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こんにちは、鎌田です
昨日、愛夢舎は2学期の授業がスタートいたしました。
昨日は、中学3年生全クラスの国語の授業がありまして、
夏期合宿では、授業を担当せず、
生徒たちを叱咤するばっかだった僕も
久々に彼らに教科内容を教えました。
選抜クラスの子たちは、
まだまだ「合宿モード」が継続しているようで、
授業の最初の「よろしくおねがいします」のあいさつが
フロア全体にわんわん響くくらい、
「バカでかい」に近いくらいの、やたらと大きな声で、
思わず「・・・うるさい」って言ってしまったけど、
それを指導したのもこっち側、
いいじゃないですか、「合宿モード」がずっと続けば
間違いなく、彼らの成績が右肩上がり♪
さてさて、そんな昨日の国語の授業ですが、
「明日への対策」というテーマで実施しました。
明日9月7日は
「第4回北辰テスト」
。
(北辰テストは埼玉県の中学生を対象にした会場模擬試験。
特に第4回以降の結果については
私立高校の入試相談の際の「資料」として扱われ、
文字通り、高校受験の合否に直結する重大なテスト。
以上、全国のみなさまに、カンタンにご紹介いたします)
対象の方にとっては周知のとおり、
今回から、北辰テストの出題形式が変わります。
カンタンにいえば
「県立高校入試」により近い出題形式になる
。
英数国の3教科で、その変化は如実であって、
たとえば国語であれば
県立入試本番により近い形式での 「作文」
が出題される。
もちろん、明日が「新・北辰」の初めての実施なので
実際のところ、どのくらい県立入試に近づいているのかは
明日以降でないとなんともコメントできないけれど、
サンプルの解答用紙などを分析するに、
まったく同じとまではいかないけど、
確かにこれまでの北辰テストに比べると
かなり「県立っぽさ」が増している様子。
逆にいえば、
これまでの北辰テストで、あまり芳しくない出来であったとしても、
だからといって、
「実際の入試の国語もできがよくない」ということには
必ずしもつながらなかった。
さらに、ここまで大きく出題内容が変わってくると
いまさら残念なおしらせですが、
第4回以降の北辰テストの練習をするのに
「北辰テスト」の過去問を解くというのは
あまりおススメできなそう
では、なにをすべきか。
そりゃ、県立入試の過去問でしょう。
ということで、昨日の授業では
ちょっと古い (平成20年度)
県立入試の問題をみんなで研究してみました。
…と、ここまでは前置きです。
すいやせん、長くなりまして。
さて、県立入試の国語を攻略するにあたって、
最大の難敵は「時間」です。
県立国語は
「時間との戦い」
です。
だいたいにおいて、埼玉県立高校入試に限らず、
国語のテストというのは
制限時間がキビシイ場合が多いですよね。
大学入試センター試験なんかは、
もう、いったい、
そんなに焦って読解させることに
なんの意味があるのかはなはだ疑問に思うくらい。
速読法でも身につけろというのか。
長時間かけてじっくり読んで、
熟慮の上で回答させる問題の方がよほど良いと思うんだけど、
まあ、それは言っても仕方ない。
近年の入試国語の問題構成は以下のとおり。
(問題数は最も単純な場合)
大問1.小説の読解 (5問。25点)
大問2.漢字・語句・文法など (9問。22点)
大問3.論説文の読解 (5問。25点)
大問4.古文の読解 (4問。12点)
大問5.課題作文 (13行~15行。16点)
これを50分以内でこなす。
はっきり言って、時間は足りません。
僕自身が、これをすべてやろうと思ったら、
確かに30分くらいで終わらせることはできるけど、
それは「特殊」な解き方をした場合のことであって
マトモにやったら、50分という時間では
ギリギリ終わるか、終わらないか。
そこで、高得点を確実に取る、
「自己ベスト」を確実に発揮するためには
あらかじめ「戦術」を用意する必要があります。
ほかの教科はともかく
ひとつひとつの難易度は決して高くない国語だからこそ、
そして、そのできによって
残り4教科の試験において、
精神状態を乱されないことが大切な
「1教科目」のテストであるからこそ
「戦術」をもっていることは強みになります。
これを書いているのは
昨日、選抜クラスでは再度指導したんだけど
(ええ、これまで何度か指導しています)
一般クラスの子たちにも知っていただきたいというのと、
後輩講師たちに参考にしてもらいたい
という狙いゆえなんだけど、
戦術・・・おわかりですね。
「順番」 です。
昨日、選抜クラス10名の問題の進め方を
つぶさに観察、記録しまして
それを彼らにフィードバックしたのですが、
まず、大問1から入った子が6人、
大問2からの子が4人。
まあ、これはどちらでもいいです。
「1⇒2」とすすめるか
「2⇒1」とすすめるか、
あるいは
「3⇒2」でも「2⇒3」でもかまわない。
決してやってはならないことが、ひとつ。
「5.作文」を
最初と最後にやってはいけない
「作文」は減点法での採点となります。
県立入試であれば16点。
明日の北辰テストでは、おそらく10点の配点。
これが「持ち点」です。
漢字のまちがいや文法の誤りなどで
10点や16点分、減点される人は、まずいない。
言い換えれば、最後まで書けば
7点以上、12点以上くらいの高得点が期待できる。
ただし、制限字数を満たさなかった場合には
即0点をくらっても文句はいえない。
つまり、最後に作文に向かうことで
「時間切れ」は、絶対にあってはならない。
同時に、「最初に作文」もやめた方がよい。
これは、逆に
作文に時間をかけすぎることで
ほかの大問をまるごと解ききれないというキケンがある。
僕の計算上、
作文(県立入試)にかかる時間は
8~13分。
さらにいうと、
大問2 ⇒ 5分
大問4 ⇒ 5分。
ここまでで、残り時間を計算すると
大問1と3にかけらる時間は
それぞれ13分程度。
これが、標準時間である。
そして、13分以内で
小説と論説文を、それぞれ熟読するには
かなり高度な「ワザ」が必要になる。
そこで、理想的な解答順序ができあがる。
細かいところはともかく、
1.「作文」は、3番目か4番目に解く。
2.最後に解くのは「小説」か「論説」。
最後に「小説」か「論説」というのは
もちろん、時間切れで解ききれなかった場合のことを想定しています。
だとしても、1問5点程度の配点、
作文に手を出せないという大ダメージを考えれば
大したことない。
なもんで
「1⇒2⇒4⇒5⇒3」
あるいは
「2⇒1⇒4⇒5⇒3」という順序が
最も多くの人が受け入れやすいかなー。
昨日の様子を少し報告しますと、
Oくん
「1⇒2⇒5⇒3⇒4⇒3」で5分程度の見直し時間。
「3⇒4⇒3」というのは
論説の最中に時間が足りなくなることを予測して、一度古文にいった。
「5⇒4⇒3」の順番なら、さらにスムーズだったかもね。
Hくん
「2⇒1⇒4⇒5⇒3」
Mさん
「2⇒3⇒4⇒5⇒1」
これは、僕が提案したとおりのプラン。
2人とも、最後の問題は1問くらい残ってしまったけど
まあ、オッケーラインでしょう。
Oくん、Sくん、Tくん
「1⇒2⇒3⇒4⇒5」
真っ向勝負の3人。
Oくんは、残り18分の時点で作文に入れたのでよかったけど、
Sくんは、作文に入った時点で、残り3分。。。
Tくんに至っては、4番の途中で時間切れ。
こういうキケンが伴います。
今回、作文を最後に回した子のうち
Oくん以外の5人が
残り10分以内で書かねばならなかった。
これは、基本的に「アウト」です。
…気がついたら
もはや、中学3年生にしかわからないような内容の
記事になっていました
まあ、いいや、
たまにはこういう記事もアリ…かな。
明日の北辰テストは
県立より若干短めの「10行」作文(10点配点)が
予想されています。
みんな、国語のテストは
常に「時間」を意識して!!
kama
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