ユーカリの木陰で里の行

ユーカリの木陰で里の行

PR

×

Free Space

[マックあつこ・AKO MAKの著書]


『Tamagoー39歳の不妊治療』  Kindle電子書籍 790円


『Tamagoー39歳の不妊治療』単行本 2.310円


『インスタント・ニルヴァーナ 上巻』  Kindle電子書籍 390円


『インスタント・ニルヴァーナ 中巻』  Kindle電子書籍 590円


『インスタント・ニルヴァーナ 下巻』  Kindle電子書籍 390円


『Someday, IVF at 39』  Kindle電子書籍 490円


詳しくは、 マックあつこのHP で
​

Ako MakのHP
​

Copyright © Ako Mak 2018

Profile

マックあつこ

マックあつこ

Freepage List

Archives

2026.10
2026.09
2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

2020.05.08
XML
カテゴリ: チベット仏教
先日ブツフレ(仏教友達)キム姉から
One day Long-Life Retreatのお誘いが届きました。
明日オンラインで
ラマ・ツォンカパ長寿行の1日リトリートがあるから
一緒にやらないか、と。

5月3日早朝6時からネパールのマラチカにある僧院で、
コロナ・ウィルスの鎮静と治癒を願って、
密教リトリートが開催されるのだそうで。
頼めば亡くなった方のご祈祷もしてもらえる、とのこと。

世界各国オンラインで、自宅から同時に参加する密教リトリート

コロナ騒動で、学校や仕事の大半が
オンラインに移行してしまったこのご時勢
(日本ではテレワークって言うんですよね)、
密教徒なら、やっぱオンライン・リトリートですよね(笑)。

日曜はゆっくり家でブログ書いて映画観て・・・と思っていたのですが
(まあ、いずれにしても場所的には
オーストラリアでも外出規制の厳しいビクトリア州、
家にいるしか選択肢もないのですが…)、
確かに、夫の供養にもなりますし。
何より、久しぶりに耳にした
リトリート !って言葉に、心が弾んでしまいました。ぽっ


今年はラマ・ゾパ・リンポシェの
密教リトリートに参加しよう!と思っていたのでした。

2年前に参加したリンポシェの密教リトリートのことはブログに書きましたが
(​ ⇒「山の行より里の行」2018年4月の日記 ​と、
⇒「キャンプdeリトリートと夢見」2018年5月の日記 ​に)、
リンポシェは2020年もオーストラリアにいらっしゃることになっていて、
3月21日から4月18日ベンディゴのアティーシャ寺院で
リトリートが予定されていたのでした。
私も子どもたちを連れて10日ほど参加しようと
今回は寺院のテントまで予約 していた!? のですが、
それが3月の頭にコロナ騒動で急遽キャンセルになってしまって…。しょんぼり

娘など、リトリート最終日のLong Life Puja長寿の法要で
ダキニの舞を踊るダキニ役が決まっていたので
張り切って神事の舞踊の練習をしていたし…。
息子も 初めてのキャンプ(?)リトリート を心待ちにしていたし…。
今回リンポシェはメルボルンのチベット寺院にも
足を延ばしてくれることになっていたので、
もしかしたら夫も1時間だけでも参加できるかも・・・とか
期待に胸を膨らませていたのですが…。

あ、でも考えてみれば、今年は年明けから
インドで行われた ダライラマ法王の5日間リトリートに
オンラインで家族揃って参加していた のでした。
あれは自宅ではなくメルボルンのチベット仏教寺院からでしたが
(よろしければ、​ そのときの日記⇒「家族でダライラマ法王と迎えた年明け」 ​​も)、
オンライン・リトリートは、今回が初めてじゃあないわけで…。
実際、そんな昔のことでもないのに、
あれからいろいろあったせいか、
なんだか遠~い昔のような気もしてしまいます。。。

話が逸れてしまいましたが、早速、
書斎の瞑想空間にノートパソコンを設置して、
オンライン・リトリート場 をつくりましたよ。



で、明日の朝は6時開始だから5時起きだな、
とか張り切っていたら、
それはインド時間で。。。
時差でメルボルンは10時半からでした。

とにかく、
やってみました、
初めての 自宅で オンライン密教リトリート!大笑い

パソコン画面に映し出されたのは、
年明けに開催されたダライラマ法王の大規模なリトリート会場とは一線を画し、
いかにも小狭そうな一室に置かれた簡素な祭壇 で。
その傍らに白人の若いチベット仏教僧が 一人ぽつんと 座っていました。

ネパールもコロナ騒動で
厳しい外出と社会的距離間の規制がかかっているのだそうで、
部屋にはお坊さんや尼さんが数人いるだけのようでした。

リトリートをガイドしてくれたのはこの若いお坊さん
Ven. Namjongさん(なんて発音するんだろう、ナムジョンさん?)。
発音から察するにアメリカ人だと思うのですが、
100%ネイティヴ・イングリッシュ・スピーカーの説法は
チベット訛りの英語を聞き慣れた耳には
やはり聞き取り易かったデス(苦笑、自分の英語を棚に上げてすみません!🙇)。

最初のセッションは「 Transforming a Suffering Life into Happiness ―
日々の苦悩を幸福に変容してしまう生き方」。
この行は私もしたことがありますが、
ものすご~くパワフルなタントラヨーガ。
気を抜けば自我に捕らわれ生活している普段の心を
菩薩の心に変容させてから1日を始めようとする
動機付けのための密教行です。

久しぶりにやってみて改めて思いました。
毎朝、起き抜けにこの行をしてから1日を始めるなら
どれほど素晴らしい人生を送れることだろうか、 と。
続く朝のお勤め行のクオリティも遥かに高くなりそうです。
そうは思っても30分はかかってしまうので実行は難しそうだけど、
せめて週1くらいなら…。

その後のLama Chopa行は、 手元に教典がなかったので、
私は聴きながら瞑想 していました。

それにしても、ネパールは小鳥が多そうデス。
ナムジョンさんの背後で揺れていたカーテンの隙間から
いろんな小鳥のさえずりが爽やかに聞こえてきて、和まされました。
草原か、ヒマラヤ山脈か、町並みか、
窓の向こうにどんな光景が広がっているのかはわかりませんが、
小鳥のさえずりにのってゆったりと
さざ波のように平和な空間が
私の小さな書斎にまで流れ込んできたのでした。ぽっ

行の後、ナムジョンさんの思い出話も印象的でした。
コロナ騒動の鎮静化と治癒を祈って法要をしたときに
ラマ・ゾパ・リンポシェがナムジョンさんたち僧侶に聞かれたそうです。
どれだけ仏陀の教えを真剣に受け止めているか、と。

世界中がコロナ・ウィルスに怯えている。
目に見えないそのウィルスを予防するために
人々は政府や医師団の言葉を守り、
手を洗い、うがいをして、マスクをして、外出を控えている。

では、カルマはどうなのか?
ウィルスに感染することを予防するように、
どうして負のカルマを積んでしまうことを恐れないのか?
信じる信じないに関わらず、
あなた自身の今日の言動が自分の未来をつくっているというのに、
どうしてそのことには鈍感でいられるのか?と。

リンポシェに問われてナムジョンさんはハッとしたそうです。

確かに、
自分はもう1月以上も僧院から1歩も外に出ていない。
政治家の指示や医者のアドバイスを忠実に実践して、
小まめに手を洗って、うがいをして、ウィルス予防に努めている。
一方、Dharma(仏法)行の方は?
何ていうか…、
ああ、釈迦牟尼仏陀さん、
自分を守るためのアドバイスをどうもありがとうございます。
カルマの法則とか、 そのうち ゆっくり考えてみますね的に。
僧になってからでさえ、自分は
今回のコロナ対策くらい忠実に実践してきたと言えるのだろうか?

実際、コロナで亡くなる方もいる。
だけどコロナにかからなくても、
いつの日か人は必ず死ぬ。
それは絶対に避けられない自然の理であって、
カルマの法則は今この瞬間にも作用し続けているのに
果たして自分は
本当にそのことを意識しながら行動しているのだろうか?と。

そう話してくれたナムジョンさんの言葉は私の心も打ったのでした。


このセッションの最期にした REJOICEの行 も心に残っています。
Rejoice、Joyous Effort は六波羅蜜の一つ、精進。
善行を喜びながら精進してゆくという行です。

ナムジョンさんの誘導で、 How Wonderfulと喜びの瞑想 をしました。
自分は今日みんなと一緒に自宅でこのリトリートに参加している、
なんて素晴らしいんだろう!
コロナ騒動の解決と人類の平和を祈って、このセッションに参加している、
なんて素晴らしいんだろう!

どんどんどんどん、自分のこれまでにしてきた善行を思い出しては、
How wonderful!
How wonderful!
How wonderful!
と喜んでゆく。

そうしてそれがどれほど尊いことか。
それを可能にしてくれた周囲の環境や人、全てのご縁に感謝してゆく。
それらがいかに得難く貴重なことであるかを
How Precious!
How Precious!
How Precious! と改めて感謝し続ける。

続けてゆくうち、いつしか心は軽く、
澄んだ青空のように晴れ晴れと、広々と
限りなく透明に広がってゆくのでした。ハート

瞑想を終えて、改めて思いました。

夫の火葬やお葬式の手配も終わらないうちに
オーストラリアでも「Covid-19コロナ・ウィルス」の悲報が続き、
スーパーではパニック買いから商品が消え、
びっくりびっくりびっくり と
驚いている間に非常事態宣言が発動されて、
あっという間に数々の社会規制が敷かれてゆきました。
降って湧いたようなコロナ騒動に圧倒されて、
いつの間にか毎朝、起き抜けにTVをつけて
ニュースに耳を傾けるのが習慣になっていました。

そこで毎朝更新される世界のコロナ感染者、死亡者数。
その途方もない数字を聞いているだけでも
心はドッと暗くなってくる。
先の見えない不安で気持ちも萎え、重くなっていったのでした。しょんぼり

もちろん、これらの情報は無視できない貴重なもので、
実際この瞬間にもコロナで苦しんでおられる方は大勢いるわけで。
でもだからといって私が自分の心を委縮させていても
なんの益もない わけです。
自分にとっても、子どもたちにとっても、周囲にとっても。

ともすれば心がふさぎがち悲観的になりがちな今だから、
Rejoiceの行や瞑想は とりわけ 有益だと改めて実感 しました。
何も瞑想クッションに座らなくても、
気づいたときに 、ほんと
3分間でもいいから毎日実践してゆこう 、と。


リトリートはインド時間で午前6時から午後7時半まで、
1時間半ごと4セッションでした。
結局、私が参加したのは午前中(インド時間で)
2セッションだけでしたが、
50か国近くから参加されたそうです。

世界各地でオンラインでつながって、
一斉に瞑想して、マントラを詠唱して、祈祷して行をする。
一緒だからもっとパワフルなリトリートができて、
私も人生から一休み させてもらえました。

後で、リトリートが行われたチベット仏教寺院を探したら
Maratika僧院という美しい洞窟で有名なお寺 でした。
こんなところで瞑想できたら素晴らしいだろうな~。
僧院のHPで写真がご覧いただけますよ。
​ ⇒ https://maratikamonastery.org/ ​



「にほんブログ村」に参加しています。
応援クリック、よろしくお願いいたします(^^♪

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 仏教的生き方へ
にほんブログ村




[マックあつこの著書]

『Tamagoー39歳の不妊治療』
えっ、不妊症!?  ミラー月子はたまご時計に急かされながらベイビーを夢見て先の見えない旅に出た。 メルボルンからアラフォー妊活小説
​
『Tamagoー39歳の不妊治療』 Kindle電子書籍
​


『Tamagoー39歳の不妊治療』単行本

『インスタント・ニルヴァーナ』

もしもあなたの大切な人がカルトの罠に嵌ってしまったら?  マインドコントロールの鎖は密かに繋がれてゆく。 サスペンス長編3部作

​
『インスタント・ニルヴァーナ 上巻』 Kindle電子書籍
​

​
『インスタント・ニルヴァーナ 中巻』 Kindle電子書籍
​

​
『インスタント・ニルヴァーナ 下巻』 Kindle電子書籍
​

[Ako Mak 英語の著書]

『Someday, IVF at 39』
‘Someday, IVF at 39’
― poignant, humorous and mysterious ― a cross-cultural odyssey for motherhood.
​
『Somedsay, IVF at 39』 英語版Kindle電子書籍
​

​
『Someday Baby: IVF at 40』単行本
​


[マックあつこのHP]

​ マックあつこのHP ​


​ Ako Mak HP ​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.05.10 16:13:29
コメント(0) | コメントを書く
[チベット仏教] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: