東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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10月1日朝の日記 象さん123さん

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2007.03.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「十字架の刑(3)」

                 マタイの福音書、27章45~50節

 イエスは、十字架の上で7つの言葉を語られました。この「十字
架上の七言」の中で最も衝撃的なのは、「わが神、わが神。どうし
てわたしをお見捨てになったのですか」という第4番目の言葉です
(46節)。

 十字架の刑の第二回目は、前半の3時間に語られたイエスの3つ
の言葉から、自分を捨てられたイエスに焦点を合わせました。十字
架の刑の第三回目は、後半の3時間と第4番目の言葉から、神に捨
てられたイエスに焦点を合わせてみましょう。

一、神に捨てられたイエスについて

 聖書は、神に捨てられたイエスについて、次のような3つの出来
事を記しています。

 1.恐ろしい暗黒の3時間。

 「十二時から、全地が暗くなって、三時まで続」きました(45節)。
このような異常な出来事は、後にも先にもないでしょう。これは、
自然界と自然現象を代表する太陽さえ、子なる神イエスが父なる神
に捨てられるという未曾有の出来事に驚愕し、茫然自失して、光を
失い、イエスの苦しまれる姿を隠したのではないでしょうか。

 2.不気味な沈黙の3時間。

 この暗黒の3時間は、話もなく、言葉もなく、その声も聞かれな
い不気味な沈黙の3時間でもありました。これは、子なる神イエス
が父なる神に捨てられたことによって、父と子の会話と交わりが完
全に絶たれてしまったことを教えているのでしょう。

 3.悲痛な叫び声。

 12時から3時までの恐ろしい暗黒と、不気味な沈黙の3時間が
経過しました。そして3時ごろ、この恐ろしい暗黒と不気味な沈黙
を破って、イエスは大声で、「わが神、わが神。どうしてわたしを
お見捨てになったのですか」と叫ばれました(46節)。

 それは、絶望のどん底からの悲痛な叫び声でした。この叫び声は
――私たちの想像を絶する誠に信じ難いことですが――イエスが父
なる神に捨てられたことは、紛れもない事実であることを私たちに
教えているのです。

二、神に捨てられたということの意味

 イエスが、人に捨てられたことは、人類の罪のためのいけにえと
されたということを教えています。そのイエスが、自分を捨てられ
たことは――人によってむりやりに罪のためのいけにえとされたの
ではなく――ご自分から私たちの罪をその身に負われたということ
を教えています。

 しかしイエスが、人類の罪のためのいけにえとされ、しかもご自
分から私たちの罪をその身に負われたとしても、父なる神がイエス
を「なだめの供え物として」受け入れ(ローマ3章25節)、罪の贖
いが成し遂げられなければ、その死は無意味です。

 イザヤは、苦難のしもべについて「主は、私たちのすべての咎を
彼に負わせた」と述べています(イザヤ53章6節)。またパウロ
は、「神は、罪を知らない方(イエス)を私たちの代わりに罪とさ
れました」と記しています(第二コリント5章21節)。

 イエスが、神に捨てられたことは、主が、「私たちのすべての咎
を彼(イエス)に負わせた」ということ、すなわち神が、「罪を知
らない方(イエス)を、私たちの代わりに罪とされ」たということ
を教えています。

 イエスは、神に捨てられることによって、「私たちの代わりに罪
とされ」、私たちを罪から贖い出してくださいます。言い換えれば、
イエスは――誠に恐れ多いことですが――神に捨てられる以外に、
「私たちの代わりに罪とされ」て、私たちを罪から贖い出すことは
おできにならなかったのです。

拙著「キリストの生涯の学び」203「十字架の刑(3)」より転載





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Last updated  2007.03.25 16:19:58
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