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2017.01.10
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カテゴリ: 介護

気管切開の女児、普通学級楽しい 福井市河合小、クラス全員で支援



気管切開し、看護師によるたんの吸引が必要な小学1年生の女子児童が、

福井市河合小の普通学級に通っている。


声は出せず、

意思の疎通は口の動きを読み取るかジェスチャーだけだが、

クラスメート の支援を受けながら、学校生活を送っている。



  ■看護師が待機■



 児童は浪花莉愛(りな)ちゃん(7)で、

2016年4月に河合小に入学した。



 莉愛ちゃんは脳腫瘍で、これまで3回手術。

右半身にまひが残っており、気管切開も行ったため、

首には管状の医療器具が付けられている。


のどの穴からチューブを入れて

吸引器でたんを吸い取る作業が1日に数回欠かせず、

授業中は常に看護師が待機している。



 12月16日の算数の授業。


担任の柳原映理子教諭(52)が

「写真の中でいすに座っている人は何人ですか?」

と質問すると、

手を挙げてあてられた莉愛ちゃんは立ち上がり、

クラスメートに向かって

「な・な・に・ん・で・す」

と口を動かした。


するとクラス全員が口の動きを読み取り

「いいでーす」

と声を合わせた。



 莉愛ちゃんは体育の授業も受けており、

学時から見守っている看護師の井上真希さん(30)は

「最初は右足を引きずりながら歩いていたが、

バランス感覚が良くなり、だいぶ早く歩けるようになった」

と話す。


  ■特別支援学校■

 莉愛ちゃんの家族は、

学校を決める際、特別支援学校を選択肢に入れていた。


入学するには視覚障害、聴覚障害のほか

▽知的障害▽肢体不自由

▽病弱―の種類ごとに学校が振り分けられる。


 莉愛ちゃんは「病弱」の部類で、

福井市内では福井東特別支援学校に通うことになる。

ただ同校では一緒に入学する同級生がいなかった。


母の恵さん(40)の「人とのかかわりを覚えてほしい」との思いもあり、

小学校の入学先を探すことにした。


 校区の学校に見学に行ったときは

「児童数が多く、目が届きにくい」

と言われた。


しかし隣の校区の河合小は積極的に受け入れてくれた。

登下校は家族らが車で送り迎えしている。


 ■自然と優しく■

 算数の後の休み時間、莉愛ちゃんは転んでしまい、

顔を机にぶつけた。

隣にいた男子児童は莉愛ちゃんの両肩に手を置き、

顔を近づけて「大丈夫か?」と声を掛けた。

莉愛ちゃんは「うん」とうなずき、

痛みと涙をこらえながら、自分の席についた。

柳原教諭は

「私が何か言わなくても、周りの子どもたちは自然と優しく接してくれている」

と話す。


下校時には、玄関先で莉愛ちゃんと手をつなぐ上級生もいる。



 福井県教委によると、医療的ケアが必要な子どもで、

公立の小中学校に通うのは福井県内では莉愛ちゃんだけだ。


恵さんは

「医療的ケアが必要な子どもでも、

普通学級に通う選択肢があることを、多くの人に知ってもらえれば」

と話す。

 自宅で宿題をする莉愛ちゃんに「学校は楽しい?」と聞くと、

少し恥ずかしそうに「うん」とうなずいた。


【fukuishimbun  http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/112453.html    】








以前、NHKでも取り上げていましたが、

しっかりと支援の手が届き、

すっかり学校に、クラスに打ち解けて、

学校生活が楽しめていて何よりですね。 🌠






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Last updated  2017.01.24 03:38:20
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