東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2016.05.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「無意識の霊と心による歩み」  2016年日5月30日

インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network 
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
した。2014年7月23日放映「 神が与えてくださる知恵 」 
130602人間を構成する三つの要素枠あり.jpg

「無意識の霊と心による歩み」
                                    甲斐慎一郎
                 ローマ人への手紙、7章15~25節

一、霊は無意識で、心の奥も無意識です

  霊は、もともと無意識ですが、心も表面は意識することができま
すが、心の奥は無意識になります。このことを発見したのが精神分
析学の創始者のフロイトです。

  キリストが十字架の上で語られた第一声は、「父よ。彼らをお赦
しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」
という言葉です(ルカ23章34節)。パウロは「私には、自分のし
ていることがわかりません。……私は、自分でしたいと思う善を行
わないで、かえって、したくない悪を行っています」と告白してい
ます(15、19節)。

 この無意識の霊と無意識の心が意識している心を支配しています。
言い換えれば、 人の行いは、善であれ、悪であれ、意識して行うこ
とと無意識のうちに行うこととの両者があり、しかも無意識のうち
に行うことが意識して行うことを支配しているのです。

二、愛の行為は無意識に行います

 サマリヤ人は、強盗に襲われた人を見た時、愛のゆえに彼に近寄
って行きましたが、それとともに彼を助けるにはどうすればよいの
かということを即座に考え、一つ一つ適切な処置を施しています
(ルカ10章34、35節)。

 オズワルド・チェンバーズは、「愛は意識するものではなく、思
わぬ仕方であふれ出るものである。パウロの愛に対する考えの基本
には、計算高い確かさの要素など少しもない。……意識しないとい
うことが愛の特質である。……私たちの信仰生活を振り返ってみて、
説明できない自発的で真実な愛の感情があるのに驚くことがある」
と言っています。

私たちは、罪を悔い改めてキリストの贖いを信じるなら、「聖霊
によって、神の愛が私たちの心に注がれ」(ローマ5章5節)、当
然のこととして、ごく自然に神と隣人を愛するようになります。そ
れは意識しないものです。

三、罪の行為は無意識に行います

 羊たちは、キリストに愛の奉仕をしたことを賞賛された時、「主
よ。いつ……しましたか」と驚いて答えています(マタイ25章37
~39節)。彼らは、この奉仕は、神のためであるとか、隣人のため
であるという力みや気負いが全くなく、当然のこととして愛の奉仕
に励み、しかも無意識にしていたのです。

 これに対して山羊たちは、キリストに愛の奉仕をしなかったこと
を叱責された時、「主よ。いつ……しなかったのでしょうか」と驚
いて答えています(同25章44節)。彼らは、この奉仕は神のため
であるとか、隣人のためであるという力みや気負いがあり、その奉
仕は押しつけがましいものでした。彼らは、結局は自分のためにし
たのです。

  もし私たちが、神と隣人を愛していることを意識的に感じること
を求めるなら、もはや真の愛ではありません。それは、自分で自分
を喜ばせる自己満足や、自分で自分を賞賛する自己礼賛ではないで
しょうか。

四、人の歩みは無意識に行います

  人間の内臓は、意志の力の及ばない「自律神経系(交感神経と副
交感神経)」によって自動的に働いています。もしすべての内臓を
意志の力によってからだを動かす「知覚と運動の神経系」によって
働かすとしたら、仕事や勉強をするどころか、睡眠をとることも休
むこともできず、死んでしまうでしょう。 いのちに関わる大切なこ
とは、無意識のうちに自動的に行うように造られているのです。

霊と心も、いのちに関わることは無意識のうちに行います。「肉
の思い」を持つ人間は、意志の力で罪を犯すことをやめることも、
愛の行いをすることもできません(19節)。私たちは、キリストと
ともに十字架につけられて「肉の思い」が取り除かれ、「御霊によ
る思い」が心に宿り、神の愛と聖霊の力が与えられて無意識のうち
に愛の行いをするのです。

 そのためにキリストは、お生まれになり、十字架の上で私たちの
罪をその身に負い、天に昇り、聖霊の降臨によって神の「律法(す
なわち神の思い)を彼らの思いの中に入れ、彼らの心に書きつけ」
てくださったのです(ヘブル8章10節)。
甲斐慎一郎の著書 → 説教集
次回は2016年6月6日「あなたの心を見守れ(3)神を知る知識」
です。






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Last updated  2016.05.29 23:43:12コメント(0) | コメントを書く


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