もしもしカエルさん

もしもしカエルさん

2007.01.20
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カテゴリ: Books



最初のとっかかりって、何となくうだうだしていませんか。
極端なはなし、白い紙に最初の一本を引くのも躊躇するくらい。
更に、これでなんとか形が見えたかなと判断出来るまでも、
気持ち的にはっきりしない時間が永遠と続く。
途中で、これは纏りそうもないからいっそのことやめちゃおうかとか思ったり、
うたた寝してしまったり。
しかし、そこを通り過ぎて形が見えてくると一気呵成に製作に没頭してしまう。

ひとそれぞれとは思うが、自分の場合はそんなことが多いように思う。

最初に漠然としたイメージはあるのだが、
1時間2時間弄っていてもなかなか形が決まってこない。
粘土は堅くなっていくし集中力も続かない。
もう形にならないからやめようかと思いながらもなんとなく弄っていく。

そのうち、突然これでいけそうと思える時がくる。
その後は形が固まってくるのが楽しくてしょうがない。

と思っていたら、そんな感覚をうまく言い当てている本を読んだ。

「職人ワザ!」

著者いとうせいこう氏が浅草近辺に住む職人さんを尋ねお話を聞くレポートなのだが、
その中の原型師山口緩奈さんとの対話の中で紹介されていた。
職人さんでもそんなことがあるのだと興味深く読んだ。

この本では、彼女の他、扇子職人、文字書き、手ぬぐい屋さんなどを紹介しているが、

しかし、そこは著者いとうせいこう氏の力量か、
その場のライブ感が伝わってきて一気に読める。
職人さんのお話も面白く、知識も増える
2005年8月発行なので新刊ではないが、
内容は決して古くはなっていない。

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最終更新日  2007.01.21 00:02:13
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