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連日テレビのニュース番組で「村上ファンド」のインサイダー取引の話題を取り上げられている。それを見ていたしょうやんは…。
「ねえ、村上ファンドという人は、何をしちゃったのか?ライブドアの堀江貴文容疑者と同じなの?」
しょうやんは、村上ファンドは人の名前だと思っていたらしい。まずそこから訂正だ。
「村上ファンドというのは、人の名前じゃなくて、会社の名前かなぁ…。本当の名前は村上世彰(よしあき)って言うんだよ。それから堀江貴文容疑者は今は被告者といって、法律でしてはいけないことをしたとして訴えられているんだよ。村上世彰(よしあき)は、今のところ容疑者かなぁ…」などと答えると
「エー、今までずっとあの人は、ファンドという名前かと思っていたさ!」と驚いていた。
小学生にはまだ、容疑者、被告者の区別をしろといっても無理だろう。私自身、理解しているのか怪しいものだ。
「ところでさぁ、インサイダー取引ってなんなのさぁ?」と尋ねるしょうやん。
「インサイダー取引はねぇ…お母さんも詳しくはわからないのだけど、ある会社の株の値段がこれから高くなりますよ!という情報をその人だけが知っていて、株の値段が上がる前にたくさん買い占めて、株の値段が上がったらそれを一気に売って、お金をたくさんもうけることを言うのかなぁ。たとえばお正月によく福袋がお店で売られているよね。お店の人が袋の中に色々な商品を入れるのだけど、お母さんがこっそりその作業を見ていて、自分が欲しいものがたくさん入っている袋を覚えておいたり、お店の人にこっそり中身を教えて貰って、自分だけお得な買い物をすることと少し似ているかなぁ。でも、お母さんはそんなことしてないよ!(念のため)株の話はお母さんもさっぱりわからないなぁ」
「ふぅーん、でもさ!株って紙切れなんでしょ」としょうやんは不思議そうに言う。
「そうだよ。紙切れにすごい値段が付いたり、価値がなくなってしまったり、何だか不思議だよね」
「で、村上ファンドの村上さんは、インチキをしてお金儲けをしたんだね」と納得するしょうやん。
「そう言うことかなぁ…」ちょっといい加減なことを言ってしまったような気がするのだ。
で、子供ニュースで確かめることにしました。
東京(とうきょう)地検(ちけん)特捜(とくそう)部(ぶ)は五日(いつか)、「村上(むらかみ)ファンド」代表(だいひょう)、村上(むらかみ)世彰(よしあき)容疑者(ようぎしゃ)(四六)を証券取引法(しょうけんとりひきほう)違反(いはん)(インサイダー取引(とりひき))容疑(ようぎ)で逮捕(たいほ)しました。
調(しら)べでは、村上(むらかみ)代表(だいひょう)は、ライブドアがニッポン放送(ほうそう)株(かぶ)を大量(たいりょう)に買(か)うことを知(し)って、その公表(こうひょう)(二〇〇五年(ねん)二月(がつ))よりも前(まえ)に、ニッポン放送(ほうそう)の百九十三万株(かぶ)余(あま)りを違法(いほう)に買(か)った疑(うたが)いです。ライブドアの大量(たいりょう)取得(しゅとく)が公表(こうひょう)されて株(かぶ)の値段(ねだん)が上(あ)がったところで株(かぶ)を売(う)り、三十億円(えん)以上(いじょう)ももうけたと特捜(とくそう)部(ぶ)はみています。
インサイダー取引(とりひき)は、秘密(ひみつ)の情報(じょうほう)をもとに株(かぶ)を売(う)り買(か)いして、もうけることです。(毎日小学生新聞)