PR
Free Space
Freepage List
Calendar
Keyword Search

せっかくここまで来たのだからと、ご祈祷もしてもらった。
神職の方がやって来て太鼓を打ち鳴らすや、風が吹き込んだ。
吹き抜けるというよりも渦を巻きなが走ってゆく感じで、拝殿が清められ、空気が変わったのがはっきりとわかった。
ご祈祷中、残念ながら私にはイザナギノミコトとイザナミノミコトの舞は見えなかったけれども、空気が舞うのを感じた。
風が踊っていた。
神職の方が太鼓を鳴らし祝詞を読んで榊を振ったときも、また風が今度は右から左へさぁ~と吹き抜けた。
心が洗われるような爽やかな風で、胸の真ん中がぽっと温かくなる。
お御籤も引いてきました。
ご祈祷前と後で2本も。
別段、前後の違いを試そうと思ったのではなく ( 笑 ) 、思わず惹かれてしまった から。
参拝の後お神籤売り場で 「開運とんぼ玉根付入り おみくじ」 というのが視界に飛び込んできたのだ。
トンボ…
その響きに、 トンボは私のガーディアン・アニマル(?)なもので 惹かれてまったの(詳しくは 2010年7月の日記を「トンボですか…!?」に )。
で、トンボ神籤曰く―
「桜花 盛りはすぎて ふりそそぐ 雨にちりゆく 夕暮れの庭」
って、
「中吉」にしては、なぁんか寂しげで侘し気な詞じゃなぁい!?
つーか、
盛りは過ぎてって…
雨にちりゆくって…
夕暮れって…
黄昏れ過ぎていて…
大きなお世話だっ! って感じィ?ですか… ( 笑 )
だけど続くメッセージにぐっときてしまった。
「思いもかけぬ煩い起りて心痛するが 心正しく身を慎めば年永く音信のたえし縁者又は他人の便ありて喜び事が出て来ます 何事も運に任せ思い煩うな」
それが自分の状況に、ぴたっと嵌る気がして。
そのうえで 大きな心で励まされているような気がして。
思えば一昨年、思いもよらず夫が深刻な病気にかかっていたことがわかったのだった。
そのことを踏まえて励まされているような気がした。
不安だろうが、心的態度を正しくもって生活していれば、他者とのご縁で良いこともある。
あまり心配せずに生きていきなさい、と。
思わず、ほろり。
ご祈祷の後、今度は拝殿を出たところに置いてあった 「開運招福守入りのお神籤」 が視界に飛び込んできた。
お守り入りのお神籤 はいろいろな神社仏閣で出していて、七福神とかの、金色の小さなお守りがお神籤に入っている。
ここ数年、年末年始に里帰りするようになってから毎年どこかで引いていた。
お守りはお財布に入れて持ち歩くと良いってことだったけど、可愛いのでオーストラリアの書斎のPCモニタの上部にずらりと貼ってあるのだけれど、今年は未だだった。
このありがたくて小さくて可愛い「開運招福守」が今年も欲しくなってしまったのだった。
そうして2019年、 今年のお守りは―
「 かえる 」 だった。
そう、あの、蛙。
両生類の。
私の PC
モニタには大黒天さまとか恵比寿さまとか達磨さまとかが並んでいるのだけれども、 カエルさま
があったとは知らなんだ…
ちなみに友達の方は振るほどに幸の出る「うちでの小槌」で、なんか羨ましい感じ。
そうか、私のは、「かえる」、か。
三峯神社のお神籤は、 「トンボ」に「かえる」。
昭和の小学生の夏休みみたいで、風情があって良い ではないか。
と思いつつ、お守りのお神籤を読む。
「かえる」
「無事に帰る」「元のようになる」旅行、外出先からなにごともなく安全に帰ることができ、また悪いことも良いことにかわり 財布から出ていったお金ももどって来るといわれております
「無事に帰る」
オーマイガッ!?![]()
そうだった、 三峯神社参拝が無事にできるよう氏神様にお願いしてきた のだった。
これは… そんな自分にはピッタリ!?じゃあないかっ 。(笑。でもマジ)
それに、日本とオーストラリアを行ったり来たりする、でもって 飛行機が気圧の悪いところを飛んで大きく揺れるたび震え上がって数珠を取り出して真言を唱え祈祷している身には、何よりの御守り ではないのかっ!?
そう思ったときに、ハッとした。
「悪いことも良いことにかわり―」
その一言が出雲大社で頂いたお神籤のメッセージを思い出させた。
「夫婦の和は人道の根源、これを守る者は必ず祖神の愛護を受く」で始まるそこに書いてあったのだ。
「禍変じて福となる。信心を怠るな」と。
そうか、これは、 禍変じて福と するための 御守り なのだ。
変える、変容、トランスパーソナル―
それこそ正に タントラ・ヨーガ、チベット密教の真髄 ではないのかっ。
ジンセイで次々と起こる問題や障害は、 全て行の実践 と考える。
苦難も禍も、英知と菩提心で、悟りと祝福に変容させる。
もちろん私にはまだまだなかなかそんな芸当はできない けれども、2019年、できるようにするためのこれは「お守り」なんだ、 と。
だけど、「元のようになる」って、どういうことだろう?
「元」って、どこ? ジンセイのどの時点?
夫の病気が治るとか?
日本に戻るとか?
???
だいたい万物が変化し続けるということだけが、唯一変化しない現実なわけで…。
と りあえず仏教の「空」は棚に上げておいて、考えてみた。
たとえば私は 人生のどこに戻りたいのだろう?
どこもそれなりに愛しい 気がする。
それは、 そのとき幸か不幸かとか、満足していたか後悔しているかとかとは関係なくー
けれどもう一度体験したいかと問われれば、それよりもむしろ先に進みたい と思う。
ご祈祷の後、境内の食堂でランチを頂いた。
三峯神社の名物料理だというシイタケのカツ丼 を。
カツ丼なのに超特大肉厚の椎茸は上品で、とっても美味しかったデス。
売店で子どもたちにお土産を買って、 御朱印 を貰い ( 私ではなく友達が ) 、それから境内をゆっくりと探索した。
帰りは3時 30 分発のバスに乗ろうと思っていたので、 摂社や末社にも掌を合わせて、それぞれの神様にご挨拶をしながらのんびりと 。
途中地図を見たら、 ご祈祷のとき風が吹いてきた側に本殿があることを発見 。
だからあのとき右側から風が吹き込んできたのかとハッとした。
辺りを一望できる展望台みたいな所が 遥拝殿 だった。
ちょうど毎日神社の掃除をしているという男性がやって来て、「向うに聳える山に三峯神社の奥の院があるから、そっちに向かって拝むと良い」と教えてくれた。
三峯の神様は奥宮の方にいらっしゃるんだ 、と。
彼はわざわざ場所を指さして丁寧に教えてくれたのだった。

彼の教えてくれた方向に しっかりと心を向けて拝んだ。
奥の院への山道、冬は閉まってしまうそうだけど、いつか夏に帰国できるときにはそこまで行ってみたいナ。![]()
それから三峯神社参拝の名物だという「 味噌ポテト 」も頂いてからバスで山を下りた。
途中、道路から落ちて溝に嵌ったトラックが放置されていたのでゾッとしてしまった。
やっぱり車で来なくて良かった…。
合掌。
もちろんその後、 氏神様にお礼参りに行ってきた。
今度は想念ではなく、現実に。
秩父のお酒とお菓子を手土産に参拝 してきた。
このことがあって、実家を出てからは途切れがちだった氏神様とのご縁が深まったのか、それから何晩か不思議な霊夢を見た。
それで今回は日本を発つ朝も氏神様にご挨拶に行ってきました。
午前中の神社には爽やかな陽光が降り注ぎ、きらきらと息をのむほど美しかった。
今回も無事に日本に里帰りできたことを感謝して、無事にメルボルンに帰ることができるようにと祈ってきた。
そうして、2019年の年末もまた無事に帰ってこられるように、と。
願わくば、また家族4人で。
ああ、そう、 まさに
「無事に帰る」 デス。
やはり 「カエル」の御守りは私の必要としている御守り ですね。
三峯神社の神様、氏神様、どうもありがとうございました。
来年もまた参拝できるといいな。

皆様も今週末はちょっと足を延ばして、氏神様をお参りされてはいかがでしょう?
お神籤のメッセージを頂いてくるのも楽しいですよ。
「にほんブログ村」に参加しています。
ぽちっと応援クリックをどうぞよろしくお願いします。
浅草寺のおみくじと心配性 2022.08.03
三峯神社参拝と氏神様とお神籤と(前編) 2019.03.16
スーパーブルーブラッドムーンの夜に(前編) 2018.01.31