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しかし想像してほしい。
もしそんな特徴を持つのが、他でもない、わが子だったとしたら?
親は途方もない不安に襲われるだろう。
きちんと学校生活を送れるのか。
友達はできるのか。
卒業は? 進学は?
そしてライフイベントで避けて通れないのが…就職活動だ。
残念ながら多くの人間には働く義務があり、
たいていの場合、1度はチャレンジしなくてはならない。
本稿で紹介する発達障害の男の子・リュウ太くんには、
これらの困った特徴がすべて当てはまる。
酷な表現をすれば、
リュウ太くんは親や教育者の手を煩わす「問題児」だった。
『発達障害で問題児 でも働けるのは理由がある!』
は、そんな「問題児」でも社会人として
自立できることを教えてくれるコミックエッセイだ。
リュウ太くんが正社員になるまでの紆余曲折を、
母親の「かなしろにゃんこ。」さんがマンガ化した作品である。
リュウ太くんにはADHDと軽いASD(自閉スペクトラム症)があるため、
感情のコントロールやコミュニケーションがちょっぴり苦手。
さらに感覚鈍麻や聴覚過敏など、体質の問題も抱える。
そんな彼が、
仕事や日常生活といった各場面でどんな困難に直面し、
どう折り合いをつけてきたのか。
本作の印象的なエピソードをいくつかご紹介したい。
リュウ太くんが初めて経験した仕事は、母親に頼まれたお手伝いだった。
まだ幼かった彼は、お使い先で買い忘れをしたり、
ミスを指摘されても「買い物リストがわかりにくい!」
と開き直ったり、失敗を重ねていた。
その後、16歳になったリュウ太くんは、
母親のかなしろさんの上手な誘導もあって、駅前のラーメン屋で働くことになる。
店主は、かなしろさんの知人。
あらかじめ「発達障害がある」ことを告知した上での
アルバイトデビューだった。
・・・漫画を含めてこの先はリンク先からご覧になれます。
あくまでリュウ太くんのエピソードはマンガで描かれた成功例。
本書はそれに補強する形で、
石井さんの解説を添えて「別の選択肢もあります」と提示している。
もし読者に発達障害のある子どもがいるならば、
リュウ太くんの成功エピソードに引っ張られすぎることなく、
本書を参考にわが子に合った選択肢を、子どもと一緒に探してほしい。
本書の最後で、リュウ太くんはこう言う。
「仕事って、自分を表現できる場かもしれない」
発達障害のある人にとって、仕事とは困難のつきまとうつらい時間だ。
問題児だったリュウ太くんが、このような言葉を口にしたことを、
母親であるかなしろさんはどのように受け止めただろう。
本書を読んだだけの遠目から見ていたわたしでも、
「たぶん泣いたんじゃないかな」と察した。
本書には、発達障害のある人が困難を越えて、
社会で働くためのヒントがある。
もしわが子の将来に不安を覚えたときは、ぜひ手にとってほしい。
【ダ・ヴィンチニュース】
発達障害で問題児 でも働けるのは理由がある! (こころライブラリー) [ かなしろにゃんこ。 ]
個性もそれぞれ、おのおのの特性に合ったお仕事に
就けるといいのでしょうね。
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