ユーカリの木陰で里の行

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2012.02.20
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カテゴリ: ファミリー
森のアドベンチャー 。
まずは私たち3人がお手本がてらトライしよう、ということになったのでした。
もちろん初級の、 幼い子でも臆病さんでもOK っというGreenのEasyコースへ出た。

「メェは絶対に行かないからねっ!
 後で後悔しても知らないからねっ」と、不安げな娘に、
「メェもやりたくなったら、次は一緒に行こうねっ!」と笑顔で応え、


スタッフから、もしまんいち子どもがFlying Fox(綱滑り)で
途中で止まってしまって、 宙ぶらりん になってしまった場合、
親が後から押して渡り切る必要があるから、子どもを真ん中に行くようにと言われ、
ダディ、ムゥ、私の順で、命綱をロープにつなぎ、登ってゆく。

大木に足場は作られているのだが、木登りなどとは殆ど無縁の身、
もたもた とよじ登り、木と木の間にかけられた板を
ロープにつかまりながら、 よたよた と進んでゆく。
途中大きな木のところに足場が組んであって、 ほっ 、

そうしてまた次なる板渡りや綱渡り―。

実は、私は木を登って、板をちょこちょこっと歩いたら、
それで終わりなのだろうと高をくくっていたのだが、
一向に降りられる気配が ない 。
どこ???
綱に ひしっ としがみつきながら、 グラグラ 頼りない足場から足場へ、
足をかけたとき、 クラリ 、目眩がした。

ヤバっ!  ここで瞬間ハッとした。
朝っぱらからこんなハードなアスレティック、思えば私がこなせるワケがない!
だいたい超朝型とか言ったって、やることといったら瞑想、
メールチェックにPCで新聞読んで、読書や執筆と、 座りっぱなし である。
思えばここ数年、運動と呼べるような動きといえば、ゆったり公園で犬の散歩か、
ウェイトリフティング系なら、犬か、グズる息子を抱き上げるくらいのものである。
そんな私に綱渡りエクササイズなど…

思わず足元に目を落とせば、ああ、またもや、 クラッ 。
地上4メートルとか言っていたな。
命綱をつけているとはいえ、足を滑らせ宙ぶらりんになりたくはなし…。
それにしても、 終わりはどこだっ!?

ふっと前を見やれば、ダディンばかりか、幼いムゥまで
よたよたながらも、 かなり先 を歩いているではないかっ!?

「 待って~!
 そこの足場で私を待っていて~~~!
」と思わず声を張り上げる。

「待てと言われても、
 ここじゃあ、あんまり立って待ってるところがないんだけど…。
 わかった、とにかく待つ」と、ダディンの当惑声。

「ダイジョーブだよ、ママ。
 ムゥ、恐いけど、ここでママを待つよー!」と、幼い息子の悲痛な決意。

「どうして待ってなんてそんなこと、英語で言っちゃうの!
 せめて日本語で言えばいいじゃない!
 下の子どもたちがみんな恐がっちゃったじゃないの!
 ママのバカ~~~」と下からメェの声。
見下ろせば、そこには娘が 一人 ぽつり と、今にも泣き出しそうな顔で立っている。
明らかに、下で、より恐がってしまったのは娘であった。

マズイ! メェを安心させるためにやったのに、
これでは 激しく逆効果 ではないかっ!
母親としての自覚を取り戻し、
「ママは大丈夫だよ~、
 ゆっくりのんびり楽しんでるだけで~、
 ただみんなと一緒に進みたいな~と思っただけ~」、などと答えるものの、
実情は、一刻も早くこんなとこからは出たい、降りたいと熱望していることは、
たぶん引き攣った笑顔と不自然に明るく装った声音で明らかだったろう。

それでも、もたもた進むうち、いつしか後が詰まってきた。
安全上、私たちの身体はセーフガードでしっかと
コースに張り巡らされた一本のロープに繋がれているため、
追い抜かしたりできないようになっている。

後では、たぶん7歳くらいの男の子、
「気にしないでいいよ、ボクは待てるからね。
 ボクも初めてのときは恐かったけど、2回目だから平気なの」
と、忍耐強く励ましてくれる。
 ボクよ、かたじけない、ありがとう。

そのときダディンが、
「次はフライング・フォックスだけど、イケルかな?
 ロックの仕方、覚えてる?」

え… 、
なんとなく曖昧にインプットされた記憶を手繰り寄せてはみるものの…
真っ白 ―

「どうなっちゃうの?
 ムゥたち、 助かるの…? 」と、怯えるムゥ。

「 ふぇ~~~ん、だからメェが忠告したのに~~~号泣
 もうメェがスタッフを探して、 助け を呼んできてあげようかっ!?」
と、下から娘。

そのときダディンが非常用の降り口を発見した。

すかさず、私も声を張り上げる。
「頼む、メェ、誰かスタッフ、呼んできてちょうだい!」

娘は突かれたように駆けだして、
緑の木々―。
子どもたちの歓声がのどかに揺れる森林で、
この一角だけサバイバル・ドラマ(?)が繰り広げられていたのだった。

結局、スタッフにロックを非常用EXITの綱に付け替えてもらい、
無事、コースの外へ脱出した私たち。
ほっ 。

もちろんメェが、その後、コースに出ようなどという気になるハズもなく、
2時間セッション、
残された1時間を、私たちは森林をぶらついて過ごしたのだった。
時おり、空中で歓声を上げる人たちを見上げつつ。

それでもいつしか子どもたちは、
森に棲む幻のポケモンを探す、とかいうゲームを始め、
楽しそうに歓声を上げていた。

その後、続々と私たちのグループの面々も戻ってくる。
アウトドア系苦手のITダディンは、初級コースでお茶を濁し、
他のダディンたちや子どもたち、
そうして6歳児を連れつつも2回目になるデビリンたちは
Blueの中級コースを回ってきたとのこと。

そうしてなんと、クリちゃんとビッキーは
超上級コース、Black Diamondまで進んだ!とのこと。
クリちゃんは顔に掠り傷を、
ビッキーは腕に擦り傷をつくっての完登である。
ハレ~!!!
いやぁ、すごい、彼女たちの笑顔が眩しかったっス。

その後は予定通り、公園に移って、10歳キッズたちのバースデーパーティーを。
公園の有料BBQコンロでBBQして、
持ち寄りサラダやオードブルでBBQランチ。
なのに、肝心のソース、トマトケチャップ、忘れちゃいました。
そうなの、ソース担当は私デス。。。
ペジ系の私はそれでも良しとできたけど、
ソースなしの肉はかなり辛かったんではないか、、、とお察しいたします。
ごめんよ、みんな!!!

食後は、デビリンとクリちゃんが焼いてきてくれた
カップケーキにキャンドルを灯して、
Happy Birthday!

10歳の合同バースデーパーティー―
お陰さまで今年も思い出深い一日にはなりました。

写真は、「TREE ADVENTURE」のパンフレットから。
そうなの、慌てて出たため私はカメラも忘れてしまったのでした。。。








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Last updated  2012.03.10 09:53:42
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