ストップ !! 「第二迷信」

ストップ !! 「第二迷信」

2017年10月10日
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「消費税増税しなくても社会保障の財源はある」
として、「具体的提案」がされるのだが、
そもそも、社会保障費は、「財源があるからする」ものではない。

「軍事費を削って教育や福祉に」というのは、
心情的には共感できるが(しない人もいるが)、

フランスみたいに、「核兵器を持つ軍事大国」でも、教育や医療は保障されている。
消費税は高いが、「高い保険料を取られた上に本人負担」とか、「国公立の大学に行くのに奨学金というローンに頼る」なんてことはない。

「軍事費と社会保障費を天秤にかける」ような論だと、
かつて、川口是先生が言われたように、

普通の人が『戦争か飢え死にか』と問われても『平和』と答えられるか?」ということになる。
そういう選択をさせないための運動が必要だ。

「富裕税」は、ピケティ以来、話題になるが、
「儲けてるんだから労働者に還元しろ」というのも、
心情的には共感できるが(もちろん、しない人もいるが)
根本的に、(儲けていようといまいと)「労働力の再生産費用は、商品の価値に含まれる」はずだ。
つまりは、商品の価格に反映される。
(マルクスが『賃労働と資本』で、「賃金は利益の分け前ではない」と指摘した通り。)

~マルクスの時代には、社会保障なんかなかったから、「労働力の再生産」のためには、「賃金」しかなかったが、
『個人』の賃金に頼らず、プロレタリアートの生活を『社会的に支える』のを目指すのが社会主義じゃなかったかな。
賃金依存では、失業者は助からない。(永久に成長し続ける経済でなければ、失業ゼロはあり得ない。)


(シャネルとかシトロエンとか、フランス人の社会保障費を含む、フランス製の輸入品は、当然、高い。)

「商品が高くなったら景気が悪くなってますます貧困になる・・」というのは、
マルクスを勉強してないんじゃないか?
と思う。
(生産の段階で課税するのも、流通や消費の段階で課税するのも、基本的には同じ。

「やり方」の問題だが。

「貿易品」の場合は、「生産地」と「消費地」が違う。
「輸出品」からは消費税が取れない、という点での「バランス」なんだが。

「相手の土俵で戦う」ことは必要でも、「相手の掌の中で戦う」のは、ほとんど勝ち目がない。





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最終更新日  2017年12月02日 07時18分21秒
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