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備忘録

コーヒーの美味しいとは主観性が占める部分が大きい。

コーヒーを淹れる上で、美味しいの定義を知ることは大事だ。

美味しいには100人いたら100の美味しいがあり、トップバリスタは、100の美味しいを引き出せる幅がある。

ただし

美味しいの幅にも正規分布があり、逸脱しすぎる部分を美味しいと言えるのかは議論の余地があると思う。

なので、世の中にあるコーヒーを美味しく淹れる方法なるものは、まず美味しいとは何かと向き合わずに盲目的にその抽出方法を信奉すると、出せる美味しいの幅が狭くなる。

盲目的にならないために必要なことは、抽出者自身が様々なコーヒーを飲むことで美味しいの幅を理解することが必要。

また、美味しいの再現性を高めるためには、抽出者自身の味覚を磨くことは必須で、飲んだ印象を言語化し表出する作業は美味しいコーヒーを淹れる上での第一歩となる。



これはバリスタの共通言語と言ってもよいだろう。

道標がないのに、コーヒーを言語化することは難しいため、先人が味の道標として記した用語に即して言語化を重ねる内に、コーヒーの味は言語として昇華されていく。

コーヒーの美味しいを知ること、それがコーヒーを淹れる上での第一歩。

備忘録2
1杯のコーヒーから感じる春夏秋冬

コーヒーには季節がある。冷めたコーヒーは美味くないと言うが、それは古い考え方だ。

美味いコーヒーは冷めても美味い。

時間をかけて温度変化していく一杯のコーヒーを、春夏秋冬のように味わいの変化を楽しむ。

淹れたてのコーヒーは香りとコクを楽しみ、温度が下がってから出てくる果実感や酸味を楽しむ。

一杯のコーヒーから楽しめる多様な味の変化も、コーヒーの美味しいの楽しみ方の一つだ。

備忘録3


基本的にコーヒーの抽出は減点式だと考えている。これは、バリスタによって考え方は違うだろうが、豆のポテンシャル以上は引き出せないと考えている。

故に、美味しいコーヒーを飲むためには、絶対的に品質の高い豆を選ぶことが大事なのだ。

もちろん、品質と美味しいが比例しているのならば管理が大事なのは当然である。

管理が疎かであると品質も下がるため、当然ながら適切な管理方法を知る事も大事だ。


コーヒーを淹れる上で技術から学ぼうとすることは良いことだが、一番大切な一歩は美味しいを知ることだ。



コーヒー道は奥が深い。





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Last updated  2023年10月15日 10時49分57秒
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