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夏期合宿が終わった。
昨日から今日にかけて、
久々に 爆睡
した。
合宿期間中、
生徒たちは朝7:00から7:10までに全員起床し、
ホテルの一室に設けられた「講師室=本部」へ
起床報告をしにやってくる。
1秒でも遅刻したら、寝坊
とみなされ、
全員正座の上、厳重注意、反省を促される。
もっとも、今回は「寝坊」はゼロであった。
僕ら講師は、それに間に合わせる必要があるから、
例えば僕は、毎朝6:10には起床していた。
生徒たちは、丸一日勉強をこなし、
23:00前後に「就寝報告」を行う。
僕ら講師陣は、
そのあとミーティングを行って、
床につくのは午前1:00をまわる。
日によっては睡眠時間は4時間を下回り、
それが、6日間、続く。
最終日などは2時間の仮眠のみ。
昼間は、これでもかというくらいに
気をはりつめ、体力ギリギリの指導を行うので、
正直、体力的には相当しんどい。
そこで、昨夜はくわーっと眠り、
今日、目が覚めたら午後であった。
まだ少々ふらふらしているものの、
「合宿の報告」をしなければ・・・と思って、
こうしてブログを書いている。
…が、
報告することが、ない。
いや、報告しようと思えば、
「事実」はいくらでもある。
今年も多くのドラマが生まれた。
合宿のシステムで言えば、
先述の「起床報告」、「就寝報告」の間、
生徒たちは数多くのルールでしばられる。
廊下等では、一切の私語が禁止で、
今年も、初日には
「ふー、やれやれ」的なつぶやきをもらし、
何人もの生徒が大声でどなり散らされた。
当たり前だが、携帯電話を持っていくことも、
息抜きのための本とかゲーム類とか、
一切の勉強に関係のないものは持って行けない上、
部屋のテレビはアンテナをはずし、映らなくなっているので、
彼らのやることと言えば、勉強しか、ない。
部屋の中でのおしゃべりは許可しているものの、
バカ騒ぎとみなされるレベルであれば、
それは休憩ではないので、
先生が部屋に突入する。
今回も、風呂場で大声をあげた生徒が田中先生に怒鳴り飛ばされた。
食事においては、
アレルギー性のものを除き、
出された食事はすべて食べることを義務付ける。
生徒に言うからには、僕らもそれに準じる。
ホテルの食事には、ケーキなどのデザートがつくことがあって、
甘いものが苦手な僕も、ガマンして食べたのだが、
その甘さが度をすぎていて、
目の前チカチカ、膝の関節ガクガク、脂汗タラタラの状態にもなった。
勉強面で言えば、
今年はほとんどの生徒が 涙
を流す毎日だった。
読みづらいアルファベットを書いて減点され、
くやし涙を流す生徒。
教室にテキストを置き忘れて、
その自分の行動にふがいなさを感じて涙を流す生徒。
毎日のテストでなかなか上位になれず、
他の子へ賞賛の拍手を送るだけだった生徒が
ついに「結果」を出して、うれし涙を流す生徒。
毎日毎日、
男子・女子を問わず、
多くの生徒が泣いた。
昨日、
「成績」、「偏差値」は「成果のほんの一部にすぎない」と書いた。
というのも、
彼らが「たかが小テスト」に死に物狂いで一生懸命になり、
最後の1秒までペンを走らせ、
その結果に涙を流して喜び、悔しさを感じ、
自分の限界に挑むべく、
いや、
「自分」に「限界」などないから、書きなおそう、
これまでの自分を超えるべく、
大きな声であいさつをし、
授業において、これまでは「あいさつの号令係」を指名すると
「ええ~~っ・・・」と嫌がっていた彼らが、
自分にその係をやらせてほしいと、大きな声で立候補する姿。
僕にとっては、
その姿が「合宿の成果」であって、
毎日毎日、確実に前の日の自分を超えていくその姿、
それを見ることが楽しくてしょうがない。
だから、本当は、報告すべきことは山ほどある。
でも、報告できることは、ない。
合宿の成果は、
合宿のその場に身をおき、
生徒たちと毎日を過ごし、
その変化、成長をともに味わい、
ともに喜び、ともに悔しく思う、
そうしなければ、どうにも感じることも、
表現することもできないことなのかもしれない。
7日の日曜には
保護者対象に合宿の様子を見ていただく
VTR上映会を企画しているが、
そして、そのVTRをご覧いただければ、
なんとなく雰囲気を感じていただけるかもしれないけれども、
でも、やはり、リアルではないだろう。
その意味では、
「成果」を十分に伝えることができないのを歯がゆく思う一方、
そんな「成果」が成される場に身をおき、
彼らの姿を目にし、
その成長にかかわれたことは、本当
に幸せに思うのである。
今回は、先生も泣いた。
ともに喜び、悔しがる、
その中で、我々大人であっても、泣く。
泣くことははずかしいことではない。
むしろ、人前で泣くことを恥ずかしいと思って、照れ隠しで笑ってしまう、
あるいは、自分の感情にうそをつく、
その方がカッコ悪いことである。
でも、
やはり大人になってしまうと、
人前で泣く機会なんて、そうそう訪れない。
だから、やっぱり、
そんな場にいることができたことを、幸せに思う。
で、そんな僕であるが、
今はどんな思いかと言うと・・・。
放心状態 である。
7月22日の夏期講習初日から
少ない睡眠時間と片付かない業務、
そして生徒指導の中で
まるで、洗濯機の中のように過ごしてきた。
クライマックスの合宿まで
ぐぉーっと、過ぎていった。
合宿が終わって、
じゃあその合宿を振り返ろうと思うと、
志賀高原という場所で行ったからだろうか、
すでに、遠い昔の出来事のように、
あるいは、現実のことではないかのように、
ぼやーっとした感覚しか、ない。
ひと月前、何を思っていたのか、
それもなんか、現実味が、ない。
夏期講習は、つい数週間前のことだが、
やはり、遠い昔のことのように思う。
では、来週のことを頭に描いているかといえば、
それも、ない。
去年の今ごろはどうだったんだろうと思って、
過去の記事を見てみたら、
去年の僕は、翌年の合宿、
つまり、今回の合宿を思い描いていたようだ。
けれども、今年は、それも、ない。
もちろん、何日もこの状態が続くとは思えない。
明日か明後日には、
現実に引き戻されるのであろう。
明後日は、AO入試最終面接を控えた生徒の指導を行う予定もある。
が、とにかく今は、
昨日までを懐かしむでもなく、
明日からの予定を描くでもなく、
では、今日そのものを感じているかというと、それもなくて・・・。
志賀高原での合宿。
それは、それほどまでに強烈であったのか。
そして、気がつく。
これが、夏の終わりだ、と。
夏が終わった、と。
Kama
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