東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2008.02.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「教会に仕える道(3)賜物による奉仕」


                  コリント人への手紙、第一、12章

 最後に賜物による奉仕について学んでみましょう。

 賜物とは、価なしに与えられる贈り物のことです。この賜物には、
およそ次のような三種類のものがあります。

 1.自然の賜物――生来の才能や能力による人間的な賜物です。
 2.恵みの賜物――信仰によってすべての人に与えられる神から
の賜物です(ローマ6章23節、エペソ2章8節)。これは、罪から
の救いであり、永遠のいのちです。
 3.御霊の賜物――聖霊によって各自に分け与えられる霊的な賜
物です(8~10節、ローマ12章6~8節)。これには、慈善や奉
仕、教えや勧め、知恵や知識の言葉、預言や異言、また奇蹟やいや
し等があります。

 私たちは、なぜ違った賜物が与えられ、それを用いて教会で奉仕
するのでしょうか。

一、神のみこころであるから(神に対して)

 聖書は、教会をキリストのからだにたとえ、ひとりびとりのキリ
スト者は各器官であると教えています(12、27節)。人間のからだ
は、違った構造をもった各器官が、それぞれ違った場所にあり、そ
れぞれ違った働きをするものです。このことをパウロは、次のよう
に述べています。

 1.「みこころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与え
てくださる」(11節)――構造の違い。
 2.「神はみこころに従って、からだの中にそれぞれの器官を備
えて(文語訳は、置いて)くださったのです」(18節)――場所の
違い。
 3.「そして、神は教会の中で人々を次のように任命され」(28
節)――機能の違い。

 ですから、からだの各器官であるキリスト者が、おのおの違った
賜物が与えられ、それぞれ違った立場に置かれ、めいめい違った働
きをするのは、神のみこころなのです。

二、自らの確信のため(自分に対して)

 神から各自に与えられている自然の賜物は何でしょうか。恵みの
賜物は、いつも明確でしょうか。御霊の賜物は、いったい何でしょ
うか。私たちが、これらの賜物を明確に見いだすなら、次のような
三つのことを確信することができます。

 1.自らのなすべきことがわかる。
 私たちは、自らの賜物を発見するなら、教会の中において私たち
のなすべきことがわかり、自らの行動を確信することができます。

 2.自らのおるべきところがわかる。
 そして私たちが自らのなすべき分を果たすなら、教会の中におい
て私たちのおるべきところがわかり、自らの立場を確信することが
できます。

 3.自らのあるべき姿がわかる。
 さらに私たちが自らのおるべきところが分かるなら、教会の中に
おいて私たちのあるべき姿がわかり、自らの状態を確信することが
できるのです。

三、人々との調和のため(人に対して)

 私たちが神から各自に与えられた賜物を見いだすことは、次のよ
うな三つの目的があるからです。

 1.互いに認め合うためです。
 私たちは、神から各自に与えられた賜物を見いだす時にのみ、互
いの必要性を知り、相互になくてはならない存在であることを認め
合うことができます。

 2.互いに助け合うためです。
 そして私たちが相互になくてはならない存在であるのみならず、
その賜物は、単に自分のためではなく、他の人のためであるという
ことを認め合う時、互いに助け合うことができます。

 3.互いに育て合うためです。
 さらに私たちは、自らのなすべきことと、おるべきところと、あ
るべき姿を明確にする時、ほんとうの意味において互いに育て合う
ことができます。

 このようにする時にのみ、他の人々との真の調和があるのです。





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Last updated  2008.02.19 23:53:42
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