Born  Free☆ミ

Born Free☆ミ

PR

Calendar

Profile

elsa.

elsa.

Favorite Blog

上棟式 New! feela11さん

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

2017.09.22
XML
カテゴリ: 自閉症関連




発達障害(8) 自分のやり方最優先


中学1年生の女の子のエピソードを紹介します。

彼女は、誰からも発達障害だとは思われておらず、

少し付き合いが悪いかな、

という程度の普通の女の子とみられていました。




ある日、中学の部活で、部員みんなで試合に行くのに、

「駅前で集合」と言われました。

その時、ほかの女子部員たちから、

「私たちは先にコンビニで集まって、それからみんなで一緒に駅まで行こう」

と誘われました。

 ところが、彼女は何と答えたかというと、

「面倒くさいから、私は一人で行くわ」。

 中学生くらいの女の子は、

グループで一緒に行動するのが好きですよね。

駅で集合するときも、

300メートルも離れていないようなコンビニにわざわざ集まって、

そこから全体の集合場所まで仲良く歩いていく。

そういうのが楽しいのです。

 そんな女の子同士の付き合いを自分から積極的に断ると、

ものすごく変わり者とみなされてしまいます。

でも、彼女の場合、それが面倒くさいと感じるのです。

そもそも駅で集合するのに、

なぜわざわざコンビニに集まって

短い距離を一緒に行かないといけないのか。

非合理的だ、と考えたというわけです。

 その後、彼女は、

他の女子部員たちから「あの子、変わってる」と思われ、

仲間はずれにされて部活にいづらくなってしまいました。

 発達障害の一つ、自閉スペクトラム症の人は、

自分のやり方、関心、ペースを最優先させたがる傾向があります。

一方で、仲良くなるための臨機応変な対人関係には興味がないか、

苦手です。

そのため、集団の中で浮いてしまい、

場合によっては学校に行けなくなってしまう、

ということもあるのです。

 発達障害では、

精神科医で信州大付属病院子どものこころ診療部長の本田秀夫さんに聞きます。

(聞き手・松本航介)

2017年09月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun




この内容も、
先日の本田先生の講演会で触れていました。
発達障害と個性との線引きは
🌠












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.10.06 21:55:10
コメント(15) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: