2004年06月09日
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日常には日常の目線があって、
それは自分の周りしか見えていない。
ふと目線を上げて今の自分のいる景色とその上にある空を眺めてみる。
遠くまで広がる夏の空は、この景色の向こうまで繋がってる。
自分でもよく分からない期待感で溢れている。
これから進むべき道を指し示しているような気持ち。

わたしはさらに目線をあげて、真っ直ぐ上だけを見てみた。
夏の空しか見えないから、いつしか未来よりも過去を思い出していた。

愛していた人と見た夏の空と夏の匂い。

空しか見えない景色にだけ懐かしさを覚える。

あれから何度目かの夏が来て、
大人になったつもりでいるけど、
目線を空へ戻した時に悲しくなるのはどうしてなんだろう。

なんでもないような事にちょっとづつ思い出が付いて、
だんだんと思い出が付くことに怖くなってきて。



夏の頃、あなたはどうしていますか?





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最終更新日  2004年06月10日 23時15分26秒
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