窓の外へ

窓の外へ

2011年02月27日
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ここ1週間くらい、強烈に思い出しているレッスンがあります。
2年前のゴールデンウィーク合宿の、トミー・トンプソン先生のミニグループレッスンでのことです。

なんとなく、自分の番が来ても質問が思いつかず(私にとってはすごく珍しいことです)、先生のお任せでお願いしてみたところ、
「日本人は大変礼儀正しい人達で…」に始まり、「いつもお辞儀をしている」と言われ、何故かお辞儀のレッスンになりました。

その時私にはあまり印象はなく、ああまたピアノの習慣が無意識に出ていたんだなあ(からだが常にお辞儀をしているような状態を無意識に、習慣的に作り出している、という意味)と思った程度で何気なく終わったのですが、今になってこの言葉がもっと深い意味で自分に響いて来ました。

気になってきたのは、自分の、外側の世界に対する認識の仕方の習慣のような、無意識の反応のようなものの存在です。常に謝っていたり、常に謙遜していたり…。
日本人的な反応なのかもしれないし、私の家族から伝わっているものかもしれませんが、その言葉を思い出すたびに、「お辞儀をしないで歩いてみよう。」とか、「お辞儀をしないでピアノを弾いてみよう。」と実験しています。

実験してみて思うのは、世界と私が同じような大きさになったと感じることです。以前は、無意識だったけど、「大きな世界に対して小さい自分」という観念があったみたいです。自分は世界に対して小さく在らなければならない、と思って、その目で世界を見ていたような気がします。

でも2年前のレッスンが今になって効いてくるなんて、人間の「記憶」とか「認識」って面白いなあと思います。






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最終更新日  2011年02月28日 00時03分56秒
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