ユーカリの木陰で里の行

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2008.08.08
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カテゴリ: 子育て
二歳の息子が、たまぁぁに妙なことを言うことがある。

昨日も買い物の帰り、息子と二人で
カフェでお茶をしていたら、唐突にヘンなことを言った。

「ママ、あの人、暗くなってる」

最初私は子どもの戯言だろうと気にしなかったのだけれど、
その後から入ってきた親子が私たちのテーブルの傍らを通り過ぎるときに
ムゥはまた言った。
「この人たちは暗くなってないから、大丈夫だね」、と。

ふと気になって、「暗くなっている」とはどういうことなのか聞いてみると、

どうやらその人の周囲が彼には真っ暗に見えるらしい。

もしかして、この子ってば、オーラのことでも言っているのかしら?

私も気になって、どの人が暗くなっているのかと尋ねてみた。
たとえば私たちの後ろには八十歳を超えているだろう、おばあさんが座っている。
けれどムゥは首を振り、カウンターの横を指さした。

「あの人、暗くなってる。大丈夫じゃない」
と眉間に皺寄せ、哀しげな顔までして首を振る。
ムゥが指したその人は、若い女性だったのだが、松葉杖をついていた。
そうして振り向いた顔は、私も一瞬びっくりしたくらい青ざめていた。

幼い子供たちには大人に見えないものが見えるというけれど、
ムゥの目にはいったい何が見えていたんだろう?

死を間近に控えた人のオーラは真っ暗になると何かで読んだけど、
息子の目には彼女の周りが暗くなっているのが見えて、
普通の人と違う様子に、幼いなりに心配したんだろうか?

だけどやはり二歳児。
問い詰めると訳わかんなくなってゆくのが常であるから、


それにしても、
一度、子どもの目を通して世界を見てみたいなぁ。

アコマク







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Last updated  2008.08.11 04:57:35
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