ユーカリの木陰で里の行

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2010.12.06
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カテゴリ: 子育て
オーストラリアの12月 クリスマス と 卒業 。
息子と私の通う ジャパニーズ・プレイグループ でも、
と 卒業式 が行われました。

このプレイグループは、
メルボルン で暮らす 日本人ママ (もちろんダディも) と子どもたち
ボランティアグループ。
毎週月曜日に、教会のホールを借りて活動を行っています。
子どもたちに日本語と日本文化に触れる機会を、と設立された団体なので、
活動はすべて日本語で行われています。

節分、お雛祭り、子どもの日や七夕、夏祭りなど、
日本の行事や文化 を、会の活動にも取り入れています。
毎回の活動でも、 工作 や、
日本語の 絵本の読み聞かせ 、
日本の歌を「 今月の歌
歌に合わせて子どもたちは 楽器 で演奏したり、
かごめや鬼ごっこなど、 日本の遊び をしたり――、と
充実した活動を続けています。


ほんと~~~に ありがたい存在 なのでした。

思い返せば私など、長女メェのときからお世話になっていたのでした。
その娘が成長し、
土曜日のジャパニーズスクール幼稚園部の入園を迎え卒業すると、
今度は息子共々お世話になっていたのでした。

入会当時はまだヨチヨチ歩きだったムゥですが、
プレイグループでの活動を通して、
息子の成長を間近に窺えたのは、すごく貴重でした。

とても工作どころじゃなかったのが、
いつのまにか自分から工作をやりたがるようになっていたり――。

歌やお遊戯、ゲーム、絵本の読み聞かせを
皆で楽しむ「 みんなの時間 」は、
子どもと親が手をつないで「鍋なべ」をしてから始めるのですが、
鍋、鍋、底抜け~
と、みんなが歌い始めるや、
「 ママ、始まったよ! 早く、早く~ 」
と、いつしか私を呼びに来るようになっていたり――。

この「みんなの時間」では毎回、
会員ママたちが交替で 絵本当番 をしてくれます。
子どもたちの前に立って絵本を読んだり、
歌やゲームをコーディネイトしてくれるのですが、
息子もそのうち、その日の当番のお母さんを見よう見まねで、
一緒に手遊び歌を、身振り手振りをまじえて歌ったり、
ゲームにも参加できるようになっていました。
絵本の読み聞かせが始まると、私の膝に坐って、絵本に見入り、
当番のお母さんの声に耳をそばだてている姿が、かわいかったデス。

ムゥは、長テーブルを並べて、親子一緒にみんなで食べる、
お弁当の時間 も大好きで。
毎週月曜の朝になると、
「ママ~、今日もおにぎりは、ゴマ塩とゆかりね~
 果物はイチゴにしてね~」
などと、お弁当の中身を主張していたものでした。

お弁当の後は 外遊びの時間 なのですが、
シャイな息子もだんだんと他の子たちと遊べるようになって――。

こういう、集団の中での子どもの成長を間近に見ることができて、
工作やお遊戯、ゲーム、歌や絵本、お弁当や外遊びの時間なんて、
ちょっと幼稚園でするような活動を、子どもと一緒にできる
プレイグループと言う存在は、
私たち親子にとって、とっても貴重なものだったのです。

最後の2年間は、グループのリーダーを務めたので、
息子も何かと仕事を手伝ってくれていました。
会場として使わせてもらっている教会の鍵を開けると、
私と一緒に玩具を出したり、
子供用の小さなテーブルや椅子をセッティングしたり――。
ちょこまかとお手伝いもしてくれたのでした。

その息子も 4歳 。
来年、土曜日のジャパニーズスクールの幼稚園部入園を前に、
プレイグループの方は、今年で 卒業 することにしました。

その卒業式で、私は会の代表として、
手づくりの卒業証書 を今年退会されるお子さんたちに手渡す、
という貴重な役を授かったのですが、
息子同様、入会当時はも~っと小さく幼かった子どもたちが、
「 はい 」とちゃんとお返事をして、
小さな手で卒業証書を受け取ってくれる姿には、感動しました。
どの子もすっごくかわいくて、すっごく頼もしくて。

我が子に卒業証書を手渡すというのは、奇妙な気もしましたが、
ムゥもちゃんとお返事をして、小さな両手で受け取ってくれました。
卒業生の記念撮影のとき、卒業証書を胸の前に掲げ、
得意そうに、少し戸惑ったような顔をしていた幼い息子を、
きっと私は生涯忘れないことだろうと思います。

思い返せば、ここで、
子どもたちも私も、実にたくさんの友達に出会うことができたのでした。
数え切れないほど多くの温かな思い出を重ねることができたのでした。
これから子どもたちの成長と重なって、
温かく、切なく、思い出はきらめいてゆくのだろうと思います。

それだけでもありがたいのに、私は会員の皆さんから
素晴らしいカードとプレゼントまでいただいてしまったのでした。
会のリーダーとしてふがいなかった、反省する点は多々あって、
それでも寛容に支援し、ご協力くださった皆様に、
お世話になったのは私の方でしたのに…。
ほんとうに、なんとお礼を申し上げて良いものやら…。

会の皆さま、ありがとうございました。

これからもこのプレイグループは充実した活動を続け、
発展してゆくことと思います。
そうして、かつて、 オージーママ ばかりに囲まれていた私が、
娘と共に、初めて日本人ママと子どもたちが集うグループにくわわって、
メルボルンにいながらにして自然に、
自分のなかの日本人であるアイデンティティを表現してゆけたように、
きっとこれからもたくさんの日本人ママと子どもたちを
支援していってくれることでしょう。

 ムゥ、卒業おめでとう。

これからは、毎週明けに作っていた、
ゴマ塩とゆかりのおにぎりにイチゴという、 ワンパターンな定番お弁当 を、
もう作らなくてもいいのかと思うと、
母はどこか淋しいデスが。^ ^






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Last updated  2010.12.08 05:38:07
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