東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2009.04.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「神の自由と人の自由」

                    ガラテヤ人への手紙、5章1、13節

 「キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださ
いました」(1節)。

 「兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたの
です。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互い
に仕えなさい」(13節)。

 この御言葉の前半には神が私たちに与えてくださる自由について、
後半には人がその自由を濫用してはならないことについて記されて
います。そこで、神の自由とは「神が与えてくださる自由」、人の
自由とは「人が求める自由」として考え、特に両者は、どのような
違いがあるのかということについて聖書から学んでみましょう。

一、人が求める自由について

 人類の歴史は、不自由な社会にあって自由を求め続けた歴史です。
人が求める自由の代表的なものは基本的人権です。日本国憲法では、
次のような自由が保障されています。

◇奴隷的な拘束・苦役からの自由(十八条)
◇思想と良心の自由(十九条)
◇信教の自由(二十条)
◇集会・結社・表現の自由(二十一条)
◇居住・移転・職業選択の自由(二十二条)
◇学問の自由(二十三条)
◇生命の自由(三十一条)
◇身体の自由(三十四条)

 民主主義が確立した国は、基本的人権を獲得することができまし
た。しかし生まれながらの人間は、この基本的人権だけでは飽き足
らず、次のような自由を求めるだけでなく、そのように振舞ってい
ます。

1.自らの欲望のままに振る舞う自由。
2.他の人のことなど考えず、わがままに振る舞う自由。
3.誰にも干渉されず、放って置かれる自由。

 しかし、これらはみな、間違った自由ではないでしょうか。

二、神が与えてくださる自由について

 神が与えてくださる自由は、どのようなものでしょうか。新約聖
書の原語であるギリシャ語には、日本語で「自由」と訳される言葉
が三種類ほどあり、その言葉の意味は、それぞれ次の通りです。

1.奴隷として束縛されないこと(1節)
2.赦免されること(ルカ4章18節)
3.行動する権利(第一コリント8章9節)

 これらのことから神が与えてくださる真の自由とは、次のような
ものです。

 ◇罪の奴隷となって罪に束縛されていた人が、罪から解放される
ことこそ真の自由です(ローマ6章17、18節)。
 ◇永遠の死という刑罰を免れ、罪を赦されることこそ真の自由で
す(同8章1、2節)。
 ◇善も悪も支配する力を持つことこそ真の自由です。なぜなら、
「自分でしたいと思う善を行わないで、かえって、したくない悪を
行って」(同7章19節)しまうことほど不自由なことはないからで
す。

三、自由の教訓について

 神が与えてくださる自由と人が求める自由には、次のような違い
があります。

 1.神が与えてくださる自由
私たちを内側から束縛する罪から解放されることです。
 2.人が求める自由
私たちを外側から束縛する法から解放されることです。

 「法」とは、「おきて」とか「定め」、また「きまり」とか「規
則」のことですが、この「法」には「正しい法」と「間違った法」
があります。人を外側から拘束する間違った法から解放されること
は、基本的人権を獲得する正しいことですが、人を外側から規制す
る正しい法から解放されることは、間違った自由を求める罪です。

 これに対して神が与えてくださる自由は、私たちを内側から束縛
する罪から解放されることであり、これこそ十字架の贖いによるキ
リストの救いです。

 私たちは、私たちを内側から束縛する罪から解放されて、「自分
のしたいと思う善を行」い、「したくない悪を行」わない(ローマ
7章19節)自由を持っているでしょうか。





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Last updated  2009.04.20 23:14:12
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