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クリント・イーストウッチ-

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2009.06.24
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カテゴリ: 仏の心
人間の足は、他の動物に比べ、過酷な重荷を背負って

いると言って良いだろう。

直立二足歩行をする動物は、地球上に厳密に言えば、

人間しか存在しない。

過酷さ故に人間は、その二足を段々と使いたがらなく

なってしまった。

頭脳によって齎された移動の敏速さと二本の足に掛か

る負担の軽減は、果たして人間に何の恩恵を与えてく

れたのだろう。



かりか、人間の心の余裕まで失わせてしまったのでは

ないだろうか・・・。

最近電車通勤をしながら時々思う事がある。

電車で2~30分の道程を昔の人々は、極端に言えば

一日がかりで歩いていた事もあるだろう。

歩くだけでそれだけの時間を費やすのだから、仕事を

しながら、この距離を歩く事は出来なかったのではない

だろうか・・・。

きっと今より10数倍も時間の流れは緩やかであったに

違いないのである。

それで、その昔の人々は、そんなに不幸を感じていただ



のである。

何故なら、現代の人々の気付かぬ身の回りの出来事、

存在が緊密に観察され、小さな変化が今よりもっと大き

な変化に感じられたからである。

時空の流れは一定であるにも関わらず、人間は自らの



供の変化にさえ気付かなくなってしまった。

あまつさえ、自分の脚力をどんどん退化させてしまい、自

らの力で生きる事さえ放棄しようとしている。

スポーツでも日常生活に於いても、基本は下半身の力が

支えているのである。

私は、時間の制限や規制を受けない時、歩き始めると何

処までも、自分の力、体力の限界が訪れるまで歩く癖が

ある。

近頃は、現代社会の流れに身を任せ、そんな時間を持て

る事が無くなってしまったのだが、基本は歩く事の大好き

な人間である。

何時か、人間が振り返って、今の社会の矛盾に気が付い

てくれる事を、切に願うものである。

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Last updated  2009.06.24 19:00:13
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