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ASDは脳などの神経系の発達に関わる「神経発達症」の一種で、遺伝的要因の影響が大きいとされています。
ASDに関連する遺伝子の中には
タンパク質を作るための情報を持つものがあり、
こうした遺伝子に変異が生じると作られる
タンパク質の形や働きが変わることがあります。
しかし、ASDに関連する遺伝子が特定されても、
変化したタンパク質が細胞内で
何を起こすのかは十分に分かっていません。
多くのタンパク質は他のタンパク質と結合して働くため、
研究チームは遺伝子の変異によって
タンパク質の結合相手がどう変わるのかに着目しました。
研究チームは、ASDとの関連を裏付ける
証拠が強い遺伝子のうち100個を対象に、
それぞれから作られるタンパク質の結合相手を
ヒトの細胞で調べました。
さらに、ASDの患者から見つかった遺伝子変異が
タンパク質同士の結びつきをどう変えるかを比較し、
ヒトiPS細胞から作った脳のモデルを使って
神経細胞の発達への影響を検証しました。
その結果、100個のASD関連タンパク質に対して
1074個の結合相手が見つかり、
両者を結ぶ組み合わせは計1881通りに上った
と研究チームは報告しています。
1881通りのうち87%は、
これまで報告されていなかった組み合わせでした。
異なるASD関連タンパク質は、
共通の相手や、複数のタンパク質が一緒に働く
まとまりを介して大きなネットワークを作っていました。
UCSFが公開したネットワーク図では、
ひし形で示された100個のASD関連タンパク質が
点で示された1000個を超える結合相手とつながり、
いくつものまとまりを形作っている様子が読み取れます。
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(細かい図など、深い内容はリンク先へ)
[GigaZINE]
医学の進歩から解明することが増えていますね。 ☄
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