【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2007/08/05
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テーマ: 鉄道雑談(1611)
皆さん、コメントありがとうございました。今回もクモハ123をレポートします。



車輌のディティールに迫っていこうと思っておりますが、その前に、頂いたコメントをご紹介いたします。最初は、 鉄道ブログの大御所ibukino-johさん から頂いたコメントです。

『荷電・チッキ。』
荷電(にもでん)は、30年前の東海道線(東京口)電車などには、熱海方に2両つながれている姿が当たり前のようにありました。また「ムーンライトながら」の前身である「大垣夜行」にも、大垣方に2両、荷電が連結されていました。他の夜行列車にも、長岡夜行や長野夜行(のちの松本夜行)に連結され、主に新聞の輸送に使われていました。これらは荷物専用車ですが、客荷合造車という車両もあり、古くは北上線のキハユニ26、身延線のクモハユニ44などに乗車したことがありました。チッキは使ったことがないですが、乗車券を見せれば、別料金を支払い荷物を運んでくれるサービスで、今でも地方の改築されていない駅舎や廃駅となり保存されている駅舎など、出札口の隣に一段低い受付があるのですが、あれが手小荷物の受け渡し口として使われていました。鉄道では姿を消しましたが、空港では航空券発売・搭乗手続きカウンターの隣に荷物預けカウンターがあり、搭乗券を見せて荷物を預けるように、乗車券を見せて荷物を運んでもらうなど、似たような手続きをしていたのだと思ったりもします。(2007/08/05 09:56:48 AM)

いつもながら濃厚なコメントをありがとうございます。そうです。コメントして頂いて思い出しました。新聞輸送だったのですよね。荷物電車の末期(86年頃に全廃されたと思います)は新聞輸送ばかりだったと耳にしたことがございます。客荷合造車も懐かしいです。先週の小樽で、久しぶりに、キハユニ26を目に致しました。もちろん、保存車輌であり、もう動かない車輌ですけど、中には入れたのが良かった…。後日詳細にレポート致します。

チッキについては存在はずっと知っていましたが、一回も使ったことがないのです。どこの駅にも「鉄道小手荷物」の看板があって、専用の窓口があったりしたのですが、実際にどのようなサービスだったのか…。

もう一つのコメントをご紹介します。同じく 鉄道趣味人の喜多山栄さん から頂いたコメントでございます。


こんばんは。いろいろな新機軸を盛り込んだ車両が開発された新車が次々と登場していますが、ツリカケ駆動とカルダン駆動の違いで新性能電車を定義することは21世紀に入った今でも有効だと思います。ただ、2両ユニットという基準は105系電車が登場した時点で有名無実になっていますね。本稿の単行電車も然り。最近では改造を最小限にするためか、JR西日本の103系や113系で見られるような2両ユニットの両端に運転台を取り付けた車両も出てきましたね。(2007/08/05 12:36:43 AM)

コメントありがとうございました。ご指摘の通り105系の登場で、新性能電車の定義からユニット方式は消滅したも同然でございましたですね。新性能電車登場時は、主に首都圏と関西圏の輸送密度が濃厚な路線での長大編成での運行が前提であった訳ですが、全国の電化の進展で、「直流電化の閑散線区」が次々と登場する中、端編成での運行がMUST項目に成って行きましたので、止む無しでございますね。それにしてもJR西日本の改造は強引でございますよね。もう前面フォルムが全然113系じゃないのですから…。山陰本線で改造車を初めて目にした時には驚愕しました。はい。

常連さんの 修理屋マイスターさん

101系の香りを残してますねぇ。単行用に屋根と床下の機器がいっぱいですね。連結を殆ど前提にしてないので非貫通なんですね。車内がどうなってるのか興味深々です。昭和の香りが、もうここまで・・・・・・(笑)(2007/08/05 12:46:03 AM)

コメントありがとうございました。クモハ123-1の前面デザインは103系の高運転台タイプによく似ております。悲観通タイプな訳ですが、クモハ123は全車改造車ですので、タネ車に応じて外観も相当異なっています。2扉もあれば3扉もありますし、前面非貫通もあれば全面貫通タイプもありました。JR東海に存在した、クモヤ145牽引車から改造したクモハ123は前面貫通タイプでございました。このクモハ123-1は、もともとはクモニ143からの改造でして、往時のままの前面非貫通でございました。



さて、ここから本題です。今回のお題はクモハ123-1のディティールでございます。最初は銘板からご覧下さい。

  近畿車輛 昭和53年製造

  JR東日本長野工場 平成2年改造
  JR東日本長野総合車両所 平成5年改造


となっています。何回も改造されていますけど、改番は一回だけみたいです。JR東海のクモハ123みたいに、最初は101系であった訳ではありません。クモニ143として新製され、荷物電車廃止に伴い旅客車への改造となったと言う割と簡単な経歴だそうです。

→JR東海のクモハ123の来歴は こちら







前面の表示を並べてみました。方向表示は「辰野⇔塩尻」となっていました。始発は松本から出てくるようですが、日中は立つのと塩尻の間を往復運転しています。全検は当然「長総車所」でございますね。



今度は側面です。運転台が結構広いのです。乗務員扉が結構後になっていますよね。続いて側面表示をご紹介します。







当然のことながら、狭小トンネル対応車両でございます。「 クモハ123-1」と、車号の前に 「・」 表示がございますね。保安装置はPとSnでした。さすがは保安装置に金を惜しまないJR東日本です。D51やクモハ123にもATS-Pを積んでいる訳です。



客室内です。2扉でデッキなしのロングシートは中々の迫力です。長い長いロングシートでした。







運転台でございます。この辺りは103系と余り変化はありませんけど、色々と機器類が増えているような気がします。スコップとか、たくさんのビニール傘が見えますね。冬場に使用するものでしょうか…。









ATS-Pの機器でした。結構大きいものなんですね。多分、床下に積むスペースが取れなくてこんなところに積むことになったのでしょう。





車内の改造プレートです。



ワンマン利用案内表示です。文字が多過ぎて読み難いですな。



扇風機のスイッチです。これも懐かしい装備となってしまいました。



冷房化改造に伴い、扇風機の数が減らされておりました。元々は扇風機のスイッチがあったと思われます。



















大満足でございました。クモハ123の長寿を祈ります。塩尻からは再び中央東線を通ってフリー区間に戻り、フリー区間の東端の勝沼ぶどう郷駅まで参りました。この区間では、「ホリデービューやまなし」号に乗車いたしました。次回はこの列車をご紹介します。

【昨日のマイレージジャンキー的な成果】

朝食(SUICA) 4マイル(JL)
ローソン(JCB) 3×1.5倍≒約4マイル(NH)

良ければ一票お願いします。

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Last updated  2007/08/05 09:19:12 PM
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