入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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愛夢舎 塾長

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2008.07.29
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小説読解について、ひとつの観方を紹介した。
「ウチ」と「ソト」をそれぞれのヒントとして、
より理解を深める方法である。

その流れで、映像作品における、音楽の効果にまで言及した。

つまり、明るいシーンでは長調の曲を、
悲しいシーンでは短調の曲を流すことで、
人物の心情を表現する助けとすることができる。

実に、音楽のこの効果について言及した人として、哲学者・ショーペンハウアーがいる。

また、理論的な音楽家であった R・ワーグナー は、
「楽劇」と称されるオペラ作品において
「示導動機(ライトモチーフ)」 という手法を前面に押し出した。

ただ、キャラクターそれぞれに、フレーズをあて、
そのフレーズを形を変えて演奏することで、
人物の登場やその人物の心情を表現するというこの手法は、
別にワーグナーの専売特許ではなく、
僕の愛するプッチーニでは当たり前に使われる。

現代のアニメ文化でもそれはあって、
例えば、ドラえもんにおける ジャイアンのテーマ曲 が相当する。

しかし、明るいシーンには長調の曲、
悲しいシーンでは短調の曲、さらには、男性キャラや「大地」のテーマには低い音域をあてるという
ショーペンハウアーの解釈は、非常に薄っぺらである。

とおり一辺倒なこのやり方では
作品は、分かり易くはなるものの、
逆に深みという点に欠けてしまう。

そこで、現代では
あえて内容と音楽とのギャップで、深みを表現する という手法がある。

簡単にいえば、悲しいシーンで、明るい曲をかける。

こうすることで、短調を流すよりも
より殺伐した、非情な悲しみを表現することができるのである。個人の悲しみとは無関係に、楽しく過ぎていく周囲の生、
それが、より悲しみを増幅させる。

だがしかし、
こうした「ギャップ」を含む場合、それを観る視聴者には、ある程度の読解力が必要となる。
(これを僕は、「ドラマの読解力」と呼んでいる)

極端に読解力が不足している場合、その人には内容が正しく伝わらない。

例えば、
「フランダースの犬」

ラストシーンは、多くの日本人が涙する、悲しいものだ。

が、
パトラッシュとネロが天に召されるあのシーンを
純粋に「楽しく、明るいシーン」と観る人がいる。

「そんなバカな」と言わないでほしい。事実である。

おそらく、あのシーンでかかる音楽が「明るい曲調」であるということと無縁ではなかろう。

「フランダースの犬」は
圧倒的多数の人が「悲しいシーン」として認識するだろう。
それは、読解の難易度がさほど低くないからだ。

しかし、ここに、非常な難易度の高さを誇るアニメが存在する。

おそらく、日本人のほとんどが その音楽によって
正しい評価を見失っている作品。

それが
「アルプスの少女 ハイジ」 である。


この先、ふざけてます。
 いや、ここまでもふざけてますが...。
 ハイジでふざけたくない方は、ご遠慮ください。

ハイジの内容については、ここでは一切、書かない。

「ハイジが、クララ以上にわがままで、引きこもりだ」 とか、
「アルムおんじは、人殺しだ」 とか、
「デーテおばさんは忍耐力がない」 とか、
そういう話題なら、他の方がいくらでも書いている。
公式ページまであるから、そちらでご覧いただけばよい。

僕が話題にするのは、ただ一点。

主題歌と内容のギャップ。

正確にいえば、オープニングアニメ(以下、OPとする)の正確な解釈。

それだけである。

ありきたりの話であって、
僕自身、よく生徒たちにも話しており、
新しい観点でもなんでもないが、改めて書くのである。

早い話がですね、

「♪よーろよーろよっほっほー、
やっほっほーのやっほっほいっ!」

って感じのあの主題歌のせいで、
アニメの解釈がごまかされているということだ。
みんな、音楽の力にだまされているのだ。

OPが記憶にない方は、
Youtubeあたりで検索してみてほしい。
すぐにみつかるから。

もっといえば、僕自身が
OPの真実を伝える動画をこしらえて
ここで公開できればよいのだが、
残念ながら、そんな技術もヒマもないので、
むしろ誰かに作ってほしいのである。

真実の姿を観るためには、ただひとつ。

アニメはそのままで、
曲を別のものにさしかえればよい。

そうですねぇ~、
僕だったら、
「女子十二楽坊」の「自由」って曲。
アレにしますね。
もう、ばっちりです。

あるいは、ブルーマングループの曲でもいいかな。

だからお読みのみなさんは、
OPを音声ミュートでご覧になりながら、
「女子十二楽坊」をアタマの中で鳴らしてほしい。

OPは、期待感をもたせるアルプスの山々の光景からはじまる。

主人公、ハイジ、スキップしながら、現る。

すぐ後ろには、
歩調を完璧に合わせた天才ヤギのユキちゃんが、
普通のヤギでは絶対にあり得ない、
摩訶不思議な足の動かし方で、ついてくる。

この時点で、
ハイジが 動物使い であることは確定する。

そして、大本命だ。

ブランコ。

巨大なブランコ。

これについては、これまで無数の人が話題にしてきたことだろう。

ハイジの身長から推定するに、
長さ20メートルのブランコ だという説もあるが、
それは、カーブの半径からの推測で、
もっとも長く見えるときには、おそらく30~40メートルはあるのではないか。

そして、ここが肝心なのだが、
このブランコが どこからぶらさがっているかはわからない。
有名なアルムのもみの木では、到底低すぎる。

第一、ブランコをこぐ ハイジの足元は、
麓の村まで、何にもない。
周りに陸は、見当たらない。数百メートルはあるであろう遠い下に、
村の民家が小さく見える。

この事実から推測するに、 ブランコは、巨大クレーンか
あるいはヘリコプターからつるされ、
文字通り、
全体が空中に浮いた状態である。
ハイジは、少なくとも地上数百メートルの中空で、
たった2本の細いロープでつるされたブランコに乗っている。

漕ぎ方もハンパない。
最も高く上がったときには、
すわっているイスがほぼ90度、
ハイジは真上を向く形になって、
その角度たるや、遊園地の海賊船なみである。

それを、満面の笑顔でこなしている。

ハイジは、間違いなく、
シルク・ド・ソレイユに入団できる。

ドラリオンでも、これは目玉の出し物になる。
東京ドームの最も高い地点から
ホームベースすれすれの長いブランコを吊るし、
外野席に飛び込みそうなくらいの勢いでぶんぶんこぐ。
そんなことができるのは
ハイジしか、いない。

しかも、驚くことに、
このブランコ・イリュージョンをしながらハイジは、動物使いの能力を発揮、
鳥たちをてなづけている。

ブランコをこぐハイジの頭には、 4羽の鳥たちが一列に整列し、とまっている。

伊東温泉ハトヤのハトたちだって、こんなに上手には演技できない。

ハイジのドラリオンは、さらにつづく。

次の瞬間、
ハイジは、
雲に飛び乗る。

この雲が、またえらく、速い

高速移動する雲の上で、これまた平気な顔で寝そべるハイジ。

雲に乗れるのは
ノンちゃんか、孫悟空か、
百歩譲って、高木ブーくらいだと思ってた。

最後は、親友ペーターとのダンスである。

両手をとりあって、その場でぐるぐる、スキップしながら回る。

それだけの簡単なダンスだが、
そこはハイジも シルク・ド・ソレイユの意地 がある。

彼女たちが踊る周りには、 赤く色づいた紅葉が雪のように降り注ぐ。

「雪のようだ」と思ってたら、
ホントに雪が降りだす。
足元には結構な深さの雪も積もっている。

その雪は、やがて花びらに変わる。

…春になった。

足元の草色からすれば、初夏であろう。

半年以上、踊ってたよ、この子たち。

これはすごい。
完全にギネス記録だ。
半年以上、踊り続けるコンビ。

しかも、ハイジは、
雪の上でも、ずっとハダシであった。
並みの忍耐力ではない。

実際、ハイジはもう少し
靴をはいた方がよいと、誰もが思うと思うのだが、仕方がない。
サーカスの団員が、靴をはいて演技するわけが、ない。

というわけで、
ハイジはシルク・ド・ソレイユの代表演者であったと。
しかも、同サーカスには珍しい、動物使いでもある。

そう考えると、ヨーデルの主題歌はミスマッチでしょう?

やっぱりここは、「女子十二楽坊」でないと。

なんなら、中国つながりで、上海雑技団にゲスト出演するという手もある。

Kama






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Last updated  2008.07.29 00:42:52
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Re:「アルプスの少女ハイジ」にみる「音楽の脅威」(07/29)  
ぽてにゃ  さん
ハイジは、アニメによく出てくるのですが、
「でんぐりがえし」もまともにできないぐらい、
体が硬いので、「雑技団」はムリでしょう。
(2008.07.29 22:36:23)

ハイジの理論づけ  
泡雪さん  さん
観察が理屈抜きに笑える。
視点が面白い。 (2008.07.29 23:23:36)

Re[1]:「アルプスの少女ハイジ」にみる「音楽の脅威」(07/29)  
愛夢舎 鎌田 さん
ぽてにゃさん

>ハイジは、アニメによく出てくるのですが、
>「でんぐりがえし」もまともにできないぐらい、
>体が硬いので、「雑技団」はムリでしょう。

ナイス、突っ込み、
ありがとうござーい!(爆

じゃあ、今度は、
本編の内容に踏み込みますか。

あの「夢遊病少女」のアブナイ日常に…(笑

ハイジの座右の銘は
きっと
「天上天下唯我独尊」でしょう。

…っていうか、
よく考えたら、ハイジ、
前に書いたことがありましたね(汗

アップしてから思い出した。

どーりで、
なんか、人の記事のパクリのような気がしてた。

自分の記事を焼き直してたんですな。

記憶力も低下してきた?

最常連のぽてさんには
お見苦しいところ、お見せしました。
失礼…。 (2008.07.30 00:18:16)

Re:ハイジの理論づけ(07/29)  
愛夢舎 鎌田 さん
泡雪さんさん

>観察が理屈抜きに笑える。
>視点が面白い。

お褒めの言葉、
ありがとうございます。

視点をほめていただけるのは
大変うれしいです。

しかし、僕自身、
最近、新しい視点が見つからず、
少々スランプ気味でございます。

いっつもキョロキョロあたりを見回して歩いてるのですが、
どうも思考が凝り固まってきたようで、
いかんです。

淡雪さん、
お痩せになられたようで…。

僕も、数年ぶりに
最低体重で過ごしています。

お互い、体調には気をつけましょう。 (2008.07.30 00:20:35)

ずっと思ってきたこと・・・  
>その音楽によって
正しい評価を見失っている作品。

そうだったのか~~
あの「やっほっほい」によってハイジの忍耐強い雑技を
当たり前にやってのけるスイスの天真爛漫な少女と勘違いさせられていたんだ~~

あのめくるめく季節の移り変わりや 雪上の裸足の姿
無論大きなブランコや(信州ハイジ村にはあの村のジオラマがありハイジがケース上部につけられた
ブランコをこいでいる という物がありましたが
テレビのそれとは違い村との位置関係や大きさがなっていなかった)一度離れてはまた戻ってくる小鳥などの人馴れした様子を見て
子供ながらに いいな~~~こんなあり得ない世界~~~と思ったものでした

しかし先生はよく見ていらっしゃる~~~
私なんか いいな~~~で終わっていたものね
(2008.07.30 01:27:05)

Re:ずっと思ってきたこと・・・(07/29)  
愛夢舎 鎌田 さん
なっちゃん916さん

…素晴らしいコメント、
ありがとうございます…。

こりゃあ、僕よりかなりのウワテでいらっしゃるかな?(苦笑


いったい、
どこまでがマジメで、
どこからが冗談か、
そこの境目をあいまいにすることで生じる
文章の面白さを狙っています。

ところが、
コメントにおいて、
そのコメント自体が
マジメなのか冗談なのか、曖昧であるというのは、
これは一本取られましたね。
参りました…。

コメントいただく皆さんと僕、
結構高度な「日本語あそび」をやってると思いません?(笑

>いいな~~~こんなあり得ない世界~~~

唯一、僕が憧れたのは、
ハイジのワラのベッドです。

ベッドそのものも良いのですが、
ただ単に穴を開けただけの窓。
そこから外に飛び出せる。

ふかふかのワラのベッドにアルプスの澄んだ空気。

いいなぁ~って思いました。

…が、
今となっては、
猫型人間の僕にとって、
標高の高いアルプスでそんな寝具で寝るのは
とても耐えられないと思いますね(苦笑

>しかし先生はよく見ていらっしゃる~~~

結構、ムリヤリですよ(苦笑

「どんな題材でも書ける」というのは、
「どんな題材でも書く」という意志と練習の積み重ねが肝心だと思ってますから。

ですから、
こうして評価していただくと
本当にうれしい限りです。 (2008.07.30 01:41:46)

鎌田先生のお話は  
本当に面白いと思います
>結構、ムリヤリですよ(苦笑
「どんな題材でも書ける」というのは、
「どんな題材でも書く」という意志と練習の積み重ねが肝心だと思ってますから。
との事ですが・・・もちろんそうでしょう
私達がこんなにまで引きつけられる文章を書かれるのは単に
そのときの思いつきで書かれてるとは到底思えません
先生のブログはそうです 高度なのです
ですから私が首を突っ込めない日記も多々存在します
私なんて 先生よりうわてだなんて・・・そんな頭は持ちあわせていないのですよ~
先生の真剣なお話であれ 冗談であれ(この辺の違いは私でもわかりますが)
『そうそう そうなんだよね~~~』と思った時にコメントをさせていただいております

お仕事でお忙しい中 ブログにも長い時間を費やして楽しい話題を提供してくださってて
本当に すごいな~~~と思っているんですよ

私は文章を推敲したりする時間もなかなかなくて
支離滅裂なコメントを書いてることもあります
私は単に鎌田先生のブログの1ファンではありますが
お気に障るコメントを残していましたらお許しくださいね




(2008.07.30 14:22:26)

Re:鎌田先生のお話は(07/29)  
愛夢舎 鎌田 さん
なっちゃん916さん

身に余るコメント、
本当にありがとうございます。

あまりのお言葉に、
こっ恥ずかしくなっちゃいました(笑

コメントは、
どんな内容であれ、
「読んでいただけた」ことの証ですから、
大変うれしいものです。

僕も、他の方のところへおじゃましたときには
できる限り書きたいな…と思っているのですが、
自分で好き勝手に書く記事より、
よほど難しいと思っています。

ですから、ご遠慮なさらず、
どんどん思うままを書いていただけると
本当に光栄に思います。

しかし、
僕は
「プロのブロガー」(???)ではありません。

本業は別にあります。

「職場では、できる限り、書かない」
ということを自分との約束事にしており、
(先日の1日ライブ報告は、少し脱しましたが)
結果として記事のアップが深夜になります。

が、それも本業に支障のないよう、
極力時間をかけずに書きたいと思っています。
ですから、
ホントは、もっと練った文章になるかも知れないのですが、
僕も、推敲は、しません。

こうして、ご評価いただけるのは大変うれしいのですが、
それに甘んじて、
本業がおろそかにならぬよう、
戒めていきたいと思っております。

今後とも、よろしくお願いいたします。

…また、
最近、あまり登場しない、
僕以外のスタッフへも、応援よろしくお願いいたします。

このブログは、あくまでも「愛夢舎」という「人格」のものです。
僕だけでは、不完全なのです。

みなさんの応援を頂ければ、
きっと、みんな頻繁に登場するようになって、
そうなれば、
またこのブログの懐が深くなっていくはず。

頑張りますよー、「愛夢舎」は。 (2008.07.31 01:34:50)

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