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白山菊理姫さん
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古代ギリシャの哲学者アリストテレスは
雨の香りを 虹の匂い
といったとか。
雨の香りには2種類あるのを感じられていますか?
まずひとつが雨が降る前の香り。
なんか、雨が降りそうな気がする…
そう思って部屋のなかから外に出ると
ポツリ ポツリ
やっぱり…
ってこんなときないですか?
そのとき、感じたのが雨の降る前の香りです。
そして、もうひとつが
雨が降ってからの香りです。
この2つの香り、成分が違います
雨が降る前の香りは、 ペトリコール
といいます。
この ペトリコール
は、地中にある粘土のことで
この粘土は、植物の油分を吸収する性質を持っています。
雨が降る前って湿度がどんどん高くなるんですが
その湿度が80%を超えると
土の中にある鉄分と ペトリコール
に含まれる油分が反応して
あの雨の香りを出すのだとか。
だから、粘土の名前をとって ペトリコール
と呼ばれています。
ペトリコール
はギリシア語。
石のエッセンス
の意味です。
香りがするのは雨が降る直前までです。
そして、雨が降ってからの香り。
これは、 ジオスミン
です。
えっと~。
これはちょっと良い匂いとはいえないのですよね~
その正体は、土壌中のバクテリアや、
水中の放線菌等により生産される物質。
早くいえば、 かび臭
はっきり言えば、下水道の匂いと成分は一緒。。。。
でもね、どんなに自然溢れるところでも
ジオスミン
の匂いはありますから。
ちなみに ジオスミン
は 大地の匂い
の意味。
梅雨の時期はずっと雨が降っているから
今、感じる匂いは ジオスミン
でしょうね。
そうそう、この雨の香り。
すべてが、 ペトリコール
と ジオスミン
ではありません。
アスファルトの匂い、花の匂い、葉っぱの匂い…
いろいろな成分が混ざっています。
あくまでも、主なものの匂いということですからね。
ぜひ、梅雨が終わったら
ペトリコール
と ジオスミン
の違い
感じてみてくださいませ♪
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