私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 視点・焦点(正しい答えより・・実行できる答え[1]) <Renewal UP> <前回>視点・焦点(問題提起という名の落とし穴[4])大多「やや、耳の痛い面もありますなぁ……。 会社でも、よく見掛けますね。 しかし、そういう人達は大体において、 上層部からの評価は良い様なんだな……」唐知「さぁー、本当に良いんでしょうかね。 便利に利用されているだけかもしれませんよ」備前「便利に? 利用? 何ですか……? それは?」大多「備前お前、青いなぁ……。<`ヘ´>」備前「……(-.-)……ですか(゜_゜ )」大多「抽象的な問題提起と、それに対する抽象的な解決策の間で いわば評論家的に腕を振るおうとする人達が、 上層部から便利に利用されているのかもしれないと いう話…………唐知さん、感覚的には分かります……。 鋭いですよ。 さすがに……唐知さん……」 唐知「やっ……どうも……ありがとうございます。 大規模で安定している企業に多い現象ですね……。 全体的に『抽象的歓迎ムード』みたいな……。 抽象論を淡々と語りますと、とても偉い人に見えたり します……」備前「……(ー_ー)」大多「……ところでさっき言われた……簡単なものは 問題と呼ばないというのは、 どういう意味ですか……?」唐知「……だって大多さん、 それは日常の仕事そのものだからですよ……」大多「仕事そのもの…………と、申しますと……?」唐知「考えてみても下さい。 特にスタッフの日常業務ってのは、小さな問題解決の 連続なんですよね。 とりたてて、それを問題とは言わないだけでしてね……」大多「あっ……なるほど……」 唐知「一方で、本当にしっかり取り組んで解決を図るべき 大きな問題がありますね」大多「はい」唐知「言い換えれば、明らかにそれなりの規模の被害や損失に つながっているか……、又は……、 そうなる事が予測される様な問題です……。 これらの対応の仕方を勘違いしている人達が多いのには 本当に困ります……」大多「……勘違いですか……?(゜-゜ )」唐知「そうです。 だって、そういう人達はほとんどの場合に 『正しい答』を出せば良いんだと考えてるんだから 困るわけですよ……」備前「なっ、何言ってるんですか……。<`ヘ´> 『正しい答』で上等でしょうが? 間違った答でも出せって言うんですか?(-"-)」 唐知「(^u^)……勿論そうは言いません…………。 まぁ『正しい答』という言い方は言葉の上では、 もっともなように感じられますが…………、 これが実に紛らわしい表現なんですよね……」備前「一体どこが、紛らわしいんですか。 ……えっ?(゜-゜ )」唐知「備前さん……実業の……世界では………ですね。 『素早く実行に移せる答』を出しうるかどうかが 勝負じゃないですか? まぁ一歩譲って、素早くとは言わないにしても、 実行に移せる答が勝負です。 実業ですから……まぁ、当たり前の事ですけどね……」備前「……?」唐知「理論的に正しいだけでは答えとして未熟なんですよ。 また、抽象的で実行に移すイメージが湧いてこないもの、 それは答でも何でもないんですよ……。 小説家にでも任せる世界の話でしょう……」備前「………未熟?」 唐知「そう…………例えば『コストを下げるには』という、 極めて抽象的な問題提起があるとしますね……、 『要員の業務の生産性をもっと上げて、小数精鋭に 持って行き、且つ、諸経費を切り詰められる迄 切り詰めると同時に、コンピュータ機器等の資材は、 可能な限り安い物を調達する様にすればコストは 下がる』 等という答えは……全く困る訳です。 なんか……偉そうに聞こえるんですけどね」備前「ええっ……?どうしてですか? まさに、その通りじゃないですか。 ……どうも…………良く分からん……」唐知「これのどこが『答』ですか!! これは、答えでも何でもない。 ただ、問題を細分化しただけじゃないですか。 業務の生産性を上げるって……? そんな事当たり前ですよ。 部門長は日常的に取り組んでる事です。 実はどの業務のどこの生産性を、どうやって上げるかが、 一番難しい問題なんでしょう? ……まぁ、ことほど左様に呆れたことなんですよ……」 大多「なるほど。野球でピッチングのコツをと問われて……、 バッターの打ちにくい所に、相手の苦手な球を投げれば 良い、なんて答えるようなもんだ。 ……答えでも何でもない。 政治家や、評論家の論法には……多いですね」唐知「大多さん乗ってきましたね。……面白い例えです」備前「……僕は、乗りが悪くてすみませんねぇ……(ー_ー)」 <続>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/10/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 視点・焦点(問題提起という名の落とし穴[4]) <Renewal UP> <前回>視点・焦点(問題提起という名の落とし穴[3])唐知「そのテーマはですね、K政令指定都市の、 『道路の混雑を緩和するには』というものでした。 実は、これも先程話した踏切の話と似たようなもんで、 ……答は簡単なんです」備前「えっ……簡単ですかぁ?(゜_゜ )」 唐知「ハイ、簡単です。(^-^) 『混雑を解決しさえすれば良い』という事であれば、 東西南北、市街地区に入って来る方の信号機の、 青の点灯時間を短く、赤を長くして…………、 一方、出て行く方の信号機は、その逆で、 青の点灯時間を長く、赤を短くすりゃ……その内に、 自然と市街地の車の台数は確実に減りますよ」備前「…………(ー_ー)!!」唐知「………勿論、入って来る方の道路には、 延々と車の列が出来るのは当然ですがね。 ははははっ……。(^○^) 『混雑させたくない』という事だけを、 命題にするんなら車を減らせば良いんです。 ……極めて明快です(^-^)」大多「おもしろい発想ですね……。 上りと下りと別々に信号表示する訳だ……」 唐知「これは、ひとつの正しい答である訳です。 しかし、とてもじゃないが採用は出来ません。 なぜか? 人や物資の輸送という、重要な課題との絡みが あるからです。 ……車は、輸送機器ですからね」備前「輸送機器…………ナルホド」唐知「近年は車がレジャー用品だったり、装飾用品だったり、 またスポーツ用品だったり、生活のステイタス主張の 手段だったりと、面白いほど様々ですが……、 車の基本は輸送機器ですよ。 ……ねっ」備前「それに恋人ハントの道具だったり、 交際部屋だったりと多種多彩ですよ……(^-^)」 唐知「ははははっ…………。(^。^) でも、基本は輸送機器ですね。 だったらこの問題も当然の事ですが、 『混雑緩和』のみの問題ではなくなる訳です……」大多「……確かにそうです」唐知「市街地に車を大量に呼び込む物が色々とありますね。 つまり、人や物資が大量に集まる施設やエリアの場所を 移動させるといった事も考える必要が出てきます。 しかし、これは市民の利便性と深く関わっていますね。 また公共輸送と一般車両との関係、道路政策との絡み等、 総合的に解決を図らなければならないわけでしょう……」大多「…………確かに……」唐知「取組みの方法、そして検討メンバーの構成は、 全然違ってきますね……」 大多「つまり道路混雑は『現象』であって『問題』ではなく、 本当の問題は道路混雑によって発生してくる、 不都合の方にあるというわけか。 ……考えてみりゃ当たり前だ」備前「逆に混雑を生み出している違法駐車の問題等もあります。 これは市民が利便性だけ追いかけるから、 起こっている現象といえます……」唐知「そう、そう、ご明察。……不都合については、 そういった市民の便利な生活という側面も大きいかも しれませんが、消防車や救急車、パトカーなどの 緊急出動の際の問題なども見逃せませんね……」備前「大問題ですよ!!」 唐知「今日は、踏切の例と道路混雑の例を2つ上げましたが、 こんな例はいくらでもあります。つまり、私が、 ここで言いたいのは問題解決に取り組む時に、 提起されている問題そのものを解析する事が 非常に重要になる場合が多いという事です。 ホントにこの世の中には多い……。その為に、 その検討に要する費用や人手は膨大になっています。 大切なことは、解決すべきテーマそのものの、 具体化です!!」大多「……………具体化。……フム」唐知「ところがですよ、ところが…………。 えーと………、 ちょっと人の話に移っていって良いですか?」大多「どうぞ、どうぞ。 今日は色々な角度からのお話を、聞かせて頂きましょう」備前「……人の話って?」 唐知「さっきから私が指摘している 『抽象的なテーマは具体化しなければならない』といった 大切な事に気付こうとしない人たちがいます。 彼らは、逆に、抽象的問題提起と抽象的解決策の間で、 いわば評論家的に腕を振るおうとします。 そういう人達が、企業内に存在するのも事実です………。 心当たりありますね?」大多「ウッ……(>_<)」唐知「いえいえ、あなたの事を言ってるんじゃありませんよ。 ……大多さん……(^。^)」備前「それじゃー、僕のことですか?」唐知「はははははっ……。 どうですかね。自分で決めて下さい。 どうでしょう……、問題解決なんて簡単な事と 考えてる人達が身近にいませんか。 ……実は簡単なものは通常『問題』とは 呼ばないんですけどね…………」 大多「やや、耳の痛い面もありますなぁ……。 会社でも、よく見掛けますね。 しかし、そういう人達は大体において、 上層部からの評価は良い様なんだな……」唐知「さぁー、本当に良いんでしょうかね。 便利に利用されているだけかもしれませんよ」備前「便利に? 利用? 何ですか……? それは?」 <次論に続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/10/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 視点・焦点(問題提起という名の落とし穴[3]) <Renewal UP> <前回>視点・焦点(問題提起という名の落とし穴[2])唐知「仮に、仮にですよ、部品を神業的で絶妙な組み合わせに できたとしても……、設備を故障させない為の、 完璧な保全体制をとる事は至難の技ではありませんか?」大多「………!」唐知「特に、おびただしい数の踏切全部について、 完璧に実施する事など……、まず不可能でしょう……。 又、運転技術等の人的な面についても……、 『人には過失の可能性がある』といった事を、 完全に否定出来ない限りゼロにするなんて、 元々できる相談じゃないでしょう? 論理的には、踏切が存在する限り……、 そこに事故の可能性は存在し続けるのです……」 備前「ちょっ、ちょっと待って下さい。 宇宙ロケットの場合、特に人を搭乗させるロケットの 打ち上げについては、今、貴方が言われた事をクリア しているじゃないですか。 『ZD運動』は最初アメリカの航空宇宙研究所から始まった と聞いた事があります。 正に『ゼロ・ディフェクト』ですよ!!」唐知「フム……備前さん、よく知っていますね。(^。^) 航空宇宙研究所だったかどうかは覚えていませんが、 大体そんな所でしょう……。 それじゃ備前さん、当然、あの気の遠くなる様な膨大な 予算の事も知っていますよね……? ……アメリカの例で良いですけど……」備前「いえ……。あのぅ……。多額とは認識していますが……」唐知「あっ、そうですか…………知らない……。(ー_ー) かって世界の大国が競って宇宙開発を国策として推進し、 膨大な予算を注ぎ込みましたが……、 幾度となく故障が発生した事……、 事故になって国民の税から拠出した天文学的に高価な 機材類と……、……なによりも貴重な人命が 損なわれた事も忘れてはならないと思います……。 決して、ZD(ミスゼロ)は達成されたとは言えません」 備前「…………(-_-)」大多「それじゃ……唐知さんが先ほどから言われているところの 『問題提起』のおかしさというのは……?」唐知「だから『全国事故ゼロ』等と、 できもしない理想論を掲げるのではなく、 例えば費用をある一定額準備して、その金を有効に使って 踏切事故を『減らす』というような現実的な、 テーマの出し方に変えれば、 少しは良かったのかもしれませんね……」大多「うーん……。 人の命は地球より重い……といいますから……、 目指すとしたら、やっぱり『0』なんでは…………」唐知「あくまでもこれは『例えば……』の話ですよ。 このテーマはそんなに単純ではありません……」大多「……テーマの設定が変わる事によって、 検討内容がどういう風に変わってくると、 言われるんですか……? 唐知さん……」 唐知「大多さん……『目指すは事故ゼロだ!』と言った途端、 論議は進みませんよ。……だって、そうでしょう? つまり踏切そのものを無くしてしまう案以外の、 何がしかの案を提起する……その度にですよ……、 さほど結論に対する責任も感じていないリーダー達から、 『完全に事故は防げますねっ!』って念を押されたら、 引っ込めるしかしょうがないでしょう……。 だって『完全』は、元々無理なんだから…………」大多「それは……そうですね。 絶対!!と……、言われても……ですねぇ……」唐知「……ここでテーマを、只『減らす』と変える事によって、 それでは一体事故をどの位まで減らすのか……、 これから先、全国で何件迄は『無念だが…仕方ない』と 判断するのか。 …………といった観点から……、これはもう喧喧諤諤の 論議を生みます。 テーマそのものを、ちょこっと変えただけでですよ。 ……人命に関わる事ですから、人の命の重さに変わりは 無いし……『仕方ない』という言葉は禁句である筈です。 しかし、現実論としてはどこまで救えるかを真剣に具体的 に詰めていく必要があります。 ……理想論だけでなく…………」 大多「都市圏と郊外区、又、中央と地方では見解が違い、 全国一律の考え方に馴染まないという事になるかも しれませんね…………」唐知「ええ、なるかもしれない…………、 ……ならないかもしれませんが……。 いずれにせよ、テーマそのものが、段々と具体的に なっていくにつれて、より具現性のある答えしか 考えようが無い様になってくるわけですね………。 実は、それが極めて大切な事なんですよ」大多「………実行可能ということか…………」唐知「………何か、思い出すままに話しているので、 まとまった話になって無いかもしれませんが 勘弁して下さい。……これが唐知流です……」大多「うーん。何となくおっしゃりたい事が分かるような。 ……分からない様な…………。 『問題提起』そのものに疑問を持てってことですかね? うーん、……分かる様な……分からない様な……」 備前「もう、はっきり言って私には分かりませんよ。大多さん! 今日は一体何なんですか? ……良い話が聞けるから来いと言われたんで、 飛んで来たんですけど……」大多「備前、子供みたいな事を言うな! 確かに俺は誘った。 しかしだな……、君だって、それなりに意味を考えて 来たんじゃないのか?」備前「冗談じゃないですよ。 先輩から来いと言われたから来たんですよ。 色々と仕事もあったんだけど……、空けて……」大多「そうか……、じゃー、戻っていいよ。 ついでに会社も辞めたらどうだ……?」 備前「そんなぁ……先輩。 ……なんで、僕が会社を辞めなきゃいかんのですか?」 大多「ほうー、今度は俺の言う通りにはしない訳だ。 何でも、言う通りかと思ったが……、 ……ということは少しは自分で考えてる訳だ……」備前「そりゃーバカじゃないんですから……、 考えて行動してますよ。 あっ………………(^_^;) …………すみません。 どうも…………、 ………そういう事でした m(__)m」大多「ふぅぅ~…………」備前「……先輩のお誘いは、いつも為になりますから……。 ………ただ今日は、さき程からあんまりにも 突拍子もない話だったんで、つい………。 ……すみません <m(__)m>」大多「大体、お前はいつも戦闘的すぎるから……」 備前「この平和な時代に……、 戦闘的なんて人聞きの悪い事言わないで下さいよ。 まぁ、言うなら厳しい生き方くらいにしてください」大多「わかった、わかった。厳しさか………。 ふぅぅぅ…………。 優れるという字は『優しい』と書くんだけどな……」備前「………?」大多「唐知さん、どうもすみませんねぇ。 雑音ばかりで……」唐知「いやいや、……まぁ、 私の話は、いつもそんなもんでしょう。 独断と偏見ですからね。ははははっ……。 ……じゃー、話のついでに、 もう一つ例を出して話しておきましょうかね……」大多「はい……よろしくお願いします。(^-^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/10/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 視点・焦点(問題提起という名の落とし穴[2]) <Renewal UP> <前回>視点・焦点(問題提起という名の落とし穴[1])唐知「海がある、 そして人が海に出て行くから海難事故が発生し、 空がある……、 そして人が空に飛び立つから航空機事故が存在する……。 江戸時代の日本に航空機事故はありません…………」大多「…………」唐知「……というわけで、ゼスチャーではなく本気で、 完全に事故ゼロにしたいのであれば、 踏切そのものを完全に無くしてしまうというのは、 完璧に正しい答えである訳でしょう……。(^-^)」 大多「…………」唐知「踏み切りをゼロにすれば踏切事故はゼロになります。 異論ありますか……?」備前「ゼスチャー……ですって? こんな大切なプロジェクトが ゼスチャーである訳ないでしょう。 暴言ですよ! <`ヘ´>」唐知「じゃー、一体何だったんでしょうかねぇ……。( ̄ー ̄) 備前さん、ご存知ですか?……説明出来ますか? ……今、出来るんだったらやって下さい (`´)」備前「……それは、それは私はその場に 居たわけじゃないから説明できません。 しかし……著名な方々の活動をゼスチャー等というのは、 言い過ぎではないかと………」 唐知「…………。(ー_ー) ゼスチャーという表現は少しオーバーとしても、 似たようなものだったと言わざるを得ない、 ……という事について、今からお話しをします……」備前「……(`ヘ~)……」唐知「……そこで……大多さんに聞きます。 ……私の出した答は、正しくないですか?」大多「いえ、そのう……正しいと言えば正しいでしょうが、 論理的には……デスネ。 しかし、どうも……しかし………(一_一)」唐知「そう…………『しかし』ですよね……。(^。^) 『し・か・し』この答は、まず採用されませんね。 当然の事ですが莫大な費用の問題、土木技術上の課題、 その他、諸々の条件が絡みますからね……」備前「いやっ、そうじゃなくてメチャクチャだからですよ!!」 大多「ちょっと待て!備前! 失礼だぞ!! 少し黙って聞けよ。 ……もう……すみません唐知さん……」唐知「いやいや大多さん、かまいません、かまいません。 話に弾みが付いて、けっこうけっこう……ははははっ」大多「……どうも……。 ……ところで、唐知さん、 今言われた土木技術上の課題っというのは……?」唐知「ええ……、つまりですね……。 全国にたくさん在る鉄道の踏切には、その地形とか 道路の形状とか、周辺の状況……つまり、 民家とか川とか、池・山とかといった地物との関連で、 立体交差にする工事自体が、物理的・技術的に 極めて困難な箇所もあるでしょう?」大多「そうか……、なるほど、そうすると、 線路そのものまで動かさなきゃならなくなる……」 唐知「そう、そう…………。 しかし、このテーマはとてもじゃないが、 そこまでは視野に入れてないでしょうからね……」大多「なるほど、…………そうか」唐知「そうするとですよ……。いいですか……? 私が、先程言った、明快で唯一完璧な『答』が、 適用できないという事になる訳です……」大多「……ですね」唐知「……ということはですよ……大多さん。 これは最初から事故をゼロにするなんていう 『問題提起』そのものが、おかしいんじゃないかと 言わざるをえない訳ですよ」大多「…………!!」 唐知「気持ちとしては分かりますよ。しかしこれは精神論です。 解決策を具体的に導き出すテーマ設定としては、 おかしいと言わざるをえません。 ねっ、そうでしょう……? 実は、世の中、問題提起そのものが不適切という例が かなり多いんです。それが、頭をゴチャゴチャにします。 問題提起そのもののおかしさ……そこに目をつけると、 少しは対応が前に進みます…………」大多「ゼロには出来ない……という事ですか?」唐知「そうです。無理です。 自動車や踏切関連に使用されている機械部品の 故障の確率を完全にゼロにする事が 本当に可能でしょうか……?」大多「…………」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/10/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 視点・焦点(問題提起という名の落とし穴[1]) <Renewal UP>唐知「大多さん、お久しぶりです。(^。^) 今日は私の話を聞きたいんという事でしたが……。 大多さん!……マジですよね……?(゜_゜ )」大多「はい、大変失礼ながら『毒舌唐知』の異名を持つ 唐知さんの独断に満ちた話に興味があるんです(゜-゜)」唐知「ウッ!!(>_<) ……そこまでおっしゃる!! それって誉めて貰ってるんですよね。ふふふっ (^_^;)」 大多「m(__)m……今日は辛口中の、辛口で……、 よろしくお願いします(^-^)」唐知「ははははっ……。(^。^)はい、分かりました。 それじゃー、そのつもりで聞いて頂きましょうか。 ……気合を入れていきましょうかね。(^v^) 大多さん、今日の話は相当に理屈っぽいですよ!」大多「もちろん全て、承知の上の話です!!」唐知「……さて、では、グチャグチャに絡み付いてしまって、 どうにもこうにもならなくなった糸を解きほぐす……。 そんな話から始めましょう……かね」備前「ええっ!どういう事ですか……?(゜_゜ ) 大多先輩!……」大多「えぇ! なんだ……? ……備前!」 備前「話が違うじゃないですか……?」大多「違いはせん! <`~´> 備前!! まぁ……、いいから、いいから……。 なっ!備前…………。黙って話を聞け!!」備前「……( 一一)」唐知「…………? ……? ?」大多「……唐知さん、どっ…どうぞ、……続けて下さい」唐知「………? ……? ……では…………。 まず、例え話から始めましょうか。 かなり昔の話になりますが私が実際に聞いた話です。 『列車の踏切事故をゼロにしたい』という問題提起が、 当時の運輸省や警察庁や国鉄その他、私鉄各社からあった そうです……」 大多「ほう……列車の踏切事故………ですか?」唐知「そうです……踏切事故です。 当時の国鉄が幹事役をする事になったそうでしてね。 運輸業界、関連官庁、学会、民間代表、その他、 様々な分野から著名な識者が集められ、 それはそれは大きな検討チームが作られたといいます」大多「ふーん……大々的ですね。さすがに……」唐知「検討会発足以来、長い期間をかけて、 あれこれと様々な論議が重ねられましてねぇ………。 ………しかし、結局は官庁スタイルの、いかにも、 スローガンレポートの様な物が作られて、 検討は打ち切られてしまいました。 完了~~です。ふふふふっ……( ̄ー ̄)」大多「………?」 唐知「我々の様にビジネスに従事している者は、 毎日具体的で、且つ実効性のある生々しい施策を、 追求していますよね。 生々しい現場で毎日実務に苦労しているわけですが、 そういう眼で見ますとね、ちょっと理解し難い報告内容 でしたがね……」大多「ほう……唐知さんをして、理解し難い?……というより、 結論レポートになっていなかったという事ですね。 それは又、何故そんなレポートになったんでしょう?」唐知「大多さん、良い質問です。(^-^) ズバリ一言で言いますとね、 ……結論が出なかったという事でしょう………」備前「えっえーー!!(゜_゜ ) そんな筈は無いんじゃないですか? メンバーがどんな方々だったかは知りませんけど……、 国内のそれ相応の方々が集結された訳でしよう……?」 唐知「はい確かに……肩書きはね……。(^-^) しかし、残念ながらと言いますか……、 私に言わせれば当然というか……、 結論を出しきれなかった事だけは事実のようです……」備前「…………当然?…………?」唐知「……そう、当然です。 考えてみてもご覧なさいよ。 ……彼らは、本気で、真面目に答を出すつもり だったんでしょうかね……?」備前「そんな事、当たり前じゃないですか! 失礼ですよ!!」唐知「当たり前…………?……ほぅーー……(^-^)」備前「だって、答を出す為に任命されたんでしょう?」 唐知「いやいや、そここそが極めて疑問なんですよ……。 そして、そこが今日の話の第一のポイントになります。 もつれ糸の様にゴチャゴチャになった頭のとき解しです。 いいですか? このテーマは答を出すだけなら極めて簡単でしょう?」備前「………?……簡単???」唐知「……だから委員長は即座に答を言い放って、 その上でテーマを返上するか、こんなテーマの答は 出せないと突っぱねるべきだったと思います」備前「……??」唐知「いいですか?……答は、こうです。 ……要するに、 『全国の踏切という踏切を全て立体交差にすれば良い』 という訳ですよ。……………ねっ。 簡単にして明瞭です……」 備前「そ、そんな、極端な……」唐知「反論がありますか? あったらどうぞ…備前さん。 ……但し、理にかなった反論をネ……」大多「ふーーーむ、唐知さん。 ………とは言っても………ですねぇ」唐知「違いますか……? 踏切そのものを完全に無くしてしまえば……、 踏切事故は確実にゼロになります。 だって踏切が無いんですからね。(^-^) 誰が考えても当たり前の話です……」大多「うーん……それは、確かにそうなんですが……どうも」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/09/29
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [9・完] 【前回】【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [8]林 「そうですね。……まぁ、少なくとも、 上から言われた通りにきちんと作業して満足する様な 『知的奴隷』にだけは絶対になりたくありませんね……。 ……<`ヘ´>」村矢「ははははっ……『知的奴隷』か……ははははっ……。 まっ……、高いスキルでやるから『知的高級奴隷』かも しれんけど…………な。(^。^) ははははははっ……」林 「先輩、今まで積み重ねた経験やスキルを、 そんなものには使いたくありませんよ。 ロボットみたいな……(一_一)」村矢「それでいい…………。(^-^) そのうち、色々と見えてくるさ。 ………色々と分かってくるよ……(^。^)」 林 「……それにしても村矢さん、言われていた 係長の囮作戦……とやら。 私は、全然納得いきませんねぇ……。 ……ホントなんですか……?」村矢「うん、分からん……。(-_-) 俺にも分からんよ…………。(^_^;) しかし、課長が決めるに違いない案を先読みして、 わざとB案に回したような……そんな気がする……」林 「課長に決めさせるために……ですか……?」村矢「……うん。……そうだ……。 『我々係長以下は、まだまだ未熟ですぅ…………。 さすが課長!!課長は素晴らしい~!』……ってな、 そんなストーリーじゃないか……」林 「……何のために……。そんな事をするんですか? ……ゴマすりですか……?」 村矢「ゴマすりと言えば、そうかもしれんが……(^v^) 課長、気持ち良さそうだったろう。 あれが、狙いだろう……。 一種のコミュニケーションだろうな。 いや、係長のリーダーシップかもしれん……な」林 「ええっ? リーダーシップ? 係長は課長の部下であつて、 上司つまり統率者ではありませんから、 リーダーシップは無いんじゃないですか……?」村矢「うん……林なぁ、 リーダーシップには色々な考え方があるが…………な。 林が言う統率者が行うリーダーシップのことを、 俺は、真のリーダーシップとは考えていない……」林 「またぁ……どうも良く分かりません……(゜_゜ )」 村矢「まぁ俺の……永年の職場での経験からくる拘りだから、 一般的な考えとは程遠いと思うが……。 そういうのは、リーダーシップというよりは、 定められた権限に裏打ちされた『指示・命令』 又は『動機づけ』の類だと思っているんだ」林 「……『指示・命令』……ですか……」村矢「俺が思うリーダーシップはな……人を動かす力、 相手をその気にさせる力だと思っている。 それも気持ちよくその気にさせたら、 最高のリーダーシップだ。 下の者が上の人に対してやる事が、けっこう多いんだよ」林 「……なんか、奥の深い話ですね……」村矢「…………しかし、結局は課長も、 その辺の事をみんな、読んでいるのかなぁ……(^。^)」 林 「わぁ~~~、狐と狸…………。 僕はもう、とてもついて行けませーん……(>_<)」<その夜は、眠い目をこすりながら、焼酎のお湯割りを、 しこたま飲んで酔っ払った二人でしたが…………。 時節が流れ流れて、村矢が部長になった頃………、 林 にとって、この日の体験が決定的に活きる日が 来るとは…………、神ならぬ身の知る由もありません でした> <完> ※ 長らくのご愛読ありがとうございました。 m(__)m人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [8] 【前回】【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [7]林 「……はい、……当然……。 案を作るだけです……。でも真剣に作ったものですから、 出来たら……決定に繋がって欲しいです」村矢「そこだ!権限を持たない俺達が、 それでも自分の考えを通していきたいと思ったら、 ……どうする? どうすべきだと思うか?」林 「…………うー---ん、よく分かりません。(^_^;)」村矢「権限を持たない俺達が、自分の考えを通していきたいと 思ったら……その中身で勝負するしかない。 ………そのためには徹底的に集中するという事よ……。 集中だ!! それしかない……」 林 「集中……ですか??」村矢「そう、集中だ。 上司に比べて、我々は能力が足りんのだから、 気違いじみる程に…………集中して、 全力投球するという事……と、 いやっという程、時間をかける事が大事だ」林 「なるほど……時間ですか……」村矢「そうだ、時間だ。 いいか……林、 徹底的に実務知識、専門知識で理論武装して……、 合理的な解を出していく…………」林 「よく言われている、実務専門性ですね……」村矢「上司といえども、全ての統計数字を、 見られて考えておられるわけじゃない。 こっちは、時間をかけて徹底的に洗い出して、 そこから見えてくるものを掴むんだ」 林 「合理的な検証もするんですね。 相当な時間を要しますね……」村矢「仕方がないんだ、上司程頭が良くないんだから、 時間をかけることで追いつかなくっちゃ……な。 鉄は綿より重い……この理論は、上司でも覆せない」林 「村矢さん、 綿2トンの方が鉄1トンより重いですよ。(^-^)」村矢「よし、そうだ……そんな風に論理の欠点も補っていこう」林 「ふふふふ……釣り玉でしたか? (^。^; 」村矢「そうやって、お互いに時間と注意力を総動員して、 完璧だという程の自信を持って案を作る。 そして、それから上司にぶっつける。 届けば…………ラッキー! 届かなくても、反省材料が得られて俺たちも成長できる。 そして、勝率を一割から二割、二割から三割へと上げて いって、満足しようじゃないか……ははははっ」 林 「…………(ー_ー)」村矢「……言ってみりゃさ、俺達、孤独な戦いなのよ…………。 ……いいか!! 決して人のせいにするな……。 ……他人を咎めるなよ。 自分の熱意と努力が、 これ以上出来んというレベルだったかどうかだけを、 しっかり胸に問え!! ………………いいか。……いいな。<`~´> …………なーんか酔っ払ったみたいな感覚になった。 徹夜のせいかな……」林 「村矢さん、なんか難しくて、よく分かりませんよ……。 頭もぼやっとしてる時だし……。 ……そんなもんなんですかね………(@_@;)」村矢「少なくとも、そんなもんと思った方が勝てるって事よ。 林 、お前勝ちたいんだろ……?」 林 「そうですね。……まぁ、少なくとも、 上から言われた通りにきちんと作業して満足する様な 『知的奴隷』にだけは絶対になりたくありませんね……。 ……<`ヘ´>」村矢「ははははっ……『知的奴隷』か……ははははっ……。 まっ……、高いスキルでやるから『知的高級奴隷』かも しれんけど…………な。(^。^) ははははははっ……」」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [7] 【前回】【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [6]村矢「林、いいか……。 言ってみれば俺たちはだな……、会社の中で、 まだ本番の試合に出ていない選手の様なもんなんだ……」林 「……!!」村矢「企画の仕事は役職になってからが本番といっていい……。 決定に対して何某かの己の権限を行使できる。 俺たち平社員は、今のところは修行の身なんだ……」 林 「……ウーーーン (一_一)」村矢「いいか、林、自分に対する人からの評価を気にするなよ。 ……つまり上からも下からも、横からも、外からも含めて あらゆる人からの、『自分』に対する評価を 一切気にするな……」林 「そんな、無茶な………。(^_^;) とても無理ですよ……(ー_ー)」村矢「ふふふふっ……、そう思うだろうな。 まぁ、聞け!! 俺達が出したアウトプットの中身に対する評価には 耳を傾ける必要があるぞ。 意地にも、喧嘩腰にもならなきゃいかん」林 「!!」 村矢「仕事の中身だからな……。中身にはこだわらなくちゃ。 オーバーに言えば、命がけで反論しなくっちゃな。 しかし、人はそれ以上に何だかんだと……、 色々なとを言うだろう…………」林 「係長みたいに『まだまだだな……』とか…………」村矢「うん、中には『大したもんだ』とか『成長したね』等と、 褒める人もいる。 ……そこよ。 自分自身に対する評価を言われたら、 一切、気にするな。ここが大事だ。 当然、褒められた場合も同じ事だ」林 「まぁ、誉められるのも……評価ですからね。 ……しかし」 村矢「『しかし』は、横に置け!! ここからが大事だ……いいか……<`ヘ´>」林 「はっハイ…………(゜_゜>)」村矢「企画の仕事をする間、決して『人』を相手に置くな、 任務を正面に据えろ。 任務を相手にして、 己の全力を出し尽くす事だけを考えろ……」林 「今日は先輩、えらく難しい事言いますね……。 ……分かりにくいです………(ー_ー)!!」村矢「滅多にない機会だからな。まぁ聞け……いいか……。 俺達は、平社員なんだから権限が無い訳だ。 当然、自分で決めるという事ができん。 ……なっ」 林 「……はい、……当然……。 案を作るだけです……。でも真剣に作ったものですから、 出来たら……決定に繋がって欲しいです」村矢「そこだ!権限を持たない俺達が、 それでも自分の考えを通していきたいと思ったら、 ……どうする? どうすべきだと思うか?」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [6] 【前回】【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [5]村矢「俺達の作る資料は『案』であって決定される保障はない。 当然のことだ……。あるはずがない。 ……上司が決定するわけだ……なっ」林 「はい……それはまぁ……。 分かっているつもりですが……」---------------------------------------------------------------村矢「分かっているつもり…………。 つもりか……だろうな。( ̄ー ̄)」林 「……分かっています。<`ヘ´>」村矢「うんよし、そして……、 課長の上にゃ、部長が居る。 部長の上にゃ、常務が居てな……。 資料が上に上がる節目ごとに、 俺達の汗と涙の結晶の資料が、 途端に紙屑になる可能性がいつも存在する……。 ……そんな仕事よ……。 ……そんな仕事なんだ。……なっ」 林 「まっ、そう言ってしまえば……確かにそうですが (-"-)」村矢「上層部の視点や判断には……凄いものがある………。 ホントに凄い!! だからこそ、上になっていった人達なんだ……。 俺なんかが到底理解できない様な判断や、 決定の瞬間を数限りなく見てきたよ」林 「…………!!」村矢「俺達担当者がその事をいちいち気にしてたらきりがない。 たまたま、そのとき当たったか、当たらなかったかだと、 考えた方がいい……」林 「…………たまたま……ですか?(゜-゜ )」村矢「そうだ……たまたまにすぎん。 そして、たまたま良い結果が続いても、上が変われば、 又、振出しに戻ったりするのよ……はははっ。(^○^)」林 「そんな風に言われたら、何の基準に沿って、 どう考えたら良いのか分からなくなりますよ。(一_一)」 村矢「良い見解だ。(^-^) ……だから、何かに合わせるのではなくて、 仕事に関する自分の信念を築き上げていく事が 大切だと思う。大変な努力が必要だがな…………。 それでこそ、いずれ責任ある立場に立てる能力が 備わるんだ」林 「!!!(゜_゜ )」村矢「林 ! いいか、 これから先も、俺と組んで仕事をしていくんだったら、 ちょっと考え方を変えろ。 自分の評価というか、上司の眼なんか、 そんな小さな事を、いちいち気にするな……」林 「……なんか、以前にゼミの教授からも聞いたような……」村矢「バッターボックスに入ってスコアボードばかり見てたら、 球が見えなくて……打てりゃーせん。はははっ……」林 「ぷっ (^×^ ) ふふふっ………………(^.^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [5] 【前回】【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [4]林 「村矢さん、我々としては自分達の案が選ばれた……と、 今、言われましたが、冗談じゃない……です。 それは、違いますよ」村矢「何が違う。(゜_゜ )」林 「村矢さん、少なくとも課長はですよ、我々が別の案を、 推奨していたと思われてるんですから……。 係長のせいで……」 村矢「うん、それがどうした?」林 「どうしたって?課長からの我々への評価は低いですよ」村矢「うーん…………評価ね。……なるほど。 ……評価か………。 ……気になるか ?」林 「ええっ!村矢さんは、気にならないんですか? ……嘘でしょう? …………自分の評価ですよ!!! (`´)」村矢「評価か……うーん……。 ……評価ねぇ…… (-。-) 気になるか……。……そんな時期もあったなぁ。 上からの自分に対する評価というか、 その都度、その都度上司の眼が気になって仕方ない……。 ……そんな時期がなぁ…………(-_-)」林 「でしょう……! 誰だってサラリーマンならそうですよ」村矢「うん、『給料取り(サラリーマン)』なら……確かにな。 ……しかし、だんだん考えが変わったよ……。 『長い目で見たら、そんな瞬間風速みたいな評価が、 なんぼのもんかい……』と思うようになった……」林 「ええっ………!! なっなんですって!!(゜_゜>)」村矢「……林 ……、いい機会だから……よく聞けよ!!」林 「なんです!改まって。(゜_゜ ) ハイ、聞きますけど……………(゜-゜ )」村矢「俺たちが担当している企画立案という仕事はな……、 物造りの現場の仕事とは違って……、 所詮はこんなものなのよ……。 成し遂げた仕事の成果が役に立つかどうかが、 極めて流動的だ……」林 「……ええ、まぁ……。……ですねぇ」 村矢「計画を立案する仕事だからな。 つまりは予測に関する仕事だから……特種だろう。 誰から見ても正しいという確たる事実に基づいているもの でもなんでもない……。……なっ。 最終的には誰かが責任を持って、 つまりリスクを負って決定しなけりゃならん……。 それが管理者、経営者の仕事になる。 ……なっ……そういうことだろうが……」林 「…………はい……はい」村矢「俺達の作る資料は『案』であって決定される保障はない。 当然のことだ……。あるはずがない。 ……上司が決定するわけだ……なっ」林 「はい……それはまぁ……。 分かっているつもりですが……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [4] 【前回】【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [3]村矢「……ウン……、林…………。 確かに係長の言い方は良くないと思う……。 あんな言われ方って……頭に来るよな……。 しかし……、 この程度の案件で徹夜をしたのは、 確かに普段からの俺たちの準備が悪いからでもある……」林 「……しかし、給料泥棒とか……普通……言います……? ホントに、腹が立ちますよ。 ……正直、怒ってます <`ヘ´> <`ヘ´>」 村矢「……そうか、お前は怒り……か。 ……だろうな……」林 「えっ? じゃー、村矢さんは……??」村矢「うん………俺は、発奮した」林 「…!!!」村矢「とにかく、林 ! 色んな案件が急激に動き出したからな。 この案件だって、予想もしていなかった……。 前もって予測して、情報を準備しておく必要があるぞ」林 「……」村矢「秘書の南田さんに聞いて課長と係長の、 ここ一ヶ月とか、これから2~3週間の詳細な スケジュールを洗い出そう……な、林」 ~~~超大企業で、課長でも、700人位の部下を持ち、 秘書役の女性が付いているのでした。~~~~林 「村矢さん、課長や係長のスケジュールだとか……、 誰と会われているかとか……、 どんな会議に出られているか位の情報で、 色々分かりますかね……。 そんなので予測できますか……?」村矢「うん……、少しは読めるもんよ……。 少なくとも動いてるテーマは押さえられるはずだ。 テーマが分かれば情報も事前準備しやすい……。 なっ、そうだろう……」林 「……はい……」村矢「それから林 ……、 技術部と、管理部、それに製造部の企画部門にお前の 同期とか知り合いは居ないか? 居たら情報提供を頼んでおけ……。 俺は俺で動くから…………」 林 「………はい。 ……そうか……わかりました。 課長会議の直後なんかに働きかけてみます……」村矢「頼むぞ……先手必勝だ……林。 百の情報を準備して、 三つ……役に立てばそれでよしとしよう……。 そんなもんだ……」林 「うわ―――!! 3%の確率ですか……。しびれるなぁ」村矢「ははははっ……。残りは俺達の教材となって、 いずれ役に立つ日が来る……。 ……まぁ、林! 今日の事は、我々としては自分達の案が選ばれたんだから 良かったという事にしょう。 なっ……!」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [3] 【前回】【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [2]係長「何が課長とお前たちが一緒だ!! バカを言っちゃいかん、 ……ホントに分かってないな……お前たちは」林 「……だって……」係長「それは、たまたま結論が一緒だということに過ぎん!! 下された『判断』は、全く別物だ……。 君達は僕より7~8年経験が浅い。 課長は僕より5年も経験が深い……。 それに加えて頭脳の明晰なる事は群を抜いておられる。 先見性も半端じゃない。凄い方なんだ……。 ……ホントに……(-_-)」 村矢・林 「…………(ー_ー);;」係長「君たちの判断ぐらいなら僕で充分潰せるが……、 課長には僕ごときが及びもつかないような、 優れた判断がおありになるに違いない訳だ…………。 少なくとも、結論に至るロジックは、 君たちと課長は違うはずだ……。 いや、絶対に違う!! (-"-)」林 「そんなもん、分かりませんよ。 だったら係長、あの場で聞いて、 確かめれば良かったじゃないですか……<`ヘ´>」係長「バカか!お前は……。 本当に大馬鹿やな……お前は。………ふぅー……(-。-) あのなー、そんな恥ずかしい事が出来るか。 私にもプライドがある…………。 これから徹夜してでも考えて、課長のお考えを理解して、 少しでも課長に近づくんじゃ……。 さぁ、もう行った行った。 君たちにかまっとるヒマは無い……」 村矢「林、行こう、行こう……。 話にならん。 係長! 資料は元に戻しますからね……」 ◆ ◆ ◆林 「村矢さん、頭にきましたね。 係長はああ言うけど課長も僕達の考えと 一緒なんじゃないですかね……?」村矢「…………ウーン……(ー_ー)」林 「係長のカメレオン振りには参りましたね……<`ヘ´>」村矢「うーん……しかし……どうも………(ー_ー) 課長はなぁ………。うー---ん」林 「……?」村矢「係長の言葉じゃないが……、課長は確かに、 俺達とは……そうとうにレベルが違う……し……」 林 「……??」村矢「………まさか、おとり作戦だったのじゃなかろうな……」林 「囮……? 何ですか?それは……?」村矢「あんなにしてるけど、 係長は課長の事を良く知っているからなぁ~~。 課長の性格もほとんど読んでるし……、 もしかしたら、係長も我々と同じ結論を持っていたのかも しれん…………」林 「ええっ!そんなぁ。 まさかぁ……ついていけんなぁ……。 どういう意味ですぅ…………(゜_゜ )」 村矢「あの案を、課長自身に決めて貰うために、 わざとB案にした可能性もある……。 いや、そうじゃないかもしれん。 ……よう分からん…………。 まだ、そこんとこが……うまく……読めん………(-.-)」林 「村矢さん、係長………そんなんじゃないでしょう……?」村矢「うーん……係長も前の職場では、 200人を統率していた実力者だからなぁ……。 しかし、はっきりは……分らん。 ……次に来る案件で確かめることにしょう……」林 「………ですか……。 文句言ってるだけと思いますが……<`ヘ´>」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相手が悪いと思っている間は争いから逃げられない<下> <Renewal> ……待てよ、俺って上司の欠点は知ってるけど……、性格の特徴なんて…………あんまり知らないよー。…………考えた事も無い…………。…………そうか……。そうなのか……。これじゃー相手も読めないし……空気も読めない……か。分かりっこないよ…………。 あ~~あ……。(ーー゛) …………それに、欠点を知ってるって言ったって、こっちが、嫌いな部分の事だからな……。……はははっ ^_^;まっ、特別、合せる気も無いから……良いかーー。それで、いいや。…………でも、仕事は、ちゃんとしたいよな。 それにしても、あのクソ課長、やらなければならない仕事を後回しにして、何で、こんな急がない仕事の指示をするんだろう……?いっつも、こうだよ。……この調子。…………あの課長って……。部長は、何故、課長に注意しないのかなぁ……?おかしい事ばっかりなのに…………なぁ。そうか……結局、部長も……ダメ人間ってことか……?でも、それで良くウチの会社潰れないよねぇ……。ずっと、7、8年間……こうだよ。 えっ、まさか……、 まさか、こっちの判断の方がおかしい……って? 俺が、おかしい……? ……そんなーー……。(ー_ー)!! 絶対ない!!! <`ヘ´> あるわけない…………。 勘弁してよ。 自信もってんだから……。(;一_一) でも……、少し、変でもあるよなぁ。やっぱ、なにか……変だよな……。 視野か……? 視点か……? 切り口の違いか?何か、ずれてるんかなぁ…………。読めてないか……?ウチの人事部門も、そんなにアホばっかしでもないから、変なヤツばっかりを偉くはしないよなぁ…………。あああああーー、もう……、良く分からない。 まっ、なんだ。少し、確認しながら……、確かめながら……慎重にやってみるか……。羽柴みたいに…………な。(^。^)毎日、毎日、イライラしたくないもんなぁ……。ストレスになっちゃう……から。 なーんか、グツグツ言ってたら、少しはすっきりしましたよ。 ははははっ……。 (^。^)ははははっ……、俺って単純だから……。ははははっ……。聞いてくれて、ありがとう…………。 <完> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ===================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相手が悪いと思っている間は争いから逃げられない<上> <Renewal> 色々な話を聞く度に、好きな野菜は……白菜だ!白菜が最高だっ!……って、聞こえたから、……だから、わざわざ、気をきかせたつもりで、白菜を持って行ったら……、なんと……! 玉ねぎが要るんだと言う『上司』確かにカレーの香りがした…………けど ^_^; グシュン…………勘違いするな!……と、どなられて……。(;一_一) 鰯が好きと聞いたから……青魚党なんだなと思って、ちょっと高かったが、セキ鯵の新しいのを持って行ったら、青魚は鰯しか食べない…………だって…………<(`^´)>高かったよ~~コレ。大分まで行って買って来たんだよ。そんなの有り……かね~~~……<`~´> 『上司』の気まぐれじゃないかと思う……。 我が儘……じゃなぁーーいかな……。 会議室のテーブルの上に、湯呑みが置きっ放しになっていたので、気をきかせて片付けたら………これ又『上司』に叱られた。冗談じゃない!……なんでよ!!当然、抗議したら……、新入社員が後片付けをしないので、気付いたがわざと放置して、彼らの自主性を待ってたんだって……。(-_-)そんな事……言ってくれなきゃ分からないよ……ねぇ……。分かる訳……ないでしょ……。 ……でも、相手は『上司』こっちが合わせるしかない…………か。……のかなぁ……。(ー_ー)!! やってられないよ……ホント…………。『上司』って良いよなぁ………。勝手言ってりゃ良いんだから……。毎日、毎日……。来る日も来る日も……食い違って、怒られて……。あーーあ……。やんなっちゃう…………。もうちょっと、確かめてから動いたほうが良いのかな~~。そんな事、言ったって、きちんと言わない方が、やっぱ、悪いんじゃないの……?……ね!……やっぱり、そうだよね。こっちは、悪くない……<(`^´)>しょうがないから、いつか、ちゃんとした上司に巡り合うまで……待つか……な。 ……でも、当面……、あの『上司』……異動しそうにないよ……。考えてみたら、前の『上司』もこんな感じだった様な……。要するに、私は、運が悪いって事ですか……?……ねぇ。……でもねぇーー。面白くないよ。頑張ってもほとんど空振りになるんだから……。一生懸命……やってるのに。……やってるのによーーー。<`ヘ´> …………ん……? えっえっえっ……?(゜_゜) 待てよ……。ちょっと……待てよ……。 そういえば……、 ……あいつ…………、 ほら、あの羽柴……。 アイツって…………、 誉められる事が多いよね。 『上司』から良く誉められてるよね。 とにかく、良く、誉められる……。(ー_ー) ・ ・ ・ ・ ……何だ……この違い。 『上司』と、合う性格なのかな…………アイツ。ゴマすりかぁぁ~~~…………<(`^´)> 同じような事しても、こっちだけ叱られる事があるもんね。……そうか、……こっちは嫌われてるのか……。やっぱり……。 そういうことか……?でも、先輩は、いつも俺に言うんだな……。「明智、お前は『上司』から期待されてる」って……。まんざら嘘でもない言い方なんだよな……。(-.-)時々、それを感じることもあるし………………。 じゃー、何なのよ!! <`ヘ´> ……何で俺は、いつも、怒られるわけぇー?……期待しているから、特に俺に対してだけ厳しい……?なーーーーんて、そこまで考えると……自惚れだよねぇ……。ふふふふっ…… ( ̄ー ̄) へへへへっ…… ^_^; 待てよ…………、考えてみると……、羽柴のヤツは上司の癖やら性格を良く知ってるようなー……。うん、驚くほど……よく知ってるなぁ……アイツ。 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ===================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/02
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [2] 【前回】【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [1] (一時間後) ・ ・ ・課長「伊賀係長、悪いなぁ~。 急な会議が入ったんで手短かに頼むぞ……。 えーっ、君達二人徹夜したんだって……? 元気いいなぁ……。ははははっ……。(^○^) いやぁ……ご苦労さん。 説明終わったら少し仮眠しなさいよ……(^.^)」 係長「未熟者ばかりで申し訳ありません。(・。・; 私の不徳の致す所でして……。 ……では、お急ぎですので早速ご報告申し上げます」課長「フーン……、何々結論はA案か。ほうー--。 そして………。 B案はと、言、え、ば……。 うんうん…………なるほど……うん」係長「そうです。さすが課長。 ……そういう事です……。 それじゃー課長、A案で進めさせて頂きます……どうも」課長「ちょっと待て。 フムフム……。 なるほど……。 メリットは………。 そういう事か。 よし分かった。ご苦労さん……。 済まんがB案で進めてくれ。……なっ!!(^ム^)」 係長「えっ、…………B……ですか?(^。~) 課長、B案…………デスネ。(~ヘ~;) そうですか…………。 ……でしょうね……。やっぱりそうですか……。( ̄ー ̄) 分かりました。そう致します。 どうも、ありがとうございました」村矢・林 「!!!!…………???」 ・ ・ ・ (五分後) ・ ・ ・ 村矢「係長! 課長は我々の意見と一緒だったじゃないですか? つまり、係長の結論とは違ってたでしょう!!」林 「それを何の反論もしないで、 ハイハイとはどういう事ですか。 下の者が言えば押え付けるけど、上司が言えば、 意見が違っていても『ハイハイ……』ですか……」係長「…………( ̄ー ̄)」村矢「日頃から、上司にゴマをするような係長には見えませんが ……はっきり言って、少々頭に来ています」 係長「青いのー。青い、青い…………。 課長の判断と君たちの判断が一緒だって? バカか……アホか……冗談じゃない……<`ヘ´>」林 「ええっ!! だって、一緒だったじゃないですか!」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆【刷新】部下は辛い<昔は上司も部下だった> [1]村矢「お早うございます……係長。 昨夜ご指示頂いた件、資料を作りました……」係長「おはよう!おっ!ありがとう。 なんや……えらい眠そうな顔やな。 まさか……徹夜したんか?(゜_゜ )」林 「当たり前でしょう……係長! 夕方遅くなっての急な指示ですから……。 それも、納期は今朝迄なんて………<`ヘ´>」村矢「林!! 口を慎め!」 係長「フーン……この位のテーマでねぇ……。 ふぅぅ……(-。-)そうか………そうか。 まだまだやなぁ……お前たちも……。ふぅぅぅぅ……。 入社して6,7年、何をしとったんかなぁ………(-。-) 給料泥棒を養って……会社も可哀想な話やわ……。 なぁ、村矢君……そうやろう? あん……?( ̄ー ̄)」村矢「…………(- -)とにかく、係長。 とにかく、報告したいんですが、 今から良いですか……(;一_一)」係長「………………。……フム」 林 「この課題の解決案を、A、B、Cの3案作りました。 それぞれ長所・短所がありますが、3ページ目に それぞれの案の、相互比較表をまとめています」係長「ウン……それで? (一_一)」村矢「事務局としての推奨案はA案です。 その理由につきましては………」 係長「いい!(-_-) 自分で読むから……。 しばらく黙っといてくれ」村矢「………………(゜o_゜)」係長「A案は成功した時に、最も効果が上がる案やな……」林 「はい、つまり、そのぅ………………」係長「分かっとる。分かっとる……。いちいち喋らんでいい。 ところで各案共に失敗した時に一番被害が少ないのは どの案かね…………? ああ……B案か……。 B案やな。 よし……わかった。 ……そして、C案のメリットは? 他の二つに比べて極端に低いか…………。 …………という事やな。よし分かった。有り難う……、 それじゃ、B案で行こう。 一時間後に課長に説明する事になっとるから、 B案とA案を入れ替えて書き換えてくれ。 推薦する案が『B』じゃおかしい。 『A』に変えてくれ……いいな」 林 「ええ!!!!!今から書き直しですか……?」――― ワープロ等という便利な物が無い時代の 話なのであります……(;一_一)村矢「係長、ちょっと良いですか? 失敗を前提に解決策を作るんですか? ……A案がうまくいく可能性はかなり高いんですよ。 リスクはB案より低い位です。 係長……!効果最大を狙いましょうよ……!」林 「我々事務局としても、相当議論しての結論なんですから、 そう簡単に、B案なんて言わないで下さい……」係長「へぇー、相当の議論ねぇ……。( ̄ー ̄) たったの一晩でか……?お前も偉くなったもんやな。 『へたの考え休むに似たり』という諺もあるぞ」林 「…………」 係長「さぁさぁ…時間が無いんだから……、 グズグズ言わんで作業を始める! 早く!!……さぁ!!(-"-)」村矢「…………分かりました。それじゃ、係長。 ひとつお願いがあります。 課長報告の際に同席させて頂けませんか。 ……後学の為に……」係長「いいから、いいから、急いだ!急いだ!」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/05/27
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◆ < 影富士 >人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 権威は それを畏れる事で生れ その数で力を増す <Renewal>「うん、それはそうだ、君の言うとおり……。 そこのところは……よくわかるんだ……が……しかし、 実は……な、……実は本社がうるさくてねぇ……」「『本社』……が、……デスカ?」「そう、本社がねぇ………これが厄介なんだ」「あのう……本社って建物では……?」 「うん? ………なんだって?」「うるさいと言うと………まさか、建物が喋るんですか?」「ははははっ……もう……! 君、冗談きついぞ。 本社の財務部がって……ことよ……ははははっ……」「えっ?財務部……?部って組織では?組織がうるさい……?」「もう……君は(;一_一) ……財務部の見解だよ!!! しつこいぞ!! <`ヘ´>」「はぁー? 財務部長さんって、うるさい方なんですか?」「いや、部長とは言っとらん………、財務課が………なっ」「課長さん?………ですか?」 「いや、そのう………とにかく財務部門の考え方と合わん訳だ」「はぁー?…………どなたの考えなんでしょう?」「どなたって、………君、部門方針だよ」「方針? ああ、じゃーやっぱり、財務部長さんですね」「あのね、なんでそうこだわるの?………人に」「えっ?だって、本件、説得する相手が分からなくちゃ………」「説得? ……君ねえ、これは本社の方針だよ。 決定事項だ!!<`ヘ´>」「ええ、かもしれませんが……、ご承知の様に、 実態と合わなくなってきてるでしょう……?」「それは……それは、確かにそうだが………」「でしょう? だから変えて貰わなくちゃ………」 「君ねぇ簡単に言うけど……前から決まってる事はだねぇ……」「あのう……課長。 ウチの方から本社財務部に直接話しても良いですか……?」「ほうー?システム部から?話出来るの? ……相手は本社だよ」「えっ、ええ、心配要りません」「心配無いって……君。相手は本社様だぞ!<`ヘ´>」「いえ、確か、ウチの係長がですね、 財務課長と同期って言ってましたから……話せると思います」「同期?………か。 イヤ、困る、困る。直接は困るなぁ……。 筋が通らん。ウチの立場も考えて貰わなくっちゃ……」 「やっぱり、そうですよね。 ………じゃー課長、課長にこの件、お願いして良いですか?」「ウーン……僕か……ちょっと待って……。 左右田君!ちょっと…………。 この件さぁ………」「ハイ、左右田です。なんでしょう……?」「この件、本社で駄目だと言ってるのは、課長だったっけ。 副部長だったかな?」「……?」「確か財務部の副部長だったよな………左右田君! なっ!」「いえ?……その件は担当の帆守君です……。 たった今電話がありましたが……」 「電話……?なんだ?電話って………」「はい、あのう、本件に関しまして、 中部支社からも東北からもクレームがきたんだそうで………」「クレームって……何よ?」「いや、はい、だから、………おかしいって……」「あん、…………それで?」「はい、帆守さん……主任に相談したそうです……。そしたら 変更して全然問題ないと……そういうことでして……」「何だって!!」「ハイ、帆守さん、例によって慎重に考えすぎてたらしいです」「………そうか?………そういう事か…………もう、困るなぁ」「はい、以上です。私は……よろしいでしょうか?」 「うん、もういいよ。 ………へへへっ、お聞きの通りだよ……はははっ……(^_^;)」「了解しました……課長。 早速帰って報告します。お手間を取らせました」「……うん、おたくの課長にもよろしく言ってくれな……」「はい、そうします。………では」「いやー、私も、おかしいおかしいとは思ってたんだ。 …………前からな (^_^;)」「…………(-_-)」「本社財務部は僕が責任を持って、ちゃんと押さえるからな。 ……まっかせなさい ( ̄^ ̄)」「…………ふぅぅぅぅぅ……(;一_一)」 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/05/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[7・End] <Renewal> 【前回】不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[6]阿武「そうです。事実観察です。 極めて単純なことです。怠っていませんか?」絵村「(-"-) ちゃんと、やってるつもりですが……」阿武「そうですか……。あなたの『性格』の問題として、 一律的に片付けようとしている風に見えましたよ。 怠るというのは言いすぎましたが、 状況の正確な観察が不足してはいませんか?」 絵村「……うー-ん、……何とも……(・へ・)」阿武「よーく、回りを見てごらんなさい。 転勤などの異動の話が決まっていく過程においても、 昇格や、昇進等の事例にしたって、 はたまた、仕事の成功や失敗に対する処置等も………、 良く見てご覧なさい。 公式と非公式を内包して、うまくバランスさせている、 人間の集団としてのメカ二ズムが見えてくるはずです。 良いも悪いも…………人の知恵が見えます」絵村「……うーん。 ……私も、まだまだですね……」阿武「いえいえ、まだまだじゃなく、今からですよ。 これからです。(^。^) 何といっても若いんですから……」絵村「……今日は、考えさせられる事ばかりです……」阿武「ついでに絵村さん、今日のテーマとは直接関係 ありませんが……管理者に対して部下が反抗心や 反感を抱くきっかけとなった原因について、 実際の統計に基づく事例をお見せしましょう。 きっと参考になると思います」 絵村「はい、ぜひお願いします」阿武「これも、どなたかの整理ですが……ひとつの例として 理解して下さいね。 主なもの……14項目です。 1.わずかの過失をガミガミ責めたてられた。 2.同僚の面前で辱められた。 3.いつも、人をバカにしたような口をきき皮肉を言う。 4.他の人は注意せず、自分にばかりやかましくいう。 5.人のアラ探しばかりする。 6.気が短く、すぐどなる。 7.意見が合わないと、ツラクあたる 8.自由を束縛し、ありとあらゆる事に干渉する。 9.こっちの気持ちを、ほとんど理解してくれない。10.ワンマンで、何事も一方的に押しつける。11.こちらから話しかけても相手にしてくれない。12.売れ残りとか、貰い手が無いとか言われた。(女性) 13.新調の洋服で出勤したらホステスの様だといわれた。 (女性)14.上役の過失責任を、なすりつけられた ………どうかヒントにして、良い管理職になって下さい」 絵村「うーん……。今日は色々と有り難うございました。 うーん………………(ー_ー)!!」 <完> ※ 長い間のご愛読ありがとうございました。人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/04/07
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[6] <Renewal> 【前回】不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[5]阿武「気持ちというものは通じるものですねぇ……。(^。^) 誠意から出たもの……代償を求めないものですからね。 ……そして通路が明るく柔らかくなりますよねぇ」絵村「………………」阿武「――今の話は、ひとつの例に過ぎませんが……、 相手の人間性を尊重し相手に対しての心からの誠意が、 その根底になければ、決して継続できる事では ありませんよね……」絵村「確かに、形式的なものや動機が不純なものは、 すぐバレますよ。 特に若い人達はそういうものに敏感です」 阿武「どこかの国の代議士さんのように、 選挙の時は誰かれとなく米つきバッタの様に頭を下げて 選挙が終わったとたんにふんぞり返っている例などは 論外です……。ははははっ……。(^○^)」絵村「ははははっ……(^-^)」阿武「管理者というものは、会社の組織を構成している、 あらゆる人達に対して、誰一人無視することなく、 誠意を持って接する事が極めて重要です……」絵村「フーム……。阿武さん……。 職場って特別な場所じゃないんですねぇ。 人間として極めて常識的に考えて良い世界なんですねぇ」阿武「当然です……。当然ですよ絵村さん。 勤め人にとって、人生の大半の時間を過ごす場所が、 特別な場所であってなるもんですか……。 あなたもそろそろ上級管理職でしょうが……、 公式のコミュニケーションに関する教育は、 それなりに受けると思います。 …………が、しかし、 非公式のそれの教育は極めて少ないんです」 絵村「…………そうでしょうね。私、今日初めて聞きました」阿武「『噂話と共存するコミュニケーション』の実現は、 現代の急務と言っても良いでしょう。 噂話はその職場の本音であることも少なく無く……、 事の真偽は別としても、その様に話が流れて行く 心情的な真実がそこに存在するわけです…………」絵村「恨みつらみ、妬み、誹り、辛抱の限界、羨望等々 ですね……心情的真実か……(・へ・)」阿武「そうです。 時としては極めて正確な指摘もあります。 決して権力に流されない視点での……ね」絵村「……あるなぁー。噂というより問題指摘ですよねー」阿武「今までわが国で、官庁や大企業が起こしてきた数々の 不祥事にしても、必ず、組織の構成員がずっと以前から、 内々に指摘していたはずのものですよ。 組織は……賢いのですよ」絵村「……!(゜_゜ )」阿武「噂話を建設的に生かすことができる様にならなければ、 本当の意味での職場の『通じ合い』を理解する事は できないんですよ」 絵村「いやー……やっぱり私は性格的に苦手だな。 組織は制度やルール、規律、権限、責任で、完全に 動いていると思っていました。 そんな裏表のような感覚には、とてもついて行けそうも ありませんわ……」阿武「絵村さん、それも全くの勘違いです。 あなたの性格がどうのこうのという、 大それた話でもありません。 あなたの性格の問題というよりも、 単純な事実観察の問題と言うべきでしょうね」絵村「事実観察……?」 <続>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[5] <Renewal> 【前回】不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[4]阿武「そう……誠意です。……そして、度量ね。 絵村さん、そんなリーダー達はね、大体において、 社内では、言ってみればボス的な存在ですよね」絵村「ええ、……まあ……」阿武「人望を集めていて、極めて常識に富んだ人も多いですよ。 ……だからこそです。だからこそ常日頃から、 人間としてお互いの人格を認め尊重し、どれほど、 互いに対等感を持って交流しているかが大切でしょうね。 仕事に限らず……、プライベートな事でもね………」 絵村「うーん……。そこまでやりますか……(一_一)」阿武「ははははっ……、そりゃーやらない人が多いんですよ」絵村「えっ……?(゜-゜ )」阿武「中途半端な管理者は、ここまでやりません。 いや、真の人間力が無いから……出来ないんです……。 唯々、避けて通って……挙句、足をすくわれています」絵村「うーん、管理職って大変ですねぇ……。 ただ『仕事』さえできれば、それで良いというものでも ないんですねぇ。 ……………考えさせられます……(- -)」阿武「ちょっと絵村さん!! それは勘違いも甚だしい発言です。<`ヘ´> ……実はこれも重要な『仕事』なんですよ」 絵村「……!!」阿武「管理者として、職場の人間関係を向上させ、 愉しい雰囲気を作り、チームの力を最大限に引き出して、 高度な成果を達成するという、とても重要な仕事です」絵村「そうか……。これは、うかつでした……(^_^;)」阿武「……ただ……、頭を使うだけじゃなくて、 心がこもってなきゃならないから奥が深い…………」絵村「……心ですか。 ……誠意ですね………………(ー_ー)」阿武「そう、誠意です。 それも本物の誠意です。 本物の誠意であれば勇気も根気も確実に保障されます。 腹も座ります。そんなもんですよ……」絵村「……本気ですからね……」 阿武「そう……。或る例を話しましょう。 先日まで私が担当していた、とある会社の課長さんの、 話ですが…………。 自分の課の人は言うまでもなく、課以外の人達にも、 毎日顔を合わせる人には、必ず自分の方から頭を下げて、 挨拶をしたそうです」絵村「えっ!!すれ違う人、全員にですか……?」阿武「そうです。 目に入る人全員です。 来客などだと一度しか会わない方もあったでしょうがね。 たとえ相手が知らん顔をしていても 挨拶し続けたそうです……。 当然一人一人の名前を知らない場合もあった訳ですが、 丁寧に頭を下げていったそうです……」絵村「へぇーーー……。 折角こちらが挨拶しているのに知らん顔されると 頭にくるものですよ。 私なら二度と挨拶はしません……」 阿武「ははははっ……、それは又、短気な……。 しかし、私の知ってるその課長さんにとっては、 挨拶は当たり前の、そして大切な日常行動なんですね。 黙って人とすれ違うなんて、 そんな事心情的に出来ない人なんです……」絵村「……」阿武「若い人達が挨拶を返さない事などについて、 一度も批判したり、愚痴を言った事はありませんでした。 『生い立ちや習慣が違うんだから仕方が無い』 って言ってね……。 自分が勝手に声をかけたくてやってんだから、 それで良いんだ……ともいわれてたなぁ……」絵村「……………」阿武「確かに、社内の者同士が廊下をすれ違うのに、 挨拶も、会釈も無しってのは、 不気味な感じはしますよね……」絵村「……うーん……」 阿武「……それがですね、それから半年もしない内にですよ、 すれ違う人たちの、半数以上の人が挨拶を返すように なったんだそうです。 中には笑顔を見せる人も出てきたと言うんです……」絵村「そんなもんかなぁ……………」 <続>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[4] <Renewal> 【前回】不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[3]絵村「何か作戦を持って付き合っても駄目なんだよなーー。 その陰のリーダー達を利用しようという下心が 見え見えで………」阿武「いけません、いけません!!<`ヘ´> 絵村さん……その発想すらもいけませんよ!」絵村「ハイ!!」 阿武「……全く駄目どころか背信行為であり逆効果ですよ。 あなた自身の人格を問われる問題でもあります……」絵村「……なんか、ややこしいなぁ……(ー_ー)!! 降ります!! 私は、できれば避けて通りたいですね……」阿武「その程度の職場であり……その程度の任務であり……、 その程度で良い集団なら……避ければ良いでしょう。 そして、あなたもその程度の人間ならね……(^。^)」絵村「うっ……痛いところを突きますねぇ。(^_^;) ああー、あの頃……高度成長の頃が懐かしい……。 ほぼ、全員が一丸となって取り組んでいたなぁ……」阿武「そうですねぇ。 昨今の職場ではあれほど強烈な目的意識も珍しいし、 担当者ひとりひとりも、多様な意見を持つように なってきましたからね……」絵村「阿武さん、多様な意見と言えば聞こえは良いですが、 殆どが、愚痴や文句ですよ……もう」 阿武「確かに……職場や仕事の複雑性も増して、管理職が、 高度に任務を達成する事が難しい時代かもしれないけど、 考えようによっては面白いとも言えるんじゃないですか? そんな顔してますよ……絵村さん。ふふふっ(^-^)」絵村「ははははっ。(^_^;) なんだか少し愚痴っぽくなりましたね。すみません。 ウチの連中は仕事もできますが、 個性も強い連中ばかりです。そして……、 言われる様にちゃんと、陰のリーダーも存在してますよ。 職歴も長く、私より年長でもあります……」阿武「……そうですか。 ……なお更、そのリーダーと真に純粋に……友として 酒を酌み交わしたり、ゴルフに興じたり、 人生を語り合ったりという事が、 ベースとして大切でしょうね……。 貴方の度量も大きくなりましょう……」絵村「なるほど……。 阿武さん分かるような気がします。 いや、分かりますよ。 力を貸して貰うのですからね。でも、私にゃ無理だなぁ。 何度も言いますけど……、 その様なリーダー達の中には徹底して組織に反抗的で、 協力を拒む人も多いのではないかと思うんですが……」 阿武「うーん、そうですね………。 それはあり得るし、 いや、むしろ多いケースかもしれません……」絵村「……じゃー、そっとしておいてやりましよう。阿武さん、 ……それでも、あえて協力を頼むという事ですか…?」阿武「無論です……当然です!! あなたが、職場をより良好なコミュニケーションの場に したいと願い、部下の心理的な悩みを和らげ、 高度な任務の達成を願うならね……(^。^) 極めて……当然のことです。 ……難しいけど…………。 あとは、まぁ誠意と度量でしょうかね…………」 絵村「……誠意……?」阿武「そう……誠意です!……何事も誠意が無くては……」絵村「……誠意…………ねぇ……」阿武「別に悪い事をする訳ではないんですから、 誠意を尽くすことがベースになるでしょうね……」絵村「――誠意か…………。 …………ですか(ー_ー)」 <続>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[3] <Renewal> 【前回】不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[2]絵村「うーん……大分理解できてきました。(-。-) 何だか時代劇映画の『遠山の金さん』を思い出しますよ。 『遊び人の金さん……』ふふふふっ……。(^-^) しっかし……、これって危険というか、 きわどい面もありますねぇ。 その陰のリーダー達の性格によっては、 何かと難しい事になるんじゃないでしょうかね……? ……ややこしい事にね。 私には、ちょっと無理だなぁぁぁ……(・へ・)」 阿武「ええ……そうですね。 まったくおっしゃる通りです。その陰のリーダー達が、 会社や組織に好意を持ってくれている場合には、 比較的協力も得られやすいのですが……」絵村「…………でしょう? ……ですよねぇ……。 でもそれは、ちょっと難しいですよねぇ。(゜_゜ )」阿武「確かに……。 大抵の場合……こういった陰のリーダー達は、 組織に対しては批判的である場合が多いものです……」絵村「大体において、そうですよね……。……そうですよ。 ……だから、 組織内での地位も上がっていない……という事でしょう? ……フーム………。 阿武さんが言われている事の実現は無理みたい……。 私みたいなタイプは『遠山の金さん』にはなれません」 阿武「そこなんです!! そこを一歩踏み込んで考えなくてはならないんです。 あなたが責任を持っている組織が、 最高度に機能する事を、あなたが本気で願うなら……、 そういったタイプの陰のリーダーからも、 支援を仰ぐ必要が生じるんです!」絵村「確かに、私の責任は70~80点で満足っていう訳には いきません。 しかし、阿武さん………これって難し過ぎですよーー。 無理です……無理、無理。 ( ゚Д゚)」阿武「……ですね。 貴方の言うとおりです。 だから、あまり難しく考えずに、 ズバリ言って『情』で迫るしかありませんね……」絵村「!!……『情』…………ですか……」阿武「そう……『友情』しかありませんね…………」絵村「…………友情……???」 阿武「陰のリーダーは、ある意味『情』の達人でもあります。 これは、私の体験談ですが、 彼らが職場でメンタル面で悩んでいる社員を救った事例を 幾つか知っています」絵村「……!!」阿武「その陰のリーダーと常日頃からの親しい友達関係が 築かれていなければ、 協力を得るなんて事は到底無理なことでしょう……。 ……それも、何の思惑もない、 真の友としての付き合いができていなければ、 成り立たないでしょうね……」絵村「…………やっぱり……金さんですよ……遠山の……」阿武「……(・-・)」 <続>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[2] <Renewal> 【前回】不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[1]阿武「……いいですか絵村さん。(゜_゜ ) 我々は誰でも噂話に参加しますよね。多かれ少なかれ、 ……一緒に噂をしたりするものです。(^-^) 昔からよく言われる『井戸端会議』等はその典型ですね」絵村「へへへっ、私もけっこう好きな方ですよ……( ̄一 ̄)」阿武「よー-く、観察しますとね……その人々の輪の中に 『話の筋を作っているリーダー』が存在していましてね。 その人達が一つの集団的な意見を作り上げていく面が 強いわけです。 話の筋というか、ストーリーを組み立てていきます。 それが噂話として流れることになります。 時に、批判的に……ね」 絵村「リーダー……ですか?うーん……。……どうも……。 ???……(-_-)……仲良くなるんですか??」阿武「まだ、分かりにくいかな? じゃー、こういう話ならどうですか? ……例えば会社でね、 何か込み入った組織上の変更を行う様な場合に、 その説明を社員に対してやるとしましょう……ねっ」絵村「……はい」阿武「複雑で……、どんなにうまく説明しても、みんなに 理解させるのは難しいだろうな……という様な場合が ありますね。 理解できないが故に出て来る反発だってあります……」絵村「ええ、ええ………」阿武「そんな時にですね、非公式に存在している 『通じ合う仲間同士』のリーダー株の人の助けを借りる のが良いという事です。 ……その人はですね、きっとあなたの部下の考え方の 特徴についても、良く知っているはずです……」 絵村「………!」阿武「貴方には、貴方が上司だからこそ、逆に把握できない 部下の真実の一面があります。 誰でもそうですが、自分を評価する立場の人に対して 部下の人達は、必ずしも裸になりませんからね……」絵村「うーん……そうでしょうね……それはわかります……」阿武「それらの部下の人達の持つユニークな面に関しても、 きっと彼はきちんと把握し、知っているでしょう……」絵村「なるほど、そう言われると、少しは理解が進みます。 確かにそんな人がいますね。分かってきましたよ。 それが、非公式なリーダーなんですね。 会社の組織や職制とは、又、違った……」阿武「そうそう……、非公式というか、むしろ本物のリーダー かもしれませんがね……。(^_^;) 自然と出来上がってきているものですから………」 絵村「なるほど……、自然ということは……とりもなおさず、 人望がベースということか…………。 うー--ん。……なるほど……(-.-)」阿武「我々の周辺には実に様々な集団がありますよね。 それらの集団には必ずと言って良いほど、 そういった陰のリーダーが存在しているものです。 そして色んな場面で、えも言われぬ幅広い影響力を 発揮しているんですよ」絵村「阿武さん、 影のリーダーなんて云うと『黒幕』みたいですね……」阿武「うー-ん……、黒幕とは少し違うかな。 組織を利用して何かを成し遂げようなどと考えている 人たちではありませんからね。 どちらかといえば、反発・批判分子ですもんね……」絵村「社員の小さな愚痴や批判的意見にも、 耳を傾けるんですよね……彼らは。 まぁまともに聞いてくれるから……情報も集まる……」阿武「……しかしね絵村さん、 彼らは当然、正式な組織立ったリーダーではないから、 絵村さんの様な正式な組織の長としての立場からは、 正面切って彼らの支援・協力を受けるという訳には、 なかなかいかないですよね……」 絵村「……フム。当然そうですよ。 上層部に批判的だから出世しなかった人が多いんですよ。 必ずしも、悪い人ではないんですけどね。 そんな生き方……と、いうか……」阿武「しかしながら……大切な事が彼らの口を通じて、 他の人達に伝わる様な……そんな働きかけをする事は、 できない事ではないと思うんですよ……」絵村「ははぁーーん。 そういう事か……。 そう言う事なんですね……(゜_゜>)」阿武「(^。^)はい!例えばそういう事です。はははっ(^○^)」 <続>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 不平や愚痴が集まる陰のリーダーを大切に[1] <Renewal>絵村「ええっ?(゜_゜ ) ちょっと阿武さん! 今……何と言われました? 『悪口と仲良くなって……活かす』って? ……悪口を活かす……ですって……? (゜_゜>) なんですか? それって!!<`ヘ´>」阿武「ふふふふっ……(^.^) ハイ、そうです……。( ̄ー ̄) 会社に限った話じゃありませんが……ね。 一般的にも集団を運営する上では大切なことです(^-^)」絵村「ちょっと突飛すぎる発想ですねぇ……。 『悪口』ですよ……。悪口には断固として反論でしょう。 一体全体……どういう事ですか……?」 阿武「ははははっ、聞き慣れませんからねぇ……。 ふふふっ。(^-^) 絵村さん、 世の中には、様々な組織とか団体があるでしょう?」絵村「ええ……まぁ……ありますね……(゜-゜ )」阿武「つまり、人の集まり……ね。人々の集合体です……。 その中で大切なことは沢山ありますが……、 そのうちのひとつは、 中にいるメンバー達がお互いに緊密な正しい連携を 取り合うって事でしょう?」絵村「……はぁ……確かに……」阿武「コミュニケーションの大切さについて真剣に……、 超真剣に考えますと……ね、 『悪い噂』は、絶対に見逃せないんです……(^-^)」絵村「……( ̄~ ̄)」 阿武「はははっ……、えらいケゲンそうな顔ですね……」絵村「…………なんとも……」阿武「いいですか? 色々な団体の中で、良好な人間関係こそが、 素晴らしい効果をもたらす一因だ……という事を、 マジに考えますと……ね」絵村「……ハイ……(゜_゜ )」阿武「集団の中で、批判的な噂を作っている人やグループが、 とても重要な存在だとわかります。 ……力学的に……」絵村「うーん……、批判的な噂を作るグループ……ですか……。 力学……ねぇ……。((+_+)) スミマセン……阿武さん、どうもまだ……ちょっと、 ピンときません……。 具体的には一体どういう事ですか?」阿武「うーん……、そうですか……。( ̄~ ̄) では、陰の噂の世界と仲良くなる事の大切さと、 その方法について具体的に話を進める事にしましょう。 事例をあげながら……ね。 ……但しね、絵村さん、断っておきますが、 これから話す事は、全てが私自身で発想した事では ないんですよ……」 絵村「えっ?………と、いいますと?(゜_゜ )」阿武「そうですねぇ……もう随分前のことなんで、 それがいつの頃かは、はっきり覚えてないんですが……。 何かの本を読んだ時に、悪い噂との共存の重要性が 説いてあって、その時……強烈な刺激を受けた訳です」絵村「ふーん、……本ですか?」阿武「ええ、誰が書かれた物か……そして何に載っていたか、 今では思い出せません。 ……でも、それから、ずっと、このテーマの大切さを 意識して過ごしてきましたから、私の言う事のどこから どこまでが、その著者の受け売りなのか分からなくなって しまっているんです……」絵村「うーん、確かにそういう事ってありますね。 普通の体験の記憶だって、そんな面がありますよ。 私も、幼い頃に実際に体験した事なのか……、 それとも親から繰り返し聞かされた事なのか、 ……分からない記憶があります……」 阿武「……そうですね。 ですからね、そのあたりを理解して聞いて下さいね。 長い年月が経っているので、受け売りというよりは、 自分の考え方にもなっていますから……、 大抵の事は突っ込んだ論議ができると思います。 しかし、内容の基本はその師匠の論の紹介です……」絵村「師匠?……ははははっ。(*^。^*) 影響を受けられたから……何処の誰とも知らない著者が 師匠になる訳ですね……。おもしろい……。(^-^) ハイ、理解しました。 そういう事で進めて下さい。よろしくお願いします」阿武「では……始めましょうか……。 たいていの場合ですがね……、 陰の噂話には何らかの形でリーダーがいます。 そのリーダー格の人を見つけ出すことがまず大切です。 そして、できればその彼と一緒に仕事をするか……、 深い付き合いをするか……そういう事ができると良いで しょうね……」絵村「ええっ? ……どうも……ますます分からない。(゜_゜ ) ………????」 <続> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/02/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 悪貨は良貨を駆逐する(亡き大先輩の言葉) <Renewal> 希望に向かって進む集団にとって重要なことのひとつは……、やる気のある若きリーダーを、10人増やす事よりも、まず、開き直って、ふて腐れた人間を1人でも少なくすることである。 若きリーダーというものは……、慌てて増やそうと思わなくても……、やる気のある若者は必ず存在し、自ずから成長してくる。歴史はそれを語っている。又、急いで増やそうとしても、やる気の無い若者を根底から変えてゆくには、気の遠くなるような時間を要すると思わねばならない。 しかし、ふてくされた人間は……、可能性のある者達の心にブレーキをかけ、将来性のある若者を、またたくうちに潰したり、逃げ出させたりしてしまう……。ふてくされ者が、年長者であれば……それこそ被害甚大だ。 悪貨は良貨を駆逐する………。確実に……。そして、急激に…………。 ……かといって、中高年の多い組織体で、彼らに対し、恐怖心による動機づけを行うと、ふてくされ者を益々増やす事にもなりかねない。………逸話「北風と太陽」は、誠に含蓄がある。上に立つ者の、力量が問われる。人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/01/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 創造的な問題の解決<下> 【前回】創造的な問題の解決<中>滝「では、KJ法について教えて下さい」嶋「はい、KJ法とは何か?……ということですが……。 我々が仕事を通じて日常的に行動する場所は、 書斎でもなければ実験室でもないわけですね?」滝「ええ、リアルな、正に『実の業』の現場ですよ」嶋「そう『実業の現場』……です。(^-^) 言い換えれば、いわば、野外なんですよ。 そこには複雑でコロコロと変転する、 生々しい“現実”があるんです」滝「はい、まさにそうです……」嶋「この生々しい現実の前には、“文献”や“推論”だけでは、 どうにもなりません」滝「要するに、理屈だけでは……無理だということですね」 嶋「そう、そして又、学者が行うようなスタイルでもない」滝「……学者ですか?」嶋「そう……これは理論的にこうなるはずだというような、 仮説を打ち立てて、それを検証するようなスタイルでは ないんですね。というよりは、むしろ、その時々の状況に 応じ、仮説をどの様に思いつくかということの方が 重要なんですよ」滝「大げさに言えば……探検みたいな状況ですよね」嶋「はい、まさにそうですね。 実は、川喜多二郎氏は文化人類学者で、 『ネパール探検隊長』でした。(^。^) KJ法は、目の前のこうした現実問題に対処するために 生み出された“現場の科学”と言っていいでしよう」 滝「現場の科学?……現場の…………。 つまりは方法論であるということを言いたいんですか?」嶋「そうです……道具です。ははははっ……」滝「具体的には……どんな方法なんでしょう?」嶋「川喜多さんはKJ法を、創造の技法と言われているんです。 どのような方法論かと言いますとね……こうです。 『一見まとめようもない様々な事実をありのままにとらえ、 それを構造的に組み立てること(統合化)によって、 何か新しい意味を発見する』 こんな感じです。 探検で得られた数々のデータをまとめて論文にされる 作業の段階で、生み出されたようです」滝「まさに“創造の技法”なんですね。『創造』の世界に、 技法が存在するんですかね……。技法といわれるからには、 こと細かな手順があるんでしょうが……」 嶋「(^-^)まさに事細かな手順がありますが……、 それは、実際に訓練するしかありません。 ここでは考え方を話します……」滝「はい」嶋「『創造』は、先だって滝さんが『MOKSA』で話された様に、 天才でもない限り、何もない所からは生まれてきません。 なにかしら、自然にバラバラに存在するものを、 意味のあるように結びつけ、秩序づけるところにこそ、 創造がある……という考え方です」滝「なるほど……データそのものに着目し、掘り下げ、 秩序付けていくわけか……。 具体的に手法を実践してみないと……分かりませんね」嶋「そうですね。今日は、考え方の話をしていますから、 技法の詳細は、川喜田二郎氏が書かれた 『発想法』『続発想法』をご覧になって下さい……(^-^)」 滝「分かりました。今日は考え方を理解することにしましょう」嶋「今までの私の話から、KJ法は、異質のデータをまとめる “統合の技法”といっても良いと思います。 問題解決に迫る技法です」滝「『……迫る』か……(^。^) 分かります。それをやれば解決するなんて方法は、 無いですよね……(゜-゜ )」嶋「最後になりますが……、 これは技法ではありますが、この技法を進めるうえで、 大切な五つの精神があります」滝「精神ですか…………心構えですね」 嶋「その五つの精神は、 一、 自 由 二、 平 等 三、 愛 四、 楽 観 五、 完全燃焼 です」滝「凄すぎ……。(^_^;) 技法というと科学的な感じがするけど、 人類繁栄の思想みたいですね……」嶋「実は、これが極めて重要で、 この精神が貫かれないと技法は良い結果を生みにくいと、 言われている。そして又、この五つの精神は、 君が言うように“人の和”と極めて深い関係がある。 川喜田先生が言われるには、 創造的な活動と人の和とは深い関係があるらしい。 創造的な活動を共にすることによって和が生まれ、 和のある集団は非常に創造的である…………とね」 滝「ということは、この五つの精神に十分に気を配って、 KJ法を進めるとより良い結果が得られると……、 そういうことなんだな……(^。^)」嶋「うん……、と同時に、この五つの精神が技法推進の過程で 磨かれて、集団の和を助長するものが育つというわけでだ」滝「うーん、良い紹介をありがとうございます。 取り合えず、川喜多さんの書かれた『発想法』を 入手することにしよう……。 また、色々とアドバイスして頂けるとありがたいです」嶋「アイアイサーー ( "⌒∇⌒" )」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/12/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 創造的な問題の解決<中> 【前回】創造的な問題の解決<上>嶋 「なるほど……。 模倣、つまりは真似ることから応用、そして改善・改良、 でき得れば創造につないでいくことが確かに大事ですね。 そう言えば滝さん、昔から『MOKSA』とか、 言ってませんでしたか? 『M……模倣』 『O……応用』 『K……改善改良』 『S……創造』 『A……アート』 だったかな……」 滝 「ありゃーー、覚えて頂いていたんですか? 嬉しいですね。(^。^) 正に、前段の、MやOで止まっていたんじゃ、 真に前に進むことはできないんですよ。 天才といわれる人たちは、一挙に『S・創造』に、 飛ぶのかもしれませんが、我々凡人は、 真似て、応用して、改善して……それから少数の人が、 創造にたどり着くんだと思っています。(^。^)」嶋 「フム……まったく、同感です。 アートの域まではなかなか無理ですがね……(^-^)」滝 「ははははっ……そこまで行って『A』が付くと、 Moksaとなって、これ『解脱』って意味らしいです。 ははははっ……(^。^)」嶋 「そうですか……解脱ですか? なんだか、上手くできていますね。(^-^)」 滝 「長々と失礼しました。本題のKJ法の話に進んで下さい。 KJ法がビジネスの世界で活用されているんですね?」嶋 「そうです。その背景と意味について少し話しましょう。 かなり以前から、実業界においては、 自らが自分の立場で情報を集め、 独自の判断を下し、 あるいは必要な所に働きかけたりしながら、 関係する人たちの衆知を結集して、 事にあたれる人材が望まれているんです」滝 「そういう人材が必要とされる背景はなんですか?」嶋 「昔に比べて今日は、価値が多様化してきていることが、 大きいですね……」滝 「確かに膨大な知識を容易に手に入れられる様になって、 ビジネス組織の中では、様々な考え方の人が 増えていますね。当然考えは行動に連動しますから、 様々な行動をする人で溢れていると言っても、 良いでしょうね。 一種の進化ですね……」 嶋 「おっしゃる通りですね……(^。^) このような、様々な知識・考えを持った人達の心を、 共通の目的に主体的に向けさせなければなりません。 なんせ企業体ですからね……」滝 「うん、よく分かります。それは大切なテーマです」嶋 「加えて、会社の全員がその目的を果たすために、 それぞれが創意をこらし、一致協力し組織としての 相乗効果を出すようにしなければならないわけです」滝 「昔なら優秀な上司のトップダウンで進めていたのかな?」嶋 「そうでしようね。でも、近年ではそれも限界があります。 KJ法は、このような時代に幹部としての態度や考え方に 大きな示唆を与え、衆知を統合するための 方法を提供するものなんですよ。(^-^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/12/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 創造的な問題の解決<上>嶋 「川喜田二郎さんって、知っていますか?」滝 「かわきた……じろう…………知りませんが……」嶋 「日本の文化人類学者でしてね、 元東京工業大学の教授なんですが、 その先生によって考案された創造性開発の技法が、 あるんです……」 滝 「創造性開発?創造力が豊かになるって事ですか?」嶋 「またの表現を『創造的問題解決』の技法と言いましてね、 川喜田先生の名前の頭文字を取って『KJ法』と 名付けられているんです……」滝 「『KJ法』……何かの講演で聞いたことはありますね。 発想法とかいうのじゃないですかね……。 しかし……、その技法を使えば創造力が豊かになる なんていうのは、ちょっと違うような気もするんですよ」嶋 「それはそうですね。まずベースとなる知識を学ぶことが、 大切なことですね…………言うまでもなく……」滝 「そうでしょう。 人は赤ん坊の時から学んで成長してます。 その学んだことを土台にして新しい事に挑戦するんです」嶋 「ええ、確かにそうですね……(^-^)」滝 「そして成長して大人になってから、 気を付けなくてはいけないことがあるんですよ……」 嶋 「……ほぅー? それは何でしょう? (゜_゜ )?」滝 「ええ……。 学んだことを完璧に理解したとしてもですね、 それは、あくまでも標準だということを、 理解していなければならないんですよ……」嶋 「『標準』……と言いますと、 過去の経験の蓄積から、先人が作りだした公式みたいな ものだという意味ですかね……(゜_゜ )」滝 「はい、知識の塊りであったり、方法論のパッケージで あったりと形は様々ですが、過去の知恵の蓄積なんです。 だから現状のレベルが標準以下の人にとっては、 それでも十分役に立つのでしようが……」 嶋 「うーーーんなるほど…………なるほど(゜o_゜)」滝 「しかし脱皮するには、その先の思考が重要になります。 ( ゚Д゚)うーん、……まあいいや。 すみませんね、変なことを言い出して……。 今日はその『KJ法』の話なんでしょう? 話を戻してもらっていいですよ……」嶋 「いやいや滝さん、対話というのはこのように発展性が あるから面白いんですよ。 この辺りの話をぜひ続けましょうよ……ね(^-^)」滝 「……ですか?(^。^ )じゃー続けますが……。 脱皮でもワンランクアップでも良いから、 前に進むには、考えて、考えて独自の思いを 整理しなければならないのですが……、 困ったことに、学ぶことに慣れてきますと、 この自ら突き詰めて考えるという思考力が、 衰えてしまうんです」 嶋 「学ぶ~覚える……つまり記憶ばっかりしてしまうって ことですかね」滝 「そうなんです、でも記憶だけでは未熟でしよう……。 深く理解しなければならないんですよね。 その為に、沢山の『問い』を発する事が大切なんですよ。 疑問を持たなければ、真の理解は難しいですよね? 『暗記復唱型はダメなんです……』」嶋 「そう、鵜呑みになりますね。 一生懸命にメモって、丸覚えして自分に力が付いたような 錯覚をしている人が多いですねぇ……。 今、滝さんが言った『問い』というのは、 入ってきた知識と議論をしろということかな……?」滝 「うん、近いですね……。 『問う力』を学び、磨かねばなりません。 『学問』という字は、問いを学ぶと書いてありますね。 次の世代を担う人たちが、 心しなければならない重要点だと思います……」 嶋 「なるほど……深いですね。 そして学びは人からばかりじゃありませんね。 昔も書物からの学びがありましたが、 昨今のインターネット情報からの学びは、 想像を絶するものがありますよ…… (-_-)」滝 「そうそう、そこなんです。 学びは言ってみれば模倣~応用の世界なんですね……。 それを、改善、改良~創造につないでいく思考こそが、 極めて重要だと思っています……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/11/29
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部下の成長と フィードバック<5> 【前回】部下の成長と フィードバック<4>「そうそう、正しく客観的に認識しないとな。(^-^) 自己満足じゃー仕方がないんだ」「ウン、分かった……、続けてくれ。(^。^)」「自分をしっかり認知することの大切さについては、 いくつかの実証研究がされてきていてな。たとえば、 コーネル大学のD.ダニング氏とJ.クルーガー氏は、 このように主張されている。 『能力の低い人物こそ、自らを高く評価してしまうような、 そんな認知バイアスが存在する』とな……」 「うん?認知バイパス……?(゜_゜ )」「いや、認知バイアスだ……。(^-^) 物事の判断がね、直感や、これまでの経験にもとづく 『先入観』によってなされ、合理性を欠いてしまう心理現象の ことを言うんだよ」「思い込んだら100年目っていうヤツで、何でもかんでも それを基準に判断しちゃうようなもんかな?」「ふふふっ……まぁ、そんなもんだよ。(^。^) 一方で、『成果を上げる人ほど、自己認知能力が高い』 という研究成果も発表されているんだ」「要するに、君が言いたいのは、『仕事のできる人』に なりたいなら、自己認知力をしっかりしなければならないと、 まっ、そういうことなんだろう…… ( ^×^)」 「そうそう、全くそうだよ」「……しかしだな。 『仕事のできる人』になるには様々な能力が必要じゃないか? なんで、ことさら自己認知力を強調するんだよ?」「『なぜ自己認知が大切なのか?』……ときたか? うん、良い質問だ。実に良い質問だ……(^ー^)」「おいおい、何を陶酔してるんだよ……。もう……」「ではここで『ジョハリの窓』を引用して、 なぜ、自己認知が大切なのかを解説しよう……」「えっ!『ジョハリの窓』なら知ってるよ……」「そうだろうな、君ならきっと知ってると思っていた。 簡単におさらいしてくれるかな……」 「『ジョハリの窓』は、心理学者のジョセフ・ルフト氏と ハリントン・インガム氏の両名によって考案された概念だよ。 二人の名前の頭をとって『ジョハリ』だ……」「そう……1955年のことだよね」「それはな自分と他者から見た『自己の領域』を表すものでな、 対人関係の進展やら自己の理解に利用されて、 ビジネスにおいての能力開発にも効果を発揮しているんだ。 具体的には…………」「分かった、それから先は私が話を進めよう……。 今まで自己認知の重要性を、色々と述べてきたんだけど、 自分を知るという行為は、言うは易く簡単なことではない」「全くそうだ。自分ほど不可解なものは無い…………(=_=)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/11/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ あんまり拘り過ぎない方が前に進めるんじゃ? <Revival>「それって、会社の上司と部下との間の事ですか……?」「ええそうです。 何といっても我々日本人は、まだまだ 『自分の意見を否定された事』 即ち、 『自分の総てを否定された事(人格を否定された事)』 に感じてしまいますからね……」「もしもしー、それはちょっとオーバーじゃないですか……?」「いえいえ、ビジネスの現場は特にそんな感じなんですよ……」「それはちょっと……、何と言うか……考えすぎと言うか……、 難しすぎる生き方だと思いますがね……」「それじゃー、貴方はどうだと言われるんですか?」「ははははっ……(^。^)もっと簡単で戦闘的ですよ」「ええっ……? (゜_゜>)」 「あのね……こうです……。 『僕は、赤だと思っていました。赤にしか見えません。 しかし、上司から青だと否定されました。 あれっ、なんだ……、赤と青と二種類あるのか? フーーーム……。 まっいいや、俺には赤にしか見えないから……。 それで行こう。 ……えっ?なんだって? こと仕事に関わる事は、統一しなけりゃならないって……? ありゃまー、しょうがねぇなぁ…………。ヘ(´o`)ヘ あーーーあ、赤なんだけどなぁ……。 フーム……。 しかし、しょうがないか……。 上司だもんな……。 よし、じゃー、これは一応、青にしておくか……。 しかし、見てろよ。(-_-) いずれ、俺も権限とやらを身につけて、 自分が見えるままに物事を決めてやるぞ……』 ってな……ことですよ。 ジタバタしてもしょうがない……ははははっ……(^。^)」「うっ……(;一_一)」人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/11/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部下の成長と フィードバック<4> 【前回】部下の成長と フィードバック<3>「やっぱりそうだろう。それなら分かるよ……」「……うん、そこで今からPHP研究所で取り組んでいる 『(部下が)フィードバックを受ける意義』について、 関連の話をすこししようと思うんだが……」「そうか、君はその辺りに関わっていたんだったな……。(^-^) ぜひ、聞かせて貰おうじゃないか……」 「『仕事ができる人は自己認知力が高い』と言われている」「自己認知力……?」「昨今の、変化の激しいビジネス現場においてだな……、 目の前の状況が刻々と変わっていく環境の下では、 どうしても、受け身の姿勢で、 その変化に対処しようとしがちなんだよ……誰しも」「フムフム……」「しかし受け身の姿勢からは、真の喜びや楽しさは生まれない。 徒労感が高まる一方なんだ」「うん……なるほど……」「そこで、そうならないために大切なことがある」「フム……能動的になれという事だな……?」 「そう、『自分は何をしたいのか』『何が強みなのか』 『周囲から何を求められているのか』……と、考えて、 こういった問いにしっかり向き合うことが大切になってくる」「……うん、確かに、 そういう姿勢を通じて形成されてくる自分の拠りどころが、 変化を乗り切るために必要なんだろう……」「そうだよ。やる気、勇気、自信、知恵を生み出す原動力に なっていくからな……」「なるほど……『自己認知力』か……。 ビジネスの現場では、とても大切な力なんだな……」「ちょっと、堅苦しくなるが…………、 近年の欧米での『人的資源管理の研究分野』で、 リーダーシップ開発に関するさまざまな議論が展開されている。 また、我が国でも松下幸之助など、経営の実務家たちによって 構築されてきたリーダーシップの持論が、 それぞれの著作などで紹介されているよな」 「うん……それは、分かる……。よく読んだもんだよ」「こういった『リーダーシップ論』について、 さまざまな知見や主張があるんだが、 そのいずれにも共通しているのが、実は、 自己認知の重要性を指摘している点なんだよ……」「昔から『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』というが、 己を知る事の重要性なんだな……。 まっ、俺たちの世代は、自分のことは自分が一番知ってると、 豪語していたがな……ははははっ(^。^)」「ふふふふっ……、ここでいう自己認知というのは、 己の性格、長所・短所、欲求、役割について、 深く理解することだ。 つまり自分を正しく知るということだ」「……『正しく』がポイントだな……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/11/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部下の成長と フィードバック<3> 【前回】部下の成長と フィードバック<2>「新人に対して、上司がフィードバックをしていると……、、 会話が進むのにつれて、見る見るうちに新人がどんどん元気が なくなっていく……。 何度も遭遇した景色だよ……(>_<)」「さっき、お主が紹介した理論で行くと、 脳の創造的能力が低下して来るからだな……。(゜_゜)」「うん、根本的に、フィードバックは我々の脳の能力を、 低下させる活動なんだよ……」「ここ迄来ると、お主が今日、一体何を言いたいのかが、 正直、分からなくなってきたよ。 君は、フィードバック肯定論じゃないのか?」 「まぁ、そう焦らないで欲しいんだ。( ̄ー ̄) ちょっとここで、ここまでの話を一度整理してみよう。 (1)フィードバックは日本人向きではないので、 上手に行うのがとても難しい。 (2)フィードバックは過去に目を向けるため、 脳の創造的能力を低下させる そのため、皆『フィードバック』はあまり好きでなくて、 しかも、その効果も限定されている……こんなところだな」「……うん、そうだよ……。……で、何が言いたい??」「君でさえ知らないかもしれないことがあるので、ここで改めて 『フィードバック』の説明をするとしよう。( ̄ー ̄)」「おっ!! 来たな、来たな。 よっしゃ、聞いてやろうじゃないか……('_')」 「フィードバックは、ごく簡単に言えば、 『誰かに対して自分の意見を述べること』なんだが、 我が国で話す時は、ここにもう一つ『忌憚なく』という要素が 加わるんだよ。物事をはっきり言わない日本人に対しては、 『忌憚なく』と強調しないと、肝心な事を言わないからな」「うん? その辺の話はもう分かった、分かった。 ……で、一体何が言いたいんだ?」「ここで、逆のことも考えてみたい……。 フィードバックを行う方ではなくて、 それを受け止める部下の方の話だ……」「うんうん、……で?」 「自ら進んで上司や周囲の人にフィードバックを求める部下は、 はっきり言って『できる社員」へと成長して行くんだよ」「分からない話でもないが……一般的には、 あれこれ言われるのを嫌がるんじゃないか……? 誰しも……」「うん、的を得た指摘だ……。 だから……ここに、教育の必要性が出てくる……」「なるほど……そう来たか……( ̄ー ̄)」「『フィードバック』の手法は、新しい人材育成手法として、 注目が集まりつつあるんだが、先ほどから話している不都合を 克服するには、管理職を対象にしたフィードバック研修が 必須だ。近年、社内で実施する企業が増えてきている」 「しかし、その話は、上司の視点に立ったフィードバックの 考え方やスキルを教えるという事であって、部下の教育では、 無いじゃないか……」「まぁ、聞けよ。こうやって上司には、部下に対して 耳の痛いことを伝える事ができるようにする狙いなんだ。 一方、同じ考え方で、部下にも『フィードバック』の理解が 必要なのは言うまでもない」「……そうだろうが」「部下の側にも、フィードバックの意義を理解させたうえで、 それを正面から受け止める姿勢を作る為の教育をやらないと、 フィードバックはうまく機能しない」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/11/04
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部下の成長と フィードバック<2> 【前回】部下の成長と フィードバック<1>「ふふふふっ……『カタカナ語』とはよく言った。ははははっ。 以前から外来語という言い方でカタカナで表現しているな。 しかし……もう外来語という表現も古くなってしまった……」「何言ってんだ!<`ヘ´> 国外から入って来るから……外来語だろうが……」「うん……まぁ、そうには違いないが……。……我が国は 何といっても300年余り鎖国していたからな……。 『内』と『外』という概念が強い。 近年は、そういう区別の仕方は控えて、世界観でものを 考えるようになってきた…………」 「グローバル……っていうヤツか。まあ、貿易立国だから、 分からん事は無い。お前は、経済論中心、俺は民族論中心だ。 ははははっ……(^。^)」「外来語『フィードバック』はな……、 元々はITや工学の世界の用語だ」「……ふふふふっ……( ̄ー ̄)」「何らかの出力された結果を修正したり、調整したりして、 改善する為に、入力した側に返すことをいう言葉らしい……」「うん……自動制御にとっては大切な概念だった……( ̄ー ̄)」「……そうか、君は以前、IT屋だったな。(^-^) ところが今では、この『フィードバック』の考え方が、 一般的なビジネスシーンでも活用されるように なってきたんだよ……」 「そういうことなんだな……」「うん、例えば上司が部下の評価をするだろう? その評価が昇給や昇進に反映されるだけじゃなくて、 本人に対する具体的な称賛や指摘、改善点を与えることにも、 用いられている……そういう概念だ……」「そういう意味では、消費者が商品やサービス、応対の感想等を 企業側に伝えたり、メディア上で公表したりするのも、 フィードバックだろうな……」「うん、忌憚ない指摘や改善点などを活かして、 より良い方向に改善、向上していくことを目的として 行われているところだよ……」 「その辺りは理解できるが……、 いざ職場で活用しようとなるとかなり大変だぞ……」「うん、……簡単ではない……な」「上司の方がな……、パワハラになることを恐れて、 はっきり言えなくて、いきおいきちんと伝わらないようだと 『よくわからないフィードバック』になってしまうだろう」「『はっきり言わないコミュニケーション』が染み付いている 日本人にとっては、このフィードバックは、 かなり難しいものになるな……」「……見ろ……そうじゃないか……。ここは『日本』だ」「それともう一つのより深い問題点があるんだ」「まだ、何かあるのか?」「うん、フィードバック受けた相手を、 『反省モード』にさせる点だ。フィードバックを受けると、 我々は後ろ向きになってしまう傾向がある」 「『注意された』『叱られた』……ってことになりやすいか?」「とある専門家が云う『認知科学のモデル』ではな、 人間は未来に目を向けて時間を過ごすことで脳を活性化させる ことができる一方で、過去に目を向けて時間を過ごすと、 脳の創造的能力が低下してしまう……と云われている」「ほう……そんな理論があるのか……。 それは、実感としても納得だな……(^-^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/10/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部下の成長と フィードバック<1>「フィードバックって分かるかな?(゜_゜)」「…………(一_一) 分からんことも無いが…………、 日本人なら日本語で言え、日本語で <`ヘ´>」「フィードバックというのはな……、 仕事を通じてやったことやら、 成果として出来上がった物に対しての評価をだな、 やった人や会社に対して伝え返すことを言うのさ。 それを『忌憚なく』返すのが特徴だ……」 「何だ……結果の評価か……。 最初からそう言えよ。(>_<) 分かりにくい……」「うん、分かりにくいよな……。 何故分かりにくいかというと、フィードバックは、 元々欧米のもので、輸入された概念だ。 日本の文化には合わない面があるかもしれない……」「そんなら……放っとけよ。そんなややこしいもの……」「それがな……近年の実業界では随分と大切なことになって きてるんだよ……」「……そうなのか。 まっ、考えてみたら我々の時代のモノだって、 最初は舶来で、段々慣れて……日本の文化に馴染ませたって ものも多いから、そんな事もあるだろうよ……。 昨今はコミュニケーション、モチベーション、チームワーク、 セクハラ、パワハラ……、カタカナだらけの職場だ」 「うん、確かにそうだな……。 ややこしいついでにフィードバックのことを、 もう少し話しても良いかな?」「ふふふふっ……嫌といったって話すだろう? 君は……(^-^)」「まあな……(^。^) このフィードバックのフィードというのは英語で『Feed』だ。 Feedの意味はな……食べ物を与える、つまり栄養を与える事を 意味するんだよ。そして、 『Back』は?……」「バックホームのバックだな。『返す』という事かな?」「うん、という事は……フィードバックする内容はだな、例え、 どんなものであっても、返される側にとって活かせるもの、 糧になるべきものという意識が大切になるわけなんだ……」 「おいおい、それは奇麗ごとじゃないか……。 欧米人にしてみりゃー『誰かに自分の意見を述べること』は、 ごく普通の事で普段から『忌憚なく』話しているんだろうが、 我々は……日本人だ……」「うん……まぁ欧米でも、単なる日常会話で、いつも忌憚なく 話をしているわけではないんだがな。それがフィードバックの 場面であれば、当然のように『忌憚なく』話すようだ」「そうか、しかしここは日本だ。 そもそも日本人は『忌憚なく』伝えるのに慣れていないんだ。 ……だから日本語がますます複雑になったのかもしれんがな。 君が言うように、フィードバックと称して『忌憚なく』が、 行き過ぎると単に厳しく失礼な上司になってしまいかねんぞ」「うん……まぁ……」「元々立場が強い上司が『忌憚なく』ものを言うと、 それだけで部下にとっては大変な圧力になるんだから……。 日本ではまず婉曲に話しておいて、 『忌憚なく言わせて頂きますと』と断ってから切り込むんだ」 「うん、だから、そこんところは十分に気をつけなきゃいかん とこなんだ。フィードバックは評価する側が、評価される側の ヤル気を引き出し、能力を向上させるためにやるものだから」「日本人も、そこまで踏み込んでいかないと欧米に置いて 行かれるという事か……」「そこまでは言わないが、今後の日本産業界にとって、 若手の育成のためにフィードバックは大切な位置づけになって きたってことだよ」「ホントに聞き慣れないカタカナ語が次から次へと出てくるな」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/10/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 『3K』で人を育てる <3・完> 【前回】『3K』で人を育てる <2>「『女性は家庭を優先するから、大事な仕事は任さないように』 等と考えてしまって、機会を与えていない傾向があります。 【期待しない】から【機会を与えない】という傾向が、 強くはないですか?」「………………(~_~;)」「そして、なんと【鍛える】だけが独り歩きしてしまって、 部下にとっては、ただただ厳しい環境となってしまいますね」 「うーん……、耳が痛いですね……適切な例です。 確かに、そういう面があります。殆んど無意識ですね……」「これはひとつの例ですが……ね。 こういうことだと、仕事にやりがいや面白みを持たなく なってしまいますよね」「確かにね―――。でも、難しいなぁ……」「今は、女性に対する『無意識の偏見』の例をあげましたが、 近年叫ばれている『女性活躍推進』の阻害要因ですから、 社会の流れに反する一種の脅威だと指摘する意見もあります」「なるほど……そういうことですね。手厳しいなぁ……。 指導という意味では、会社に限ったことではなくて、 家庭内でも存在しますから……なんだか、 身につまされてきましたよ……」 「娘さんをお持ちなんですね……。(^。^) 人を育てるというテーマは、実業界に限らず、 言われるように家庭でも、学校でも、町内会にだって……、 存在しますね……」「『無意識の偏見』ですね。 これは気をつけないといけないなぁ……。 子供の進学・就職なんかに関しても……色々、ありますね」「これを機会に十分配慮して進めて下さいね。 今日の話の【 期待する → 機会を与える → 鍛える 】という 『育成の3K』のサイクル中で特に重要となるものは、 【期待する】だと考えています」「……ですね。若い頃に想像を絶する激務の中で、 心が折れかかっていた時に、滅多にお会いしない部長から 言われたことがあります……」「ほう……、何と……」 「『相当に頑張ってくれているらしいな。課長から聞いてるよ。 体を壊さない様に……な。期待しているよ。(^。^)』って、 直接言われましてね。部内には400人位の人がいましたから、 覚えておいて頂いただけでも嬉しいのに……激励されました。 ヤル気が出ましたし、一層健康管理もするようにしました」「それはラッキーでしたね。あなたも強かったんだと思います。 人によっては、遥か上の方からの期待で委縮する人もいます。 【期待する】は大切なんですが、上手に伝える事も大事です」「……ですね……長男の顔が浮かんでいます。(^-^;ふふふっ」「ふふふふっ……。(^-^) 今日は、女性への『無意識の偏見』を例としてあげましたが、 性別や年齢を問わず、すべての部下に対して気をつけなくては ならないことですね……」「はい、学歴とか、職歴とかも……無意識というよりは、 先入観から『期待する』ということに差が出ている面が、 ありそうですね……。うーーん…………」 「意外なことに、盲点となっているのが、 比較的勤務歴が長い社員に対する場合ですよ。 そこそこ自社の戦力として育っているわけです。 だからどうしても、より期待するという意識が先行して、 【鍛える】一辺倒になりがちです。 そうなってはいないでしょうかね?」「重い言葉ですね……。彼らも部下を持っていたりしますから、 何となく同列で見たりしますね……(^_^;)」「そうですねぇ、年齢を重ね、経験も積むにつれて、 責任も厳しさも増しますが、そのような中でも、 貴方が育てるべき部下に違いありませんから、 働きがいを持てるように貴方が意識をすることが肝要ですね」「盲点ですね…………。 年齢に関係なく、動機付けは必要ですもんね……」 「自分が育成すべき人達への気遣いや声掛けなどは、 普段の何気ない行動こそが大切で、それこそが、 精神的充実の礎となるんですよね。 日ごろの些細な行動から始まり、 それこそがポイントなんですよ……。 なんだか今日は、話があっちこっち蛇行したけど、 この辺りでお開きにしましょうかね」「『育成の3K』 【 期待する → 機会を与える → 鍛える 】 と、全ては『期待する』から始まることを肝に命じます。 今日は、ありがとうございました。(*^。^*)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/10/07
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 『3K』で人を育てる <2> 【前回】『3K』で人を育てる <1>「先ほどは【 期待する → 機会を与える → 鍛える 】の 『3K』のサイクルをご紹介頂きましたね。 人材育成や、定着を目指す意味で使われているとか…………」「はい、それを聞かれて、おおよそは納得されたでしょう? もう既に実践しているという、心の声も聞こえてきそうです」「はい、社員は、仕事をうまく実行していくために、 必要な技術や技能・考え方を、懸命に磨いています。 その努力たるや賞賛に値するものだと思っています……」 「そうでしようね……」「そういった社員の気持ちを充実させて、 ヤル気を一層刺激する意味で、 言われている『3K』は、とても大切になると思います……」「正にそうです。この『3K』は一見、至極当然のように感じる かもしれませんね。スポーツ界で選手を育てるのだって、 期待している事を伝え、 チャンスを与え、 鍛えて行けば、 グングンその力を伸びていきます」「はい…………。 至極当たり前で指導者なら誰でも実践している事ですよね」「ははははっ……、やはり、その様に感じましたか…………。 上司に求められる、この『3K』のサイクルは、 ちゃんとやっているように見えて、よくよく観察すると、 意外に抜け落ちてしまっていることがありうるんですよ」 「抜け落ち……ですか……? そうでしょうか?(゜_゜) 私はちゃんとやっているつもりですが……」「まあ、暫く聞いて下さい。 怖いのは、抜け落ちていても、その事になかなか気づかない ということなんですよ。 社員が精神的に充実しているかということは、 数値などでは測れませんからね。こちらが気づかぬうちに、 部下は意欲を失い、成績の低下や、職場環境の悪化、 さらには退職を招きかねないことになるんですよ……」「うーん、そう言われれば、 ……退職希望の話が出てきて、やっぱりそうか……と、 思う場合と『えっ?どうしてこの人材が?』と思う場合が あります。我々上司はこの『3K』をちゃんと実践していると 思い込んでいる面があるのでしょうか?」 「訳が分からず、社員が意欲低下になったり……って、 よくあることではありませんか?」「……確かに……、でも自分はちゃんと指導しているみたいに 思いたいんですよね……(^-^;」「上司の対応のまずさは、実は怖いものなんですよ。 その一つに『無意識の偏見』というのがありましてね……」「『無意識の偏見』てすか…………?」「はい、そうです。 事例として最も多く取り上げられるのは、 女性社員への接し方ですね」「うーん、そっちに来ましたか?(^_^;)」 「ふふふっ……、思い当たりますか? 上司の自覚がない為に、女性に対して固定観念を持って、 『いつかは家庭等の事由で退職してしまうから』と考えて、 『3K』の一つ目である【期待する】から遠ざかったり していませんか?」「うーん……痛いですね。 ほぼ、無意識的にそうしている場合が多いかな……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 『3K』で人を育てる <1>「『3K』って聞いたことあるでしょう?」「えっ?『3K』ですか?あの有名な……。 『きつい』『汚い』『危険』のローマ字表記の頭文字を 取ったもので、極めて過酷な職場環境の事を言うんですよね」「そうですね……殆んどの人が知っていることですね。 しかし、今日お話をしようと思っている『3K』は、 それとは違うんですがね……」 「……と言いますと?」「まあ『3K』と聞けば、様々な場面で通称や略称として 使われていますから、連想するものは人によってさまざまだと 思います。ビジネスマンにとっては、あなたの言う『3K』を 想う人が多いかもしれませんね」「他にもあるんですね……」「今日は人材の育成や、人材の定着を目指す意味で使われている 『3K』をご紹介したいと思っています……」「そうだったんですか、早とちりをしてしまいました。(^_^;) ちょっと、拘りがあったもんですから……。 ……で、どういうことでしょう?」「今日の話の『3K』は、 【 期待する → 機会を与える → 鍛える 】というサイクルの 頭文字を取ったものです」 「なるほど……、人材育成のポイントですね……(^-^)」「ところで……、ちょっと気になったんですが、 あなた、さっき『きつい・汚い・危険』の3Kに対して、 拘りがあると言ってましたね……」「ああ、いえいえ、大したことではありません。 すみません、勘違いしてしまったもんですから……。 どうぞ、気になさらないで続けて下さい……」「……実は、私の方が少しばかり興味が湧いてきましてね。 あなたがどんな考え方をされているか、知りたくなりました」「いえいえ、今日の本題とは外れていますから、 気にしないで下さい。どうぞ、予定通りにお願いします……」「私は昔から『脱線の名人』と言われていましてね。(^_^;) ハプニングを好むんです。だって、お互いをより理解し合える チャンスかもしれないじゃないですか? お互いの理解が進めば、会話や、ディスカッションも、 とても生産的な有意義なものになっていくんですよ。 ぜひ、聞かせて下さい」 「いやーーー、そこまでおっしゃられるんでしたら、 共に、一瞬の脱線を楽しみましょうか……?(^_^;) 実は私、 随分以前から、社会的に言われているこの『3K職場』 について、普通とは違う感覚を持っているんです……」「ほうー、それは興味深いですね……。(^-^)」 こうやって貴方とお話しするのも久し振りですし、 貴方の考え方を理解する意味でも、とても興味があります。 どういうことか、教えて頂けませんか?」「はい、私が幼いころから祖父がよく言っていたんです」「ほう、何と仰っていたんですか?」「はい『職業に貴賤上下の差別なし』と再三言ってました」「なるほど、素敵なお祖父さんですね。 確かにそうですね。今話題にしている『きつい』『汚い』 『危険』という言葉も、厳密に言えば、その職場の特徴を、 示しているだけで、良し悪しを言っていないのです。 しかし、それらが過酷であるところから、一般的には 避けたい職場、避けた方が良い職場という風に、 理解されていますね……」 「幸運で恵まれた就職をしている人達には分かり辛いかも しれませんが、 『3K職場』と言われているものの中から、 自分に合う職場を見つけようとしている人は実在します」「はいはい、良く分かりますよ。 すぐに働ける仕事を探したい方たちには、いえることですね」「ええ、勤務経験を積みたいと考えている人達もそうです。 具体的に言いますと、建設・工事現場の仕事や、清掃、 介護業務など、まだまだ他にも『帰れない』『給与が低い』 といった職場があります。一般に厳しい労働環境がイメージ されますが、介護・医療業界など社会貢献度が高い職業が 多いともいえます。直接人に感謝される機会も多く、 やりがいを感じられる仕事も沢山あるんです」「そうですね……社会的なニーズは高いわけですから、 仕事が無くなるリスクも低い職業でもありますね。 人手不足の職場も多いと聞いています」 「未経験でも働きやすいので、探しやすい職種でもあるんです。 今後、労働環境も順次改善されて行くはずですから、 いわゆる『3K職場』を、悪玉扱いにはしないで欲しいという 私の拘りです……」「素晴らしい、あなたは以前から物事を鵜呑みせず、 チェックして対処する方だとは思っていましたが、今日は、 また、素敵な視点を聞かせて頂きました。 ありがとうございます……(^-^)」「いえいえ、時間を取らせて申し訳ありません。 では、本題に入って頂けますか……」「はい、では人材育成のポイントについて、 話を進めましょう……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 仕事で成長する人 ⇔ しない人 <Revival>「真森工場長、市内課長は昨夜、現場見回りしてくれたかな?」「部長!!いやとても、とても……。(^_^;) 先日、部長も懸念しておられましたように……、 今の激務の状況では……とても無理です…。 流石のイチウチでも……ハイ。(^-^;」「……回れなかったんだな…………(-.-)」「やはり部長……無理ですよ。この増産体制の現場では……」「……うん、しかし……現場巡回も……大切なんだが……。 特に、……安全面で……」 「分かります……部長。しかし、どうか勘弁してやって下さい。 もちろん現場巡回の大切さについては、 市内課長も良く理解しておりまして、 就業時間ギリギリの今朝方迄、 何とかしようとはしていたようなんですが……」「…………(-.-)」「なんせ、夜勤の現場では最高責任者ですので……、 より重要な職務に追われまして……。 …………ハイ」「……うんそうだな……分かった。 ……しかし、何とかしなくちゃいかんな……」「はい………………それは……はい。 検討します…………」「第一工場がそういう事なら……、 第二工場の方も一緒の状況だろうな……」「ええ、現在の現場の厳しさは、どの工場も一緒ですから……。 むしろ、第二工場の方が、もっと大変かもしれません……」「うん、ありがとう。今から……第二工場に回ってみるよ……。 真森君……検討、しっかり頼むよ……」 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★「前田工場長……、例の工場巡回の件だが、 昨夜はやっぱり無理だったろう……」「あっ、部長。巡回は夜勤の槍村課長に頼みました……」「ああ……、槍村君ね……。彼も中々の激務だなぁ……」「部長……、何でしたら報告させましょうか? 今朝丁度、残業していますから……」「えっ?……見回り……やってくれたのか……?」「はい……勿論です。……どうしてですか?」 「だって君……、この増産体制の下では、 激務で……そんな時間取れなかったんじゃないか……?」「えっ?ええ……はい、激務ではあります……特に夜勤は……。 管理職は槍村君一人ですから……」「そうだよな……、大変だと思う……」「はい、だから……逆に指示されたんでしょう……? 事故を起こさないように……ちゃんと現場を監視せよと……」「うん、そうだ!(^。^)」「槍村課長、ちゃんとやってくれましたよ」 「そうか…………、しかしよく時間が取れたなぁ……」「ははははっ……部長、そんな事…………。 だってやるべき任務ですから、 アイツちゃんとスケジュールに入れてましたよ。 ……確か中食の直後に回ったようです……。 色々と現場の課題に気付いて、良かったと申しておりました」「そうか、そうか……ありがとう。ありがとう。(^。^) しかし、人一倍忙しい槍村君が……良く一時間の時間を 捻出できたもんだな……」「いえいえ、部長、いつもの様に何もかもやってたら、 とても時間は作れませんよ。仕事の優先順位の見直しと……、 部下に任せても良いもの……、 極端に言えばミスしても大きな影響のないものは、 部下に下ろしたりした様です……。 それでも、幾つか出来なかった任務が残ったようですが、 生産には直接関係の無い部分ばかりです……。 どうか……ご安心下さい」 「そうか、スケジュール化したか……なるほど……。 後は手抜きか……ふふふふっ……(^.^)」「はい部長、良い意味での手抜きです……。(^-^) 優先順位をしっかり考えたようです……」「そうか分かった……ありがとう。 その辺りの知恵を今度、部内で発表してくれないかなぁ……」「はい、ありがとうございます……分かりました。 部長にそう言って頂けると槍村もモラールアップすると 思います……。 ありがとうございます(^^ゞ」 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★「安全課長……いますか」「ハイ、ここに居りますが……」「例の夜勤の見回りの件だが、槍村課長が実行してくれたから、 後で具体的な状況を、把握しておいて下さい」「そうですか!やってくれましたか槍村課長……。 期待していました……(^。^)」「……と言うと……」「ハイ、これは部長も先刻ご承知のように、 激務の課長に新たに頼む任務です……」「そうだな…………」「……それも夜勤の最も忙しい状況下で、頼むのですから……、 普通の考えの課長では、実行されないと思っていました……」「……どういうことだ……?」「ハイ、これは元々無理を承知でお願いするわけですから……、 その任務の重要性を充分理解して頂いて、 きちんと『仕事』として『スケジュール化』できる能力の ある人でないと無理かな……と……はい」「うん…………全くそうだな……」「槍村課長は、その辺しっかりしていますから……、 期待していました……」 「……『増産と事故発生』との相関関係などについても、 ちゃんと……皆に説明したんだな……」「はい、それは工場の全課長を対象に行いました。 理解の程度はマチマチですが……」「理解というか……切実感の……程度だな……」「ハイ、ひとつの工場で実施の実績を作ってくれれば、後は 進めやすくなります。……槍村課長に……感謝です」「……うまく進むかな……。事故の予防措置……」「部長、いよいよになったら……仕事ですから、部長命令で、 バチッと、徹底させて頂きたいと考えていますが……」「うーーーん……しかし、それは最後の手段にしよう……」「でも、仕事であることに違いありませんから……」 「うん……それはそうなんだが……。この巡回の仕事の目的は、 事故を未然に防ぐ措置を講ずることにある……」「はい…………」「大切な事は、観察力・注意深さ・洞察力・安全への強い想い、 ……などなどだ……」「はい……」「一般には見えていないものを見つけ出して貰う仕事なんだ。 事故の要因となりそうなものを事前に排除して貰う訳だ……」「…………」「心眼が開いておる方が遥かに良い。 命令されたから実行するレベルでは危ない。 只ただ、現場を回るという『作業』をしてしまいかねない。 自分の職場の事故防止に対する強い気持ちが……欲しいんだ」「槍村課長の様な…………ですね」「そう……ひとつ、そう言う所を大切にして、第二、第三の 槍村君を作って下さい…………よろしく頼みます」「……なるほど…………………………。 ハイ!! 承知しました(^^ゞ」人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/22
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◆人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 人を 動かす <6・完> 【前回】人を 動かす <5>「いよいよ最後の三つめはですね……、 (3)人の立場に身を置く ということです」「第一が『…………認める』 第二が『…………持たせる』ときて 第三は『…………身を置く』ですか? 要するに、動かそうとする相手こそが、 極めて重要だということなんですね……」 「ふふふふっ……、まさにそういう感じでしょうね。 表題は『動かす』ですが、実は『動いて貰う』という姿勢が 大切なんでしょう……人間同士ですから……」「だから、今回のこのテーマで『動かす』と言っているのは、 相手の心を動かして、そして……行動に連動させる……と、 いう考えなんですかねぇ……」「良い、着眼点ですね。(^-^) まさにそうです。 例えば魚を釣る時に、人は自らの好物をエサにはしませんね」「はい、まさに」「魚が好むエビなどを針に通します。 この常識は、実は人間にも通じるものなんです。 常に相手の立場に身を置いて考えることで、 その人の好むものを考え、 それを手に入れる方法を教えてやれば 人の心は動くということです」 「うーーん、言葉では理解できますが、なかなか難しいですね。 相手の立場に身を置くためには、 その相手の立場というものをよく理解しなければなりません。 自分のことで精一杯なのに、まして、相手のことなど……」「ははははっ……一般論で捉えてはいけません。 今まで、順を追って話を進めてきたのは『人を動かす』という テーマです……」「はい、それは承知しています」「少なくともこのテーマに関心を持つ人は、 人を動かす必要性を強く感じている人なんです。 ……そして、悩んでさえいる人。 ……だから、貴方の心配は無用です。 みなさん、積極的にチャレンジされる事でしょう」「いや、これは失言でした。確かにそうでしたね。 お話しを聞いていて強く感じたのは『人を動かす』等という 大それたテーマに取り組むには、小手先の技術ではダメだと 言うことだと思います」 「……!! まさにそうです。(^。^)人間対人間のテーマは、 結局は、心から行わないと何一つ響かないということです。 著者のカーネギーも言っている事なんです」「そうなんですね。ありがとうございます。 長い時間を取らせましたね。 これらを参考にして、しっかり取り組んでいこうと思います。 ホントにありがとうございました。<m(__)m>」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ リーダーシップってなんじゃろう?僧 「リーダーシップとは……?」凡 「……えっ? (・_・?) ……指導力!! ??」僧 「……(-.-)」凡 「(°ヘ°)?…………。 統率力……デスカ??」僧 「……ふっ、……力…等と……、 小さい ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~ 」凡 「小さい……? ……それなら……?」僧 「真の……」 凡 「えっ!はい、真の……リーダーシップ…………(-.-)」僧 「誠の…………」凡 「ハイ!! 誠の……リーダーシップとは……?」僧 「……人望よ!! ………力……等ではない……」凡 「うーん…………( ̄~ ̄) ちょっと極端じゃ……」僧 「…………(ー_ー)」 凡 「一般的に、企業などで発揮されるリーダーシップは ですね……(゜_゜>)」僧 「黙らっしゃ……そんなもん……ほとんど……無い」凡 「……無いと……? ……冗談じゃないですよ。経営者・管理者がやってます」僧 「ふふふふっ……あんなもんはリーダーシップに非ず……」凡 「……何ですって!」 僧 「あれは指示命令……よ。 言う事を聞くように組織で規定しておる」凡 「その指示の良し悪しも……リーダーシップでしょう?」僧 「ははははっ……。(^。^) それを……俗に『仕事』と呼ぶ…………」凡 「…………」僧 「特別な事でも、何でもない……。ははははっ……(^○^)」 凡 「…………(^_^;)」僧 「ところで、総理大臣の、リーダーシップ。 ……何で測る?」凡 「指示命令の内容と質…………。 …………じゃあないですねぇぇ……(;一_一)」僧 「……世論調査だ……なっ」凡 「……そうか、テーマは『指示』じゃなく、 『支持』率……ですか……ははははっ……(^。^)」 僧 「どんな力を持っているかは大切な事だが……、 ポイントは……より人がついて来るかどうかだ……」凡 「…………人望に……近い、概念ですね…………」僧 「引っ張る力等と勘違いするでないぞ……。 人がついて来るかどうか……である」凡 「……それが、重要ですか……」僧 「では……どうやって、人望を得る……?」 凡 「指示、命令、説明、解説、説得……の旨さ……違うなぁ」僧 「人間の本質だ。 ……人間力だ……。 四方八方360度である……」凡 「自分を磨くしか……ないってことですか…………」僧 「何事も、そこが原点じゃよ……大昔から……」凡 「学問は役に立たないですか……」 僧 「何を言う、知識・視野・識見は、尊敬の的となりうる」凡 「結局…………備えている人間本人の質ですか…………」僧 「…………何事も…………な」凡 「うーーーーーーーん。かえって分らなくなりました……」僧 「……だろう? ……だったら、リーダーシップ等と口にする事を やめなさい。 マスコミや、書物の世界に閉じ込めておくべし……」凡 「…………目的では……無いという事ですか……」僧 「そう…………。 ……結果だ……と、思って懸命に努力する方が、 遥かに道は開ける……というもんじゃ……」 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/07
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◆人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 人を 動かす <5> 【前回】人を 動かす <4>「次はですね、 (2)重要感を持たせる ということです。 一口に人を動かすと……云いますが……、 こっちの力で無理やり相手を動かす訳には行きませんよね。 相手が、自ら動きたくなるような、そんな気持ちを起こさせる ことが秘訣ですね……(^-^)」「相手が自ら動きたくなるように……、 動く事の意義というか、重要性を理解させるという事かな?」 「そうです。 自ら積極的に動かなければ、真の完遂もありえません。 ……では、そのためにはどうすればいいのか……ですが、 それは、相手の『人間としての欲求』を満たすことです」「人間としての欲求…………と云いますと? なんか、ややこしいんですか……?」「ふふふふっ…………。(^-^) 具体的に言いますと『重要人物たらんとする欲求』のことで、 これを満たしてあげることが大事なのです」「功名心とか出世欲みたいなものでしょうか?」「うーん、そういうものに連動していく事も、 あるかもしれませんが………。そこ迄行かなくても、 自分の位置付けが人よりも少しでも重要でありたい……、 というような感覚ですね……」 「なるほど、人間はみな、他人に認められる事を渇望している ものですもんね……。褒められたい欲求もある……」「そうそう、そういう感覚ですね。 幼児の行動でもよく見ているとこれが分かります……ね」「ビジネスマンとか、主婦とか、政治家とか、学者とか……、 そういう立場に関係なく、人はみんな……という事ですね。 なるほど……良く分かります。 大分以前のことなんですが、禅の世界で云う 『人間の究極の幸せとは?』というお話しを聞いたことが あるんですが……四つあるそうです」「ああ、有名な話ですね。(^。^)」「まず『人に愛される事』……これは分かりやすいですね」「はい、そして『人に褒められること』ですね。これも分かる」「そして『人の役に立つこと』『人から必要とされる事』です。 まさに、先ほどから言われている事の根幹ですね……(^-^)」 「禅の世界から出た話しですから、随分昔から、人間の本質を、 言い当てているのかもしれませんね」「相手に、『重要感を持たせる』……か、分かります。 けっこう、自分が一番上で、一番正しいんだから、 黙って付いて来い……なんていう感覚のリーダーが、 訳も分からずに行き詰って困っているのを見ますよ……」「組織の中の自信家が陥りやすい落とし穴ですね。 相手も人間なのですから、食事をすることと同じように、 心にも栄養を与えなければなりませんね……」「栄養……すなわち賛辞や評価を与えなければなりません。 これは、とても良く分かります。 親子の間でも大切な姿勢だと思います」「なるほど……、我が子ほど扱いにくい者は無いとも 言われるのは、親が上から目線で……心の栄養を与えていない 事が多いのかもしれません。 …………さて、次に進めましょうか?」「はい、よろしくお願いします。(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/03
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◆人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 人を 動かす <4> 【前回】人を 動かす <3>「ここからの話は、デール・カーネギーの『人を動かす』という 名著の紹介を中心に話します。ご存じかもしれませんが……」「いえ、存じあげません…………」「この著書はですね、タイトルに準じて 『人を動かす三原則』 『人に好かれる六原則』 『人を説得する十二原則』 『人を変える九原則』 『幸福な家庭を作る七原則』の、5部構成になっています」 <デール・カーネギー>「おおっ……、なかなかに魅力的な内容じゃないですか?」「はい……。そのなかでも、特に感銘を受けた、 『人を動かす三原則』 について、ほんのさわりを紹介します。 なにがしかの参考になれば幸いです。 今後の研究のきっかけにして下さい」「はい、よろしくお願いします」「まずは。 (1)盗人にも五分の理を認める ということですが……」「相手の非が確実であっても、譲れということでしょうか? 時と場合によると思いますが……」「そうでしょうね。……まぁ、聞いて下さい。 ここでは、人の心を動かそうというテーマですから、 自分の本音は、ちょっと横において考えてみましょう……」 「……でしたね。分かりました」「盗人の持つ悪の心を動かす……というテーマです。 まず、やるべきことは、 相手の粗探しや非難、詰問ではないということですね。 そうしますと、相手は守りに入りますね。 何とか自身を正当化しようという行動に出ます。 反抗心さえ生じてしまいます」「分かります。盗みではありませんが、昔、いたずらをして、 母から叱られた時……正にそうでした……(^_^;) 屁理屈の名人になりました」「そういう事がありますね。自分のしたことが正義ではないと 分っていても、そこを厳しく責め立てられると……人は、 守りに入るものです。かえって反感を買ってしまいますね。 だから、そうではなく、先ずは相手を理解しようと努め、 自尊心を傷つかせない様にすることが大事なんです」 「……何だか、江戸時代の大岡裁きですね……(^-^)」「分かりやすくするために、盗人が例にされていますが、 ようするに、相手の非がはっきりしている場合のことです。 自分に対して、猛烈な反対意見をぶっつけてくる人なんかも、 五分の理を認めて話すと、歩み寄りも得られるものです。 これが、相手を動かしたことになります」「……うーーーん、難しいんですよね。 どうしても相手をやっつけてしまおうと動いてしまう……」「人間ですからね……でも貴方はこれから変わっていきますよ。 こうして、私の話を聞こうとする姿勢がそれを表しています。 はははは……ね。(^。^)」「この話は、与野党が国会で議論するときにも、 当てはまりそうですね……(^-^)」 「政党間の勝ち負けが大まかに決まっていますから、 特に野党は徹底的に相手を叩こうとするのでしょう。 目的は一緒なのにね……」「えっ、与野党で目的が一緒ですか?」「ええ、最終的には平和を希求し、日本国民の生命と安全、 生活を守り国家を繁栄に導く為に努力しているんですよね。 ただ、その方法論が異なるので、主導権を取ろうと努力する。 ……と、いうことでしょう」「……なるほど、確かにそうです…………」「では、次に行きましょうか?」「(^-^)はい、よろしくお願いします」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/08/26
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◆人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 人を 動かす <3> 【前回】人を 動かす <2>「『人を動かす』という事で言いますと……、 ちょっと、本論から外れるかもしれませんが、 父から聞いた話を思い出しました」「ほう、お父さんの言葉を覚えておられるとは、 なかなか、良いですね――(^。^)」「山本五十六という偉い軍人さんの言葉だそうです。 『やって見せ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ』というものです。 勿論ご存知と思いますが、 私は人を動かす本筋を突いている様に感じます……。 それも理屈っぽくなく分かりやすい言葉で……」 「おやまぁ、随分と古い言葉を知っていますね。 我々世代にはある種有名な言葉ですがね。 貴方の父上は素晴らしい方です。 ご子息に繋がれたんですから……。 山本五十六さんは、明治17年の生まれで、日露戦争の 日本海海戦の折は、21歳の若い兵として出征されています」「明治……そんなに昔の方なんですか?」「ふふふふっ……では、もう少し時代を近づけて話しましょう。 太平洋戦争の際に『連合艦隊司令長官』を務められた方で、 昭和16年の『真珠湾攻撃』を立案し指揮を取った軍人です」「それは、父からも聞きました。米国を震撼させた、 零戦という戦闘機も企画されたとか……。 そして父は、この名言には続きがあると言っていたんですが、 忘れてしまいました。……ご存知でしたら……」 「……その続きはですね、 『…… 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、 人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、 信頼せねば、人は実らず』となります……」「人を、動かし、育て、実らせる、神髄を言われていると 思います。今日のテーマにはピッタリですよね。 軍隊は全て、指示命令で成り立っていると思っていましたが、 そう単純でもないんですね……。 それにしても、名前がユニークですよね。『五十六』なんて。 5月16日のお生まれなんですかね?(^-^)」「ははははっ……、お生まれは4月4日です。(^。^) これも有名なお話しが残されていますよ。 父上が56歳のときに生まれた子どもで、名前を考えるのが 面倒くさかったらしく『五十六(いそろく)』となったとか」「なんだか……ショッキングですね。(^_^;) でも、……変かもしれませんが、逆に豪快にも感じます」「あなたが、話してくれた、山本五十六さんの言葉の逆説を、 私は、よく講演で使いますよ。刺激的に伝える意味でね……。 『して見せず 言って聞かせず させもせず けなすばかりじゃ 人は落ち込む』…………(^。^)」 「いやいや、凄いです。流石ですね……(^-^)」「では、話を進めましょうかね。 組織や人間関係を向上させるための 『人を動かす』というスキルはとても大切ですね……」「はい、宜しくお願いします」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/08/19
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◆人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 人を 動かす <2> 【前回】人を 動かす <1>「そう『団体戦』です。(^。^) 何人もの人で同じ目的に向かう……という状況ですね。 官公庁、企業、団体・協会などの諸々の組織が 該当します。あっ、軍隊などもそうですね…………」「そう言われれば、家庭だって、ひとつの団体ですね……。 それと『人を動かす』というのが、関係あるんですか?」「そうです。(^。^) その様な組織全体の雰囲気を盛り上げたり、効果の上がる 方法について考えてみると、メンバー同士の関わり合い というのが、とても大切なことになるでしょう……?」 「なるほど……人と人とが関わり合うから『人を動かす』 ということが、大切になってくるんですね。 リーダーシップと言われるものなどは、 まさにその範疇なのかなーー。(゜_゜)」「そうですね。 ここでは、企業を例にとって話を進めましょうかね……」「はい (^-^)」「ここで考えてみましょう。 社員一人一人がバラバラになって戦うよりも、 束になって一致団結して戦う方が、 企業全体の成果は格段に上がりますよね……」「確かに (^-^)理想的にはそうだと思います……」「そう考えてくると、結局、組織全体の『結束力』が、 非常に大切になってくるわけです。 組織の力を引き出す重要な要素といえるでしょうね」 「うーん、ところがですね……束ということになりますと……、 お互いの関係が良好であって、お互いの意見が一致する という様なことが重要になってきませんか?」「……! そうです。まさに言われる通りです。(^。^) その為には、職場の人間関係が大切になります。 ひとり独りのヤル気に、大きく影響しますね……。 会社に限らず、家庭でもサークルでも、団体であれば、 皆、似たようなもので、人間関係が大切です……」 「……ここでも、やっぱり人間関係ですか……(一_一)」「はい、しかし簡単に人間関係と言いますが、 そう易しくはないですよね…………」「そうそう……、そうなんですよ……これが難しい……」「社内でも、社員それぞれが同じ理念を持っていれば組織は まとまりやすいのですが…………」 「うーん、ところが、なかなかそうはいかないのが現実です。 いつの時代でも何処でも、人間関係はややこしいというのが、 ……常識です」「そうなんです。(^。^)ややこしく、難しいんです。 だからこそ、組織全体の働きを有効にしようと思えば、 良好な人間関係や結束力を強める事が、 大切なことになってくるわけです……」「やはり、リーダーシップの様な事が言いたいんですか?」「うん、それも入るでしようね。人を動かすんですからね……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/08/12
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◆人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 人を 動かす <1>「今日は人を動かすというテーマです。(^。^)」「えっ?『人を動かす』……ですか……。(-.-) 他人に動かされるのは……普通は嫌ですよねぇ(;一_一)」「ふふふふっ……。直感的には誰でもそう思うでしょうね……。 無意識的にマスコミやネット情報に動かされていることは、 きれいに忘れてね。( ̄ー ̄)ふふふふっ……」 「(゜_゜)!!……影響は受けているかもしれませんが、 結局は自分で判断していますよ……。<`。´>」「そうでしょうねぇ……。否定はしませんよ。 そうあらねばなりませんからね。(^。^) しかし実態は、なかなか難しい側面があります。 近年の若い人たちなどは、 ググった情報に始めて接したにも関わらず、 自分の見識の様に語ります。 『受け売り』の悲哀に気も付かないのです……(-.-)」「……そういわれれば……(一_一) 確かめるという行動は、以前に比べて激減しましたね……」「ちょっと、突っ込んだ質問をすると直ぐにタジタジです。 借り物ですから……当たり前かもしれませんがね。 確かめていないので既にそこでその情報に動かされています。 鵜呑みだからね…………。 様々な知識がだんだん薄っぺらになってきました。(-_-)」 「うーーーん、そんな風に考えれば……確かに……(;一_一)」「思考が軽くなるから『チコちゃんに叱られる』ごとくに 感動したりする……(-.-)」「えっ?? (゜_゜)」「様々な由来を知っている事は教養かもしれません……が、 人生、他にも大切な事は沢山ありますから、 知らないからと言って叱られる事にはなりませんよ」「……!!」「第一、我々人類は知らない事の方が遥かに多いのです。 地球に引力があることを知っています。しかし、何故あるか? 殆んど知りません。酸素を吸って命を繋いでいる事を、 知っています。しかし、何故、酸素でなければならないかを 知っている人は殆んどいません。 しかし、それらを受け止めて知見として、数々の考えに 繋いでいって、発展してきましたね」 「確かにそうですね。分かっていないのは『宇宙』どころか、 全ての物の存在の意味など、殆んど知りません…………ね」「ははははっ、ちょっと議論が脱線しました。 今日は、人を動かすというテーマでした。 これらの議論はちょっと横に置きましょう。(^-^) 実は、……一般社会の団体戦においては、 『人を動かす』ということは非常に大切なものなんですよ」「団体戦ですか……?(゜_゜)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/08/05
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ お客様を叱る位…仕事に賭けた頃もあったなぁぁ <Renewal>「そんな考え方では、御社は潰れますよ……(ーー゛)」「また……オーバーな事を。 業者の貴方たちに言われたくないですよ。 ……まったく(ー_ー)」「フム……。確かに我々は部外者かもしれません。 ……しかし、お伺いしますが……、 貴方たち、本気で改革を断行するつもりですか……?」「当たり前でしょう……? 何を言い出すんですか……!! ……だから貴方達プロにも相談しているんじゃないですか」「……とてもじゃないが、本気とは思えません!」「何ですって!聞き捨てならない発言ですね!」 「……だって貴方たち、先ほどからずっと、 前例を変えようとする気概が、 全然見えないじゃないですか……」「失礼な!! ここで会社の管理システムを抜本的に変えないと将来、 極めて危ない……という危機意識からこそ我々は、 出発しているんです……。 ……ただ、現実的なコストとか期間とかの兼ね合いもあって、 現状を無視できない面もあると言う事です。 その辺は、理解して頂かないと……」「そんな事言ってたら何も変えられません。 いや、この課題はむしろ、変えると言うより全てをゼロにして 一から組み立て直さなければならないテーマなんです」「それは、精神論でしょう」「おおっ、精神論で結構です。しっかりした思想が無かったら これ程の改革は成し遂げられるものではありません」 「そんな事……言われても……」「貴方たち…………責任を意識していませんか? この改革が失敗した時の……」「…………(;一_一)」「そんな意識レベルで考えて、改革ができますか!!<`ヘ´>」「責任感を持っちゃいかんのですか? 成し遂げる為の責任は重要でしょう!」「それはそうです……重要です。 しかし、責任を考えるあまり、臆病になっちゃ どうしようもない…………」「臆病とは何ですか!!失礼な!!あなたたち外注業者に、 そこまで言われたくないですよ」 「確かに私たちは外注業者です。 しかし、このプロジェクトに賭ける気持ちは皆さんに負けて いないつもりです。それが、弊社の流儀であり、それが弊社の 任務ですから……。 貴方たちは、何をするかを決める前から責任を表に出して、 物事の考え方の範囲を狭めようとしている……」「貴方たちは最終的な責任が無いから、そういう事が 言えるんですよ。我々は、当事者なんです!!(ー_ー)!!」「冗談じゃない……。何を言われるんですか……。 基本企画から参画している限り、弊社は結果に対する責任は 持ちますよ!!」「そんな業者なんて見た事も聞いた事もない。 いざとなったら逃げるんでしょう……。 信用できませんよ……」「もう一度聞きます。あなた方は本気で改革を成し遂げようと 考えていますか?……遊びなら、帰らせていただきます」「……まぁまぁ、そこまで言わないで下さいよ。当事者として 我々が責任を意識しながら慎重になるのはある意味、 仕方のない事ではありませんか……」 「ダメです。それは次のステップで良いのです。 何を為すべきかを決する時は、その感覚を捨てて下さい。 まず、虚心坦懐になって重要な事を選び……決めるんです。 ……まず決めて……然る後に、どのように進めるかを 考える時には、失敗を最小限に食い止めるように考える事も それは重要でしょう……」「……」「みなさん、私たちを信じて下さい。 ……さっきは言いすぎました。許して下さい。 m(__)m ……でも……専門家としての私たちの想いも、 理解して欲しいんです……」「ちょっと怖かったですよ。社外の人からここまで言われた 事はありませんから……。本当に真剣に考えて頂いている 事は、十分過ぎるほど分かりました……」 「ありがとうございます。我々は、決して逃げません。 逃げそうになったら、殺して頂いて結構です……(ーー゛)」「ははははっ……、お茶にしましょう。 こんな業者さんに出会ったのは初めてですよ。 結果として、我々も本気になっている。 貴方たちの思う壺だ……ははははっ……」「何をおっしゃるんですか……。 お宅の会社の事じゃないですか。この改革が成功すれば、 絶対に良くなりますよ。我々も全力を尽くします……」「さっ……、お茶お茶……、みんなも行くぞ……」 ……こんな元気な時も、あったなぁぁぁ……(-_-)人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/07/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 『自ら進んで明るい挨拶をしよう』(^。^)「そもそも挨拶とは部下というか目下の方からするものらしい」「ウソつけ!そんな事、誰が決めたんじゃい。<`ヘ´>」「まあ、ひとつの説に過ぎないかもしれないが……、 挨拶は元々『自分が相手に対して敵意を持っていない事』を 表すための言葉だったらしい」 「ホントか――?昔、何処かの偉い先生から聞いたんだが、 『挨』も『拶』も、字の意味は『押す、迫る』だと聞いたぞ。 まさに攻撃的じゃないか?」「原義はそうかもしれないが、現在一般的には変わってるんだ」「そんなの、誤魔化しじゃろー。そんなに意味が変わるか!」「例えば『貴様』なんかは字の意味と使い方は違うよな? 『お礼参り』も、若干変わってきてないか?」「……ウン、……まぁそう言えば……な。 お前……一体、何が言いたいんだ。……先を話せ!」「やっと、聞いてくれ気になったか……ふふふふっ(^-^) 挨拶は、本来『立場が下の人間』から『立場が上の人間』に 対して行うものらしい……あくまでも……らしい。(゜_゜)」「……『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』だぜ。 知っての通りだろう……( ̄ー ̄)」 「確かに……人間同士という意味では平等なんだがな。 現実に社会には上下関係があるだろう。 会社なんか最たるもんだ…………」「分かった、そこは譲ろう。言いたい趣旨を聞こう……」「基本的には『目下の者』が先に『目上の人』に対して挨拶を しなければならないという事を、会社内で、若手社員に、 理解してもらう必要がある。社会の原則として……な」「社会の原則なら、20才前後の人間は当然のこと、 身に付けてるんじゃないか」「うん……そうあるべきなんだが、親も教師も、この辺りの躾を 怠っているきらいがあるからな……」「……よし、分かった……ふりをしよう。( ̄ー ̄) そういうことを理解させる目的について……聞かせてくれ」 「会社ではな、仕事の経験が浅い若手社員にとって、 上司の指導や先輩からの助力を得ずに課題を解決したり、 仕事をやり遂げるのはなかなか難しいだろう?」「それは、その通りだな……」「そう考えると、周りからの支援を得る事がとても大切になる。 なっ、そうだろう。その為にはまず自らが職場で愛され、 お客様に信頼されるような言動を心がけなければならない。 ……という訳だ。(^-^)」「うんうん、同意!! (^。^)」「その第一歩がな『きちんとした挨拶ができる』ことなんだよ。 彼らが発した挨拶から、良好なコミュニケーションが始まる。 誰だって、挨拶されて嫌な気分にはならないからな……」 「ふふふふっ……、全くその通りだよ。 今まで色々と、チャチャをいれて済まなかった。どこまで、 真剣な話なのかを試したかった……。 実は、36才の時に、40名近い新入社員を預かった事が あってな。一番最初に彼らに口酸っぱく言った事が、 『自ら進んで明るい挨拶をしよう』という事だったんだ。 くどい位に言ったもんだ」「お前、俺を試したな?……そんな気はしていたが……。(^o^) それでその躾の結果はどうだった?」「15年位経って、検証したんだが……、 自ら進んで明るい挨拶をしていた社員が、 職場でそれなりのポジションに就いていたよ。侮れない……」「では、お互いに意見が一致した所で、今度は上司の挨拶だ。 これにも大きな意味がある……」 「フムフム……、御高説を承ろうではないか…………(゜_゜)」「上司から部下に挨拶をする事にも大変大きな意味があるんだ。 挨拶や声かけを通じて、上司がまずは部下の存在を認めている という事を伝達する。部下たちが『自分は認められている』 『ここには自分の居場所がある』と感じる事から、 良好な人間関係が始まるわけだ……な」「まさに、そうだ。若手が挨拶をしているのに、上司のほうが 反応もしないようでは、上司と部下の間の信頼関係の構築は かなり難しいだろうな……」「そうだな、やがては若手も挨拶をしなくなったりして、 職場の雰囲気も当然悪くなっていくだろう。 実際、強いチームをつくり、成果を上げている管理職ほど、 自分から部下に挨拶をしているものだよ」 「『自ら進んで……』というフレーズは、そういう意味で 作ったのさ……。(^-^) この事は、何も会社に限らず、親子や兄弟の関係でも、 成り立つぞ……なっ。(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/04/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村?^-^◆ 「働きやすく助け合いのある職場」の実現<下> 【前回】「働きやすく助け合いのある職場」の実現<上>「会社の行事に若手社員がなかなか参加しないという傾向は、 大体いつの頃からだろうかな?」「もう20~30年前からの傾向じゃないでしょうかね……」「……近年でも……それを嘆く管理職が増えていてな……。 私の所にも相談が来るんだよ。 新入社員や若手社員が部内の懇親会や、 会社行事のレクリエーション等に参加しないと嘆く管理職は、 近年でも数多いよ」 「そうですね。社会全体的がそんな傾向になっていますね。 ウチの会社もその辺りの問題はありますし、 他の会社の友人などからは愚痴を聞く事もありますね……」「これこそ、この『職務』という概念が理解できていない事が、 主な原因であると思っている……。 きっと、そういう教育も施していないんだろう……」「ウチの会社でも、若手社員は担当業務以外の事で、 群れるのを嫌がりますね」「元々懇親会やレクリエーションというものは、 より良い人間関係をつくるために企画されているんだから、 そういうタイプの社員こそ参加させて、交流を通じて、 色々と体験させる必要があるんだがな……」「毎年毎年、入ってくる新入社員は特にその傾向が強いですね」 「うん? 例外もあるから決めつけず良く見た方がいいと思うよ。 平成の前半生まれの若者は必ずしもそうではない傾向がある」「えっ?どうしてでしょう……?」「理由は良くは分からないんだが『職務』の概念を理解する 若者が増えている傾向にあるんだ……」「そう言えば、我々の世代では常識みたいになっていた 運転免許にも、その世代はそんなに固執しないようですね。 どうしてだろう……?」「その辺りは、現場で研究して頂くとして、 若手社員にとっては、社の行事に積極的に参加して 職場の一体感の醸成や親密なチームづくりに貢献することが きわめて重要な『職務』だという事を強調する必要があるね」 「昔は、常識みたいな話でしたから、強調する必要性も 低かったんでしょうが……今は具体的な教育が必要ですね」「そうだね……。『業務』の他に『職務』が求められていると いうことさえ理解できれば、若者はすすんで様々な行事に 参加するようになると思うよ」「はい、どうしても業務外の事と認識しがちですからね。 ただ……もしかしたら、リクレーションで残業手当をくれと 言い出すかもしれないな……(一_一)」「私の知っている会社では、その残業問題にも、 真剣に取り組んでいるところもあるよ。 とにかく『職務』の大切さを若手に理解させ、 実践する姿勢を身につけるよう指導することが大変重要だ。 そのためにもまず、周囲の先輩や上司が率先して 『職務』に取り組む姿勢を示すことが求められるね……。 率先垂範だね」 「確かに仰る通りですね。先輩社員にとっても、 特に新入社員を迎える時期は、より良い職場づくりのために お互いがなすべき『職務』は何なのか……、 一人ひとりが見つめ直す絶好の機会かもしれませんね」「そうだね。チャンスと捉えて推進するのが良いだろう」「職場に持ち帰って検討したいと思います。『職務』の認識で 社内の人間関係が良好になれば、先輩後輩の会話も増えて、 悩ましい離職問題にもプラスになるかもしれません。 先輩、いやー、今日は良い話をありがとうございました。 <m(__)m>」 <完> 参考文献:PHP研究所 人材開発企画部部長 的場正晃氏論文人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 「働きやすく助け合いのある職場」の実現<上>「いよいよ新入社員たちが入ってきますね……」「うん、そのような時節だが……コロナの影響もあって 新入社員が例年より少ないんだろうな……」「そうですね……。とにかく早くコロナが収まって欲しいです。 ところで先輩。何か、彼ら新入社員に伝えたいことは、 ございませんか?」 「うん、あるよ。(^-^) 新入社員にしっかり理解してほしいことの一つが、 『業務と職務』という概念の違いだね……。 先輩社員は彼らにしっかりと教えて欲しいし、新入社員は、 社員の第一歩として確実に理解してほしいよ」「えっ?…………あのう……先輩」「君たちは、理解していると思うが、仕事は大きく分類すると、 『業務』と『職務』の二つに分かれるという考え方の事だよ」「『業務』と『職務』の違いですか?」「えっ?まさか君、分からないとか言うんじゃないだろうね?」「いえ、……というより、 もう少し具体的に話して頂かないと絞れませんよ……」 「……そうか……それを話すと答えになるかもしれんが……、 まっ、いいか。( ̄ー ̄) 『業務』というのは、本人が所属している部署の、 メンバーの一人として取り組むべき義務を伴う仕事のことだ」「いつものことながら、なんか分かりにくい表現ですね」「そうか……例えば営業担当であれば得意先と適切に折衝して、 受注成果を上げることだ」「ええっ?それって当たり前のことですよね。 そうすることが義務として与えられています」「そうそう、それでいいんだよ。私はその様に言っている。 経理業務に例を取れば、決算や出納業務を行うことだな」「一般に『担当の仕事』と言っているヤツですね」 「そうだな。その一方で、『職務』というのは、 その会社や組織に属する人が全員共通で担う役割のことだ」「『社訓』とか『会社方針』みたいなイメージでよいですか?」「うん……、それらを日常的に実践する上での方法でもあるね」「それが『職務』……ですか」「うん、その他に職場の中での日常的な心構えみたいなものさ。 『明るく働きやすい職場にしよう』……とか、 『忙しい人や困っている人を助けてあげよう』といった類の、 任務をいうのさ……」「先輩、そういうきっちりとした分類は初めて聞きました。 『業務』は行う仕事そのもので『職務』は、 果たすべき責任的に捉えていました」 「うん、当たらずと言えども遠からずだな。(^-^) 業務に比べると職務の方は、取り組まないからといって、 すぐに業績が落ちたり、給料をカットされたりする…… というわけではないよな」「そうですね。(^-^)」「それに加えて取り組み状況も見えにくいだろう。 だからとかく軽視されがちなんだ……。それが実態だ」「先輩、私流に言わせて頂ければ、 会社に属する一人ひとりが担当業務を、只こなすだけでなく、 『職務』の大切さを認識して、真剣に取り組まなければ、 活力ある職場作りや、お客様に喜ばれるサービスの提供等は、 とうてい実現できないと思いますよ」「俗に言われる『社風』に連結しているからな。 社外からはその辺りを注視される……」 「そうです。そうです。お客様もその辺をよく指摘されます」「うん、全くその通りだよ……。 その辺りの話を、今日は進めてみようと思っている。 いいかな?」「はい先輩、よろしくお願いします」 <続く> 参考文献:PHP研究所 人材開発企画部部長 的場正晃氏論文人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆コミュニケーションミスによる非効率を防ぐ為に[4・完]【前回】コミュニケーションミスによる非効率を防ぐ為に[3]「『す速い思考』と『じっくり遅い思考』の使い分けで、 『ジャッジメントミス』を防ぐわけだな……。 ここで、もう一つ『ジャッジメントミス』を防ぐ方法を 紹介しておこうかな……」「はい(^。^)」----------------------------------------------------------- 「ジャッジメントミスも、コミュニケーションミスと同じで、 知らない間に思い出している『潜在記憶』が原因となって 発生することが多いんだ。 そもそも人間の脳は『楽』をしたがるものらしいんだよ」「楽ですか……?(゜_゜)」「うん……、何かこう難しい判断が必要となるような、 そんな状況においても、過去の経験や既存の知識を使って、 なるべく楽に意思決定をしようとするらしいよ……」「脳が、悩みたくないのですかね……」「ウン、……かもな……楽をしたがるんだ。(^-^) しかし、今現在遭遇しているこの状況が、 必ずしも過去の経験や、自分の知識と完全に一致するわけでは 無いわけだよな……当然」「はい、確かに……」 「その『食い違い』がジャッジメントミスを引き起こすのだ!」「何だか、乗ってきましたね……(^-^)」「だから、ジャッジメントミスを防ごうと思ったら、 『速い思考』から『遅い思考』に切り替える事が必要になる。 …………分かるな?( ̄ー ̄) 今言った『速い思考』というのは、潜在記憶をもとにして、 瞬時に思い出して、考え、すぐに答えを出すことを言うのさ。 このときには、直面している状況や問題について、 あまり深くは考えていないわけだよ……な」「まっ、大体においてそうでしょうね……」「……これに対して『遅い思考』というのは、 潜在記憶をできるだけ使わないようにして……、 意識的にそのときの状況や問題を深く考えることを云う。 つまり、『これは新しい課題であって、過去の成功体験や 既存の知識が通用するかどうかはわからない。 だからじっくり時間をかけて考えよう』という気持ちで 問題に取り組むわけだ」 「『遅い思考』というか『新しい思考』なんですね。 新しいから、時間が掛かって遅くなる……」」「その通り。過去の遺産を余り使わないんだ。 今まで知らなかった新しいデータ、新しい関連人物、 新しい技術や設備、新しい環境や法律などもしっかりと 考えに入れることができるわけさ。 そうやって丹念に思考することで、ジャッジメントミスを 減らしていく……と、……まぁこういうわけだ。(^o^)」「業務の簡素化や効率化に取り組むにあたってですね、 何かのミスのために、度々リカバリー作業が発生するような 状態では、大きな成果は望めませんね。 いまこそ『ミスゼロ』の職場を実現する取り組みを、 始めなければなりません!!」「えっ!何だか、君に纏められてしまったな。 そういうことだ……ははははっ(^。^)」 <完> 「ご愛読ありがとうございました」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 出所:フリーランスライター森末祐二(もりすえ・ゆうじ)氏 『ミスゼロ仕事術マスターコース』のテキスト抜粋・編集より。==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/12/24
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