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2008年03月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類











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今日は

「脳の仕組み」という側面から

書きたいと思います。











人間の脳

というのは

得するときのうれしさよりも

損したときの悔しさを

はるかに大きく感じるように

つくられています。









言い換えると

目の前の出来事を過大評価し

将来の出来事を過小評価する傾向が

人間には普遍的に存在する

ということです。







同じ、1万円でも

今すぐ手に入る1万円と

1年後に手に入る1万円とでは

どちらの「価値感」が

自分にとって

大きいでしょうか?









今すぐ払わないといけない1万円と

1年後に払わないといけない1万円とでは

どちらの「損失感」が

自分にとって

大きいでしょうか?











過去を悔み続けたり

借金してバクチをしたり

いやなことを

つい、先のばしにしてしまう

原因のひとつに

脳の仕組みそのものが

深く関係しているということが

この例えから

なんとなく

わかっていただけたでしょうか。











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これは

かつて

私たちが

狩猟生活をしていたことに

原因があります。

そのときの私たちは

出会った獲物を即座にとらえないと

次に、いつ獲物に出会えるか

その保障はまったくありませんから

出会った獲物をとり逃がすということは

死に直結します。

それが

「目の前の出来事を過大評価する」

というかたちで

現代の脳に受け継がれています。

そして

次に、いつ獲物に出会えるか

未来に保障がない

ということが

「将来の出来事を過小評価する」

というかたちで

現代の脳に受け継がれています。










そして

その当時は

食糧の保存技術がありませんでしたから

腐らせてしまうほど

獲物はとらえません。

それは

とらえた獲物を

誰かに盗まれ(奪われ)たら

死に直結する

ということでもありました。

それが

「得するときのうれしさよりも

 損したときの悔しさを

 はるかに大きく感じる」

というかたちで

現代の脳に受け継がれています。












このように

私たちの脳は

狩猟生活時代

という過程を経て

「現在」と「未来」との間に

「獲得」と「喪失」との間に

心理的な歪みを持つ

脳の仕組みをつくりあげてしまいました。

そして

現代においても

私たちの意思決定は

この歪みに

大きく支配され続けているのです。

それは

狩猟生活から現代へと

社会が大きく変わっても

脳の仕組みだけは

そのまま残っているからです。

ここに注意しないといけないのです。











つまり

私たちが

過去を悔み続けたり

何らかの不安に

とらわれているとき

もともと

脳がそういう仕組みになっているから

仕方のない部分もある

ということなのです。

けれども

そこで大切なのは

その脳の仕組みは

「生きるか死ぬかの状況でつくられた」

ということです。

つまり

自分が死に直面していない状況で

その後悔や不安を感じている場合


「私たちの持つ脳の仕組みが

 過剰に反応して

 不安や後悔を脳の中につくっているだけで

 目の前の現実の中には

 不安や後悔はどこにも存在しないやん」


と客観的に観ることで

冷静さを取り戻すことが

できるようになるのです。






そこから

「それは本当に後悔しないといけないことなのか?」

それとも

「脳が後悔したがっているだけなのか?」



「それは本当に不安に思わないといけないことなのか?」

それとも

「脳が不安に思いたがっているだけなのか?」と

自分をながめながら

「本当は自分はどうしていたいの?」と

自分にたずねていけばいいのです。

すぐに答えは

返ってこなくとも。











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最終更新日  2008年03月02日 00時43分42秒
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