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米カリフォルニア大学の研究チームは、
自閉症の子どもの体には免疫の働きを抑える
「制御性T細胞」が少ないという研究成果を発表した。
細胞を増やせば症状の改善につながる可能性も示した。
制御性T細胞は坂口志文・大阪大学特任教授が発見し、
2025年のノーベル生理学・医学賞の受賞テーマになった。
研究成果を国際学術誌
「ジャーナル・オブ・ニューロインフラメーション」
に掲載した。
研究チームは
自閉症の36人と自閉症でない18人の子どもを対象に、
制御性T細胞の数などを調べた。
その結果、自閉症の子どもは細胞数が減っていた。
自閉症は下痢や便秘など
消化器系の機能障害を併発しやすいと知られている。
消化器系の症状がある子どもは、
炎症を抑えるたんぱく質を作る
制御性T細胞が少ないことも分かった。
自閉症の症状を再現したマウスに
制御性T細胞を与える実験もした。
すると雄のマウスは腸や脾臓(ひぞう)で
細胞が増えて免疫のバランスが整い、
症状にも改善がみられた。
今回の知見を応用すれば、
自閉症の治療法の開発につながる可能性がある。
制御性T細胞は
過剰な免疫反応を抑える細胞として坂口氏が発見した。
この細胞が減るなどしてブレーキ機能が利かなくなると、
免疫細胞が暴走して体の組織や臓器を攻撃し、
1型糖尿病や関節リウマチといった
自己免疫疾患の発症につながる。
これらの病気を治すために
制御性T細胞を医薬品として使おう
とする動きが広がっている。
[日本経済新聞]

米カリフォルニア大は制御性T細胞と自閉症の関係を明らかにした=同大評議会提供
坂口特任教授が開発された制御性T細胞、
今後の有効利用に期待が膨らみますね。 ☄
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