入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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愛夢舎 塾長

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カテゴリ: 愛夢舎ヒストリー

~14年目の今年、「原点回帰」をテーマに、
「愛夢舎ヒストリー」を序章から再掲載しております。
現時点で、全33章。
各記事の一番下に、次章へのリンクがあります。
どうぞお楽しみください~ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~       

【第17章】へもどる

社長による経営コンサルティングが始まって数ヶ月が経過した。

ひと月に1度、元社長は校舎を訪れる。
そして3時間、佐々木と話をしていく。
しかし、
話の中に塾の運営を革命的に変化させる内容は、
佐々木には感じ取れなかった。

仮にも、自ら始めた小さな塾を10年で10校舎にまで広げ、
「時代の寵児」 のように言われた元社長である。
会社運営経験のなかった 佐々木 にとって、
コンサルティング契約を提案してきてくれたときには、
非常に頼りがいのある存在だと思った。
周囲からの疑問の声もなかったわけではないが、
それに勝るだけの信頼が、元社長にはあった。

だから、佐々木は思った。
「自分が、話の内容を理解しきれていないだけだろうか」。

だとしても、結局運営向上に直結しないコンサルティングのために、
ひと月あたり50万円 を支払っているのは、どうなんだろう・・・。

同時期に独立し、同じようにコンサルティングを受けている元同僚に話を聞いてみた。

いつぞやのコンサルティングでは、じっくり話を聞いた後、
「もっと売上をあげるためには
どうすればいいか、分かるか?」
と元社長に聞かれた。


「いいえ、(だからコンサルティングを頼んでいるんですけれど・・・)」と
答えた彼に元社長は答えたそうだ。
「まず、もっと働け」 ・・・と。
それで50万円・・・?

コンサルティング契約の一部として、
各社(塾)が行う企画・イベントの運営を担うという条項があった。
例えば、従来の塾で恒例となっていた夏期合宿。
その運営を担ってくれるというのであれば、これは助かる。

元社長の主催する企画会議に、
当時教務部長であった 矢吹 が出席した。
ところが、校舎に戻った矢吹は、釈然としない顔で佐々木に報告した。
「まず僕らに 『企画書を作れ』 って言うんですよ。
で、パンフレットやポスターを 『作れ』 とも・・・。」

独立した社長たちは、元々佐々木の同僚であった。
同じエリアで開業しているわけではないから、商売敵ということでもないし、
佐々木はお互い情報交換をして、協力体制を築いていこうと考えていた。
ところが、
どうも彼らの自分に対する態度がよそよそしくなってきた。
何か気にさわることでもしただろうか・・・。

ある月のコンサルティングの場で、ひとりの元同僚の名を挙げ、元社長が
「そういえばアイツ、
佐々木のところの営業妨害をしようとしてるようだぞ、
気をつけろ」
と耳打ちした。
寝耳に水とはこのことか。なぜ自分が攻撃されねばならないのか。

その疑問が解けたのは、数ヶ月経ってからのことであった。
機会あって詰問した佐々木に、元同僚本人は、こう語った。
「営業妨害?そんなこと、考えるわけがないじゃないですか。
それより、佐々木先生こそ、
小田切先生を使って
ウチの生徒を引き抜こうとしたっていうじゃないですか。
だから『お前もやり返してやれ』とは言われたんですけれど・・・。」

だいぶ、事の真相が見えてきた。
そういえば、昔からおかしなところは多々あった。

社員が減給に次ぐ減給で、生活に困っている状態だったのに、
なぜあの頃の社長は、
それでも高級外車に乗っていられたのか。
なぜ定期的に本部に顔を出す
社長の母親が、
会社の通帳を持っていたのか。

新所沢の空き地は、
なぜ今でも彼のものなのか。

さまざまな研修に参加する 社員から、必要以上の参加費を徴収 していたが、
その金はどこにいったのか・・・。

前の会社が崩壊を迎える何年も前から、
元社長個人に
数億円の負債が発生していたことが判明
したのは、
佐々木が「真実」を見出した頃だった。

佐々木 は考えた。
このまま月に50万円のコンサルティング契約を結んでいても払えるはずがない。
だいたい、現時点で払えていないのだから。
そして、その内容も、どう考えてもいい加減である。
自分だけならともかく、このまま 小田切 矢吹
奴隷のような状態にしておくわけにはいかない。

佐々木は、
コンサルティング契約の解約を願い出た。

元社長の態度は一変した。
違約金や滞納費、合宿やスキー旅行など、
未実施の企画立案の放棄についての、他塾への損害賠償など、
意味のよくわからない、数百万円の支払いを要求された。

なんだ、これは。
もはや、恐喝ではないか。

ただの口約束であればよかったが、そこは初めから仕組まれた罠であり、
完全に敵わないとは限らないものの、
争うには相手に分がある状況に、佐々木は追い込まれた。

後日談であるが、ケースこそ違えど、
巧妙な書類の取り交わし、あるいは書類の隠滅、
本人以外の名義による手続きなどにより、
法的に争った場合には自分自身に被害が及ばないような手はずを整えることに関して、
元社長は非常に巧みであった。
法律は「法的に正しい者」を守る のであり、
それは必ずしも
人道的に正しい者」を守ることにはつながらない。

彼によって 自己破産 に追い込まれた者、
精神疾患 に追い込まれた者、
「法で裁けないなら、もう殺すしかない」 と、
自暴自棄 の状態に追い込まれた者・・・。
被害者は後を絶たなかった。

佐々木は手段を講じあぐねた。
言われたとおりの金額を払って終わりにするのも、釈然としない。
自分たちは、コンサルティングに関しては何一つ恩恵にあずかっていないのだから。
第一、そんな金額、払えるわけがない。
今ですら、借金をかかえながら生活をしているのに。

でも、佐々木は塾と小田切・矢吹、
そして自分の家庭を守らねばならない。

彼は覚悟を決めた。

【序章 夜逃げ】 【第19章 「廃業」と「本当の始まり」】 につづく






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Last updated  2014.05.22 15:45:41
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