆり「ねぇねぇ、先輩、セ・ン・パ・イ……!! さっきの話ね……、まさか……まさか、 休みの日もって……言うんじゃないでしょうねぇー?」志時「ふふふっ……当然よ……。( ̄ー ̄) ……まぁ休日は4~5時間の出勤だったけどな……」ゆり「あちゃーー……!!!(>。<)」志時「なんせ……中途半端は嫌いだから……な……俺は」ゆり「……とは、言っても……ですねぇ……(゜-゜)」志時「ははははっ……―――それでさぁ。 結果、昼間の本務の仕事の方もな……、 4勝6敗位のペースにはなってきたんだ……」ゆり「ええっ? 昔の事を勉強するだけでそんなに変わるんですか? ……うそー!!(゜_゜ )」シゲ「効果が上がってきたんですね。そうでしょうねぇ……。 ……それだけやったらね……。 調べられた過去の知識も重要だと思いますが、 知識だけじゃなくて、 先輩がその資料とディスカッションされたのが……、 かなり効を奏したんじゃないですかね……」 志時「うーーん……、シゲやん、鋭いなぁ……( ̄ー ̄)」 シゲ「………やっぱりそうですか……うーん」ゆり「随分と痩せこけちゃったんでしょうねぇ……。 ガリガリに……そんな無理ばっかりして………」志時「いやいや、元々が随分痩せてたからな、 たいした事なかったよ。ははははっ………。 ――『いきさつ』や『土地勘』に類するものが、 仕事にとって結構大切だなって痛感した………。 特に革新的な実行案を提案していく時にな………」シゲ「私も経験があります。 それと逆の言い方する人も居ることは居ますが……、 周りを真に納得させ、協力を求める時に、 極めて大切なんですよね………」志時「そうそう、豊富な経験に根差した土臭くて鋭い反論が、 主に先輩たちから出て来るからな…………」 ゆり「へえー……?そうなんですか? ……だって、新しいアイデア出す時は、 現状にあまりとらわれない方が良いって、 よく聞きますけろね……」シゲ「ハハン?……ケロネか?(^○^)」ゆり「ヤバイ!ちょっと回って来た……。 飲み過ぎかな……( ̄~ ̄)」シゲ「ゆり、アイデアを出すだけでよければな……。 その方が有効な場合もある。 ただ、仕事となると実行して、 実効をあげなきゃならんからな……。 ちょっとばかり厳しいんだ……」ゆり「ジッコウして……ジッコウ……って何よ……?(゜-゜ ) 分かりましぇ~~~ん (^o^)丿」シゲ「実際に行なって、そして効果を出さなきゃ……な」ゆり「そっか、フーン、けっこう難しいんだ……………」 志時「こういうことも言えるぞ。 過去に一切とらわれない斬新な考えアイデアであっても、 よく分析してみると、その原理原則は過去の人間の経験則 の中にほとんどあるってこと………。 人間の経験の積み重ねは大きい。 ……中国の故事に何かを求めたり、 戦国の武将の判断に何かを学んだり………」ゆり「あっ、なるほろ………(~o~)」シゲ「……そうなってくると先輩、 職場の皆さんの反応も変わったんじゃないですか?」志時「いやいや、どうしてどうして相変わらずひどい噂でな。 陰口界のスター的存在になってたらしいよ。 ……ただこの頃から、 『体に気をつけろよ』って言ってくれる先輩は……、 徐々にだけど……増えてきたね」シゲ「そんなもんですかねぇ………」ゆり「……? 陰口ばっかり言っといて………変なのォ」 シゲ「まぁ考えてみりゃー 志時さんは、 同僚の誰かを直接攻撃した訳でも、 傷つけた訳でもないし……ただ自分の戦いをした だけですからね…………」志時「何でそこまでやるんだ? 体を壊したら元も子も無いぞって……。 体を壊したって、会社は面倒見てくれないぞってね。 ………けっこうマジに心配もしてくれたなぁ……。 ほんの一部の人だけどな……」ゆり「変わってきたんだ。みんなも……奇人変人に対して」志時「………俺の動きは周りの連中にとっては、 少々迷惑な話だったんだろうがな…………」シゲ「何ですか……マイペースで、夢中でやってたら、 勝手に人の対応も変化してきたって訳ですか?」 志時「……うん。それだけじゃなく…………、 職場の会議での立場が完全に変わった。 10年以上いる人でも過去からのいきさつを、 きちんとロジカルに覚えているとは限らない訳だ………」 ゆり「ねぇ、ねぇ…………いきさつって、 そんなに大事なんですか……?」シゲ「先輩の所は、設備投資や組織改革、要員合理化の仕事 だったから、特別そうだったんじゃないか? いきさつの中に含まれるロジックが、 ひとつの専門性なんだと思う。 …………ねっ、先輩」志時「そうそう、そんなもんだ。 ―――大体、テーマの結論は覚えていても、 どうしてそうなったか。 その上、どんな対抗案が並んでいたかなんて、 あんまり覚えちゃいないのよ、みんな……」シゲ「まして、当時どんな議論がされたかなんて、 ほとんど覚えてませんよね……」志時「うん、知っていたとしてもな、極めて曖昧だから、 頭に入れたばかりの俺には到底かなわない……」 シゲ「物事の結論を、ただ『点』として捉えるんじゃなくて、 そこに至るプロセスを含んで、立体的、構造的に 理解した時にひとつの改善改革案のヒントも出てくる というものですよね…………」志時「うまい事をいうなぁ、シゲ。 そういうアプローチもけっこう効を奏する手法なんだ。 例えば過去に或るひとつの課を新設して、 新しい事に取組もうとした時だって、 その是非や必然性について本当に様々な議論がされている訳さ。 ………当然、反対意見も多くある。 それらの論議を踏まえてひとつの結論に到っているんだ。 ………当然な事だがな……」シゲ「つまり『ひとつの課の新設』という結論は、 その時期の背景・状況と相関的関係にある訳ですね」 志時「そうそう、そういうことだ。 ニーズと相関している」シゲ「そうでしょうね。 理由の無い結論なんて採用されないでしょからね……」志時「ウン、全くその通りよ。 シゲんとこのビルの男子トイレの便器の数だってよ……、 ははははっ……飲んでる時に例えが悪いが……、 建設当時の色々な計算によって出されているはずだ。 ……なっ。 数そのものは広さとの関係も含めて、 そのまんまコストに直結するから………な。 ところが……ビル内の男子の人数が想定よりも増えてしまって、 最近見てみろよ……休み時間につかえて、 並んでいるだろう……?」シゲ「確かに………。 ははははっ……分かりやすい……」ゆり「……わぁー臭い話……では、ちょっとトイレに……」志時「おい、おい、ゆりちゃん、大丈夫か……?」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/04/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<27>本気の挑戦……その実態は? [上] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<26>なぜ挑戦するか……その心情 [下]志時「会社が決めた人事異動とはいってもだよ……、 ほとんど実務知識の乏しい人間がよ、 突然自分の職場の主任格として赴任してきた訳だろう……。 こりゃーねぇ、いきなりその配下になった人達は、 面白いわけないよ……な…………(-_-)」ゆり「そりゃーそうですよぅー。絶対そうですよ!!<`ヘ´> 長い間その職場で頑張ってきて、そろそろですよぅ……、 そろそろ自分がリーダー格かな……? なんて思ってた人も居たでしょうからねぇ……。 こりゃー迷惑ですよーーー」志時「ウン、居た……。 ……確かにな……。そういう人が俺に対しては、 お手並み拝見っていう態度になるのも……、 分らん事はなかった……(一_一)」シゲ「しかし……とは言っても先輩、 それはサラリーマン社会では当然の事ですから……、 そういう人達は三流社員と言わざるをえませんね……。 こういう事は、サラリーマン社会の常識です……」 ゆり「でもでもシゲさ~~ん、きれい事じゃないよ……。 人情としてはよ、長~くその職場に居る人なんかさぁ、 やる気無くすよね…………。 ……無くすよぅ……。……無 く し ま すーーー。 ………焼酎お代わりしまーーーーす( ̄~ ̄)ξ」シゲ「おいおい、よく飲むなぁゆりは……。 酔っぱらっても知らんぞ……。(`へ´) しかし、先輩、ゆりの言い分も分からん事はないですが、 そんなスネた考え方を持っているからこそ、 リーダーには出来ないっていうのもありますよね……」志時「ウーーン………しかし俺は黙って従ってくる人間より、 意地を示すヤツの方が遥かに好きだし、結果的には そういう連中の方が仕事も出来るとは思うがな……」シゲ「……そうですか……。 ……まあ、しかし何ですね……。 志時さんが自分で決めた人事でも無いのに、 そんなややこしい話になるんですね? ……辛いよなぁ……」志時「うん……まあ辛いって言うより煩わしかったなぁ~~。 しかし、人事異動ってそういう側面もあるんだよな……。 特に本人に『転機』を与える場合なんかにな……。 基本的に人事措置はトップダウンだから……」 ゆり「転機(天気)は雨にも晴れにもなるので~す(^_^)」シゲ「コラ、ゆり! <`ヘ´> 確かに……部下の人達のそんな気持……、 人情としては分かりますけどね……。 しかし先輩だって被害者なのに。 ――でも、そんな中で先輩は真っ直ぐ攻めるわけだ。 とても真似できないや。 ……凄いや……(ー_ー)」ゆり「シゲさん、今更何言ってるんルンルン……。(`ヘ´) 当たり前の事だって!! だって志時先輩って、攻めの駒しか持ってないんだもん ………(^。^)」志時「攻めの駒か………ウン、面白い……。(^。^) ゆりは、将棋も指すのか……?」ゆり「……へへへへっ……。ノン……ノン……(*^。^*)」志時「攻めの駒……………………全くその通りよ、 シゲ……。 ……凄くなんかあるもんか……、 単なる性分って奴よ。 ………それに、このケースの場合は、 自分で希望した道でもあったからな……」 シゲ「ウーン……(-。-)………しかし……(-_-)」志時「――――さっき、挑戦って言ったが……、 あれは多分に自分に対するもんだ。 ……仕事に対してだけじゃない…」シゲ「えっ? (゜-゜)」志時「さっきも言ったろう? ……自分がどのくらいの人間か試してやれっていう様な、 そんな感覚…………」シゲ「…………!」ゆり「六進数……なのだぁぁぁぁぁ……(*^▽^*)」志時「ケッサクなことによ、蓄積されていたドキュメントがさ、 読み進むにつれて中々に面白いのよ……」ゆり「面白い? 会社の書類が? ええっ?……変なのぉぉー」志時「まあ、聞けよ……。(^。^) とにかく書類の整理の仕方が悪くてな。 テーマ毎に殆んど時系列に綴じられているだけなのさ。 ………これが幸いしたねぇー」 シゲ「えっ、かえって読みにくいんじゃないですか……?」志時「あのな……こういうことだ。 最終結論だけがきちんと整理された書類を見ても、 内容が理解しにくいって言うか、 深い意味が分かりにくいって事……あるだろう……? そんな経験した事ないか……?」シゲ「ええ、ええ、ありますよ……」志時「それがよ……ひとつの結論に至る途中で、二転、三転 していく議論の過程が、生々しい資料で、そのまま、 そっくり残ってたんだ。 ……これはもうタマラン……本当に、面白かったよ。 もう……変な推理小説より凄い展開なんだから……。 ………ホント、ホント……、 面白かった…………(^-^)」ゆり「……!!!!?」シゲ「なるほど……。 どんな風に、その最終結論に至ったかが手に取る様に 分かるわけですね……」 志時「そうそう、まるで江戸川乱歩の推理小説を読んでるような 感じだったよ」ゆり「推理小説………!?……江戸……?? (-。-)」志時「こう……読みながらな、……自分なりにあれこれと、 結論を想定するわけだ。 誰だって自然にそうなるよな……。 ―――でも自分の思う結論にならない事が多かった。 残念ながら……な……、ははははっ……(^-^)」シゲ「……ということは、先輩も負けずに、 色んな角度から考えたって事ですよね……」志時「色々どころか、あれやこれやとね。 自分の知識・経験の全てを絞り出して、 書類とディスカッションしながら読んでたようなもんだ。 ―――しかし、まぁこの職場、昔から大変な能力の先輩が 居たんだって、つくづく感心したよ……」シゲ「志時さんも、そういう過去の凄い先輩達と紙の上で 議論してたわけですね。 でも、それってメッチャ根気のいる作業でしたね……」 ゆり「漫画だったら、私でも読むかもしれんけど…………、 ………どんなんだったんすか?」志時「うん、10年分位のドキュメントだったんだがな。 いやはや、読み応えあったなぁ……。 そうねぇ……たとえばだな、800億円位の設備投資を するか、しないか。 するとして、その具体的な一案・二案・三案……、 ………メリット:ディメリット………、 ……なんてなものだったな…………。……ウン」ゆり「ヒヤー………!…………ホトンド……気絶~~」志時「書類の整理のレベルも、これがまちまちでさぁ……。 きちんと揃ってないケースも、結構多くてな……」シゲ「そりゃー、そうでしようねぇ……」ゆり「……歯抜けってヤツね……いわゆる」志時「そんな時、何とかいきさつを知りたいじゃないか……、 なっ。それでベテランの先輩に聞いてみるわけだ……。 これが又……うるさがられてねぇ……」 ゆり「だって、志時先輩。 ………奇人が相手じゃ、誰だって逃げますよ。 ふふふっ……ははははっ……」シゲ「コラッ! 又!……ゆり!………もう <`ヘ´>」志時「違いないや。(^_^;) ……それによ、過ぎ去った過去の話だからな……。 先輩達にとっては、もう、とうの昔に終わってしまってる 仕事であるわけだ……」シゲ「……第一、そんなに詳しく、いちいち覚えてもいない でしょうし……ねぇ」ゆり「そうそう、そうよ。だから余計うるさがられるのよ」シゲ「……でも、食い下がったんでしょう。へへへっ……」志時「ははははっ……ご名答。 とにかく、しつこく聞き出してだな。 それを元に又、書類のストーリーを繋ぎ合わせるわけだ。 ……だから、退社するのは、毎日21時位になって しまってね」シゲ「……毎日……」 志時「………しかし、会社の歴史の奥底を勉強してるような 感じで、実に面白かった。――言ってみりゃさ、 ガンバリ度合150%といったところかな……」ゆり「ウヒャ~~~~!」志時「……でも何だな、考えて見りゃ、面白かったからこそ、 続けられたんだろうなぁ……」シゲ「連日連夜でしょう……? そりゃー、150%どころじゃないっすよ………」女将「(*^。^*)―――相変わらず、話弾んでますねぇ。 ハイ、お漬物。これ、サービスだからね。どうぞ……」志時「ああ、いつもすんませんねぇ。 ……コレコレ……これが旨いのよ……」ゆり「おかみさんが漬けたんですか?……ですよね?」シゲ「当然じゃないか、ねぇ、女将さん……」女将「(^○^)ははははっ、……どうぞ、ごゆっくりね」志時「………うん、やっぱり旨いや……。 このキュウリの床漬けがたまらん……うん」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/04/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<26>なぜ挑戦するか……その心情 [下] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<25>なぜ挑戦するか……その心情 [中]志時「えっ?…そうかぁ?研究……嫌いか……?? ………ゆりは自分の事分かってないみたいだな。(^。^) ははははっ…………(^o^)」ゆり「?……?……? (*´▽`*)」志時「えーと、何だっけ……。 ……えー、人の何たるかに興味を持ち、 人の心を大切にする、そんな姿勢が、 より大切になる時期なわけだ」シゲ「ハイ……」志時「----- 逆に、当然のことかもしれないが、 人との摩擦も多くなる時期でもあるな……。 覚悟せにゃならん………。 摩擦を避けていたんじゃ、たいした成果は得られない、 そんな状況が増える訳だからな。 摩擦に対する精神力も強く保たねばならない……」シゲ「考えてみれば、自分より年上の人の数と下の者の数が、 相半ばする時期でもあるわけですね……」志時「うん、そういう位置づけでもある。 人の上に立つリーダシップも必要になってくる時期だ。 リーダーシップにとっても、 その基本は、人間の集団心理の理解が大切だよな。 部下のやる気の醸成等々が欠かせないものになってくる。 勿論、前の期の『考』の時にも、この様な事の必要性は 皆無ではないが、この時期が、極めて顕著に重要性が 高まってくると思っている」 シゲ「そうか………。36歳から48歳の期間ですね……。 知的能力だけで動かそうとして、どうにもならない状況に 追い込まれている人を見かけるなぁ」ゆり「……それに気付いていりゃー良い方よ……」志時「『考』の段階で極めて優れた業績を残し、 人も羨むような昇進昇格を遂げた人でも、 この期間を勘違いして失敗に陥りやすい。 今迄通り、知的なもの中心にやればやる程、 訳も分からず結果がついてこないという様なことが、 おこりがちだ……」シゲ「先輩、僕、極端な人知ってますよ……」志時「極端…………?」シゲ「ええ、あのですねぇ、公私混同がメチャ嫌いで……、 …………だからその人の生活態度は、 そんな風にきちんとしてるんですけどね…………」志時「ウン?…………なら良いんじゃないか?」シゲ「どっこいそれがですよ……。 頭の中の公私も、きっちり分かれているはずだって、 思いこんでるんですよ……」 ゆり「………?頭の中の公私……?」シゲ「一端職場に来たら、プライベートで何があっていようと、 常に能力の最高を発揮するのが、 人間の原点だって言う訳。…………デス」志時「ほう……。面白いな。当たって無くは、無い……」シゲ「理想ですよ……理想。 ……そんなんだから部下の全てにいつも完璧を求めて、 いわゆる情ってもんがゼロなんすよ」志時「ウン、必ずしも全て間違っているとは言えないが、 現実とマッチングしないんだな?」シゲ「正しいかどうかなんて……興味ありませんよ。 実行できるかどうかですもん……」志時「企業の現場は、そういう場合が圧倒的に多い………」シゲ「両親が、瀕死の床についていても、 子供が大怪我していても、 奥さんがノイローゼ気味だって言っても、 家の立ち退きを要求されていても、 株で大損した後でも、 極端に言えば家が火事で焼けてしまっていても、 会社に来たら、普段通りの最高の能力を発揮するのが、 優秀な人間の普通の状態だってんですから…………、 話になりません。 …………もう、職場は氷の様な雰囲気でしたよ……。 情ってもんが、皆無なんすから………」志時「その人、どうなった?」シゲ「さぁ………、今どこにいるんでしょうかねェ。 担当者の時は、天才的な仕事師だったんですが………」 志時「シゲさん、これは、極端な例だな……」シゲ「でも先輩の言われる『情』の期間の説明には、 ぴったりでしょう?」ゆり「なんかさぁ、……逆もあるみたいよ」シゲ「……逆?」ゆり「………うん『考』の時期に『情』が強すぎて、 うまくいってない人………。 人の事が気になり過ぎてクールになれないっていうか」シゲ「フムフム………、なるほどな」志時「―――あとは、決断の『断』。 48~60才さ。決断力と言うか、迷わずきっぱりと 腹を決める事が重要だね。 『考』つまり頭から『情』……言ってみれば胸に来て、 今度は腹って訳だ。 肝っ魂を据えて、きちっと決断しなけりゃならん……」シゲ「……感・学・考・情・断か…………。 なるほど、面白い考え方ですね…………」ゆり「…………て、ことは……志時先輩の今日の話の 『挑戦の心情』の奥には、先輩が『考』の期間の終盤に 存在してたってことも働いてるわけですかねーー?」志時「ウン、否定できないな。 ………と、言うより確かに、影響していたと思う。 『自分の実力の確立』が自分の大きなテーマだった……」シゲ「先輩……『感・学・考・情・断』……面白いですよ。 色々なことに、当てはまる様な気がします」ゆり「ハイッ……、では、シゲ君、特別授業料頂きまーす。 ヘヘヘッ……( "⌒∇⌒" )」 <続く>……なぜ挑戦するか……その心情【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/04/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村? ^-^◆ 居酒屋放談<25>なぜ挑戦するか……その心情 [中] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<24>なぜ挑戦するか……その心情 [上]志時「……そして、次だが……24才までの12年が、 学問の『学』……つまりは学ぶ事を大切にする期間だ。 徹底して知識を頭に詰め込む時………。 中学・高校・大学を中心に学園活動をする時期だもんな」シゲ「……フム。 学問の『学』 …………? ……学ぶ……」志時「……学問的なものに没頭する期間と言う訳だ。 たとえ職に就いていたとしても、きっと周りから知識を 吸収する事の連続の時期だと思う………。学ぶ時期だ。 年齢的に…………なっ!」シゲ「なるほど、そう言われれば………デスネ」志時「今のような学校制度が無かった時代だってよく学んだ。 『読み・書き・そろばん』というが、その順番だって 『読み』つまり学びに近いものが第一だった……」 ゆり「ふーん…………。 良くそんな風に考えますねぇ……」シゲ「30才ちょっとの時に考えてたってんだから、 驚きだ…………」志時「………そして36才までが思考の『考』つまり、 考える力をつけるというか……、 考える事が特に大切になる時期と思う。 論理的な構成力や、設計力、企画力等々、 知識よりもむしろ、考え方、論理を打ち出して、 勝負していくことが大切な時期と考えた………」シゲ「ウーン、24才から36才までか………。 一流といわれる学校を出ていても、この期間をサボると、 只の物知りで終わりますかね………?」志時「ウン……結構、職場で実例があるんじゃないか?」シゲ「……確かに……ありますね。 学歴が、まさに過去の遺産みたいになってしまっていて、 再生産の感覚の無い人達って、 この時期から目立ち始めますね……」 ゆり「……悩んでる人達もいるよ。 相変わらず記憶力で勝負しようとする人達だけどね……」シゲ「誰かが言ってやらんと、分からんかもな………」志時「幼い頃の感覚的な素養と、 その後の12年位に蓄積した様々な知識は、 当然土台になるが、自分の考え方・自己の論理を 構築していく期間なんだよな。 ………だから、お前達が言う様にこの期間をサボって、 過去の遺産というか、知識だけに頼って生きていると 会社等ではだんだん仕事の成果が出にくくなってくる」ゆり「なんかこう、説得力みたいなのが、 強くなる年代なんですかね。 ……良く知ってるとか、頭が良いとかいう評価とは、 ちょっと誉め方が違ってくるもんね。……なんか やり手っていうか、切れるっていうか『できる!』って ……感じかな?」志時「社会人としての或いはビジネスマンとしての底力が 醸成される時期と思う……」シゲ「僕たちはこの時期つまり24歳から36歳の時期、 会社生活をしている人しか知らないけど……、 確かにどんどん成長する期間で、説得力や折衝力、 提案する力なんかに磨きがかかってくる感じはしますね。 ……なるほど……」志時「実は俺ってその頃、その『考』の段階の終盤に、 さしかかっていた訳だ。 年齢的に……」シゲ「あっ、なるほど………33才でしたね」 志時「……なんかこう、徹底して自分の意志・意見を持ちたい、 それもユニークな意見をな。 ……あれが、志時だ、 あれ故に、志時なんだと言われるような……」シゲ「…………!!」志時「その為には、新たに身につけるべき必要なものがあれば、 どんな苦労をしてでも挑戦をして、自己のビジネスマン としての根幹を成すような、ものの考え方を培いたいと、 切に願っていたような感があるよ……」シゲ「……なるほど。 ……少しは今の僕も通じるものを感じます……」ゆり「フゥー……生きていくのも大変ネ………」シゲ「うん、自分を、ちゃんとしようと思うほど……な」ゆり「でっ?……せんぱ~い……次は?」志時「次の36~48才までは、なさけの『情』だが……。 人と人との関係がとても大事になる時期だと思う。 家庭に於いても地域社会に於いても、企業内に於いても、 人間関係が一段と複雑で重厚になる時期だ……」 シゲ「人間関係ですか? ……それっていつの年代も大変みたいだけど…………」志時「うん、確かにそれは言えるが、この時期はたとえば、 26才位で、子供が出来ていたとしたら、 この期間に、10才から22才位に成長する事になる。 思春期から成人までの期間で、どんどん成長していく 我が子との、そんなに簡単ではない対応が必要になる。 極めて重要にもなる……」シゲ「…………うーん」志時「今までのように、すべからく家族や学校任せと言う訳にも いかなくなる時期だ。 一方、職場でも仕事のレベルが上って責任範囲も広くなり 個人プレーさえしていれば良いと言う段階は過ぎ去って、 関係先の人間や上司や下の者との人間関係が、 何かと複雑になる時期だと思う」シゲ「………確かに、 集団の中での自分の立場が変わってきますね」志時「そうそう、だから知識や論理的なものだけでは 対応が難しい。それのみではなっ………。 ――――― そこに、どうしても、情的なもの……、 人情と言っても良いかもしれない、 ハートと言ってもいいかもしれないが……。 ……人間研究が……必要になる」ゆり「研究?…………苦手だなぁ~~~(;一_一)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/04/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<24>なぜ挑戦するか……その心情 [上] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<23>勝ちたい! ……本気の挑戦[下]シゲ「先輩!先ほどから話を聞いていましてね……、 やっぱり何か焦っておられたんじゃないかな……、 という気がしてならないんですが…………。 どうですか……?(゜_゜)」ゆり「そうそう……、私もそう思う……思う……ウン( ̄ー ̄)」志時「うーん……焦りか……焦りねぇ……。 かもしれんなぁー。 ……というより、うーん……、 (一_一) ……むしろ挑戦だった様な感じかなぁ……」ゆり「挑戦!!!! ………? (゜-゜)」志時「いや違う……チガウ…チガウ……。 違うなぁ………。 ……ちょっと格好よすぎる……。 うーん……、なんか……こう、ケジメだったかなぁ……。 ………意地をかけた。ウーーーーン……」シゲ「ケジメ……?……?……?」ゆり「志時先ぱ~~い……何でそんなに悶えてるんですか?」 志時「――うーん。 ふぅぅぅ……どうもうまく言えん……( ̄~ ̄)」ゆり「……???」志時「………うーん、 自分が……うーん……何者かっていうか………。 そのう……なぁ……。 ………………うーん……(>_<)」ゆり「!……何者?…?…? ………曲者カナ?(^○^)」シゲ「コラ!! ゆり!! <`ヘ´>」志時「ふふふふっ………………。 どれ位の事ができる人間か……っていうか、 うーーーーん……。 ほら……大きな転機を迎えた時の、このー何というか、 ……そのう何というか、 ほら………なっ? ……逃げちゃ……いかんっていうか…………」シゲ「……?」 志時「………なんか、そういうケジメに似たような……、 感覚だったかなぁ………うーん。 ……どうも……(-.-)」ゆり「へえー……32、3才位の年で……? メチャクチャ真面目だったんだ………。 なんでぇ~~? ……わかんな~~い……???」シゲ「ウーン、………意地ですか?……意地ねぇ」志時「………。 3人目の男の子も3才にはなっていた……し」シゲ「お子さんが…………? ………フーム」ゆり「せんぱーい! この前聞いたカンガク……何とかいうのも、 関係あるんですか?」志時「ウン? 何だ?」シゲ「ゆり、何よ、それって…………?」 ゆり「ほら先輩、干支の何とかって言ってたでしょう?」志時「ああ、あれか……。 ……うーん……関係あるかなぁ……」シゲ「何です?それって…………? ……エト?」志時「うん、関係あるなぁ。 ……関係ある。 ……いやねシゲさん、 俺って以前から『6』の倍数に結構こだわっててね。 ………まぁ縁起担ぎみたいな話なんだが…………」シゲ「ロク……? 6ですか?へぇー……?」志時「例えば時間だが60秒が1分で60分が1時間だろう。 24時間で1日。……みんな6の倍数なんだよな……。 なぜか……」シゲ「なるほど……。そうですね。……ふーん」ゆり「12ヶ月で、1年だもんね……これも6の倍数……」 志時「干支が12年で一巡り。……60年で還暦だ」シゲ「世の中って大体十進数が基準ですよね。 まぁ人間の指がこれだけあったから、 これを基準に十進なんだろうけど」志時「うん……俺な。 人間の運命っていうか巡り合わせみたいなものはさ、 時間と関係の深い『6』をベースとした数字の方が、 関わりが深いように感じてるんだ。 ……若い頃からな……」ゆり「えーと……それから、 人の体に関係ある数字もそれに近いって言ってましたね。 ……体温が36度台で……脈拍が一分間大体72回で…… 呼吸が一分間18回でしたかね? …先輩……6の倍数」志時「あくまで平均的な話だよ……コジツケ流かもしれん。 ………しっかし、ゆり、よく覚えてたなぁ………」ゆり「この前、聞いたんだもんね………。 へへぇ……(^_^)」 志時「まあ、占いの様な話だから科学的な話ではないが……。 シゲさん、嫌いかこんな話………」ゆり「なんの何の、結構乗ってきますよ。ねっ!シゲ先輩」シゲ「ええ、僕もおみくじなんか、割りと信じる方ですよ」志時「ふーん、そうか。若いのになぁ……。オモロイなぁ」シゲ「……で、それが?……」志時「ウン、まぁ飲みながら聞いてくれ……。 それで、今日の話に一番関係あるのは、 さっき言った干支の話でな。 つまり、生まれた年には自分の干支を知らないよな、 ……当然」ゆり「そりゃそう、赤ちゃんだもん……」志時「人生で、最初に我々が自分の干支、 つまり、年男とか年女とかを意識するのは 12才の時だ。次が24才、そして36才、48才、 60才ってなっていく訳だ」 ゆり「特に、年賀状書く時なんかに意識するね………」シゲ「後……72、84、96………ですね」志時「ああ、そうだ。 ………ほら、よく世代間の意識の違いのような話をする 時に10代、20代、30代なんていって、 層別するよなぁ……」ゆり「そうそう、アンケート調査とか……ねっ」志時「俺は、年齢を層別に区切る時12年、 つまり干支で区切るようにしている……」ゆり「……6の倍数のこだわり? ……そう言えば成人式は20才だけど婚姻できる年齢は 男性は18才だわ。……六進数だ。ねぇ。 ……もっとも女性は16才からだけどね…………。 (<注>現在は18才)」志時「ははははっ………六進数か……面白いな」シゲ「ふふふふっ……、六進数ねぇ………」 志時「この世に生まれてからだな、還暦に至る迄の、 五つのサイクルを、それぞれ『感・学・考・情・断』 という風に表現して考えてみた…………」シゲ「『カンガクコウジョウダン』?……何です? それって……?」志時「いや、単純な話だ。……12才までは、感性の『感』 つまりフィーリングっていうか感受性のようなものを 培い、育む重要な時期と思う訳だ」シゲ「………!(゜_゜ )」志時「……人としての性格の根幹でもある……。 昔から『三つ子の魂100迄』なんていうだろう? 聞いた事あるよな?……そんな……魂っていうか、 ……情念に関するものの根本が、 醸成される時期だと考えるんだ…………」シゲ「12才っていえば……小学6年生迄か………ウン」ゆり「ねっ? シゲさん、感覚合うでしょう?」志時「……人間の感じ方の根幹というか、 精神的な土台の様なものは、ほとんどこの時期に 培われるんじゃないかと思っている」シゲ「ウーン…………なるほど」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/03/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<23>勝ちたい! ……本気の挑戦[下] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<22>勝ちたい! ……本気の挑戦[上]シゲ「ええっ!数ヶ月…!(゜_゜ ) そんなにですか? ……ウーン……、切羽詰まってたようで考え方には、 けっこう柔軟性があったんですねぇ……」志時「まぁ、昭和の後半の頃の話だからな。 昨今みたいな仕事のスピード感じゃないよ……」シゲ「昨今のビジネスのスピード感覚には、 ちょっとついていけない面もあります…………」志時「ほう……?又、何で?」シゲ「ゴチャゴチャになってますからね……」ゆり「………ゴチャゴチャ? (゜_゜)?」シゲ「ある程度の時間をかけないと成熟しないものって、 あるじゃないですか……。 思い付きだけでは、完成しないものって、 ……ありますよね?」志時「フム……確かに……。人の育成なんかはまさにそうだな」 シゲ「同じ陸上競技でもですよ。 100m走とマラソンじゃ、 体力も、走る技術も違うでしよう……?」志時「……うんうん」シゲ「眼前の仕事のテーマが短距離型か、それとも長距離型か、 よく判断して対応しないと、勝負になる前に、 バテてしまう事だってある訳ですよ……」志時「それは確かにそうだな……。当然と言えば当然だ。 だから当然の常識として理解した上での、 ビジネスのスピード論議じゃないのかな……?」シゲ「けっこう、下の者で分かっていないのがいましてね。 上司の言葉を、う呑みにして反応するから 困るんですよ……」ゆり「えっ……私たちの事? ……でも、分かんないものは分かんないしねぇ……。 コレコレ……指導も、上の者の仕事であるぞよ~~~。 ふふふふっ……( ̄~ ̄)」 志時「まっ何だ、スピードと云って混乱するんなら、 適切に言い換えたら良い。 ……タイムリー…とかな……。適時ってことだ……。 しかし、まぁ一般的には遅いという事が問題であって、 早すぎて困るって事が少ないから、 スピードを上げろって言う表現になるんだろうがな……」シゲ「そうですねぇ……。そうかもしれません。 考えてみます……………………。 ――― でも、志時さん、調査って、口で言うのは簡単 だけど……大変でしたね?」志時「うん……。さすがに……並みの苦労じゃなかった。 資料の山との格闘だ。 ……気合は入っていたがな」ゆり「先輩、当然、時間外よねぇ………?」志時「ああ、当然そうだ……。だから残業になるわな……」ゆり「残業よねぇ~~………( ゜Д゜)」 志時「ああ……私用残業って訳だ。個人的な勉強だからな。 ……一応、上にお伺いをたてたが、上司も何も言わず 『ニカー』っと笑って許してくれたよ…………」ゆり「そりゃー、上司は喜ぶね……。いよっ!優等生!」シゲ「イヤ、私が上司だったら、 びっくりして何らかの対応策を考えますけどね……。 個人の勉強って言っても仕事に必要なものでしょう? それに第一、体を壊しかねませんもんね……」ゆり「シゲさん、まだ分かってないねぇ……。 この職場はね、そんな、ヤワな所とチャウの……。 ねっ……先輩……」シゲ「でもさゆり。先輩は日常の仕事でも残業してたんだぜ? 100%の頑張りで色々と言われてたんだ。 ……それから後の時間という事……ですよね? そうでしょう?……それでなくったって、 フル稼働なのに…………タイヘンだ」 志時「……ウン。 そんな俺が、普通では考えられない常識を越えた、 言わば120%位の努力マンに見えたんだろうな……。 同僚や先輩達が『とうとう、あいつ頭がおかしくなった』 って噂してたらしいよ。 ………恰好の酒の肴だよ。 ……ははははっ……(^○^)」ゆり「ワァーッ、変人からとうとう奇人になりましたか?」シゲ「……(`ヘ´)」志時「ははははっ……そんなところだ………(^_^;)」 <続く>……勝ちたい! ……本気の挑戦【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/03/25
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<22>勝ちたい! ……本気の挑戦[上] <Renewal>【前回】居酒屋放談<21>職場の仲間も良いもんだ (^。^)[下]志時「『出来ない』なんて言わない、言わない。 断じて言うもんか……。<`ヘ´> この俺が言うわけがない…………。 第一、論理的に『出来ない』なんて言えないよ」ゆり「…………?」志時「出来ない……と断言するためには、その仕事の、 出来る可能性を全て否定しなきゃならん。……全てだ。 とてもじゃないが、そんな能力は俺にはないよ…………」シゲ「……!!!」志時「……だがしかし…………、 とは言っても『やります!!』という気合だけじゃ、 仕事にならん……わけだ……(ー_ー)」シゲ「…………(-.-)」志時「……よーし、こうなったら勉強しかない。 とにもかくにも経験と知識が不足しているわけだから、 それを調査で埋めよう……と、そんな風に考えた……。 ……それ相応の時間はかかるが……確実な方法だ。 手はそれしかない……とな……」 シゲ「……調査……? 調査ですか? 調べる訳ですね……?」志時「うん、これは幸いな事だったんだが……、 その職場には仕事のドキュメント類が、 相当なレベルで保管してあったんだ。 とにかく色々と………揃ってたんだよ」ゆり「ウオー……それって凄い事よ! ネッネッ!ウチなんてなーんにもナイ………ナイ ……ナイ…ナーーーイ (*^。^*)」シゲ「そうか?………ウチは、まあまあだが……」志時「あながち、整然と揃っていたという訳じゃないんだが、 その種の書類が詰まったキャビネットが、 大体30個位はあったかなぁ………」シゲ「へぇー!……三段キャビネですか……? えっ、四段?……じゃー120段だ……!。 ぎっしりですか? ……ギッシリ……。 …………それを読むわけですか……? ……みーんな?……まさか……」 ゆり「……それってさぁーー。 時間かかりすぎるんじゃなーーい……?」シゲ「…… 調査って……言ってもねぇ………(゜_゜)」ゆり「眼の前で家が燃えてるのに、今から消防車を 組み立てるんですかぁ……? ……センパ~~~イ (*^-^*)」シゲ「ははははっ、ゆり、うまい事いうなぁ…… ……ははははっ……」ゆり「へへへっ、……志時先輩に似てきたでしょう……? ……ねっ、ねっ (*^-^*)」志時「(^-^) でも……な、やるっきゃないんだよ。 やるっきゃない……、と………そう考えた。 ギッシリの資料は眺めるだけで気が遠くなりそうだった。 しかし、……自分の事だからな。……自分の事……。 負けられない <`ヘ´>」 ゆり「せんぱ~~い……、 みんな自分の事だから適当にやってるのにぃ……」志時「ふふふっ……、そうかなぁ……。 ……まあ、男の意地もあるし……な」シゲ「そうでしょうねぇ……」ゆり「…………孤立無援ダシ………あ~~あ」シゲ「……誰かが、要領よく教えてくれるっていうような、 そんな職場でもないし…………」志時「ウン……独りだ……。全くの……独りだった……。 ……シゲさんよ、 さっき言ってた『余裕時間』の事だけどな……、 数ヶ月は余裕を見て良いと思ったんだ。 ……まぁ、自分の勝手な判断だったがな……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/03/20
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<21>職場の仲間も良いもんだ (^。^)[下] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<20>職場の仲間も良いもんだ (^。^)[上]志時「うん、人にもよると思うが……大抵はそうだろうな。 シゲさんよ、詩人の吉野弘さんて知ってるか?」シゲ「………ヨシノさん? いいえ知りません…………??」志時「その人の詩の一節にな…… 『正しい事を言う時は、少し控えめにする方が良い。 正しい事を言う時は、相手を傷付けやすいものだと 分かっている方が良い』 というのがあってな」シゲ「……………………」志時「この詩は、娘さんの結婚の際に贈られたものでな、 娘さん夫婦が円満に過ごすようにとの思いを込めて、 書かれたものらしいが、人間関係の本質を言ってるよな」シゲ「………わかるような気がします」 志時「昔から、俺が口を酸っぱくして言っている事とも、 合致するじゃないか」シゲ「…………??」ゆり「『言うべき時に、言うべき事がきちんと言えて、 決して角が立たない』………………デショー?」シゲ「ゆり、お前……!」志時「おっ!ゆり!……その通り、さすがゆりだ……。 事務屋、技術屋を問わず仕事屋として成長する為には 重要なことだ………ウン」ゆり「ねぇ、ねぇ先輩。シゲさんって凄いんですよ。 最終的にはね、シゲさんの意見が、ほとんど全部 通ったんですよ。 ……ねっ、シゲさん」 シゲ「いや………、何から何まで、全く、先輩や同僚の みんなのお陰だったんですよ……。 係長も偉かったと思います。 ……見直しました………」志時「そうだな。それが分かればいい……。 けっこう下の連中も上司を決め付けてかかっている事が 多いんだよな。…………うん。 ……しかしなんだよ……安心したよ」シゲ「えっ……?」志時「いやね、今時の若い連中も、ちゃんとやるべき議論は やってるんだな………と思うとな……」シゲ「ええ、しかし、ほんの一部の人間ですけどね……」志時「結構、結構。いつの時代も一割か二割の人間だよ。 このレベルに居るのはな……」 シゲ「へえー………?そんなもんですか? 一握りなんですね……」志時「2-6-2の法則だ…………」シゲ「2-6-2……………?」志時「ああ……、2割、6割、2割……、 昔から一般的にこう言われている。 ……10人中、二人が極上、二人が極悪。 間の6人が環境とか条件でどっちでも化けるって事だ」ゆり「……五人だと、1-3-1ですか……?」志時「プッ………、そっそうだ。(*^。^*) ………うん。………しかし今の話を聞いて、常日頃から、 シゲが仲間を大切にする意味もよく分かったよ。 ………お前なぁ、俺なんかよりずっと偉いわ……。 ゆり、ビール注いでやってくれ……」シゲ「先輩!そんな事言わないで下さいよ。 ……恥ずかしいですよ」ゆり「ハイッ、シゲさん!……照れない、照れない……(^。^)」 シゲ「あーあ、………すみません、 すっかり先輩の話の腰を折ってしまいました。 志時先輩は僕と違って一人で戦ったんですね……」志時「うん、戦ったという程でもないが、 直接的にはそういう事になるかなぁ……。 ……まぁ、出来ませんって弱音吐いてしまえば、 代わりに係長がやるようなそんなレベルの仕事では あったがな…………」ゆり「先輩の辞書には、確か『弱音』っていう文字無いもんね。 ……うん、この前盗み見したけど、無かった……。 ふふふっ……(*^。^*)」志時「……そうだな……。ゆりチャン、ありがとう……。 仕事そのものはそんなレベルの仕事だったと思うよ。 ――――今振り返っても、少しばかり試されていた ような気もするがね……」ゆり「でしょう……?どうも、さっきからそんな気がして ならないんですよ。――焼酎、お代わり頂きまーす」シゲ「でも、志時さんは『出来ない……』なんて死んでも 言いませんからね………。こりゃー大変だ」ゆり「死んだら言えるわけないじゃーん。 でも先輩は言わないのだ~~。 …………あ~あ、少し酔ってきた……ぞぉぉぉ……」 <続く>……職場の仲間も良いもんだ (^。^)【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/03/18
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<20>職場の仲間も良いもんだ (^。^)[上] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<19>慣れない仕事の 壁に衝突[下]シゲ「いやーー、志時さん……、 職場に味方がいたって何の役にも立たないって、 言われますが…………」志時「……ウン??」シゲ「……お言葉を返すようで……何ですが……、 そんな事はありませんよ。 味方をしてくれる職場の仲間って心強いもんです……。 僕なんか、ホント……随分と助けられています……」ゆり「あっ!シゲさん、あれね……(^-^) あの勉強会の事……言ってんでしょう…? ……ねっ? (*^。^*)」志時「何だ?それ……。えっ……??……勉強会?」ゆり「センパーイ!シゲさんですね……この前、 係長と大喧嘩しちゃったらしいんですよ。 何か、仕事の事で……」 志時「ほう………? 喧嘩ねぇ……」シゲ「いえいえ、喧嘩って言えばオーバーです。 議論なんですよ。どんなに説明しても、 係長が僕の意見を聞き入れてくれませんでね……、 つい熱くなりまして……」志時「頭ごなしに否定されたか……。 まあ、そういう事もあるだろう。 むしろ……当然といえる場合も多いよ。 なんと言ったって相手は上役なんだからな……」シゲ「ええ、確かに……、でも今回は、 自分も間違っているとは思えなかったもんで……、 つい、激しくなりまして……」志時「ふーん……、やっちゃったのか……?」シゲ「はぁ……それで、かなり気まずくなりましてね……」 志時「ははははっ……それは困ったなぁ、ははははっ(^。^)」シゲ「……はい、ホント困りました。 困ったあげく、いつも可愛がってくれている先輩とか、 親しい同僚に話をぶつけてみたんですよ……」志時「ほう、そうか……。……なるほど。(ー_ー) シゲやんが、そこまでする事だったら、 ほとんど正論やろうなぁ…………。 中身は聞かんでも分かる……」ゆり「わあー、凄い! さすが志時先輩!」シゲ「ありがとうございます。 それで、みんなが応援してくれる事になりましてね」志時「……応援……?」シゲ「皆で私の係長を説得してくれるって、言うんですよ」 志時「へえー……! それは又……。 でっ、何人くらい居たんだ……?」ゆり「七人ですよ……七人。……ねっ、シゲさん………」シゲ「そう、僕を入れて七人です……。 『係長を行きつけの焼き鳥屋に誘って議論しよう』 っていう話が出たんですけどね……」志時「ん…………?」シゲ「ある先輩が、まずいって言うんですよ……。 取り囲んでつるし上げるみたいな……、 そんな構図になり兼ねないからって……」志時「うーん………、議論に勝っても、負けても、 どっちに転んでも、後々、シゲとの間が、 気まずくなるという読みだな? ウーン……、シゲ、その先輩、これからも大事にしろよ。 ……なかなかのもんだぞ……」 シゲ「ハイ、もちろんです。(^-^)」志時「……それで、勉強会か? ……考えたな…………」シゲ「品質問題でぶつかったんですが……、 品質はどの職場でも重要な共通課題でしたからね。 違和感は無いんじゃないかということで……」志時「……なるほど」シゲ「……で、時間外に会議室でやろうという事にしまして、 講師として係長を呼ぶ事にしたんですよ……。 ………けど」志時「……断られたんだな?……ん?」ゆり「メンバーに、シゲさんがいたからね……」 志時「しかし……だ。 そこでくだんの先輩が上手に口説いて、 引っ張り出してくれた。 ……どうだ、図星だろう?」シゲ「……!! そっ、その通りです……(゜-゜)」ゆり「へぇー凄い! 先輩、何で分かるんですか?」志時「ん? どうしてだろうな? はははっ……。 俺でもそうしてやるからさ……ふふふっ。(^_^) その先輩とやらに会ってみたくなったな……」 シゲ「それで……係長を講師にしてですね、 質疑応答という形でしたが……、 それが凄く良い議論になりましてね。 私が進言した時より、 係長は遥かに冷静でフェアでしたよ」志時「ウン、………………そんなもんだよ」シゲ「やっぱり、直属の部下が面と向かって噛み付くと、 上の人って感情的になるもんですかねぇ……」ゆり「この、生意気な奴めっ……てなわけね」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/03/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<19>慣れない仕事の 壁に衝突[下] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<18>慣れない仕事の 壁に衝突[上]志時「向こうさんも大変だよ。 部下数百人の一国一城の主だからなぁ…………。 うっかりこっちのペースに乗って説得されたりすると、 家臣共に厳しい思いをさせたり場合によっては、 やり手の部下から突き上げられたりするんだからな。 ……そりゃー必死だよ向こうも……。 今こうやって思い出してもさぁ、最も厳しかった案件で、 要員80人の所を45人に減らすってのがあった………」シゲ「えっ!半分に近いじゃないですか……。 現場の事を良く分かりもせんで、 なに偉そうに言ってるんだ!ってな風に、 やられる訳ですね……」ゆり「お前じゃ話にならん!上司を連れて来い! ……なーーんてね……」 志時「そうそう、……でもさ、すごすご帰ると、 今度は、自分の課長からその三倍は怒鳴られるのよ。 子供の使いじゃないんだ!!! もう一度行って来い!!!って……。 ……結果出して帰って来いってな……」シゲ「あーあ。……でっ、どうしたんですか?」志時「うーん……。これじゃいかんと思った。 このままだとさ、 『あいつは、やる気はあるが能力が無い』 って言われるのは確実だからな。 ―――相当に考えこんだよ。 クソーって……燃えたなぁ………」ゆり「わぁー!チョウ前向きー!恐いくらい………(>。<) ねぇねえ……なんで? なんでそんなに前向きなの?」志時「とっとっ……。 ちよっと失礼……、 ……トイレタイムだ…。…………ふぅー」 <………………………………………………………………> シゲ「ゆりィ……なんかさぁ……厳しい話やなぁ……」ゆり「はい、ビール…………。ねぇ……シゲさん、 結局は猛烈社員奮戦記っていうか? 志時センパイの昔の自慢話ってことでしょう?」シゲ「自慢話は言い過ぎだろう。……苦労話だよ。しかし、 俺達にわざわざ話してくれてる意味が何かあるんだ。 きっと…………な。 ……今迄もそうだった……」ゆり「ふーん、意味……ねぇ。 そう言えば、大体いつもそうだけどね……」シゲ「時代は変わろうとも、いつの世も…………。 真は真……。 偽は偽で……、変わることなし……」ゆり「えっ? シゲさん、念仏…………?」シゲ「勘だけど……そんな趣旨かなぁって、感じる………」 ゆり「………………?( ̄。 ̄)」シゲ「ゆり、嫌いか? ……この種の話」ゆり「嫌いって事ないですよ。 だからと言って飛びつく程、好きでもないけどね……。 男の人って理屈っぽいから何かと難しいしね……」シゲ「ふふふっ……、彼氏もそうなんだな……? ゆり、何だったら中座してもいいぞ。 ……後は俺ひとりで付き合うから……。 彼氏……、待たせてるんじゃないか……?」ゆり「いえいえ………今日は違う。 それにさ、シゲさん、私ねけっこう楽しいんですよ……」シゲ「そうか、それなら良し。 ……だけどお前なぁ、少しは考えて喋れよな……。 時々、ハラハラするぞ。……口が悪いんだから……。 お前は…………。 ご馳走にもなってるんだ……、なっ!( ̄^ ̄)」ゆり「へへへっ……スミマセン。 でもね志時先輩なら良いんです。 この前も、ゆりのそんなところが良い所だって、 言ってくれましたから……」シゲ「そうか、志時さん、ふところが深いからな。 ……なら、良いが………。 おっ、ご帰還だ……」 志時「おっ……スマン、スマン、待たせたな……」ゆり「いえいえ~……どう致しまして………」志時「シゲさん、ゆりチャン、固い話でスマンな……。 どこまで話したっけ……」シゲ「いえいえ………。 先輩、それにしても、その職場では全く孤立のような 状態だったんですね……その時」ゆり「周りにゃ味方もいないし、敵ばっかりだし………」志時「ウン、しかし、味方がいたって……、 元々何の役にも立たないけどな…………」 <続く>……慣れない仕事の 壁に衝突【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/03/11
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<18>慣れない仕事の 壁に衝突[上] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<17>己の信念と …… 会社人事 [下]シゲ「そうなんですか……? しかし先輩、凄いですね!! まさに想像を絶する激烈な職場だったんだ……。 ……うーん (-_-) 」志時「…………」シゲ「……でもね先輩……、現実の問題として、 目前の仕事を進める上では、困ったんじゃないですか? 先輩自身には、処遇に対する不満はなかったとしても、 実際に毎日の仕事を進めるのには、困ったでしよう? 異動で、他の部署から来たばかりで、 実務の知識が無いと、仕事にならんでしょう?」ゆり「そうそう、そうですよ……。異動してきたばかりで、 自分がやってる仕事の中身について、 殆ど分らなかったんでしょう……?」志時「うん……そりゃー困ったさ……。 ホントに……困った……。(一_一) 大変なんてなもんじゃなかったよ……。 仕事の経験不足だけは理屈ではどうする事もできない。 知識が無いんだから………な。 ……『気合』じゃどうにもならないよ……」シゲ「…………ですよね」 ゆり「でもさ……先輩ならさぁ、 そんな時だってよーーーー、 新しい考え方でバンバンやりそうな気もするけどな。 (^。^)」志時「なるほど、ゆり、アリガトな……。(^-^) しかし実際にはな、そういう事もそれなりの権限か、 あるいはそういった力の後ろ盾があって、 できるもんなんだよ。……企業の中ではな……」シゲ「新米じゃ、ダメですか………………」志時「仕事がら、沢山の人を説得しなきゃならん訳だ。 それもすべてが目上の地位の人を……な。 新しい事を提案するにしても、 その必然性を説かねばならん……。 おまけに、提案するその案はすべて、 相手にとっては辛い内容なんだ……」シゲ「……辛い……と、言いますと……?」 志時「うん……結果的に人員を削減することになる 企画だったからな……」ゆり「ええっ!!せんぱーーい。 首切りの仕事してたんだぁぁぁぁぁ……(゜_゜)」シゲ「ははははっ……ゆり!! もう…………。(^○^) 先輩、いわゆる機械化投資の企画をされて いたんでしょう……?」志時「うんそうだ、新しい仕事のやり方の説得に当たっては、 過去から現状に至るいきさつの正しい理解と分析が、 極めて大事なわけだ……。 生産量や、品質、納期に悪影響がなく、 むしろ改善されるという事を正確に伝えて、 理解して頂く必要がある」ゆり「現実の理解も無しに、色々言うな!ってな事になるんだ。 ねっ………辛~~~い<`ヘ´>」志時「革命だってなぜ過去を否定するかの理由が要る……。 まして企業内の仕事の仕組みは、基本が理論で成り立って いるから、いきなり『無』から『有』を生み出すって事は ホントに少ないからな…………。 飛躍はほとんどと言っていい程無い。……無かった。 一見、飛躍に見えても……『連続』なんだよ……」 シゲ「設備産業では、特にそうだったしょうね。 …………ホント、大変だったですねぇ」志時「対象の部門を説得に行ったのは良いが……、 逆に向こうの管理職からやり込められて、 すごすご帰ってくる訳だ……叩きのめされて……。 ホント、悔しかったなぁ……」シゲ「相手は、部長クラスなんでしょう? ……そりゃー当たり前ですよ」志時「うーーん……。今思い出しても屈辱の日々だったなぁ。 全く…………」シゲ「ホント、大変でしたねぇ……」志時「でもな……この悔しさが……良かった。 ……本当に良かったんだ……」ゆり「……?」志時「『悔しい……』という思いってのは、 恐怖心を和らげてくれるところがあるんだよ………」 シゲ「恐怖心って……、恐れですね……。 なるほど、仮に先輩の姿勢が守りだったら、 悔しいなんて感じないってわけですね。 攻めだからこそ、悔しいんだ。 ウーン……。でも、志時さんの性格だったらですよ、 そんなにうまくいかない事って、 あんまりなかったでしようから……、 断腸の思いだったでしょうね………………。 ――――しかし。 やつぱり会社もおかしいですよね。そんなことさせて」志時「……うん、俺に基礎的な『能力と勇気』がなければ、 会社の措置はおかしいかもしれん……」シゲ「えっ……………………?」ゆり「?????????……………………( ̄。 ̄) まっ、飲みながら、飲みながら………ねっ。 ハイハイ! (*^。^*)」志時「だってまともに考えたらそうだろう……。 会社は俺に対して、全く新しい任務を与えている訳だ。 向こうは、俺にやれる力があると考えたわけだろう……? 信じてくれたのかもしれん……。そういう事だろう?」 シゲ「なるほど……、……それは、そうでしょうね……」ゆり「試しているわけ……?…………」シゲ「……!!!」志時「だから、取りあえずは、やりたいじゃないか……な。 切り抜けさえすれば会社の見る眼は正しい。 ……そして志願した俺もハッピー……ってわけだ(^。^)」シゲ「はあ……? でも、大変な職場ですね……」志時「うん……まあな………。 毎日、毎日やり込められるっていうより、 関係先の上司から怒鳴りあげられるんだからな。 ……ホント。 正直びびった事もあったよ……ホント。 ……ふぅぅぅぅ……(ー_ー)」ゆり「まるで喧嘩みたいですね……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/03/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<17>己の信念と …… 会社人事 [下] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<16>己の信念と …… 会社人事 [上]志時「あのな……考えてもみろよ。……例えばだ。 法治国家でだよ、 法律そのものに疑念を抱くみたいなもんだろう? それじゃ……、とてもやってられないよな……。 自分で変えられりゃ良いけどよ、 ……変えられないとなりゃー……、国を出るか、 それとも……反逆するかだろう………。 俺みたいに気の短い奴は……特にな……」シゲ「…………うーーーーん……(;一_一)」ゆり「ひゃ~~……(>_<)」志時「だから逆に会社の人事措置に関しては、 人一倍シビアにチェックしていたがな……。 自分なりに情報を取ってはあれこれと調べて……な。 まっ、巨大な組織だったから、 一部分かもしれないが……」ゆり「話は分かりますけどぉー。それでもですよ……。 明らかにおかしな人事だってあったでしょうに。。。。 …………ふぅぅ……(-_- )」 志時「ウン、あったよ……。 その時点でそう思うものは確かにあったな……。 おかしいんじゃないかっていう人事……な。 しかしな……しかし……なんだ、これが……。 少し後になってみると、なるほどと思う事ばかりだった。 たいしたもんだったよ当時の会社の人事部門は……。 まっ、優秀な人達が集まっていたがな……」ゆり「それはねセンパイ……、先輩自身が諦めて……、 良い方に良い方に解釈してたんじゃな~い……?」志時「……!!!」シゲ「うーん、しかし………それも、ひとつの生き方だ。 所詮……、自分で自分の事を決められない世界だから。 全部、向こう側が決める訳だ…………」志時「ひとごと――ひと事――人事だ。 ははははっ……」ゆり「自分の思う通りにしたかったら、 自分で会社経営するしかないってこと………?」 志時「そうだな。しかしそれだって限界があるぞ。 企業は社会的な存在だからな。 何もかも自分の思う通りに決めると言う訳にはいかない」ゆり「そっか……だから、だからぁ先輩、 ……諦めて……、ついて行ったんだ」志時「諦め……? おいおい、まさか……(^_^;)」ゆり「先輩…………! 観念して白状したら…………?」志時「ふふふっ、ゆり、諦めたっていうのは当たっていないよ。 自分の生き方や考え方と、折り合いをつけたって いう感じかな? ……7勝3敗か6勝4敗辺りでな……」ゆり「あっ、それって……詭弁、屁理屈、言い訳、妥協……、 えーと、あと何だっけ……結局、アキラメじゃん…」 シゲ「こらっ!!<`ヘ´> ゆり!……………もう」志時「はははっ……まいるよなぁ……ゆりには……。 いつもながら……。(^_^;) ははははっ……(*^。^*) ……なあゆりチャンよ。 むしろ、自分より遥かに大局感があって、 視点の異なる判断をする人達を、 沢山見つけたっていう感覚に近いんだ……。 俺はその時、成長したのかもしれん……」ゆり「わぁー!チョー前向きーーー。 コワーイ……(>。<)」志時「人事を担当している部門だってさ……、 最終決定する為の材料とか、情報の大部分は現場から 貰ってるわけだ。なっ……。 俺の周辺に居て、俺の事を良く見ている管理者から、 人事部門に対して提案や情報提供があるわけよ……な」 シゲ「でも……そんな風に冷静にみれるってどうしてかなぁ。 30才ちょっと過ぎた位の時でしょう?」志時「ああ、33才位だったかな……大体そんなもんだろう」ゆり「えっ?若い!そんな年?…それで古参社員ですか?」志時「ああ、担当者としては……な。古参だな。 ……二歳上の人が管理職だったかな……」ゆり「………33才?………………コワイ!」志時「おいおい……化け物じゃないぞ。 ……明治維新の立役者達と比べてみろよ。 彼らは、ほとんどが20代だった……」シゲ「おかれた環境で人の色や形は変わるって事ですかね。 うーん……ウーン……」 ゆり「シゲさん、何悩んでるの?……?」シゲ「お前は良いよな……能天気で……。羨ましいよ。(´o`) 先輩、会社の人事って、 色々な立場の人達の意見や判断の集約みたいなところが ありますよね。……志時さんが理解された意味……、 分かるような気がします………」ゆり「そっかなあ? 人事ってさ、好き嫌いや、えこひいきが、 一杯入ってる様に思うけど……。 それと、上の人の我がまま満載トラック……( ̄~ ̄)」志時「うん、ちょっと見には、そんな風にしか見えない時代も あることはあったけどな……」シゲ「……それにしても先輩、私の感覚だとその職場はすごく 古典的な職場ですよ。 前近代的っていうか……」志時「そうか?……ウーン、でも人は育つ職場だった。 少数だが本物がな……」 ゆり「落ちこぼれてさぁ、挫折するって人もいたんじゃー?」志時「フム、確かにいた。………数人な……」ゆり「やっぱり……少数でも居た訳だ……。可愛そうに……」志時「しかし、浮きこぼれは……皆無だったぞ」ゆり「えっ!?………? 浮きこぼれ?」志時「ああ、落ちこぼれの逆だよ……。 企業にとって重要な人材なんだが、 変な民主主義的な平等感覚の犠牲になって、 なかなか上に上がれない社員のことだ」シゲ「………『変な平等感覚』って云いますと?」ゆり「またぁー……、先輩達ィ! 職場のどこに平等があるって言うんですかぁ? ………もう <`ヘ´>」 志時「当時は、一般的には、真の抜擢人事なんて、 希なことだったからな。 みんなに説明がつくような人事しかしようとしない 傾向が強かったな。 そんな事がまかり通っていた…………。 一般的な職場はな……」シゲ「……管理職の勇気と決断の問題ですか?」志時「本物の責任感の問題だろう……。 過去に世の中や会社を革新的な発展に導いたものの ほとんどは、その時点ではみんなが納得しなかったもの ばっかりじゃないか……。 物理学の世界でも、医学の世界でも、 文化芸能の世界でも、政治の世界でも言える………。 ――そういう意味でみると、俺が居た職場は、 ……まぁなかなかの職場だったよ」ゆり「………………」 <続く>……己の信念と …… 会社人事【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/03/04
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<16>己の信念と …… 会社人事 [上] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<15>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[5/5]志時「……それにな……当時の会社の人事措置は、 公平で極めて適切なものだったと思うよ。 ……と、言っても、 もちろん自分の周りしか見えないがな………」シゲ「……」志時「……まぁそれでも、個人的には色々と不平不満を いう奴はいることはいたが……」ゆり「先輩、自分の人事に対して一度も不信感を持った事は、 無かったんですか? ……それと、給料なんかも……?」志時「そ~んな事はないさ。人間だもんな……。 不満を持った事は、過去にあったよ。 ……まっ何だ、 自分の期待と結果が食い違った時なんかに抱く 不満っていう感じだが……な」 ゆり「……でしょう? 生身の人間だもんね。 ……あ~~~何か、安心するなぁ……(^-^)」 志時「………でもな、 それもある程度時間をかけて見てみるとだな、 ……色々な事が見えてきてなぁ……」シゲ「……?どういうことです?」志時「うん……会社も長くいるとさ、 自分が比較的評価されない時期と、 評価して貰える時期があるじゃないか……?」ゆり「えっ!?同じ会社で……同じ人間に対して? 何でそんな事になるんですぅ……?」シゲ「バカかお前は!当たり前だろ。 ……何言ってんだ。………全く (ー_ー)!!」ゆり「……だってぇ、信じられないもーん……」 志時「その評価の違いの意味がだな、 ある程度理解できるようになったわけさ…………。 理解っていうか……納得に近いがな……」ゆり「成績の良い人はずぅーと良くって、 悪い評価のレッテル貼られた人は、 ずっーーーと、悪いんじゃないんですか……?」シゲ「ゆり、まぁ、先輩の話を聞けよ………」志時「会社はな、 任務とか義務とか、責任とか権限とかが重要だがな、 仕事の成果や、人の能力に対する評価の物差しは、 状況によって変化したりする………」ゆり「……でも、たとえ変化してもよ……、 優秀な人ってどんな状況にでも 対応できるんじゃないんですか? ……だから優秀って言うんでしょう? ……違う?」 志時「……うーん、それは理想だな。 そんなレベルの社員は……ほんの一握りしか居ない」シゲ「それにさぁ、その人に合う仕事と 合わない仕事ってのもあるだろう…………? 仕事の難易度が高くなると、ますます顕著になってくる。 ………たまたま、合わない任務に異動したりすると、 ……ちょっと大変だ。 …………なかなか成果が出ないよな………」ゆり「フーン、…………………そっかぁ…………」シゲ「それにな、たとえば会社が攻めている時と、 守っている時とでは、 抜擢する人材の質も違ってくるのよ……」志時「職務を遂行する能力だけでなく、 性格もおおいに絡むし…………な……」シゲ「性格ですか…………、うーん……。 これは、大きいですねぇ……。 リーダーシップの能力なんて、まさにそうですね……」 ゆり「そんなことなんですかぁ………??」志時「うん……、その辺りが理解できてな……、 色々と納得できたってわけだ」ゆり「それにしてもですよ。 志時さんの、この異動の話は強烈すぎませんか? 私なら、絶対、人事部門に不信感を抱くけどなあ……」志時「ウン、まあ追々話すが……俺はそこまでは無かった。 自ら好んで異動したって事も大きいが……。 第一、人事っていえばよ、 社員一人一人にとってすごく大切な事だろう?」ゆり「だから、言ってるの! 肩書きやら収入に直結ですもん」 シゲ「……それだけじゃなく、 人のやる気にも大きく影響しますよね」志時「ウン、だからな………。 だから、それを実行する人事措置という行為を、 本気で疑うときは…………もうエンディングだ」シゲ「えっ??? (゜_゜ )」志時「………そのときは辞表を出す時だ……。 ……と、俺はそんな風に考えてた………」シゲ「ええっ?………そこまで!! (゜_゜)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<15>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[5/5] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<14>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[4/5]ゆり「ええっ? 部長を……? 部長さんでしょう? 担当者が……? 一対一で? 説得!!?? ……そんな事ってあり得るんですか?」志時「うん……実は俺な、 職場のローテーションで、他の職場から異動して、 その職場に来ていたわけで、 ……その職場では新入りだったけどな……。 会社のキャリアからいえば担当者の中では、 けっこう古参の方だったのよ。 役職者の一歩手前位のポジションだった……」ゆり「……それにしても担当者でしょう。 それに対して、厳しい仕事をさせるんですね。 ……でも、二ヶ月の経験じゃ慣れてなくて 大変だったでしょう?」シゲ「ほらほら、すごく大きな会社って言ってたでしょう? だったら、部長ってすごいんでしょう? 500人位部下がいたんじゃありません?」志時「そうねぇー……、大きい職場では、 だいたい、1000人くらい居たかな……。 ――そりゃーもう、大変なんてもんじゃなかったよ。 貫禄もあったし――真っ青よ……」 ゆり「あのね先輩、本当はよ……本当は先輩、 いびられてたんじゃなーい? …………イジメかなぁ……」志時「ウッ……、あのなぁ……ゆり……(^_^;)」ゆり「あっ!図星……かな?(^。^)」シゲ「少し慣れるまで、勉強の期間を下さいって 言えなかったんですか? 先輩の性格なら言えたでしょうに…………」ゆり「そうそう、そうですよ……新米にわからないまんま、 色々やられると職場としても、逆効果って事も あるでしょう……? ……ねっ」シゲ「ゆり!お前なぁ……もう少し穏やかな言葉使えないのか! …………全く……(;一_一)」志時「ふふふっ……言えない事はないさ、俺は何事も 遠慮無く発言するタイプだからな………。 しかしなぁ、そんな事を言おうものなら大変だ……。 『会社は学校じゃ無い!』 『勉強なら授業料払え!』って、 怒鳴り上げられるのがオチよ。 ――――そんな職場だった……………。 ……ウン。 ……猛烈職場だったなぁ…………」 シゲ「信じられない…………恐いなぁ」ゆり「何ですか?それって……、おかしいよ。 新しい職場で教育もしないで、 勉強する時間も与えないで結果を出せっていうこと? ……目茶苦茶………。 コラ!!<`ヘ´>-----責任者!!前に出なさい!」シゲ「おいおい、ゆりが怒ってどうする……はははっ……」ゆり「だって…………。 ……導入教育も無いわけ……?」志時「そういう事……だ。 ……だから読みの深い俺はそんな馬鹿な発言は 絶対にしない……。するはずがない……。 ………意地で言えなかったのよ。 ………ビジネスマンの意地だ……」ゆり「サラリーマンじゃ、給料取りだもんね。 ビジネスマン――仕事屋の……意地か……、 ……意地ねぇ……」 シゲ「………強烈ですね」志時「赤ん坊を水に放り込んで、泳ぎを教えるような、 そんなやり方だな」ゆり「あっ、それって聞いた事ある…………」シゲ「非科学的、極まりないですね。 ……信じられないや、フゥー………」志時「……ウン、……しかし、 そういうやり方でしか育たないものがある事も ……また、確かだけどな…………」ゆり「赤ん坊をさぁ~あ、水に放り込んだら溺れないかなぁ。 しかしまぁ、どう見ても先輩は赤ん坊って感じじゃ ないけどね………ふふふっ……。(*^^*)」志時「…………(^-^)」ゆり「……でもさ、そんな残酷なローテーションをやった 人事部門には腹が立ったんじゃな~い……?(゜_゜)」 志時「ウン……いや……自分で希望して異動したんだからな。 人事部門を恨む気持ちは無かったな。 ウン……無かった。 ……その一つ前のIT職場はを卒業したいと思っていたし 異動の気持ちを上司にはきちんと、 伝えていたからな…………」シゲ「えっ!何ですって志時さん、 人事異動って……自分の希望通りになってたんですか?」志時「うん、まぁそれは場合によるさ……。 丁度自分が希望している部署と、 社内で人材を募集している部署が合致した様な場合は 比較的スムーズに実現するけどな……。 俺なんかは希望を出してから7~8年かかったよ……。 けっこう前から、長いことアピールし続けていた……」ゆり「そんな、地獄みたいな職場にぃ……?……?」志時「ああ、そうだ……ほぼ地獄だ……(^-^)」ゆり「希望を出していたってさぁ、 ……それって目安箱みたいなのに入れるの……?」 志時「はははっ……、目安箱か……、ふふふふっ……、 それは無いよ。 人事調査表というのがあってな……、 定期的に個人の意思を表明できるような仕組みに なっていたんだ……」ゆり「ああ、ああ、ウチも最近やりだしたヤツ、アレね……。 フーン……それにしてもこの異動人事は、 やっぱりひど過ぎます! 常識外れです! ……どう考えても……センパーイ……、 イジメにあってたんだ……」シゲ「うーん………イジメはオーバーな言い方としても、 どう見たって酷な人事措置だと思いますよ」志時「イジメ………?はははっ…。それは無い無い……。 ははははっ……イジメか……面白い。(^。^) 無い無い……本人の俺がそう言ってるんだから…………」ゆり「センパイは、特殊思考だから……ねぇ、シゲさん……。 ある種……鈍感……ダシ……(*^。^*)」 <続く>……一人の社員の努力が引き起こす摩擦【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<14>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[4/5] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<13>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[3/5]志時「だろうな…………。 『変わり者』とか『アイツとは付き合いきれない』 ……なんて言われていたようだ……(^o^)」シゲ「ははははっ……。全く当たってますよね。 皆さんも、上手い事を言うじゃないですか……。 だってその頃は誰とも付き合ってなかったんでしょう? エンジンフル回転だったら、とても、そんな余裕は ありませんもんねぇ……」ゆり「ええ……? 『付き合いきれない』って、そんな意味…?(゜_゜)」志時「ふふふふっ……。まぁまぁ……。 ……でも、一介の担当者の俺にだよ、 ほかの部門の部長・課長が話しかけてくるんだ……。 ……これは、ちょっと面食らったな……マジで……」ゆり「管理職には評判が良かった訳なんだ……。 ……上司ばっかりの宴会なんかでは、 メッチャ誉められてたりしていて……。 模範社員ナリーーーー!!! …………ふふふっ……」 志時「はははっ……。 だから『点取り虫』ってことか、 ははははっ…………なぁ」シゲ「そりゃー、なんといっても上役たちにとっては 願ってもない社員ですよ……」志時「……かもな。 よく知らない人がさ『志時君、頑張れよ』……なんて、 激励してくるのよ……。 後で、その人が副部長ってわかったが……(^○^)」シゲ「へえー、職場に来るんですか?」志時「いや、廊下辺りですれ違う時なんかにな……。 寄って来るのよ……まいったね。 自分勝手にやってる事だったから、 かなり……違和感あったなぁ……」シゲ「自分勝手っていっても、会社の仕事ですから、 上司の指示で、やってたんでしょう……?」志時「……いや、全部、自分の判断でやってた……。 指示は三ヶ月に一回位かな……。 テーマ単位にな……。 ある意味、任されていたか……試されていた」 シゲ「…………!(゜_゜ )」ゆり「センパーーイ! 本当は、仕事がトロいから残業してたんでしょう?」シゲ「コラッ!ゆり!! 何てことを………。<`ヘ´> スミマセーン……先輩 m(__)m」志時「ははははっ……理屈的には合ってるよ……ゆり。 さばけりゃー、残業なんて要らないもんな……」シゲ「もう……ゆりのヤツ……ホントに……。<`ヘ´> でも管理職ってそんなもんですよね。 役に立つ社員にはあたりが良いんだ…………。 ……企業だから当たり前かもな……」志時「……フム」 シゲ「そうなってくると今度は友達が離れていくような 雰囲気になっていくでしょう? みんな……良い子には冷たいから…………。 だから『みんなで仲良く60点』ってストーリーに なるんですよ……ね」志時「………フム」ゆり「あのさぁ、それって、私んトコ、逆の人もいるよ」シゲ「逆って、何よ…………」ゆり「離れて行くんじゃなくてね……。 上司から評判の良い人にね、 すり寄って行くっていうか…………、 ほら、ゴマをするっていうか……。 ……居ません? シゲさんトコ、そんな人……」シゲ「ああ……居るなぁ。 目先の利く奴っていうか……、いやな連中だよな……」ゆり「でもよ、考えてみたら相手が志時先輩の場合だったら スリ寄って行ってた方が得したかもね……? ………その人……」シゲ「……!ゆり……お前…けっこう柔軟性あるなぁ……」 ゆり「……でもさ、 みんなから『付き合い切れない』って、言われてもよ。 志時さんはいいわけだ。……ねっ」シゲ「……?何でよ?」ゆり「だって、そん時志時さん、元々友達いないんだから 離れようにも誰も居ないし…………、 ………問題ないですよね、……ねっ」志時「おいおい、俺を離れ猿みたいに言うなよ。 ひどいなぁ……(^ム^;)」ゆり「だってぇ………………ネェ、シゲさん」志時「俺さ、実は、二ヶ月位前にその職場に異動で来た ばかりでな……、 あまりみんなに知られてなかったんだ。 ……で、 その時は新人に対して優しい上司達だなって……。 そういう風に解釈してたんだよ……」ゆり「へえー、そんなことぉ……。 変わってるけど、けっこう素直だったんだぁーー。 ……センパ~~イ」シゲ「真っ直ぐな気性って……人から見たら変わってるって 映るのかもな………」 ゆり「もちろん同僚たちからは、総スカン……でしょう?」志時「あーあー、冷たいものよ。 ……ある先輩なんかは朝の挨拶も無くなったね。 ……サラリーマンって、所詮そんなもんだな……」ゆり「だってさ、変人ってどこか気味が悪い所あるもん……」シゲ「コラッ、ゆり!」ゆり「(^ム^)ハイッ!シゲさん、ビール……」志時「ははははっ、……かもしれんなあ。 ……それから、やってる仕事のレベルが、 どんどん上がっていってな…………」シゲ「……仕事って本気でやる気出すとそうなるんですかね」志時「ああ、どんどん仕事が集まってくるみたいな所は 確かにあるな……。まぁ、企画の仕事だったからな。 仕事に上限が無いんだ……。 担当者の分際でよ……、 他の部の部長を説得に行かなきゃならない様な事にも なってきてな……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<13>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[3/5] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<12>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[2/5]志時「うん、当然無視だよ……なっ。 蒸し蒸し(虫々)暑い頃だった。 はははっ……(^。^)」ゆり「…………?( ̄。 ̄)」志時「ホント、職場スズメって何だかんだと言いたがるよな。 しかし、……考えてみりゃよ……。 点が取れりゃ収入が上がるんだから『点取り虫』も 悪い事じゃないがな……。 はははっ……(^。^)」ゆり「そんな問題じゃないっしょう!<`ヘ´> そんなこと言われて、アッタマにきますよね!」シゲ「………そういう言われ方って、ムカつくんだよな……」志時「でも、本人には聞こえないから、いーいーの……(^_^)」ゆり「だって、友達ぶってつないで来る人も居るし……」シゲ「そうそう、友達ぶって…………」 志時「うん……。 色々と相当ひどい噂だったらしい……。 まぁ、とにもかくにもうるさい事だった…………(-_-)」ゆり「センパーイ……。 あんまり好かれてなかったんじゃないですか? へへっ……(*^。^*)」志時「………………ウッ(-_-メ)」シゲ「他人から見たときに、 志時さんの仕事ぶりが90%を越える努力に 映ってたんでしょうね……。 みんな60点族だから……いい迷惑なんですよ……」ゆり「センパーーイ!!そんな時ね、 上司はね……周りの皆に向かってこう言うんよ。 『……志時君はあれだけやってるのに大体お前達は~~』 なーんて、すぐ説教したがるの……」志時「なるほどな……うん……。 それは言えてる……。 ・ ほれ、ほれ!ビール、追加、貰えよ」ゆり「わたし……そろそろ焼酎のお湯割りーー! シゲさんは……ビールね……」 シゲ「とーぜん……頂きます! ……それで……? それから、どうされたんですか?」志時「相変わらずゆりチャン……サケ強いな……。 はははっ……。 ―――― それからだろう……? (ー_ー) ・ まぁ知っての通り、俺もこんな性格だからな。 周りを気にするというよりは、 仕事の面白さにどんどんと引きずり込まれていってな。 はははっ………( o⌒∇⌒o )」ゆり「悪いけど志時先輩、相当変わってたんですねぇ(-。-)」志時「いんや……まともだ。(^○^) しかしまぁなんだ……普通の人間から見りゃー、 そう見えただろうな……。ははははっ……。(^。^) ――ほぼ、エンジン全開というか、 頭も体もフル稼働という位の状態に持っていって しまったわけよ……」シゲ「……言ってみりゃー100%のガンバリだ。 努力だ!」ゆり「あーあ…………、もう、先輩! 他に人生、面白い事なかったんですかぁ……? ……(`ヘ´)」 シゲ「第一、一体……何にそんなに燃えたんです……? ……うらやましいなぁ……」志時「えっ……? うらやましい? ウソつけ! 仕事なんて元々面白くなくて、 生活の為に仕方なく働いてんじゃないのか? 君らの世代って……?」ゆり「オオッ、鋭い!さすが先輩だわ……。 全部見抜いてますねぇ……。 ……ウーーーン、鋭い…… (^_^;)」シゲ「そんな連中も居る事はいます…………。 でも、誰だって……知ってるんですよ。 本当は仕事は面白いんだって事…………。 たまたま、そういう仕事に出くわさないだけで………」ゆり「あぁー、シゲさーん、それっておかしくなーい……? 出会うとか出会わないとかいう事じゃ無いみたい……」シゲ「……ん?……何でよ?」ゆり「……だってよ、同じ仕事してるのによ……、 ある人は面白いって言うし……、 ほかの人は、つまらないって言ったりしてますよ。 ねっ、そうでしょう……?」 シゲ「だからさ、そういう本人の好みも考慮した上でだ……、 一人一人が満足できる仕事環境に、 なかなか出くわさない訳だ………。 ……なっ……」志時「ふーん……、そんなもんか…………」シゲ「担当されていた仕事の中身は横に置くとしてもですよ、 周りの同僚とは、物の見方が違ってたんでしょう?」志時「ウン確かに……、 見方というか次元が違ってたように思う……。 まあ……どっちが良い悪いっていう問題じゃないが……」シゲ「…………と、良いますと……?」志時「ウン……、組織、人事、労働、資金、技術、設備、 システム、制度なんかのあらゆる経営資源・環境に 対してだな……、 俺って…………、 『何の為に』という視点に……、 とことんこだわっていた……からな…………。 ……………相当に……こだわっていた……(-_-)」 ゆり「先輩、………今だって、そうじゃん……?」志時「……かな? ……とにかく職場での仕事時間の密度が濃くてなー……、 ほとんど他の連中と雑談する機会がないわけだ……」ゆり「ええっ……? まさか昼休みも仕事してたんですか……?」志時「……書庫の奥で寝てた。 ははははっ……(^O^)」ゆり「ふふふふっ……。 先輩って、企画関係の仕事だったんですよね。 ……そっかぁ、それで少し飲み込めた……。 ちょっと、私たちの仕事の感覚と違うもんね………」シゲ「周りの人たちから見ると変な社員だったんでしょうね。 仕事の虫っていうか……、仕事の鬼って言うか………。 ……相当、色々と言われたんじゃないですか?」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<12>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[2/5] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<11>一人の社員の努力が引き起こす摩擦[1/5]志時「うん、まぁ聞けよ……。 少し、長くなるけどな……。 ――もう随分前の事だ……。 当時の職場でな、ちよっとした事情があって、 言ってみりゃ80%位の努力をやっちまったのよ。 …………俺が……」ゆり「わっ!! 頑張っちゃったんだ!!」志時「うん、…………――さぁ大変だ!」シゲ「先輩は以前、相当でかい会社におられたんですよね」 志時「ウーン、そりゃーー、大きかったぞぅーーー。 毎年千人採用して、80年間、採用し続けないと 揃えられない位の人間が居た。 ……ウジャウジャ居たよ……」シゲ「ハチマン人…………ふゃ~~~!( ̄~ ̄)ξ」志時「売上が…………1日50億円は越えてたな」ゆり「げっ! スゴーイ! 桁が違う………。 ホントですかぁぁ?………凄いなあ」シゲ「年商、二兆円位ですか?………ウハーーー」ゆり「ワォー!見えない見えない。……見当つかない額でーす」志時「…………だろうな」シゲ「ゆり、デパートで買い物するとするだろう?」ゆり「井筒屋ですか……?」シゲ「あん……? まっ、井筒屋でも、伊勢丹でもいいが……(^_^;) 毎日だな、毎日、100万円買い物する訳だ……」 ゆり「100万!うわー使い切れないわ。 毎日……でしょう?……デパートじゃ無理だわ」シゲ「まぁそう言わないで使ってくれ。ははははっ……。(^。^) それで、大体、一年で三億六千万円使うわけだな?」ゆり「……………!(^。^)」シゲ「二兆円使い切るのにだな。何年かかるか? ……ええー?」ゆり「……んなぁ………?」シゲ「いいか、……約、5,500年よ………」ゆり「シゲさんもうダメ……ダメ……。頭パンク……。 志時さん、とにかく、とにかく……とにかく、 でっかいトコに居たんですねぇ?」志時「まあな大企業だったよ……。 そこである時、ちょっとばかり気合を入れて頑張ったって 訳よ……なっ。 …………そしたらよ、早速、陰口よ……」 シゲ「えっ?なんて?」志時「ウン……『あいつは目立ちたがり屋』……だってさ……」ゆり「目立った訳なんだ……」志時「うん………らしい。 大体俺って何にでも全力投球のタイプじゃないか……」ゆり「なーんか目立つんですよね……先輩……。 カッコいいって訳じゃないですけど……」シゲ「コラッ、ゆり!もう……。<`ヘ´> スミマセーン……先輩(^_^;)」ゆり「ふふっ、先輩は元々筋金入りのスポーツマンですもんね。 だいたい……迫力が違う!」シゲ「オオッ……ナイスフォロー!(゜_゜)v」志時「はははっ、まいるなぁ……。 お前たちには……もう……。 ははははっ……。(^○^) おい、コレ何かな?」ゆり「えっ? それ椎茸です。……おいしいっすよ」志時「へぇー椎茸か。そうか? ……そう言えばそうだ。 ウン、うまい。 ――でもな、その時はな、大した事でもなかったんだ。 残業時間が皆より20時間位多かっただけよ」 ゆり「20時間も多い!……大した事ですよー」シゲ「ゆり、お前たちの世代じゃ、そうだろうがな……。 ……ねぇ先輩……」志時「ウン、…………それがまぁ、うるさい、うるさい……。 職場スズメって……」ゆり「なーんだ、周りがアレコレ言うのって、 昔も今も一緒なんだぁ……」シゲ「たったそれだけで噂……? でも無視ですよね?先輩…… でしょう……?」志時「もちろんさ。 でもその時つくづく感じたねぇ……。 職場ってメッチャ楽な所だなって……」ゆり「当たり前でしょう! 元々、楽な所ですよ。 先輩…!」シゲ「ゆり!……お前は別格って……」志時「なんせ、適当にやるってのが成り立つ……、 そんな世界なんだからな。 ……歩いてりゃいいんだ。 急ぐ事も、走る事もいらんのさ……」 ゆり「あーあ、もう、当たり前ですって……。 スポーツ界と違うんです。殆どの人が適当にやってます。 ………ハイ、どうぞお酒………。 そろそろコップにしましょうね……?」志時「ウン……ありがとう。 しかし、仕事に対する意地ってあるんじゃないか……?」ゆり「『意地』……???? ウッワー、縄文式時代の言葉!」シゲ「ゆり、それはちょっと言い過ぎじゃないか? 真剣にやってる奴もけっこういるぜ。 お前だって、そうじゃないか?」ゆり「いるぅ……? 何処……? どこですか~~。 見えましぇーん……。 電気灯けてぇ……………ふふふふっ(^_^;)」 シゲ「もう……コラ!ゆり!!! (`ヘ´) ……で? 先輩! そのあとは?」志時「あとか……うん、仕事に手応えが出てきてねぇ。 とにかく面白いもんだから、 又ちょっとばかり力が入ってしまったってわけよ……」シゲ「多分、そんな事だろうと思いましたよ。 はははっ……(^。^)」ゆり「志時さん、志時さん! 周りは黙っちゃいませんよ!」志時「うんその通り……だ。 何とみんなから陰で『点取り虫』と言われてたらしい」シゲ「………らしい、……といいますと?」志時「うん、同期の友人がささやいてくれてね……」ゆり「ハハァ……、先輩、それはですね、 その同期の人が一番そう言ってたんですよ。 きっと……へへへへっ……」シゲ「ゆり!……鋭いなぁ。同感だな。 ……へへっ、今度は点取り虫ですか? ……当然、無視(虫)ですね。はははっ……(^O^)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/14
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2024/02/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<10>社員の職場での努力を……分析する <Renewal> 【前回】居酒屋放談<09>ちょっとブラック・ジョーク志時「うんそうだな……ゆりチャンが言うように、 確かに暗い酒は堪らんよな………。 ……ホント……堪らん。 まぁなんだ、暗いは……クライ(CRY)だから、 叫びと言うか、心の内なる声はあるんだろうがな……」ゆり「えっ……? ( ̄。 ̄)?」シゲ「……ふふふふっ……(^.^)……先輩、上手い!!」ゆり「なに……? ( ̄。 ̄)?」志時「ふふふふっ……。 ゆりは相変わらず駄洒落に弱いな……(^O^) ―――ところで話は変わるが……、 ご両人、毎日の仕事はきちんとやってるか……? 努力しているかね?どうかね? ……ウン? (゜_゜ )」 シゲ「ええっ!! 先輩、突然また……。 まるで上司みたいな事を……」ゆり「先輩!もう酔っぱらったんですか? ……逮捕しますよ!! ふふっ…(^-^ )」 志時「まだまだ、酔うもんか。 まともよ……<`ヘ´>」ゆり「………お説教なら、勘弁して欲しいわぁ~~~」志時「ウッ!……………(^-^; ……でっ? ……シゲ!! どうだ? 仕事の話は……嫌か?」シゲ「いえいえ、先輩の話は美味しいですから……。 構いませんよ。 努力ですか。まぁ……普通には努力してますよ。 フツウには………(^_^;)」志時「まあなんだ、おおかたの人間は努力するもんだよな。 なにごとも……それなりに……な」シゲ「まっ、人間ですもんね。普通には努力しますね」ゆり「ハイ!! 質問!! 努力って……、それ残業とか………ですか?」志時「うん、……って言うより、仕事の中身だな……」シゲ「努力するから、結果、残業になるってのもあるけどな」ゆり「仕事の量が多いから、残業になるんですけどぉ……」シゲ「だからぁ、残業してでも仕事を捌こうとするのも、 ひとつの努力じゃないか? …………なっ (゜_゜)」 ゆり「……そっかぁ……さっさと帰る人もいるしねぇ。 ………ウン……ナルホド」志時「例えばだ……。いいか? どうにか動くだけのプログラムを作る事は、 プログラマーに期待される最低の条件だ」ゆり「……ハイ」志時「そんなレベルの仕事振りが『普通』で、 もっと良いプログラムにしようと考えて、 あれこれやるのが努力という風に考えたらどうだ……」シゲ「処理速度を上げるとか、保守のしやすさとか、 色々と工夫してるだろう……?」ゆり「してない、してない……。 ほとんど、しない人ばっかり……ですよ」シゲ「……また、お前はそんな風に言う……。 ………全く……もう (-。-) 」 志時「フム………まぁいいや。 ……その『努力』が問題なんだ」シゲ「えっ!どうして……?どうしてですか? まさか、頑張っちゃいけないんですか? ……まさか!(゜_゜)」志時「いやいや、言い過ぎた……。 今日のテーマと言った方がいいかな……」ゆり「テーマ? あっ、来た来た……。 いよいよ始まるんだぁ、 独演会!! イョッ!!ヽ(^。^)ノ」志時「おいおい、独演じゃないよ…………(;一_一)」ゆり「いいから、いいから、はいはい。 ……さぁどうぞーー。 大せんぱ~~~~い……、 大センセーーイ!! (^。^)」 志時「もうーー、お前はしょうがないなぁ……( ̄ー ̄) ―――よし!……じゃーいくぞ。 ……普通、サラリーマンって奴はだな、 おおよそ60点位の努力で、 お互いに牽制し合っているらしい……」シゲ「牽制……?」志時「ウン、………そしてまた、了解し合っているらしい」シゲ「……了解?……フム」志時「そうやって、お互い仲良く付き合っているらしいんだ」ゆり「いえ!そんな60点も努力してませんよ。 精々10点ってところでしょう?」シゲ「とんでもない、逆です。 ……たった60点って事はないですよ。 みんなもっとやってます。頑張っています……」志時「ゆりチャンが言うみたいに、 殆ど努力しない奴だって沢山居るんだぞ。 ……平均60なら良い方じゃないか……」シゲ「60点で……ですか? 最高の頑張りを100として、60%か、 ……フーム…………そんなもんですかねぇ?」 志時「そうそうそう実感あるだろう? 60%…………なっ?」ゆり「そんなぁ………みんなそんなに真面目じゃないって……」シゲ「フーム……お互い負担をかけない楽な線と言う事か。 あんまり目立ちたく無い……」志時「そう、昔から『出る杭は打たれる』って言うだろう。 目立たず、敵を作らず平凡を貫くうまいやり方 なんだろうな……」シゲ「『出すぎた杭は打ち様が無い』とも言いますけどね……」志時「…………(-_-)」ゆり「でも、本当は目立ちたがってるのにね……」志時「そうか?……そうなのか?」 ゆり「当たり前じゃないですか。本音はそうに決まってます」志時「じゃー、なぜ表に出さないんだ?」ゆり「トラブルが恐いんじゃないですか? 摩擦に弱いから……」志時「摩擦に弱い……うんなるほど鋭い……。 本質は昔と変わってないか……」ゆり「だって、自分だってそんなんだから……」シゲ「ゆり、銚子とってくれ…………、どうぞ志時さん。 ――でもね先輩、 今言われた60%主義っていうのはですよ…………。 いわゆる大企業とかのぉー、業績がぁー、 チョー安定してる所の話でしょう……?」志時「ん?……なんで?」 シゲ「ウチみたいにやり繰りに四苦八苦してる会社は、 そんなんじゃ倒産ですよ………」ゆり「そうかなぁ……?本当……? ……どこの会社だって、似たようなもんじゃなーい? ……そんなもんよぉ……」 <続く>……社員の職場での努力を……分析する【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<09>ちょっとブラック・ジョーク <Renewal> 【前回】居酒屋放談<08>呑みュニケーション[下]志時「ここら辺でひとつ、 面白い話をしてやろうか……(^。^)」ゆり「イョ!! 待ってましたァ……!(*^^*)」志時「大分以前に週刊誌から仕入れたネタだがな……。 昔な……ある国の大統領官邸前の広場でな、 沢山の外国観光客のいる前で一人の酔っ払いが大声で 叫んでいたんだ。 昼間から、もうメッチャクッチャ酔っ払ってな……」シゲ「…………(ー_ー)」 志時「『国民は本当の大統領を知らん! あいつは能無しで怠け者で、 おまけに女好きのド助平だぁー!!!………』」ゆり「ええっ?……そんな事を…………(゜_゜)」志時「『おまけにアル中で、 ろくに仕事もできん大馬鹿者だぁっー』……てな。 ……もちろん、近辺に居た警備の警官たちに、 すぐに取り押さえられた事は言うまでも無い」ゆり「まっ、そうなるでしょう…………ね。(゜-゜ )」志時「……それから拘留、起訴、裁判、……当然有罪だな。 ……罰金刑だった……。 日本円にして200万円程度の罰金が言い渡された……」シゲ「………フーン( ̄ー ̄)」 志時「罪名は『国家最高元首侮辱罪』だ。 ……ところが、これに該当する罰金が、約20万円で、 後の180万円には別の罪名が付いていたんだ。 ………さて、何だか分かるか?」ゆり「それって、逆でしょう…………?」シゲ「騒乱罪? …………それほどでもないか……」ゆり「ねぇー、何なんです?」シゲ「…………何かなぁー」 志時「ふふふふっ、分からんだろうなぁー……( ̄ー ̄)」ゆり「もうー、じらさないで教えて下さいよ」志持「その、重い罪名はな…………、 ………『国家最高機密漏洩罪』だ。 ははははっ……(^。^)」シゲ「えっ? ………ああ……ふふふふっ、 ははははっ…………(>。<)」ゆり「えっ………えっ? 何? ……何で?(゜_゜ )???」志時「ははははっ、まぁいいからいいから、赤提灯小噺だ……」ゆり「もう、わかんな~~~い……<`ヘ´>」志時「ゆりには、ちょっとレベルが高かったな……」ゆり「もう…………"(-""-)"」シゲ「……ははははっ……(^。^)」ゆり「赤提灯の店ね、 私の友達は嫌いって言う人が多いんよ……。 古臭いって言って……。 酒癖の悪いオジサンも多いしね」 シゲ「はははっ、はははっ……笑いが止まらないや。(^o^) 志時さん、ブラックユーモアですね」志時「……(*^。^*)」シゲ「……しかし、ゆり……ゆりは、けっこう好きだろう? ……赤提灯の店。酒だって強いしな………」ゆり「うん、好きって言う程じゃないけど……。 美味しいものもけっこうあるから……まぁね。 でも、誰とでも行く訳じゃないですよ。 ……楽しい人がいいな。 ねぇ、シゲさん、さっきの話…、 何なんですか…?」シゲ「こういうのはなッ、説明し・な・い・の」ゆり「……もうーー、……ずるい……<`ヘ´>」 <続く>……ちょっとブラック・ジョーク【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<08>呑みュニケーション[下] <Renewal> 【前回】居酒屋放談<07>呑みュニケーション[上]シゲ「まあな。 ……ところで先輩、話は変わりますけど、 この前テレビで面白いのやってましたよ。 ドキュメント番組ですけどね……」志時「ほう……、どんな番組だ?」シゲ「給食メニュー居酒屋です……」ゆり「ええっ?!給食?(゜_゜ )」シゲ「うん、学校のな、……あの給食だ」ゆり「へぇー、どこどこ?…博多?(゜-゜ )」シゲ「東京の………、どこだったか、中野だったか、 渋谷だったか……?」志時「それって……繁盛してるのか?」ゆり「無理でしょう?給食ですよ。給食……(゜o_゜)」 シゲ「ゆり、ところがどっこい、大盛況よ……。 志時さんそれがね、店内のレイアウトが、 全く小学校の教室、そっくりなんですよ」志時「そこまで、凝ってるのか………?」シゲ「ええ、正面に大きな黒板も、ちゃんとあってね。 壁もですよ、ほら習字の書いたのやら、 絵やらが生徒の名前付きで貼って有るんですよ。 天井からは、ちゃんと、ガンガンつなぎがぶら下がって ましてね。 そこでカメラ止めたら全く、小学校の教室なんですよ」ゆり「ひゃー、じゃー、机なんかも並んでるんだ?(゜_゜ )」シゲ「いや、さすがにそれは無い。 小さすぎて食べにくいからかなぁ? でっかいテーブルが幾つか置いてあって、 客はその周りに、円座になって座るようになってた。 メニューも、器もそのまんま、学校給食よ……」 志時「旨いのかな……?」シゲ「先輩たちの時代は、給食っていえば、パンにしたって ミルクにしたって、テキにしたって、まずい食事の 代名詞みたいなものだったんでしょう?」志時「そうよお前。……テキって言ったって鯨肉だぞ……」ゆり「ええっ!高級品じゃないですか? ( ^×^)」志時「最近はな………、しかし、昔はまずかった。 ミルクっていったってよ脱脂粉乳だからな……」シゲ「私達の頃には、とりたてて旨いって言う訳じゃないけど けっこう食える味だったんですよ。 ところが、私たちの7~8年後の世代からは、 変な店なんかより、よっぽど旨かったらしくてですね」ゆり「美味しくないと食べないもん……。 給食業者の方も競争していたし……(一_一)」 シゲ「来客にインタビューしてましたけどね、 みんな口を揃えて旨い旨いって言ってました。 値段も手頃でね………」志時「フーン……。何かついていけんなぁ」シゲ「中堅ビジネスマンにとって、人気のポイントがですね。 ほとんど……絶対と言って良いくらい、 仕事の話にならないって事らしいですよ」志時「そんなもんか、まぁ小学校の教室じゃなぁ……」シゲ「ほとんど、昔話になるっていってましたね。 仮面ライダーとか、秘密のあっこちゃんなんかでも、 盛り上がったりするらしいですよ。 ……修学旅行とかの話も……」ゆり「わぁー、行ってみたいなぁ………(^○^)」志時「俺は、パスさせてもらうよ。はははっ……」シゲ「私は、半々かな………」ゆり「同窓会みたいな心持ちになるのかな?(゜-゜ )」志時「……だろうな。しかし、まあ、アイデアではあるよな。 新人類型の新しいコミュニケーションかもしれん……」 <続く>……呑みュニケーション【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 居酒屋放談<07>呑みュニケーション[上] <Renewal>【前回】居酒屋放談<06>いつも先輩の奢りで良いのかな?[下]志時「それにしても、この店はいつもながら繁盛してるなぁ」シゲ「(^-^)―――♪ 酒は涙か♪ ため息かぁー ……♪」志時「おっ!シゲさん、古い歌を知っているなぁ。 ……それから?」ゆり「ハイ!(^^ゞ ♪心の憂さのぉ~~~捨てぇどぉこぉおおろぉ♪…… …………でしょ? (^.^)」シゲ「ええっ?ゆり、どうして知ってるんだ……?」ゆり「だって、おじいちゃんが、しょっちゅう歌ってたもん」シゲ「そうか、おじいちゃんか……。 俺んとこは親父だ……。はははっ……(^。^)」 ゆり「それからね、もうひとつ……、 ……♪義理ぃがぁすたれぇばぁこの世はぁ闇だぁ……♪ ってね。へへへっ……」シゲ「おっ、人生劇場やな」ゆり「………なの?」志時「フム……、義理はすたっておらん!! ……よって、この世は明るいのだ!!!」シゲ「えっ?先輩、なんですか?」志時「……毎年2月14日に男共はしみじみとその事を悟る。 決してこの世の義理はすたっておらん……とな……。 ( ̄ー ̄)」ゆり「ふふふっ、はははっ……先輩!よく言いますね」シゲ「違いない。義理チョコか………はははっ……(^。^)」 志時「ココロ~ノォ、ウゥサ~ノォ、ステ~ドコロ………か。 良い歌は残るなぁ……」ゆり「心の憂さってストレスでしょう……? みんな、飲み屋さんのお店に捨てに来るんですよね」志時「……うん、そればっかりでもないけどな……」ゆり「えっ?どうして?飲み屋さんってそんなトコでしょう? 愚痴言ったりヤケ酒飲んだり……」シゲ「おいおい、ゆり!……じゃー俺達もそうか?」ゆり「あっ…そっか……。 美味しいもの食べに来てるんだ。(^.^)」シゲ「おいしい話も……なっ」ゆり「シゲさん、オシャレー! ……おいしい話ねっ(*^^*)」 志時「まっなんだ、格好よく言えば会食だな……。 ……コミュニケーションだ……。 若い頃の話だが、仕事のやり方や、技術・技能なんかは、 当然職場で先輩から教わったが、仕事のコツとか、 心構えなんかは、居酒屋のリラックスした雰囲気で、 教わったよ。先輩が自分の事をどんな風に思っているか なんかも、自然と伝わってきたような気がする」シゲ「赤提灯ノミュニケーション……日本の下町文化ですね。 西洋にはない習慣らしいが………」志時「ない事もないらしいぞ。まさか赤提灯はなかろうが……。 居酒屋は沢山あるし、似たような交流もあるって 聞いたぞ……」ゆり「へえー、そうなんだ……」志時「俺の友達の息子も、マンハッタンやらロンドンやらで、 寿司バーみたいなのやってるらしいんだがな。 えらく流行ってるって話よ」 ゆり「わぁーかっこいい。行ってみたいなぁ。 その人、若いんですか」志時「ああ、……30才ちょっと前かな?」ゆり「イェイ! ^.^」志時「嫁さんいるよ」ゆり「グゥゥゥー……(-。-)」 シゲ「でも、向こうは車社会だから、 会社の帰りにちょっと一杯なんていうのは 少ないんでしよう?」志時「都市部は電車通勤が多いらしいから一緒じゃないか? ただ、会社の人間とばっかり飲むってのは、 向こうでは珍しいんだろうな……」シゲ「元々がファミリー主義が強いんでしょう……? ホームパーティなんかは、しょっちゅうやるんじゃない ですか……?」志時「そんな事もなかろう……家族はとても大切にするけど、 ………大半の一般庶民は、そこそこ貧しいし………」シゲ「基本的に隣人との、コミュニケーションに関しては ですねぇ、アッチの方が、はーるかにきめ細かいので ありまーす……(^^ゞ」 志時「そうかぁ……? やり方の違いだけと思うがな。 日本にもだなあ、昔から『向こう三軒両隣』って いう言葉もあるし………」ゆり「志時さーん、スキンシップコミュニケーションだって 向こうはずいぶんと違いますよ。メッチャ違います……。 挨拶だっていきなり手を握るじゃないですか。 それに抱き合ったりキッスしたり……。 ………………レベルが違うね………」志時「……特にアメリカは、 元々大半が移民してきた民族で人種混成だからな。 良好なコミュニケーションの形成を図るという事は、 国の成立にとって重要な事だったろうし、 地域生活の命だったんだろう……」 シゲ「小さな島国の日本だって大変ですもんね……」志時「……ウン?」シゲ「新しい団地なんて大変なんですよ。 形としては街が、いきなり出来あがってるんですけど、 本当の意味での街になるには、 二代から三代はかかるって言います……」ゆり「………?本当の街?」シゲ「街としての、連帯感っていうか、 まぁ、地域としての一体感みたいなものかな。 道路、街灯、学園その他公共物は共有している訳だしな。 それに心のコミュニティみたいなもんさ」ゆり「『明るい街づくり』っとか言う、ああいうのね……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/01/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 居酒屋放談<06>いつも先輩の奢りで良いのかな?[下] <Renewal>【前回】居酒屋放談<05>いつも先輩の奢りで良いのかな?[上]志時「さっきシゲさんが言ったように後輩たちの面倒を見るのって、 人間の自然な事なんじゃないかな……。 俺達だって先輩から色々と面倒見てもらったしなぁ……」ゆり「……じゃー最近は自然じゃないって事かなぁ……?」志時「考えてみたらさ、国として小学校、中学校を構えて いるんだって、正月に子供にお年玉をあげる事だって、 みんな基本は同じ事かもしれないぞ……。 次の世代への想いだろう……」ゆり「わかった!……父さん母さんや、先輩や、あっちこっち からしてもらった事に感謝してるんだ! ……それで、同じ事をしようとするのかなぁ……?」志時「ゆりチャン、お前自身はどうなんだ……?」ゆり「ちょっと…………イマイチ……か、なぁ……(;一_一)」志時「………まだ、若いか…………なぁ、シゲさんよ」シゲ「……しかし、何ですねぇ、奢ってやるって言ったって 飲み食いするのが目的じゃなくって、話の場を作るわけ ですから、後輩の成長に興味のない人には 縁遠い話ですねぇ…………」 志時「ええっ?まさか……そんな人間がいるのか?」ゆり「います、います。……ゴロゴロいますよ」志時「親を見て育ってないのかなぁ………」ゆり「えっ?」志時「子供の成長に興味の無い親なんていないだろう……?」ゆり「親子の関係は別じゃありません……?」志時「……ウン、別には違いないが……」ゆり「会社の中は、特に違いますよ」志時「ウン、確かに親子の関係とは別かもしれんが……、 そういう所で人間関係の基本を学ぶんじゃないか……。 幼い時から…………。 例えば、弟や妹への接し方なんかを手始めにな……」シゲ「ああ、そうか……。そう言えばそうですねぇ」志時「シゲさんよ。それとさ……、さっき言ってた、 後輩に興味が有るとか無いとかという事とだな、 その接し方が、うまいか下手かという事とは、 違いはしないか?」シゲ「えっ?……ええ、ええ………。ええ?(゜_゜ )」 志時「後輩に対して、興味は無い事はないが、やり方が下手と いう先輩連中が多いという事じゃないのか……?」シゲ「……なるほど、そうかもしれませんね。……ウーン」ゆり「いやー……、利己主義で、ほかの人間の事なんて どうでも良いっていう人が多くなーい。……現実はよ」志時「子供を持っている人でもか……?」ゆり「ウーン……それは、色々だけど」シゲ「ウン、はっきりそう言う奴もいるけど……。 こんな話題そのものを、あんまり出さんからなあ……」ゆり「へたに言い出すとみんな白けた顔するもんね……」シゲ「ウン、大体はな……しかし案外話してみたら、 先輩が言うように『興味深々、BUT、下手っくそ』 ってのが多いのかもしれんなぁ…」志時「そうか? ウンそう思った方がいい……みんな成長する」ゆり「……………?」シゲ「なるほど……逆に言えば子供の成長の問題とも、 基本は共通って事ですか?…………そうですよね」 志時「ウン、とどのつまりは人と人の関係の問題だろう……。 歴史をまたがった…………な。 家庭も、学園も、社会も基本は一緒だわね……」シゲ「フム…………」志時「―― それとさ、シゲさん、後輩の事を思っててもさ、 接触の仕方には色々あるからな……。 飲み会ばっかりじゃない………。 多種多様さ……」シゲ「それはそうですねぇ……。 お酒全然飲まない人でも後輩達から凄く慕われて人望の ある人って居ますもんね……」志時「ウン、……まっ、俺はノミニュケーションが主だがな。 ……逆に言えば、それしか出来ない……」シゲ「……なるほど、それが主(酒)ですね。ははははっ……」志時「ふふふふっ……」ゆり「…………????(゜_゜)」 <続く>……いつも先輩の奢りで良いのかな?【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/01/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 居酒屋放談<05>いつも先輩の奢りで良いのかな?[上] <Renewal>【前回】居酒屋放談<04>「駆けつけ三杯」の意味は?<2/2>志時「……ところで、ゆりちゃんよ。(゜_゜ ) 女のクセによく飲むなぁって言われないか……?」シゲ「アッ、アッ、先輩! せんぱーい!!『女のクセ!』 それって差別用語! 危ないっスョ……<`ヘ´>」ゆり「いいから、いいから……、シゲさーーん。 差別なんてオーバー、オーバー。 ・ あのねっ、先輩! ……人の言う事いちいち気にしてたら切りが無いの……、 この世の中……( "⌒∇⌒" )」シゲ「あっ……、って事は言われてんだな。ははははっ……」ゆり「ウチの母さんなんかね、私の二倍は飲むんだから……」志時「うっ!………凄い家族だなぁ……。ふふふっ……。 それにしても君らは、ホントにビールが好きだな……」 シゲ「はいっ!先輩! 不肖わたくし重里靖明、ビールは 中学ん時から飲んでおりま~~す。はははっ……(^。^)」ゆり「ビール、ワイン、酒、焼酎、ウイスキー、ブランデー、 老酒、カクテル以外は………み~んな……嫌いでーす」志時「ははははっ……よしよし、……さぁさ、食べる方も 遠慮すんなよ。……ほれほれっ、もう一皿もらえよ、 ゆりチャン……これも」ゆり「はっ、では遠慮なく!二皿いただきま~す」シゲ「……!」ゆり「おばちゃん、い~い? コレね、二皿追加ァ~~、 オネガーーイ!」シゲ「フーゥ…、(-.-) ゆりらしいや……」志時「はははっ、いいから、いいから。旨いもんなぁ……」シゲ「先輩いつもすみません。奢ってもらうばっかりで……」 ゆり「ホント、スミマセーン。お返しもしないで……」志時「バカ言っちゃいかんよ。 ……もうかれこれ三ヶ月振りじゃないか。 時には先輩らしい事もさせてくれよ。……なっ」ゆり「でも、いっつも先輩の払いですもん。気の毒で……。 ………私達も働いてますから………」志時「――働いてますから……か。いい言葉だな……。 まぁその気持があったら、そのお金別にとっておきな」ゆり「えっ?………」志時「それで、いつか後輩におごってやるのよ……」ゆり「えっ、後輩?……?…先輩に返すのがスジでしょ……?」志時「………ふふふふっ」 シゲ「やっぱり……そうか。志時さんの昔からの持論ですね」志時「いや、俺の持論じゃないよ。 多くの先輩達から引き継いできただけの事さ。 ……上から受けた気持は下の者に返せってな……」ゆり「ふーーーん………???」シゲ「考えてみたら、親から子、子から孫、孫からひ孫って具合 に代々そういう事で…………。 人間の基本って……一緒なんですかね……?」ゆり「ふーん……。でも、お金の余裕が……チヨットね……」シゲ「バカッ、昔は皆、もっと金欠だったんだぞ……」志時「いやいやシゲさんよ。これって気持の問題だからさぁ。 お金ウンヌンとは別物だ……。 ゴッチャにしたらいかん……」 シゲ「そうか、……そうですね。ウン、そうだ……。 ………どうも……(ー_ー)」志時「……だからさ、なっ、ゆりちゃんよ。 さっきみたいな気持になった時だけでいいじゃないか。 払ったつもりで別に取っておくのよ……財源に……」ゆり「フーン……ナルホド、……デスネ (゜-゜ )」志時「ついでに言うけどな、 後輩と飲む時は必ずこっちから誘ってやれよ」ゆり「えっ?どうしてですか?」志時「先人曰く『下が上を誘うは千に一つと思え』」シゲ「……言えてますね」ゆり「―――あのね、先輩たちの年配の人って、 すごく後輩の事を気にしてくれるでしょう……? 中には、例外みたいな人もいないわけじゃないけど……、 大抵そうだと思うんですよ……ねっ」 志時「……」ゆり「それってさ、元々何なんですかね……? ………シゲさんと私の丁度真ん中くらいの年の人達から 少し違うようには思うんですけど……」志時「……ウーン……」シゲ「……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/01/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 居酒屋放談<04>「駆けつけ三杯」の意味は?<2/2> <Renewal>【前回】居酒屋放談<04>「駆けつけ三杯」の意味は?<1/2> 志時「最近じゃ時間の省略なのか知らんが、 簡略形が増えてきてな……。 ひとつの杯で、花婿花嫁一回だけのやり取りに している神社もある………」シゲ「それって、六度しか飲まないじゃないですか?」志時「ウン……だから厳密に言えば三三九度じゃないな……」シゲ「正式な三三九度を三献の儀って言うんですよね」志時「うん、これも、色々な説があるみたいだけどな、 三回飲む事を一献と言うんだそうだ。 それを三度繰り返すから、三献と言うのが 一般的な説かな……?」シゲ「そういえば以前、時代劇で主が客に、……、 『まず一献』なーんて言って、杯を渡すシーンを 見た事ありますよ」志時「ああ、ああ、よくあったな……。 それでな……どうも、三杯飲んでから杯を返すのが、 本式だという説もある。 そして、それが駆けつけ三杯の基になったと いうわけだ……」 シゲ「あっ、なるほど」ゆり「ええっ?駆けつけ三杯ってそんな歴史があるんですか? 『一気飲み』みたいな軽いヤツだって思ってた……」志時「(^。^)それで又、面白いのが……、 その内だんだん省略形になっていってな……。 チョン、チョン、チョンと三回に区切って注ぐことで、 三杯注いだ事にして、飲む方も三回に分けて飲み干す事に よって、三杯飲んだ事にするようになったということだ」ゆり「あっ、それっ、そんな場面見た事あるよ。 ……伯父さんの家だったかな?………お屠蘇の時だ」シゲ「へぇー、最もらしいですねぇ。だとすれば、 我々がやってる駆けつけ三杯の方が、『一献の儀』には なってる訳だ…………(^○^)」 志時「はははっ、………ということだな」ゆり「ねぇ、ねぇ先輩、ついでに聞きますけど結婚式の時、 何でお酒を飲ませるんですか?………昔から」シゲ「そんなのは、しきたりだよ、しきたり………」志時「うん……三三九度はまさに酒を使った儀式だよな……。 まぁ、これも色々な説があるようだ……」ゆり「披露宴の方はね、宴会でしょう? だから、酒っていうのはわかりやすいんだけど………。 儀式に酒を使うのが、ちょっとね……。 お酒飲めない人、けっこう恐怖らしいよ……」志時「その理由か……? 俺の知るかぎりでは……、つまりだ、 そのう……元々だな。酒という言葉の語源がな………、 『栄え』とか難を『避ける』ということからだな……」 シゲ「へえっ、そうなんですか……??」志時「うん、それで………つまり、幸せを祈る……、そして 無病息災のお祓いをするといった意味合いがあるそうだ。 ……まぁ、お祓いの儀式を誓いと契りの儀式に重ねあわせ てるんだろう……」シゲ「へえー!ちゃんと意味があるんですね」志時「年始に土俵の回りに酒を撒いたりするのもそうだろう。 古い人だと、テニスの初打ち会なんかでも、コートの 四隅に酒を撒いたりするなぁ…………」シゲ「昔から行われている事って、大体、何か意味が あるんですね………」ゆり「ハイッ、シゲさん、注ぎますよ。 チョンチョンチョンと……」シゲ「やっ!どうもどうも……、 グイ…グイ…グイッ…と、はははっ……」 <続く> 「駆けつけ三杯」の意味は?【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/01/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 居酒屋放談<03>「駆けつけ三杯」の意味は?<1/2> <Renewal>【前回】居酒屋放談<02>サービス残業して 叱られた?<2/2>志時「――おっ、ほれっ……シゲさん来たぞ」シゲ「――どうも、どうも、遅れてスミマセン……(^_^;)」ゆり「ハイッ!シゲさん、座って座って、 ハイッ! ビール、ビール! グウッーと空けて、グゥーと……グゥーッと……(^.^) 駆けつけ三杯ですよっーーー!!(^-^)」シゲ「おっ、どうも、サンキュ、サンキュー。 先輩スミマセン、遅れちゃって……。 出掛けに電話が来ましてね…………。 それも又、ややっこしいヤツで……スミマセン。m(__)m」ゆり「シゲさんって……遅刻の常習犯だから……今日も又、 苦しい、クルシイ言い訳なのでありまーーす……(^。^)」志時「いいからいいから……俺達も、今来たばっかりだ……。 シゲさんよ……、相変わらず頑張ってる様だな……?」ゆり「(…えっ?何で?もう30分になるのに……? 志時さん、優しいなぁ…………(^.^)) シゲさん、ハイハイ空けて、空けてぇーー、 ホイホイ駆けつけ三杯です! って……!」シゲ「フーゥゥゥ……相変わらずゆりは厳しいなぁ……、 ……しかしビールは旨いや。 ……さぁ、そっちもいこう! ……ゆり」ゆり「ヘヘヘッ……、メンゴ、メンゴ(^-^;」 志時「ところでなぁ、ゆりチャンよ、駆けつけ三杯ってさぁ、 どういう意味か知ってるか……?」シゲ「えっ?……僕も知りませんよ。先輩!」ゆり「左に同じでーーーす(*^。^*)」シゲ「それを言うなら、右に同じだろう?」ゆり「そんなこと言ったってシゲさん左に座ってるもん……」シゲ「………バカ、場所の問題じゃねえよ」ゆり「えっ……?違うんですか?(゜_゜>」志時「……ウン、文章ことばさ。 最近は横書きが多いから、さしずめ上に同じか……、 同上…かな?」シゲ「昔は縦書きでしたからね。 ゆり、分かるな…?右から左に書いていってたんだ。 ダ・カ・ラ右に同じ………となる」 ゆり「フーン…?そっかぁ?でっ、でっ、駆けつけ三杯は?」志時「うん、これは、古く三献の儀に由来する……(ー_ー)」シゲ「……あの結婚式でやる、三三九度の事ですか?」志時「さすが、知ってるな。シゲさん(^。^)」シゲ「もう15年も前になりますが、一応はやりましたからね」志時「その原形が三献の儀といってな……、 室町時代にその基礎ができたと言われてるが……、 武家礼法で伊勢流と小笠原流とがあるそうだ……」ゆり「へぇ!……御茶や、御華みたい! (*^。^*)」 志時「武家作法に準拠して、 宮中式作法を採り入れたものらしくてな……、 幕府・諸大名はこれに従ったという作法だ……。 特に結婚式だけという事ではなくて 他のおめでたい儀式の時にも、やってたらしい………」ゆり「ねっねぇ、結婚式の三三九度ってどうやるんですか?」シゲ「そうか………、ゆりもいずれやるわけだ……」志時「最近は教会が多いから、ゆりチャンもそっちだろう?」ゆり「ウーン、でも私は、着物着て神前結婚がいいかな……」志時「親戚の結婚式とか出た事ないのか? ………無いか……。 ……そうか、珍しいなぁ……」シゲ「あのな、ゆり。 杯が大・中・小って三つあるんだ。 その一盃目の杯がまず花婿に渡されて、そして、飲む。 それから花嫁、 そして又花婿っていう順序で飲む訳だ……」 ゆり「……フンフン…」シゲ「……でっ、今度は二盃目の杯でだな……、 花嫁~花婿~花嫁っていう順序で飲むわけ……」志時「最後が三盃目の杯で……、もう一度、 花婿~花嫁~花婿って飲んで終わり。 ……要するに三つの盃で三杯ずついただくから、 合計九度となって、三三九度だ……」ゆり「ふーん、そういう事なんだぁ……………(一_一)」シゲ「なんだ?ゆり!神妙だな……。 ガラにもなく……。 はははっ…… (^。^)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/01/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 居酒屋放談<02>サービス残業して 叱られた?<2/2> <Renewal> 【前回】居酒屋放談<01>サービス残業して 叱られた?<1/2> --------------------------------------------------------- ※ 古い友からのRequestにお応えして、 10年以上前に連載で綴ったものを、 Renewalして再渇します。( "⌒∇⌒" ) ---------------------------------------------------------志時「…………(-_-) フム……なるほど。そいつ、 『あくまで申告制ですから……』と、言ったか? ( ̄ー ̄) そしたら……? どうなった?」ゆり「課長がね、怒っちゃったんだって……」志時「(^-^)ほぅぅぅ、怒ったか?……その課長」ゆり「うん、聞いたまんま言うとね、 ……こう……。 『フーン、残業は自己申告か?君の話を聞いていると、 時間外の仕事というのは自発的意志で、言い換えれば 勝手に何時間でもやって良い様に聞こえるなぁ……』 ……だぁって……(゜_゜ )」志時「『えっ?そうじゃないんですか?みんな、自由にやってる ように見えますが……』って、言ったんだろう? そいつ………なっ? ( ̄ー ̄)」ゆり「そうそう、そうそう、その通りよ。何で分かるの?」志時「ははははっ、俺がその課長なら、いやらしく、こう言うぞ。 『君々、目の前の現象がどうのこうのと言うのかね? もっと論理的に考えられないのか? これは全て制度だろう?規則がどうなっているかが 重要なはずだ。……それが、まず基本で、 後は運用上どこまで、自由裁量の巾を下に降ろして いるかという事じゃないか? ………残業の基本は上司の指示だ』……とね」 ゆり「当たり~~当たり……先輩よく分かるねぇ……。 さーすがだわぁ……。 それに加えてよ、大変な自惚れ屋だって言われたもんだから、 あいつも、ちょっと切れかかったらしくてね……」志時「なるほど……。 そいつの今の能力なら50時間位残業しなきゃ 処理できないだろうと見ているのに……。ふふふっ、 そいつは10時間って思ってるんだ。 フムフム……自惚れか……。はははっ、なるほどな……」ゆり「……えっ??何、なに納得してるの? ――それにね、……ルール違反の上にずるさもあるって 言われたら怒りますよねぇ……」志時「…………!!!」ゆり「もうメチャクチャでしょう……?」志時「……う…ん……それで?彼は、何て……?」 ゆり「こう返したんだって、 『心外です。どうしてそうなるんですか?』 『全然わかりません、むしろ逆の感覚です。 先輩達からはサービスって言われているのに』って…」志時「……なるほど」ゆり「その通りって、思いません………?ねぇ……? 正しい事……言ってるよねーー??」志時「いやいや待てよ。 その課長は、そいつにわざと極端に能力以上の仕事を 与えたんじゃないか……?」ゆり「……!!」志時「たとえば……5~60時間位は残業しないと この仕事はさばけないだろうなっていう風に 予測して与えたんだろうな?」ゆり「えっ!何で……、何で……? まだ話してないのに……、何で分かるんですか? ……課長が言った事…………先輩。 センパーイ!! (゜_゜ ) ちょっと!!」 志時「そいつが、与えられた任務に対して 能力が足りないってのはお見通しなんだろう。 どの位時間かけて頑張るかを観察しょうとしてたんだ。 …………きっとな」ゆり「……その通りみたい。でも、あいつ…………」志時「そんな時、そいつみたいな事すると、 実態が分からなくなるわな……。 詐欺的だな……これはごまかしだ。 ずるいと言われても仕方ない……(^-^)」ゆり「やっぱり、そんな事ってあるんですか?」志時「そりゃーあるさ……。 ある時期、特に意識的に鍛えようとしている部下に、 対しては、十分あり得る。そんな時に、 そいつがそんな小賢しい事をしたんじゃ……、 怒るわな。自惚れるなって……」ゆり「でも、詐欺とかずるいとかって、言い過ぎでしょう?」志時「ははははっ、きっと強烈な印象をそいつに与えようとして そんな風に言ったんだろう………?それも、教育さ……。 愛なんだよ。相当に期待しているんだろう。 その課長はたいした奴だよ……きっと」 ゆり「そんなこと!! …………そうなの……? ……ありゃーぁ、………いけない! あいつ、けっこう怒ってたわ……」志時「課長がきちんと話したんだろう?……大丈夫、大丈夫」ゆり「でも、なんかグチグチ、グチグチ言ってましたよ」志時「放っとけ放っとけ、いずれ分る。 彼が本当に優秀な奴ならな。 その課長もその辺りを読んで、荒療治したんじゃないか? (^。^) ――おっ、ほれっ、シゲさん来たぞ」シゲ「――どうも、どうも、遅れてスミマセン………(^_^;)」 <続く> サービス残業して 叱られた?【完】 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/01/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 居酒屋放談<01>サービス残業して 叱られた?<1/2> <Renewal> --------------------------------------------------------- ※ 古い友からのRequestにお応えして、 10年以上前に連載で綴ったものを、 Renewalして再渇します。( "⌒∇⌒" ) ---------------------------------------------------------ゆり「ねっ先輩(*^。^*) ちょっと聞いて聞いて……。 私の同期の子がね、課長から呼び付けられて、 凄く叱られたって言うのよ……」志時「おっ!なに! 女の子で課長から直接怒られるなんて……、 そりゃーたいした娘じゃないか? ……実力あるんだな……?」ゆり「ええっ?……なに!何……? (゜_゜ ) ……男の子ですよ!」志時「なんだ紛らわしい……ホント。 お前たちは男子の事も『子』なんて呼ぶのか?」ゆり「……普通でしょっ……? (^-^)」 志時「何が普通だ……もう。(-。-) フゥ~~ ……でっ、どうして怒られたって?」 ゆり「残業時間をね、付け出してなかったんですって……」志時「ははははっ……、サービス残業なるものが美徳だと、 先輩に教わったな……その彼。 しかし、それは労働基準法上は問題だぞ……。 それにそいつ自身も大損じゃないか? その分、残業手当がつかないだろう……?」ゆり「ウン、でも本人はそれで良いって言ってたけどね……。 でもね、美徳って感じでもなかったよ……」志時「しかし……まぁ、今時キチンとした親切な課長だな……、 ……その課長」 ゆり「それがそうじゃーないらしいよー。 ……すごく怒ってたって……」志時「ほう………、怒った……。 ……で、そいつは残業を何時間していたんだ……?」ゆり「ウン、それがね毎月50時間位してたらしいんだけど……、 10時間位しか付けてなかったんだって………」志時「なんで?……又。………仕事、出来る彼なのか……?」ゆり「優秀よ。同期ではトップやね……、すっごいよ」志時「あっ、ゆり……、好きなんだ!」ゆり「ちゃうちゃう……、ちょっと、タイプじゃないのよね」志時「フーン……タイプじゃないか…………。 ……で? 何で残業を付け出さなかったんだ……そいつ?」 ゆり「その子が言うにはね………」志時「おい、その『子』って言うのやめてくれよ。 どうも、紛らわしくていかん……」ゆり「……だって、……じゃー、何て言うの」志時「彼とか、あいつとか………あるだろう?」ゆり「分った。 じゃーあいつが言うにはね、こういう事……。 『仕事上、明らかに自分の責任で時間が掛かりすぎている 分をカットしています。良心として、とても会社に請求 できません……。 自分で納得の上ですから気にしないで下さい』 だって……。ややこしいでしょ……。 つまりお金貰うのが辛い所があるって事かな……?」 志時「フーン……、入社何年目だ?」ゆり「だからぁ……、あたしと一緒だから……4年目よ」 志時「……で?……課長は何て言った?」ゆり「不正を働くなって………」志時「ウン?……不正?」ゆり「ウン、悪事の事……よ。 50時間を70時間って上申すると不正だろう? 10時間って出すのも同じ過ちだって……」志時「なるほど……法的な事はちょっと横に置くとしても、 『正しくない』という意味では一緒だな……」ゆり「それがさぁ、かなり厭らしい言い方をされたらしくてね」志時「ほう…………?」ゆり「課長のことば……らしいけどさ、 『エヘン、君は優れた論理力を持つSEだと将来を 期待しているが……どうかね? 50を70といえば虚偽で50を10といえば 虚偽の申告では無いという事が論理的に 成り立つのかね?……ええっ?』……だって。 ……ふふふっ……オモシロイでっしょ」志時「フンフン、……おっもしろい課長だな。 オモシロイ……はははっ……」ゆり「一緒かもしれないけどねぇー先輩、 本人の、気持は違うよねぇ」志時「それで、何て……?」ゆり「あいつもさ負けず嫌いだからね。言ったんだって……。 『その言い方は分かりますが、 課長はあくまでも私が50時間残業した、 という事を前提条件として言われてます。 でもこれはあくまでも自己申告制度ですから、 自分が10時間と申告すれば無条件にそれが正である筈です。 あくまで申告制ですから……』ってね……。 あいつも、けっこう言うでしょう?」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/01/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[68]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[67]先輩「天崎、部下に求めるものは何だ?」天崎「えっ!!そんなもん『従順さ』に決まってるでしょう? 優秀な上司に仕える最高の資質ですよ。(^ム^)」先輩「うん……(・。・; 自信を持つことは……良いことだ。 安村は?」 安村「部下のキャリアとか、力のレベルで求めるものも 違ってきますが、コミュニケーション能力は大事ですね」先輩「ん?コミュニケーション能力と言うと?」天崎「屁理屈構成能力じゃないですか?安村が言うんだから」先輩「安村……どうだ?」安村「まぁ、ざっと上げますとね、 『どんな相手でも物怖じしない』 『説得力のある話をする』 『もめ事の仲裁がうまい』 『後輩に慕われている』 『説明すると皆が納得する』等などですかね……」天崎「それって、みんな俺のことじゃないか。(^-^) 安村は、俺に憧れていたか?ははははっ……(^○^)」 先輩「うーん、確かに天崎は物怖じしないが……、これって、 相手の真の怖さを理解していないからってのが多いな」天崎「知るから怖くなるんです!!『知らぬが仏』です。 要するに自分が一番強いと信ずる事でしょう!はははっ」先輩「説得力……あるかなー。強引に進めるから誰も、 反論できないだけじゃないか?」天崎「先輩!!自信に満ち溢れた行動にこそ、人は従うのです」安村「先輩!天崎の『自信』は天下一品ですよ。(^。^)」先輩「よし、天崎の推奨するコミュニケーション能力とは どんなもんだ?」 天崎「そんな面倒くさい考えはあまり好きじゃないんですがね、 先輩がそう言われるなら少し、挙げてみますか。 『宴会の幹事が上手い』 『よく上司に食事を誘われる」 『よく人を笑わせる』 『話が極めてうまい』みたいな漢字かな……、 自分のことで、申し訳ないっすけど……(^○^)」先輩「なんか……様々な側面があるなーーー、それぞれの何処を 上司が評価するかも様々だろうな……。 『コミュニケーション能力』と言う言葉は、 使っても思いが共有できないな。……評価には使えんぞ」安村「スミマセン、僕が一般的な概念で言い出したんですけど、 先輩、確かに意味は多種多彩で……これは、使わない方が 良いですね」天崎「自分で言い出しておいてよく言うよ。(-"-) 先輩、要するに部下に求めるものでしよう。 『従順さ』で、お開きにしましょう」 先輩「いやいや、今日の『問い』は、俺がまずかったな? 極めて曖昧だ。うー--ん、まだまだだな。 『問い』を学び直さなきゃいかん。『学問』は、 問いを学ぶ……と書くが、まだまだ、未熟だ……(-_-)」天崎「……先輩、先輩!!悪酔いしたんですか? 独り言ばっかり言って……」安村「先輩、今日はお開きにしましょう。 我々ももう少し考えてみます………………」先輩「うー--ん。ムニヤムニャ ( ゜Д゜)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/04/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[67]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[66]先輩「前回、お前たちに聞こうと思っていた事があるんだ……」安村「セーラー服の時にですか?天崎が中断した…… ( ^×^)」天崎「……水夫の話だけに……『ドボン』しました。( ̄ー ̄)」先輩「(^。^)ははははっ……。休暇の話なんだがな……、 そもそも日本人は働き過ぎとかで、 昨今は指導が厳しいんだろう」 安村「年休の消化なんかについても、 当局から色々と指導が入りますよ。 休むのも計画的でないといけません」先輩「日本の職場の歴史は、過労死などの悲劇も生んできている 面があるからな…………」天崎「先輩、仕事で病人や死人を出しちゃいけないというのは、 僕も分かりますが、何もかも一律ってのは頷けません。 体力、気力、考え方は、一人ひとり違いますからね。 僕なんか、年休なんて今の半分でいいですよ」先輩「考えは分かるが『人を守る為のルールは弱者に合わせる』 というのが普通だろうな……」天崎「軟弱者育成システムですね。( ̄ー ̄)」先輩「ふふふふっ……安村はどう思う」 安村「天崎の言うのも分かりますよ」天崎「よし!!それ以上言うな!!分かれば良い( ̄^ ̄)」先輩「『……が、しかし』なんだろう?安村? 天崎、喋らせてやれよ。(^。^)」天崎「ここからが……こいつは、ややこしくなるんですよね。 超ややこしくね……<`ヘ´>もう」安村「日本人が働き者というのも、環境から来ている歴史だと 思うんですよね。南国の様に別に働かなくても食べ物が 沢山採れる風土だったらこうはなっていないでしょう?」先輩「まっ、そうだな……」安村「現代は、様々な技術も発展してきて、日本人も、 昔の様にガムシャラに働かなくても良い時代に なったんですから、余暇を作り応用して、より文化的な 生活様式にしていくのは、自然の流れだと思います」 天崎「基本的に『サボり根性』の安村らしいな。 働くことも文化だぞ。何かを作り上げていく喜びは、 人生を充実させる……」先輩「……で、安村は休暇についてはどう対処しているんだ?」安村「管理職の私から率先して休暇を取る様にしています」先輩「ほう……、新しいなぁ」天崎「どうせ、僕は古いです。(-"-)」安村「上司や管理職が遅くまで残業をしていたり、 なかなか有給休暇を取らない状況の場合、その部下は、 定時に帰ったり、休んだりしづらいと感じるケースも、 少なくないんです……」天崎「その中には、俺の様に休みたくない奴だって、 入ってるんだぞ。仕事が生きがいという好漢がな……」安村「色々な意見はあると思いますが、先輩、私は、 まず管理職から率先して休暇を取ることで、働きやすく、 休みやすい職場づくりを進めたいと考えています」 天崎「どうぞどうぞ、お休み下さい。どんどん休んでくれ! 部下の業務の状況など無視して、自分の休みたい時に、 どんどん休んでくれ。その内部下からの信頼を失うから」安村「今、天崎が良い指摘をしました」天崎「おっ!今度はおだてできたか?騙されませーーーん」先輩「ふふふふっ、お前たち、面白いなぁぁ。( "⌒∇⌒" )」安村「まとめます。 休む際は、ちゃんと引き継ぎやコミュニケーションを行い 『休んでも大丈夫』な組織風土をつくっていきます。 そして、上司不在の機会を適切に設けることによって、 職場に残された部下たちが上司に頼らず自律的に判断する などの、能力開発につなげていきたいと思いまーーーす」天崎「ハイ!安村のゴマスリ口座でした。終わり。プッツン」先輩「お前たち、漫才コンビでデビューしたら売れるかもよ。 ははははははっ……、よし、今日は、ここ迄だ。(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/04/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[66]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[65]先輩「セーラー服って知ってるよなーー?」天崎「女子高校生なんかが着ている制服でしよう?」安村「『セーラー服と機関銃』って歌がありますね……」先輩「おお、おお、昭和56年の、薬師丸ひろ子主演の映画だ」天崎「先輩!あれって、そんなに古いんですか? 僕たち、生まれていませんよ……」 先輩「まぁ、古い方かな……。薬師丸ひろ子も57歳だ。 でも、聞いたことはあるだろう? 結構有名だ……(^-^)」安村「……で、セーラー服が……どうかしたんですか?」先輩「元々は、昔、イギリス海軍の軍服だったんだ」安村「聞いたことがあります。セーラーって水夫ですもんね」天崎「僕もそれは聞いたことがありますよ。 現代でも、水兵の軍服として使っているんでしょう?」先輩「うん、日本の海上自衛隊でも一部で使っている」安村「今もですか?(゜_゜ ) 女子学生のものしか見たことが ありませんねぇ……」天崎「……で、先輩、何なんですか? セーラー服がどうかしました?」 先輩「うん、あの服ナーー。襟がやたらデカいだろう? なぜあんなにデカいか知ってるか?」天崎「そんなの……単なる、デザインの問題でしょう? ファッション……でしょう……」先輩「仮にも、軍服だぞ。1800年代中盤からの……」安村「胸がV型なのは海に落ちた時に素早く脱げるようにって、 聞いたことがありますが……、どういう理由なんですか? 襟の件は知りません。先輩教えて下さい」先輩「あれはな、聞き取りにくい音や声の収音に使うんだ」天崎「収音?」安村「襟を頭の後ろに立てる訳ですね。もの凄い耳たぶになる」天崎「そうか、海上では波やら風やら、船の機関音やら、 騒音が多いからな。なるほど……。知恵ですね」 先輩「じゃー、首に巻いてるスカーフは?何に使う?」天崎「使うも何も、あれは、お洒落でしよう。 ネクタイの代わり……ねっ。(^ム^)」安村「汗などを拭う、タオル代わり……。 そうじゃないんですか?先輩?」先輩「うん、それも有りだが。 あれは、非常時に包帯の代わりや、 手旗信号として使えるように考えてあるのさ……」天崎「ええっー--、そうなんですか?凄いなぁー。 やっぱり軍服だよ。 しかし、元々軍服の物を、なんで女子学生が着るように なったんですか?」先輩「たまたま子供が着たら可愛いかったって事が発祥らしい。 それで学生服になったんだけど、日本には当時すでに、 男子学生の制服は立襟で5つボタンの陸軍の軍服をモデル とした学ランがあったから、それでは女学生には海軍の 制服を、といった背景もあったようで、セーラー服が 女子の制服になったらしいよ。 日本だけの例らしいがな」 安村「そうなんですか?何気なく見ているようなものにも、 ちゃんと、意味があるんですねーーー」天崎「先輩、今日はもう設問は要りません。(-_-) セーラー服で充分です……( "⌒∇⌒" )」先輩「何だって。これから……って思ってたのに……。 仕方のない連中やなーー。じゃー、又、後日な」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/31
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2022/03/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[64]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[63]先輩「おおっ、元気そうやな。何よりだ……。しかしまあ、 ロシアのウクライナ侵攻もなかなか集結しないなぁ……」安村「一体、世界中の何処の国が収めてくれるんでしょう? 日本は、諸般の事情を考えても無理ですかね」先輩「そうだな……、安村は……何処と思うか?」安村「……うーん、やっぱりアメリカですかね。 バイデン大統領かなー-」 先輩「どうして、そう考えるんだ?」安村「プーチン大統領のプライドを推察しますと……、 アメリカ大統領が出てきたら、 会うんじゃないでしょうか?」先輩「……なるほど。天崎は?……どう思うか?」天崎「無理無理、誰が動いても無理でしよう。 だって、プーチン大統領の狙いとか思惑とかを、 理解できていないんだから説得のしようがないでしよう」先輩「……なるほど……、ホントに何が狙いでどんな段取り だったのか、分かりにくいよなーーー。 やはり、ロシア国内の誰かが止めるしかないか?」天崎「ちょっと待って下さいよ。 プーチンを理解できてる人が居ましたよ」安村「誰だ?」天崎「中国の習近平主席ですよ。 この人なら、止められるかも……」 先輩「うー-んなるほど。 もし出来たら、一躍、世界の英雄だな」安村「……なんとも、読めませんねぇ。 でも、急がないと……双方で沢山の戦死者や、 犠牲者が出ていますからね……」先輩「……うーん、難しい。……何とも困った問題だ……。 よし!! 設問と行くぞ」天崎「えっ?今日もやるんですか? ウクライナ問題で終わりじゃ?(゜_゜ )」先輩「ははははっ……(^。^)……そうはいかない。 じゃー行くぞ!!いいか? 『部下の失敗の責任を取る』ということについて、 優秀な両課長は、どう考えるかな?」安村「先輩、部下が失敗した時こそ、その上司の力量が見える、 ……とも云われています。失敗をただ叱責したり、 責任を追及したりするだけの上司は、 部下からの信頼を損ないます」 天崎「部下からの信頼? そんなもんは、日常的に作っておくべきもんじゃないか? 相変わらず甘いな……安村は」先輩「ほうー-、天崎、どういうことだ」天崎「先輩、ある意味、非常事態ですよ。失敗しているんです。 部下が事件を起こしているんですよ。 滅多にないこういう時こそ叱咤激励のチャンスでしょう。 怯えるほどに叱責し、『責任』の重さを感じさせる チャンスですよ」安村「うん、一理ある。 一理あるが……仕事は部下だけのもんじゃない。 その仕事の指示をしたのは上司であり、 指示をした側の責任もあるんだよ。 君がいう様な『非常事態』であるならなおさら、 上と下とが、一体となって取り組むべきことだと考える」先輩「安村、具体的にはどういうことだ?」 安村「はい、部下の失敗に対して、その対応を共にしたり、 失敗をフォローしたりしますね」天崎「『甘やかしの安村』丸出しやなぁ。甘い甘い。( ̄ー ̄)」先輩「だが、一理あるなぁ。 部下はその上司を頼もしく思うだろうし 上司と部下の信頼関係は強固なものになるな。 教育としては、ひとつの有効な方法だ……」天崎「先輩も、甘いですよ。 部下を逞しく育てるチャンスが台無しです。<`ヘ´>」先輩「いいから、安村、その甘いやり方の究極を教えてくれ」安村「実は、その後の始末のつけ方が大切なんです。 顧客と関係のある場合は、 お客様先へ部下の失敗の謝罪をするのはもちろんのこと、 社内にも迷惑をかけた場合は、 指揮命令の立場であった上司からもしっかりと謝罪して、 社内の関係性を良好にすることも大切です」天崎「うん、その辺りは俺もそう思う。そこは管理者の責任だ。 部下も連れて行って、こっちが必死に謝っている状況を 見せて、プレッシャーをかけてやる」 先輩「ぷっ(^× ^) 天崎は、徹底しているなー。ふふふふっ。 よし!! 今日は、ここまでだ」天崎「先輩の場合は、どういう対処をされるんですか?」先輩「……ん? 俺?俺か……。逃げるが勝ち。 2~3日、会社を休むかな…………( "⌒∇⌒" )」両名「ダハッーーー (・へ・)<`ヘ´>(-"-)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[63]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[62]先輩「久しぶりだな……さぁー--設問と行くぞ!!!(^ム^)」天崎「えっ!! ちょっと先輩、どうしたんですか?? 唐突に……『熱』があるんじゃないですか?(゜-゜ )」先輩「熱か?熱はあるぞ『情熱』という熱だ。( "⌒∇⌒" )」安村「では、設問をどうぞ…………(^-^)」 先輩「『風通しの良い職場環境をつくる』という事に関して、 管理職2名の見識を聞こう?」天崎「( ´,_ゝ`)ぷっ、先輩! どんな難題を出されるかと思えば、そんな事ですか? そんなの簡単ですよ。職場の窓を開けたりして喚起を よくします。最近は、コロナで、何処でもやってます」先輩「<`ヘ´>天崎!!分かって言ってないか?(-"-)……もう。 安村、どうだ?えっ?」安村「まず、この設問とは別に、職場のメンバーの一人一人が、 責任感を持って仕事をすることが大切です」先輩「それはそうだな。…………で?」安村「しかし、本件に関して管理職が部下に対して、 あまりプレッシャーをかけすぎますと、 『未達成はゆるされない』『失敗してはならない』と 感じさせてしまい、悪い方向へ向かってしまうおそれが あります」 先輩「全くそうだが……、安村は何が言いたいんだ?」天崎「安村!チョット聞くが、お前の職場では、 『未達成が許され』『失敗してもよい』ということか? お前、管理職として狂ってないか?」安村「まあまあ、先を聞いて下さい。 『風通し……』のテーマですよね。 プレッシャーが強く、ゆとりのないこんな職場環境では、 目先のことに精一杯になってしまって、 一人一人が積極的な姿勢で新たなことに挑戦するのは、 難しいと思うんです」天崎「プレッシャー、プレッシャーと馬鹿のひとつ覚えのように さっきから言ってるが、職場には、それなりの緊張感が 必要だろう? 『未達成はゆるされない』『失敗してはならない』と 思って仕事をすることは大切なことじゃないか? 必要だろう……ええっ?」安村「重要だ。重要だが……それは常識だ。 いちいち考えることじゃない。そんな事ばかり考えて、 仕事をしていたら職場が愉しくないだろう……」 天崎「楽しい?ええっ!職場が楽しい?? 甘い甘い、職場は遊び場じゃないんだ……」先輩「……で、安村、『風遠し……』結論は?」安村「はい、『困ったときにすぐに相談』できたり、 『部下が上司に気軽に話ができる』環境こそ、 職場の雰囲気を変えるだけでなく、 社員の前向きな気持ちを醸成します。 こんな職場が風通しの良い職場で、そこから、 創意工夫も生まれると思っています……」天崎「創意工夫とやらが風に乗って舞い踊り、 仕事は未達成、職場は失敗だらけって事だな……。 お前らしいっちゃ、お前らしい」先輩「天崎の考える風通しの良い職場環境ってのは、 どんな感じだ?」 天崎「上司たる私の命令が、風が吹き抜けるように行き渡り、 部下の仕事の達成度がグングン上がり、 失敗などという文字が、風に飛ばされるように無くなる。 ってな、そんな職場ですな。 ウチは、すでにそうなっていますが……( "⌒∇⌒" )」先輩「ふふふふっ。お前たち、面白いなぁ。ははははっ(^。^) よしよし、ここでお開きにしよう」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[62]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[61]先輩「人類にとって宗教の問題はとても大変なことだなー-」天崎「先輩……どうしたんですか?……急に。(゜_゜ ) 救急車を呼びましょうか?( "⌒∇⌒" )」先輩「……ヨーロッパで、宗教上のことで、 又もや紛争が起きてるじゃないか……うーん。(一_一)」安村「えっ?えっ?先輩! ヨーロッパ? 何処ですか?」 先輩「お前たちは、ニュースをちゃんと観ていないのか? 今、大変なことになっているだろう?」天崎「……?? もしかして先輩。 ……まさか、ウクライナの事を言われているんですか?」先輩「……当たり前だろう。今、大騒動だろうが……」安村「先輩、勿論僕たちもそれは知っていますよ。でも……、 この紛争には宗教は直接関係ないと思いますが…………」先輩「うん? だってお前、『信仰・信仰』ってニュースで、 言ってるぞ……」天崎「『信仰』??? ああ、ウクライナ侵攻……ですか?」先輩「……やっと分かったか。反応の悪い連中め……<`ヘ´>」 安村「チョット先輩、その侵攻は『信仰』じゃなくって……、 あっ、あっ、……先輩、やりましたね……もう……」天崎「何々?えっ?なんだ、先輩一流のダジャレジョークか?」先輩「ふふふふっ( ̄ー ̄) やっと、ピンと来たか。 はははっ(^。^) ……もう、ジョークでも飛ばさないと、 気持が収まらないくらい頭に来とるよ……<`ヘ´>」安村「一般市民が、ホントに可愛そうです…………」天崎「先輩、下手なダジャレはその位にして、 設問にいきましょう!……設問に!!………もう(-"-)」先輩「ふふふふっ……、よし分かった。(^-^) 部下とのコミュニケーションについて……、 君達はどうしているか?天崎……どうだ!」 天崎「部下とのコミュニケーション? そんなもん連日一緒に仕事してますから、取り立てて、 どうって事はありませんけど……。 毎日の指示・命令・実行が……即ち、 コミュニケーションなのでありまーす」先輩「……そうか。天崎らしいっちゃ……らしいなー。 安村は?」安村「私は率先して部下とコミュニケーションをとる方ですね」先輩「ほぅー、天崎とえらい違いやな。その訳は?」安村「部下とのつながりを重視することは、 仕事を円滑に進めるうえでとても大切なことです。 コミュニケーションを通じて、業務の状況だけではなく、 部下の性格や能力などを知ることができます」天崎「先輩、何も違いはしませんよ。安村は、僕と同じことを 言っていますよ。それらを現場で実践しているのが、 天崎流であります……(^。^)」 先輩「ほうー-、一緒のことなのか……安村」安村「……ちょっとと云うか、大分違います。 仕事の上で、自分としては明確に指示をしたつもりでも、 意図した通りに受け取ってもらえない事が多々あります」天崎「それは、安村課長殿とその部下の未熟の問題であり、 我が課では起こりえない事なのでありまー-す。以上!」先輩「そうか……。安村、どうだ……?」安村「天崎の言う職場が理想ですが、人と人が為すことには、 誤解もあれば、聞き違いもあります。仕事以外の場でも、 日ごろからコミュニケーションがとれていると、 トラブルをできるだけ回避することが可能になるんです」先輩「しかし、天崎の職場では問題は起こっていないらしいぞ」安村「ふふふふっ……、表面化していないだけでしょう。 月間の成績にはちゃんと、結果が出ていますよ」天崎「アチャー、そこまで見ていたか……。 まっ何事も完璧というわけにはいかんな……うん」 先輩「時として複雑な指示であったり、 あまり積極的になれない案件の指示であったりすると、 誤解が生じがちな面があるな……。天崎だって、 カッコつけてるが、そういうことはあるだろう?」天崎「……へへへっ(;一_一)」安村「今、先輩が言われたことは大切でして、 誤解を少なくするには、自分自身を部下に理解して もらうことも大切です。自分が伝えたいメッセージを、 確実に理解してもらうためにも……」天崎「我が課は、現場で相互理解が出来てるから、 職場を離れてまで、コミュニケーションは必要ありません。 面倒くさくてしょうがない……」先輩「( ^×^)ぷっ 面白いなーーお前たち。 まっ、お互いに切磋琢磨しなさい。 今日は、この辺でお開きにしよう……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[61]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[60]天崎「先輩、コロナがなかなか下火になりませんねぇ……。 もう……『日暮れて道遠し』の感です……(・へ・)」先輩「なんだ天崎、お前らしくもなく文学的じゃないか?(^○^) どうした?高熱でおかしくなったか?ふふふっ……」安村「へへへっ……先輩『日暮れて道遠し』は、 ウチの常務の口癖なんですよ。 我々の仕事が計画よりも遅れると……連発されます」 先輩「そうなのか……?ははははっ……(^○^) しかし、心細い気持ちをよく表した言葉だよなぁ。 しかし……コロナも、もう丸2年を過ぎるぞ……。 正直、これ程続くとはとは思っていなかったなぁ……」天崎「只今、感染症の、 最長不倒記録を更新中でありまーす。(^^)/」先輩「ん?(゜_゜ ) いやいや、それは無いぞ。 昔、流行った結核は、かれこれ10年近くかかった。 医学の進歩も近年ほどではない時代だ……」安村「先輩……結核は大体いつ頃の話なんですか?」先輩「昭和の20年代だな……」天崎「ひゃー-、爺ちゃん婆ちゃんの時代ですよ。(一_一)」安村「相当に大変だったんですか?」先輩「うん、聞くところによると、結核は昭和20年には、 過去最高の死亡率だったらしい。 確か、人口10万人に対して280.3人という数字 だったらしいぞ。凄いやろう?新型コロナは、 人口10万人に対して大体16人位だな……」 天崎「話には聞いていましたが、そんなに凄かったんですか?」先輩「ほう、話に聞いていたとは凄いなー、……天崎」天崎「へへへへっ……まぁそのー--(-_-)」先輩「当時の、病気による死亡原因の第1位は、 結核、次が肺炎・気管支炎、続いて胃腸炎と、 死因の上位を感染症が占めていたらしい」安村「そうなんですね。その頃も、死の危険度の高い病は、 やっぱり肺の病気なんですね。コロナと似ていますね」先輩「呼吸器は心臓と直結した重要な仕事をしているからな」天崎「怖いのでありまーす。 昔から殺すことを『息の根を止める』と、 云うのでありまー--す」先輩「天崎!今日はどうしたんだ。最近は付き合う相手が、 レベルアップしたみたいだな……はははっ、失敬!!」天崎「…………(-"-)…………(^-^)」 安村「コロナも対策の意識をもっと高めないと、 長く続けばそれだけ被害も拡大しますね……」先輩「そうだな。『我慢』『自粛』の繰り返しだな。 お互いに、頑張ろう。 ……ところで久しぶりに会ったんだが何か問題提起は 無いのか?」天崎「安村は、この前の常務の話は聞いたか?」安村「うん、テレワークの日だったがねリモートで聞いたよ」天崎「俺たちも社内にはいたんだが、リモートだった……」先輩「『日暮れて道遠し』の常務さんだな。(^。^) そのお話がどうかしたのか?」天崎「はい、ちょっと納得がいかないんですよ。なっ?安村」安村「うん、まぁ……(^-^)」先輩「どういうことだ?」 天崎「端的に言えば、 『出来る社員には、どんどん複数の仕事をやって貰う』 という話なんですけど……できる社員と言えば、 我々も含まれるでしょう?……当然」先輩「うん…………まぁ……そうだろうな。(^_^;)」天崎「要するに複数の部署を担当させて、 こき使うって作戦ですよ。 今担当している仕事だって手一杯というのに……」先輩「うんだから『出来る社員』に……と、 言われているんじゃないか? 出来ない奴の所には指示が来ないんじゃないか?」安村「私達には、確実に来そうなんですよ。 社内でも自他共に許す、出来る課長ですから……。 なっ、天崎課長…… ( ^×^)」天崎「安村課長……それはそうだ。(^。^)」先輩「この話が来るってことは、 ある意味抜擢されるという事なんじゃないか? 良い話だろう……」天崎「一人分の給料で2倍働かせようってんですよ。 堪りませんよ。(-"-)」 先輩「俺も若い頃に経験があるが、負荷の高い複数の部署を 兼務させるというのは無いんじゃないか? 例えばお前達二人のポストを兼務するのは無理だろう?」天崎「無理です!!!出来たら我々が半人前という事になる!」安村「仰りたい意味は分かります。 確かに、兼務する方の仕事は『企画』『計画』或いは、 『調整』のポストになってるようです……」先輩「だろう? ラインの管理者にそういう異質の仕事を体験させて、 勉強させる狙いと、今一つは、君たちの視点の違う意見を 会社経営に取り入れたいという様な事じゃないのか?」天崎「先輩、100歩譲って、そうであったとします。 それでも、任務を与える以上は、業務の負荷や責任の 比率を明確にしてもらわないと職務を全うできませんよ」先輩「うーん……そう来たか……」安村「現在、兼務をされている先輩方も、 その辺りはあいまいな感じなんですよね……」先輩「うん、それでその先輩管理者たちは、 グダグダと文句を言っているんだな……(^。^)」 安村「いえ、それが不思議に、活き活きされているんですけど」天崎「はっきり言って、これは騙しですね。 どうもついて行けません」先輩「天崎、……それで良いんじゃないか。だって、 日暮常務は『出来る社員』と言われているんだろう?」天崎「日暮常務じゃないんですけど……。(・へ・) うー--ん、それは…………」安村「先輩、どの様に考えたら良いんでしようか?」先輩「本音は、抜擢されたいんだろう?少々きつくてもな」天崎「条件交渉をしているのでありまーす。(^^ゞ」先輩「よし、天崎上等兵はこの任に非ず。 現状維持でいくように……」天崎「先輩! (*´ω`)」安村「知恵を貸して下さい……先輩」 先輩「知恵も何もない。明々白々だ。いいか聞けよ。 『責任は、両業務共に100% 対 100%だ。 責任は取るか取らないかであって、中庸は無い。 いいな! そして、業務負荷比率は自由裁量でやれ。 それが出来るレベルの者を抜擢するんだ』 ( "⌒∇⌒" )」安村・天崎「………………」先輩「お前たちにはそれだけの能力がある。 関係先と調整しながら、自分で判断して動け。 そういう能力の醸成もこのプランには含まれておる。 いいか、分かったな。( ̄ー ̄)」天崎「先輩……先輩は、ウチの常務と繋がっていませんか?」先輩「ははははっ、こういう話は何処でも似たようなもんだ」安村「うーん……ありがとうございます。 取り敢えずチャレンジしてみます」先輩「ははははっ……、お前たちが選ばれたらな。はははっ」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/02/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[60]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[59]天崎「先輩、コロナ感染も収まりませんね」先輩「『感染』というからじゃないか?『観戦』気分になって 他人事みたいだ……」天崎「……!! ヽ(^。^) アイアイサー……。 先輩、コロナ”撲滅”活動も思うにまかせませんね……」 安村「対策の意識をもっと高めないといけませんね……」先輩「政治家やマスコミみたいな事を言うな。 何事においても、日本人の意識は諸外国に対して高い」安村「そう言われればそうですが、どうして意識が高いのに 収まらないんでしょう?」先輩「西欧諸国に比べれば、遥かに高いレベルで抑えているよ」天崎「でも、先輩、撲滅できてませんよ……」先輩「うん、意識は高いんだが…………」 安村「あっ!先輩、行動力の弱さですか?意識は持っていても、 行動力に関しては、我々はあまり強くない」天崎「♪♪そのうち何とかなるだろうーー♪♪ってか?(^-^) しかし先輩、第4波が到来していますよ」先輩「到来?……ははははっ……。甘いな。何処から来るんだ? 来るんじゃない!ウイルスは常に我々の周辺に居るんだ。 いいか、これはゲリラ戦に近い。常に我々の周りに、 敵が居るんだよ」安村「そうですね。その様な意識を強く持って……、 防御の行動に移さないといけないんですね」 先輩「テレビなんかも、自粛違反をした連中ばかりを、 報道しないで、知恵を使って様々な防衛行動をしている 様子を流せばいいんだよ。お手本になる様な……」天崎「先輩、言葉の使い方って大事ですね。 自分の発する言葉で、意識の強弱が左右されるような そんな気もします……」先輩「おいおい、天崎らしくないな……殊勝な事を……」安村「新幹線博多駅で、キャリーバックを持った観光客が 増えたニュースを見て『そろそろ動いても良いのかな?』 と、感じる人もいますが『これは、まだまだ危険だ』と、 感じた方が良いんでしょうね……」 先輩「そうだと思うぞ。良い線迄は抑え込んできているんだから 今一歩だろう。忍耐力が試される時だ……」天崎「飲食店なども限界に来ていますから、 早くなんとかしないと……」安村「交通機関なんかの企業も大変な状況だよ……」先輩「これ程の困難な状況に襲われると、与党も野党も目的は 一緒だという事が浮き彫りになるよな。 方法論が違うだけなんだから、野党もどんどん政府の案に 対案を出すチャンスだな……それが次の選挙に繋がる」天崎「対案……ですね。大事なことですね。国民にとって。 なんか批判ばかりしているように見えてしまいます」 安村「国難に接すると、様々な人達の本質が見えてきますね」先輩「ふふふふっ……、それは我々に対しても一緒だろうな。 俺たちの行動力も問われている。口先ではなくて……」天崎「うーーーん、深いですね……」先輩「不快だ!( "⌒∇⌒" )他人事じゃない。即行動だ!」天崎「…………(;一_一)」安村「うーーん」先輩「…………( ̄ー ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/04/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[59]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[58]先輩「関脇の照ノ富士が大関に返り咲く事が内定した様だな?」天崎「えっ?相撲ですか?そう言えば大相撲やってますね?」先輩「君達は、相撲は余り観ないか?野球かサッカーかな?」安村「……ですね。この時期は甲子園ですね(^-^)」天崎「その、テル何とかっていう力士は強いんですか?」 先輩「うん、実は2015年の夏場所後に大関に昇進したんだ……」安村「ああ、ニュースで観た覚えがあります。 その後下の方に転落したんですよね」天崎「じゃー、今回、返り咲きなんですね……」先輩「照ノ富士は2017年秋場所を最後に陥落した……怪我でな。 モンゴル出身の力士だが……その後、どんどん落ちて、 序二段まで落ちたんだ」天崎「ジョニダン?」先輩「階級で言えば、横綱・大関から、関脇、小結、前頭、 十両、幕下、三段目、序二段、序の口となるから、 大変な陥落だな……」 安村「それは凄いことですね。 大関と序二段ではどの位違うんですかね……」先輩「そうだな……、序二段は7日間しか相撲を取らないが、 全勝したとして……まぁ、月に給料が15万円位かな。 大関は、月に250万円と聞いている……」天崎「ウワー、えらい違いですね。 しかし、よく頑張って上がってきましたね。 まっ、怪我が無ければ強い人だったんでしようか……」安村「精神力も強いですね……」先輩「うん、この話は伝説になるだろうな。 もし、横綱にでもなればなおの事だ。 今まで、モンゴル出身力士を応援したことは無かったが、 照ノ富士は応援してきたよ…………。 では、そろそろ、設問に入ろうかな…………(^-^) 天崎君は最近専務のお話しを聞いたらしいじゃないか?」 天崎「おっ!先輩も早耳ですね。 先週、課長連中を集めて専務の有難い訓示が有りました」先輩「ふふふふっ……その顔はあまり有難く無かった様だな? 安村も一緒に出席したのか?」安村「残念ながら急な客先出張で参加できませんでした(^-^;」先輩「……急に……というのは、クレーム処理だな?」安村「……です。(^_^;)」天崎「先輩、信じちゃダメですよ。 安村は……出張を作って逃げたんですから……」先輩「はははっ……相変わらず冗談がキツイな、天崎。 ところで、何が不満だったんだ……お話しの……」 天崎「様々なお話しを頂いたんですが 『部下を上手に使って、業務を処理せよ』というのが、 ……どうも……」先輩「……ん? その通りじゃないか?」天崎「先輩!冗談じゃないですよ。<`ヘ´> そんな風に言って、我々の責任スパンを広げようって 魂胆なんですから。部下に信頼できる人間が少ないから、 これ以上管理スパンが広がるのは……全く辛いです」先輩「そんなに部下が信じられないのか?」天崎「……何も全然居ないとは言いませんよ。 しかし、誰からも信頼される様なヤツは滅多に居ません。 結局、我々課長に殆んどの負荷がかかるんですよ。 雲の上の人は、そこの所が分かっちゃいない……です」先輩「……ほう……、安村の所もそうなのか?」 安村「先輩、天崎はオーバーに言っているだけですよ。 信頼できる部下はちゃんといますよ。天崎が言う様な 誰からも信頼される部下は存在しません。居たら多分、 我々の遥か上にいってるんじゃないでしょうか?」天崎「専務が言われる『部下を上手に使って』というのは、 部下にある程度任せて……という意味なんですよ。 そして、課長の責任範囲を大きくしようという魂胆です。 しかし、任せられるヤツなんてそんなに居ませんよ」安村「……先輩、考えますと、専務が仰りたかったのは、 部下を信頼する度量を広げて、仕事の質量をあげて、 成長せよと……いう意味ではないかと思います……」先輩「なるほど、天崎には酷な言い方かもしれんが、 信頼できる部下がいないんじゃなくて、 自分に信頼する度量が無いんじゃないかという事かな?」 天崎「……まあ、現場を知らないお偉いさんの意見ですから、 『秋の花畑』で参りましょう……」安村「( "^ ∇ ^" )」先輩「何だ?『秋の花畑』だって……?なんじゃそれは??」天崎「『菊(聞く)だけ』……(≧▽≦)」安村「……お後がよろしい様で…………チョン」先輩「…………………………(;一_一)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/29
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[58]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[57]先輩「コロナ禍対策も天王山に来た感じだな。 緊急事態宣言は全国的に解除になった……しかし、 第3波は下火にはなったが終息したわけではない。 桜の花が咲き始めている。 卒業・入学・入社のシーズン到来だ」安村「官庁・企業の定期異動の時期でもあります」天崎「東京オリンピックも聖火リレーが開始されそうです」 先輩「タガが緩みそうな誘惑がひしめいてくるな。 しっかり、ここで食い止めるには相当の自覚と辛抱が 必要だな……」天崎「そうですね。ここらが正念場ですね。 政府が下す宣言が解除されたという事は、 各地域に応じて、各都道府県単位でコロナ防止に 取り組むって事でしょう。 勿論国のバックアップの下で……」安村「県境を越えて行き来の激しい地区は別として、 考えてみればそれが基本かもしれんなぁ。 地域によって感染状況に大きな差がありますからね。 感染拡大の大きい所に、国は重点的に援助をすれば 良いですね。……かと言って、 全国的に油断は禁物ですが……」 先輩「もうひと踏ん張り、本物の自主規制だろうな……。 どう見たって、第4波が来ないとは誰も断言できない。 ……さて……話を戻そうか……。 天崎は、最近、仕事の上で問題に感ずることは無いか?」天崎「丁度良かった、営業部門の経験が長い先輩に、 聞きたいことがあるんです」先輩「ほう……(^。^)珍しい事だな。どんな事だ?」天崎「先輩、原則論ですが『良い製品を安く作れば売れる』と 思われませんか?」先輩「うーーーん……。まぁいいや。大まかに言えばそうだ。 それで……?」天崎「チャンとした製作基準に則って、 品質の良いものを作っているのに、営業部門が、 色々と言うんですよ……」 先輩「ほう、営業部門がどんな事を言ってくるんだ?」天崎「安村、お前んとこにも言ってくるだろう? あれこれとな……」安村「うん、ウチには特に納期に関する事が多いな。 納期厳守は常識なんだが、時折り早めてくれと、 言ってくるよ……」天崎「私の性格ですから、100%製作基準を徹底させて、 作っているのに、簡単に仕様を変えてくれなんて 言ってきます。 こちらとしては、大変な手戻りになるんです。 何を考えてるんだか……」先輩「そんな時、営業部門の連中は何と言うんだ?」安村「決まって『顧客要望』と言ってきますね」 天崎「本当かどうか?甚だ疑問です。 最初から発注書が間違っていたんでしよう……。 そう言えば良いのに……。 お客さんといえば通ると思ってやがる。(;一_一)」安村「この前、皮肉で『営業は顧客の奴隷か?』って、 言ってやりました」先輩「そうじゃないのか(^。^)『奴隷』は激しすぎるとして、 『お客様は神様です』だろう……ははははっ(^O^)」天崎「先輩!! その言い方は無いんじゃないですか……<`ヘ´>」」先輩「よし、じゃあ最初の話に戻そう。 天崎は先ほど『良い製品を安く作れば売れる』と、 言ったが、この言い方は未熟なんだ」天崎「どこが……ですか? 未熟??」 先輩「『どんな凄い製品で価格が安くても、 顧客がいなければ売れない』 ……これは当たり前すぎる事だが……」安村「それはちょっと、極端な言い方じゃないですか?」先輩「制作部門の人は直接顧客に接することが少ないから、 感じ方が弱いんだ。顧客を一番大切にしなければ、 企業は必ず行き詰る。競争相手が皆無なら別だが……」天崎「逆に、私達が作り出している様な、良い製品であれば、 お客さんが競い合って買いに来るんじゃないんですか?」先輩「どんなに良い製品でも商品になるかどうかは別問題だ。 『製品とはこっちが作る物』『商品とは顧客が買う物』 だから、顧客が欲するものでなければ、どんなに こっちが素晴らしいと思っていても買ってくれない」 天崎「だって私達も勝手に物を作っている訳じゃ無いんですよ。 営業部門が求めてきたものを、解釈して製造仕様を作り、 それに則って製作しているんです。 営業部門からの要求仕様が間違っていたら違うものが 出来ます。そのツケをこっちに回されても……」先輩「そうとばかりは限らないぞ、製作部門での仕様書の解釈に 誤りがある事だってある」安村「……うーん、確かにそれは時々ありましたね。 勘違いとか先入観で……。 でも、営業部門がおかしいことが圧倒的に多いです。 そのツケを回されても堪りません」先輩「いやいや、そういう事は全く同じように、 『営業部門』と『顧客』の間でも発生する。 誤解や、勘違いや、顧客のミスだ。 最終的には売る側が譲らなければ売れない。 これが鉄則だ」 天崎「安村、先輩のいう事に賛成できるか?<`ヘ´> 俺は納得いかん!!」安村「全く賛成ではないが……理解はできる。 『営業』も『製作』も同じ会社だから、 お客さんから見れば一緒なんだよな……」天崎「……うん、それはそうだが……。 …………で?」安村「俺たち製作部門も『商品販売』をもっと理解し、 営業部門も『製作行程』をもっと深く理解してくれたら、 俺たちもこんなに不満が溜まらなくて良いのかも……」先輩「会社によっては、営業&製作部門の人事ローテーションを 積極的にやっている所もあるぞ。 作りかけの仕掛かり製品が『商品』に化けたこともある。 現場は『中途半端な物は出荷したくない』と反論したが、 顧客のたっての要望で高値で売れたと聞いている……」 天崎「製作のプライドも何も無いですね。"(-""-)"」安村「製品と、商品か………先輩、今日は良い話を聞きました。 ありがとうございます。(^-^)」天崎「はい、物分かりの良い安村の締めの言葉でした。(^-^; 先輩、………ちょっとだけ、ありがとうございました」先輩「ふふふふっ……。よし、今日はこれまで。。。。(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[57]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[56]先輩「最近、行政の責任者の方々の発言に、 曖昧な表現が多くなったと思わないか……?」天崎「行政の責任者と云うのは大臣とか次官とかの事ですか?」 先輩「うん、そうだ」安村「例えばどういう事でしようか?」先輩「うん、『慎重に』とか『早急に』とか『検討して』とか、 『多分……』とか『総合的に』とか……だよ」天崎「えっ?先輩、しかし実際に現場でそういう状況って、 あるんじゃないですかね。『この問題は奥が深いので、 慎重に検討していきたい』とか……」先輩「研究者とか法律家とかが言うのなら分かるが、 行政だぞ。政治を行う部署だ。実行部隊にそんな曖昧な ものは存在しないだろう」安村「実行部隊だから、具体的に説明しなきゃならないと、 言われているんですね?」 先輩「『奥が深いから慎重に』なんて言われても、 何を何時迄に実行するのか分からんじゃないか。 奥が深いというのは、どういう意味なのか? 関連する専門性が多数あるという事なのか?それとも、 まだ未解決の問題が山積みという事なのか? 慎重にというのは、どの位の期間を言っているのか? 一週間か?一ヶ月か?はたまた一年位研究せねば……と、 いうことなのか? 行政に携わる実務者や国民に分かる表現でなければ、 納得したり、動くことが出来ないじゃないか」天崎「しかし、質問者側も国民も共に分かったような気に なっていますね。マスコミも曖昧なままに報道している。 そして、番組に専門家を呼んであれこれ推理ごっこを しているのが、現実ですね。 ということは、それ程難しい政治課題という事かな?」安村「『実行部隊』ですから、5W1H式に表現出来ますよね。 何時迄に、どのような部門間で、何について議論し、 答えを出す予定だ……等と……」 先輩「コロナの問題にしても、オリンピックの課題にしても、 まぁ、色々と先が読めないものが山積みなのは分かるが、 決断と実行の行政を期待したいよ。そういう意味では、 まず喋る言葉から具体性を高めて欲しいもんだな……」天崎「『総合的且つ慎重に議論を致しまして、 最適な答を出します』って、毅然として言われると、 凄く偉い人に感じるから……不思議ですね。 中身が無い発言ですよね。そんなの小学生でも言える」安村「具体的で実行的な発言というのは、 その通りにいかなかった時の責任が生まれるから、 それなりに慎重になられるのでしようね。しかし、 そんな事は世の中で当たり前なんだから、 勇気を持って発言して欲しいですね」先輩「ははははっ……、何だか今日は愚痴の会話になって しまったな……。 少し早いが、今日はここまでにしようかな……(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[56]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[55] ■ 若い者は年長者より優れているシリーズ<下> ■先輩「まぁなんだな…………両人。 年長者はその時点での経験の差や、立場の差で若い人に 勝つことが出来るという面もあるよな 勝った様に見せることも出来るからね……経験で……。 年の差というのは主に経験の差だからね、 経験をベースにしたテーマなんかでは圧勝だな。(^。^)」安村「先輩、経験の差というのは、 特にビジネスの世界では大きなものがありますよ」先輩「うん…………。 若い人と話している時に、時々ふぅ~と思うんだけどな。 自分が彼達くらいの年齢の時よりも、 断然しっかりしているなぁと感ずる時があるんだ……」 天崎「えっ!!……またまた、ホントですか? 全部、手の平の上じゃー無いんですか……」先輩「ははははっ、そんなことは無いよ。 ……でもな、わざわざそんな事を口に出す必要もないし、 黙ってりゃ現時点での蓄積差で何とか出来るからな」安村「……!!」先輩「君達には、そこんとこが分かってないということかな。 ふふふふっ…………( ̄ー ̄)」天崎「ふぅー………。(ー_ー) まぁ、はっきり言って謙遜もあるんですけど…………。 よーーーーく、分かりました。(^^ゞ」 先輩「人類は、その長い歴史の中で、言葉や文字を使って、 自分たちの経験を蓄積し、後世につないできたのが、 凄いことだよな。他の動物には見られない……。 現代の日本人はこの世に誕生してから16~7年で、 微分積分の概念を理解し習得することが出来るんだ……」天崎「…………?」先輩「ところがこれを経験則だけでいくと、たとえば、 神武天皇から数えても、……西暦で数えたって、 何千年もかかってるんだからな…………」安村「…………!」先輩「現代は蓄積されてきた膨大な情報という財産を使って、 たった16年未満だよ……。 ……いやもっと今は早くなっているかもしれない。 こと程左様に新しい人類の方が過去の経験の蓄積を使って どんどん優れていかなきゃ嘘ってもんなんだ」 天崎「…………!!」先輩「知識は一つの情報なんだが、 その情報の質、量、伝達スピードと、どれをとっても、 過去と現在とでは比べようが無いくらい進化してるよに。 脳の進化も全体的には早いんじゃないか……。 今の若い者にそういう認識があるかねぇ……。 ……ねぁ、ご両人……(^。^)」安村「眼から…………」天崎「うろこでありまーす…………」天崎・安村「ヘヘッ……(>_<)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[55]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[54] ■ 若い者は年長者より優れているシリーズ<上> ■天崎「先輩、先ほど話した上司にへの若干の恐怖心というのは、 何も人事権だけに限った話でもないんですよ……」先輩「うん?……ほう、他に何かあるのかな?」天崎「はい、会社の先輩上司は、 自分達より遥かに優れた方々です。半端じゃないんです。 その事に対する畏敬の念もあるわけですよ。 本音を言えば、とてもじゃないが自分達には、 後を継げそうにもありません」 先輩「…………そうか……。ふふふふっ……( ̄ー ̄) 上司達も、若い頃はそう言ってたんじゃないかな……?」天崎「先輩も大変なご出世ですが、そう思われていましたか?」先輩「勿論だよ。勿論そう思っていたよ。(^。^)」安村「それは先輩のご謙遜でしょう……。 様々な局面でやっぱり先輩達は違うなぁ……と、 実感しますよ。生半可な事では叶いそうにありません」先輩「お前たち、おかしいぞ。そんな事はない。 若い人達が年長者より優れているに 決まってるじゃないか……そんなこと常識だよ。(^。^)」天崎「もう……先輩! 後輩に向かってお世辞はやめてください……。 そんなありもしないことは言って頂かなくて結構です。 ほんとに……………(ー_ー)」 先輩「…………(^-^)」天崎「我々はいつも……、職場でも、飲み屋でも、どこでも、 総合力で、先輩、上司にやられっ放しというのが、 厳しい現実ですから……ふぅぅ (;一_一)」安村「個々の仕事の、リーダーシップを取れる事はあっても、 総合力では、我々はとうてい勝てません……。 と言うか、勝てそうに思えません。全く未熟です………」先輩「そうか……。そうなのか……ふーーーん……。( ̄ー ̄) じゃー、やっぱり年長者の方が優れているか………。 なーるほど……。 しかし、まぁ、考えてみりゃー変な話だなぁ……」天崎「えっ?(゜_゜>) 一体何が変だと言うんですか?……先輩」 先輩「今、お前たちが言っている事を、逆さに表現すれば、 若い方が年長者より劣っているという事だよな……」安村「はい、確かに……」先輩「……ということはだな……。 世界総合的に見て人類の歴史は、歴史を重ねる毎に、 悪い方向に向いていくという事になりはしないか……? ……だって、新しい人間の方が劣っているんだろう?」天崎「……うっ!!」先輩「ところがだ……、それがそうなっているようには、 見えないんだよなーー。 けっこう、発展してきてるんだよなぁ……。 人類は……。 昔から……」 安村「……はぁ……確かに……(-.-)」先輩「ふふふっ……という事は、なんだな、 昔は若い人が優れていたということかな。君達の代から、 どんどん、どんどん悪くなってきたという事じゃないか? ねぇ……。 ははははっ…………(^。^)」天崎「…………(-.-)」先輩「ははははっ……どんどん、どんどん悪くなって、 果ては滅亡するということなのかね……。 案外、そうかもしれねぇ。いや、ほんとに……。 ふふふっ……。( ̄ー ̄) ………うーん、ホントにそうかもしれんなぁ……」安村「わかりました。 わかりましたよ。先輩、もう勘弁して下さいよ」天崎「もう……先輩ったらきついんだから…………」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/01
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2021/02/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[53]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[52] ■ 企業における「権限」シリーズ<2> ■安村「天崎、部下は常に上司には従う……というんだな。 しかしそれは……条件付きでの話じゃないか……」天崎「なに……条件?……何だ?……条件って?」安村「仮にも我が社は専門技術で成り立っている会社だぞ。 担当者も課長も、部長も経営者も、皆が賢いから ここまで来れたんじゃないか……」 天崎「安村、お前に言われるまでもなく、それは百も承知だよ。 だからこそ、我々もやり甲斐を持てているんだ……」先輩「安村、もう少し具体的に話してくれんと分かりにくいぞ」安村「そうですねスミマセン。例えばですね…………。 例えば上司が天崎に『5は3より小さい』とか、 『歯車と歯車の間に摩擦は一切存在しない』等という、 論理や専門性に基づいた指示をしたとしたら、 天崎は、それに従うかな……?」天崎「おいおい、極端な例だな……それは無茶だよ。 ……安村、それは無理に決まってるじゃないか……。 理屈が通ってないから反論するよ……」安村「君の所の部長が、部長権限で指示したとしても、 反論するか?」 天崎「あったり前じゃないか。間違った指示に従っていたら、 その内に会社が潰れてしまう……。 俺はそこ迄バカじゃないよ……( ̄д ̄)」先輩「ふふふっ、天崎は若干はバカなんだな。 ……失礼(^_^;)」天崎「先輩!!! "(-""-)"」安村「天崎も分かっているじゃないか……。(^。^) 権限が人を納得させるんではなくて、正しいかどうかが、 人を納得させるんだよ……」天崎「安村、話としては分かるが、ウチの会社でも、 権限を与えられているレベルの人は、 全体的には論理性や、専門性には長けている方が多いのも 事実だよ。ウチの部長なんか凄い方だぜ……。 お前の、例え話は極端すぎる……」 安村「そうだな……だからこそ会社でも数人しか居ない地位に、 おられるわけだもんな。 しかし、何もかも全てに渡って詳しいという訳ではない。 権限を持たない部下の方が、遥かに正しい知識や論理を 持っている場合だってある……」先輩「……何だか、安村が当たり前のことを言っているように 思えてきたな……」天崎「……はい、言われてみれば……当たり前ですよね。 どこの会社も……」安村「はい、最初からまさに当たり前のことを言ってるんです。 真に仕事を動かすのは、大半が権限ではないんです。 論理性と専門性、或いは経験に裏打ちされた意見と、 熱意なんです」 天崎「……現実に置き換えると、やや納得できないのは、 上司に人事権があるからかもしれんなーー……。 怖いもんな……( ̄▽ ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/02/16
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2021/02/11
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2021/02/02
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[50]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[49]先輩「テレビや映画で『相棒』を観たことあるか? 考えてみれば、あの番組も長いシリーズだよな……」天崎「お袋が大ファンでしてね。私も話を合わせるために、 時々は観ていますよ」安村「私は、全編みていますよ。大ファンです。(*^_^*)」 先輩「二人で組んで事件の解決に当たるから『相棒』なんだが、 ……まぁ、コンビだな。……漫才みたいな……(^-^) ところで『相棒』の語源を知っているか……」天崎「えっ?ドラマの為に作られた造語じゃないんですか?」安村「……ヤクザ映画なんかでも時折使われていたなぁ……」天崎「漫才のコンビは『相方』っていうなぁ……」安村「……先輩……もしかして……昔の駕籠かき……?」天崎「うん……? うん、確かに棒を担ぐな―――」先輩「ははははっ……、正解だ……。 駕籠の棒を担ぐ相方の事だな。 どちらが放しても、落ちてしまって前に進めない……。 色々な言葉が残っていて、使われているんだな。(^-^) さてさて、今日の設問といこうかな。 君達は良い上司に恵まれているか?……どうだ?」 天崎「私は恵まれている方だと思いますね。 心から尊敬できる上司に、ここまで育てて頂きました」先輩「そうか……そういう風に考えられる君も偉いよ。 その上司の最も素晴らしいところはどういう面かな」天崎「思慮の深さですね。私は気が短く短絡的に突っ走る事も あるんですが……。上司の思慮深さは天下一品ですね」先輩「うん、確かに思慮が深いという事は大切な事だが、 逆に、好機を逸するというような事は無かったか?」天崎「それがですね、私がお世話になった上司は、 いざという時の決断が早いんですよ。 それも到底私等が思いつかないような手を、 即座に打たれるんです」先輩「決断の速さという面では、 天崎も引けを取らないと思うが……、 まっ、早とちりも多いがな……(^_^;) その天崎が褒めるんだから大したもんだな……」 天崎「はい、普段は思慮深い方ですから、 決断が単に早いというよりは、決断すべきタイミングの 読みが鋭いと言った方が良いでしようね。 心から尊敬しています」先輩「なるほど……そう言う事なんだな。 安村は……どうだ? 尊敬できる上司は居られるかな……」安村「はい……好きな上司で影響を受けた上司は居られますが、 尊敬はしないようにしています……」先輩「うん? どういう意味だ?色々と影響を受けたら……、 尊敬するんじゃないか?」天崎「先輩、安村は釈迦ですから『天上天下唯我独尊』(^。^)」安村「はい、大変な影響を受けた凄い上司なんです。 特に目的意識がはっきりしておられて、 自らの目的・目標を持つことの大切さを学びました……」 先輩「……しかし、尊敬できないというのは、何か弱点を お持ちなのかな……その上司の方は……?」安村「いえ、私が見る限り完璧な方です。目的・目標に対して、 必ず、実行の青写真をお持ちですので、決して空論では ないのです。大好きです……尊敬できないのではなくて、 尊敬しないようにしています」先輩「……どうもよく分からんなぁ……どういう事だ?」安村「尊敬するということは、あらゆる事にチェックをかけず、 全て受け入れるというか学ぶ精神だと思っています。 しかし、人間ですから何かのミスが出るかもしれないし、 そういう時は、命がけで守りたいと思っています。 生意気な考えなんですが、視点の違いなんかで私の方が、 真実が見える瞬間もあるのじゃないかと……。 それも又、部下の大事な仕事じゃないかと……」 先輩「うーん、君は神業的な事を言ってるよ…………。 それで、尊敬を避けて『好き』になってるわけか? よくまぁ、切り分けられるな――――(゜_゜)」天崎「先輩、人と人の関係というのは、小理屈じゃありません。 自然に、尊敬できる方は尊敬すればよいのです……ね」安村「……うん、確かにそうなんだが……。 あの方には絶対失敗させたくないんだよな。 会社にとっても僕の人生にとっても貴重な方だから……。 何かの時に、微力でも助力できれば……と、思っている。 大好きな先輩だから…………」先輩「うーん、分かるような気もするが……。 いずれにせよ、立派な上司に仕えて、君たちは幸せだな。 そこから得たものを後輩に返していかないとな (-.-)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/01/26
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