入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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愛夢舎 塾長

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2008.05.19
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さて、定期テスト対策である。

愛夢舎は通常時、13:30から。
だが、テスト2週間前ともなると、そんな悠長なことは言っていられない、
午前10時から夜10時まで
生徒指導にあたれる時間をつくっている。

もっとも、部活動がある生徒もいるので、
必ずしも全員が午前中から勉強しにこれるわけではないが、
しかし、中には文字通り
午前10時から午後10時まで塾にいっぱなしの子もいて、
こうして月間100時間超の在塾時間は作られる。

さて、僕は普段、
英語、数学、国語、社会を教えているが、
テスト対策に関しては、もっぱら国語を担当する。

で、今日の授業に先んじて、課題を出しておいた。
学校教科書準拠のワークである。

数学の採点は、生徒本人にやらせることもあるが、
国語については、極力、僕自身がすることにしている。
そうでないと、正解・不正解の基準がよくわかっていない生徒は
模範解答とちょっとでも違うと、バツをつけてしまうからだ。

それに、漢字の書き取りなんかも
自分で採点すると、実は違っているのに
正しいと思いこんでいるもんだから
線や点が一本多かったり少なかったりしても
彼らはマルをつけてしまう。

思い込みの誤りを修正するには
第三者の力が必要だ。

中学3年生は、そろそろ「敬語」を学習する。

ある中学校では、この中間テストの範囲に
「敬語」が含まれた。
もっとも、テスト5日前だというのに
学校ではまだ殆ど教わっていないらしく
だから今日、僕が考え方を教えた。

で、練習ということで
いくつかの言葉を敬語に直す問題をやってみた。

こんな問題があった。

「『品物』を謙譲語に直しなさい。」

その生徒は、だから、学校ではほとんど習っていないわけで、
日常で聞いたことのある言葉をあてはめてみては
「それでいいんだよ」とか「それはこっちだね」とか
そういうやりとりを僕としていたのであるが、
たとえば「弊社」とか「愚息」とか、
そういう名詞自体が謙譲語になっている例は中学生になじみがないので
実はその10分ほど前に 「粗品」 と黒板に書いて
布石を打っておいた。

生徒が書いた答え。

『景品』。

さあ、これをどう評価します?

別の例ですが、
同じく、新しい範囲のプリントをやっている生徒がいて、
新出漢字の読みの問題があった。

「『果汁』の読み方を答えなさい。」

解答。

「かじる」。

どうでしょう?

ひょとすると、これをおもしろおかしい誤答の例として
笑っていらっしゃるかも知れませんね。

しかし、僕がこれを記事にしたのは、
まったく別の意図でございまして・・・。

つまり、
僕は、この誤答を大変高く評価しています。

「敬語」の生徒は、ろくすっぽ、敬語のなんたるかを教わっていなかったわけです。
「かじる」の生徒も、自信はないけど、こうかも知れないと思って書いたはず。

この姿勢が、とっても尊いと思うのです。

間違いを極端に恐れる子は
100%正しいと自信のあること以外、
「ひょっとしたらこうかも・・・」という問いには答えようとしない。

「わかりません」と言ってしまう。

そりゃ、わからないものはわからないのだから、
それも正しい姿勢のひとつかも知れませんが、
でも、これまでの経験知から
「ひょっとして・・・」と思って、答えてみる。

結果として間違っていたとしても
そのことによって、正しい知識は深く彼らにインプットされるはず。

だから、僕が国語の指導をするときに必ず言うのは
むしろ、正解ばっかりの方がこわい。
たまたま正解だったかも知れないから。
だったら、どんどん間違った方がいい。
考え方の確認、修正ができるから。
ということ。

まあしかし、
小中学生にとっては、バツがつくのは、やっぱりイヤなもんですよね。

そこで、大人の登場となる。

バツは素晴らしいことだと教えなければならない。

こと国語の読解問題においては
そもそも絶対的な正解など、存在しないわけですよ。
通例的な答えがあるというだけ。

模範解答と違う答えを書いたとき
彼らが真剣に考えた結果であるならば
それは僕ら大人の考えの及ばなかった
大変オリジナリティーあふれる思考の結果かもしれない。

もっとも、テストでは通例的な答えを書かないとマルはもらえないので
その答え方も覚えてほしい。

だからこそ、キミの意見は、問題上はバツだけど、素晴らしい。
その上で、よい点をとるために、
こっちの答えも覚えておこう、
という姿勢を、僕はとるのです。

いや、実際問題、
作文を「自信がないから書かなかった」と白紙で出されてしまうと、
これは添削のしようがないわけです。
そういう子には、結局
入試直前で、マニュアル的な書き方を教えることになる。
それである程度の点数はとれますが
でも、それは彼・彼女自身の考えではない。
ゆえに、そういう指導せざるをえないとき、
正直僕は、むなしさを感じる。

だから僕は
「景品」も「かじる」も高く評価したいのです。
十数年間の日常から
彼らがひっぱりだした、彼らなりの一生懸命の答えだから。

無論、今となっては
「景品」の子は「粗品」という正解を、
「かじる」の子は「かじゅう」という正解を知った。

はたして
「分かりません」と言ったとしたら、
先生が一方的に正解を教えたとしたら、
その正解は彼らの身になったであろうか。

そこで、肝心なのは
彼らが一所懸命考えて、
考えた結果をきちんと表現できる
そんな環境を作ることだと思う。

「間違ったら怒られるかも・・・」という恐怖心の中では
なかなか言えませんよね。

だから僕は
これからも「間違い」をどんどん評価していきたいと思います。

・・・思いつきで言った
いい加減な答えは、ぶっつぶしますが。






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Last updated  2008.05.19 03:44:12
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