入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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愛夢舎 塾長

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じめじめとした季節になってきましたね

愛夢舎は、3月から新校舎に移転し、
ビルのテナントに入りました。
以前と比べると、当然設備は充実し、
例えば、床がボコボコするとか、停電が起こるとか、
エアコンからヘンなホコリが噴出すとか
そういう事態はなくなりました

しかし、省エネを心がけてはいるので・・・
・・・というより、エアコンがおかしなところに配置されているので
夜の授業のとき、ある教室では 窓を開ける ことが多い。

すると、そういう教室とか、
あるいは生徒が必ず立ち寄る3階入り口付近には
訪問者がやってくることになる。

明かりに導かれて、
がやってくる。

僕は虫に詳しくないのだけれど、
なんか小さい、ふわふわ飛んでるようなヤツが多い。
あとは、蛾の小さいヤツとか。
ハエとか蚊とか、うるさかったり刺されてかゆかったりするヤツは
まだほとんどいないようだ。
たまには、傷ついて休息中とみられる羽アリとか、
テントウムシなんかもやってくる。

すると、生徒たちは僕に言う。

「殺さないの?」

場合によっては、こんなセリフになる。

「殺しちゃえ!」

僕は、そういう生徒たちの声を聞くと
ゾッとする。
で、彼らに逆に問いかける。

「なんで、殺すの?」

まあ、いろいろ答えはあるようだ。
うざったいからとか、目障りだとか、邪魔だとか・・・。
でも、一番多いのは
「え・・・。なんとなく・・・。」

断っておくと、僕は宗教家ではない。
ベジタリアンでもない。
ただ、実存主義者で、構造主義者で、
だから、枠組みを観ようとは思うけど、
枠組みを変えることは望まない。

そこで、ここでいう枠組みとは、
地球環境というひとつの生態系を考えたとき、
人間も動物も植物も、
当然、虫も、
その地球を築いている要素たちである。

僕は、だから、
その大切な仲間である 「虫」を殺すことをよしとしない。
それが、キラワレモノのゴキブリであっても。

では、僕がまったく虫を殺さないのかといわれれば、
2つの場合に限り、殺すことがあるだろう。

自分の生活にとって、不利益をもたらす場合。
刺してくる蚊とか、睡眠を妨げるハエなんかは、
まあ、しぶしぶ殺すことがある。
しぶしぶだ。

僕の主義思想として、
例えば人間が他の 「命」を奪う ことが許されるのは、
自らが生きていく糧となる場合、
すなわち、 食べる場合 と、
自らの危険を回避する場合
その2つに限られるのだ。

それ以外において、
他の者の「命」を奪うことは
許されない。
他の動物たちは、全てその基準で
他者の「命」を「いただいて」いるだろう。

人間だけが、それ以外の場合で「命」を奪うのであるが、
それは決して許されることではない、
人間のおごりであると考えている。
僕が、死刑絶対反対論者である根拠も、そこに由来する。

まあしかし、そんな大げさな主義思想の問題ではなく、
もっとプリミティブな問題として、
小中学生が、
相手が「虫」であったとしても
「殺してしまえ!」と口にする

そのこと自体に、僕は危機感を覚える。

「虫だから・・・」と彼らは言うだろう。
「イヌやネコなら、大切だから」と言うだろう。

しかし、命に大小の価値はない。
イヌやネコが大切なのは、
人間が愛玩動物としているからで、
つまり、やはり 人間のエゴイズム にすぎない。

僕は、生徒たちが
「虫を殺さないの?」と言ったとき、
そういうわけで、ことさら真剣に話をすることにしている。
命の大切さ、他者を殺すということの責任の重大さ。

まあ、多くの人は
「そんな大げさな・・・」とお思いだろうし、
「なにも、虫一匹で・・・」とお感じだろう。

しかし、ここは僕のポリシーとして、曲げるつもりはないのである。

だって、
やがて成長する彼らが、
虫であろうとイヌ・ネコであろうと、「人」であろうと、
平気で
「殺せ!」と口にするような人になったらイヤだもん。

この地球で、最も野蛮な生物、
それはもちろん、人間だ。






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Last updated  2009.06.24 14:13:49
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