ユーカリの木陰で里の行

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2009.10.31
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カテゴリ: ファミリー

恒例のハロウィーンパーティーが開かれる。
今年は週末に重なったため、いつもより早く4時からの開始である。

それにしても、このママ友ファミリーとの付き合いは、思い返せば
長女メェのマザーズグループからだった。
当時ベイビーだった子どもたちも今ではみんな七歳。
ほんと月日の経つのはあっという間ですね。

さて、ハロウィーンならもちろんパーティーは仮装のお約束。
メェは右手にハロウィーンかぼちゃのランプ、左手に魔女ほうき、

そうして息子のムゥは、どうしても魔法使いは嫌だと海賊に、
ダディンは半端で今一つやる気に欠けるドラキュラに、
私は悪魔くんに変装し、
ちぐはぐ怪しげアダムス・ファミリーもどきとなって車に乗り込む。

クリちゃんの家の前庭には既にパンプキンヘッドのピニャータが吊るされて、
クモの巣で覆われた玄関先の向こうには、蛍光塗料の骸骨画。
デッキではマントに覆われたドラキュラがうつむきかげんで椅子に腰かけている。
私たちがデッキに足をかけるや、「 ワッ! 」。

ドラキュラ・ダディンの熱の入った歓迎ぶりに、
メェはキャーキャーはしゃいでいたけれど、

「帰る!」とごねだして、ドラキュラ・ダディ、フィルさんは
急遽マスクを外して、ご機嫌取りのピエロ役を演じるハメに。すみません。。。
ムゥはハロウィーン・ロリィのぺろぺろ飴で、やっとご機嫌を直してくれました。

魔女に、ドラキュラ、ゾンビに、闇の妖精、フランケンシュタイン、と
みんなそれぞれにがんばっていたけれど、

全身を手の込んだゾンビ衣装で覆っているうえに
ゾンビマスクには髪まで付いている。
フルタイムの管理職で忙しいハリ君ママが
いったいいつの間にこんなコスチュームをつくったんだろ?と感心していたら、
インターネットのオークションでゲットしたそうな。
さすが、ビッキー。コーディネイトはお手の物デス。

で女の子の部は、なんといっても主催者クリちゃんの娘さん。
「Dead Princess」がコンセプトだそうで、
白い花嫁衣装に、ゴシックな白化粧をして、口元には血流メーク。
ドレスの胸元やベールにもご丁寧に血染めがされている。
それにしてもこのペインティングは洗って落ちるのであろうか?

子どもたちは早速ハロウィーンヘッド・キャンドルスタンドの製作だ。
かぼちゃならぬメロンをくり貫いて、蝋燭立を作るのだ。
アイルランド系クリちゃんの話では、元々ケルト民族から伝わったハロウィーン。
本来はカボチャではなく、メロンをくり貫きハロウィン頭を作ったのだそう。
それがカボチャに変わったのはアメリカからで、
当時アメリカにはメロンは珍しかったものの、
野生のカボチャならごろごろしていたからだそうな。
いずれにしてもカボチャをくり貫くのは大変だけれども、
メロンなら七歳の子たちでもできるってことで、みんな楽しそうに大奮闘。
ちなみに写真手前がメェ製作のハロウィーン頭です。

その後は、子どもたち待望、ハロウィーンマーチ。
「Trick or Treat?」と近所の家々を練り歩くのだ。
今年は週末にあたったので外出中のご家庭が多いであろうことを考慮して、
クリちゃんが事前に風船を入れたお願いレターをご近所に配ってくれていた。
参加OKの家の門には風船がくくりつけてあるということで、
子どもたちはどやどやと風船を目指して押しかけてゆく。

♪Trick or treat? Smell my feet

と、調子っぱずれな声で合唱する姿は親から見れば微笑ましい。
けど人様から見たらハタ迷惑な脅威かも……。

とはいえ途中で何組もの魔女やバンパイアの集団とすれ違う。
お互いイカレ・ヘッドが自分たちだけでないことに安堵しつつ、
世間話や、あそこの家は大丈夫だよ、とか情報交換を交わしては別れてゆく。
もちろん子どもたちはお菓子獲得で忙しく、それどころじゃないのだけれど。

そうしてたんまりとお菓子をゲットした後は、そろそろ辺りも薄暗くなってくる。
一同はクリちゃん宅に戻って、腹ごしらえ。
ハロウィーンらしからぬ、でもオージーらしく、バーベキューのディナーである。

ディナーを終えれば、さすがに辺りは真っ暗だ。
私たちは前庭に出て、それぞれのハロウィーンヘッドに蝋燭を灯して記念撮影。

その後は前庭の木につるしたピニャータが待っている。
ピニャータとは、元々南米から来た遊びだそうだが、
お菓子の詰まった箱(基本は馬の形だと聞いたけど、
今はトーマスやら宝箱やらいろんなものが売られていて、
子どもたちのバースデーパーティーなんかで活躍する)を吊るして、
それを順番に棒で叩いては壊してゆく。
見事にピニャータが壊れたら、中から零れ落ちたお菓子を拾い合うのだ。
このとき一心不乱にお菓子を拾い合う(いや、奪い合うかな)
子どもたちの様相はまさに嵐のようで、たくましい。
今夜のピニャータは、もちろんカボチャ頭である。

それからも子どもたちはクリちゃんの用意した
リンゴ食い競争(これはHalloweenとは何の関係もないけれど)や
蝋燭の炎だけの薄暗い部屋で、ハロウィーンの夜に起きた殺人ゲームの謎とき
なんてゲームに興じていた。

最期のイベント、ゴシックなDVD鑑賞ではほとんどの子たちが
映画の第二幕にまで辿り着かないうちに爆睡していた。
三歳児ムゥはトリック・オア・トリートで既に疲れ果て、
先にダディンとリタイアしていたのだけれど、
さすがのメェも疲れ果て、映画の途中でお暇しました。

クリちゃんは、アイルランドから移住した亡きお母さんが、
毎年欠かさずハロウィーンの夜を祝ってくれていたので、
無視するなんて考えられないし、
こうしてみんなで祝うのが楽しいのだと言ってくれているけれど、
いやぁ、この準備の良さ、手間暇のかけ方。
毎年のことながら脱帽。感心させられます。

クリちゃん、フィルさん、どうもありがとう。
お陰で今年も楽しいハロウィーンの夜を過ごすことができました。

ハロウィーン深夜、今夜はどんな夢が見れるかな?








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Last updated  2009.11.07 04:51:29 コメントを書く
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