苗場山は新潟県南部と長野県北東部の県境に位置する標高 2,145m の火山。頂上付近は多くの池塘を築き四方に高層湿原を展開している。百名山にもなっているので人気がある。この日は小赤沢から登る人は少なめあったが和田小屋からは多かった。和田小屋のある東側の山麓にはかぐらスキー場がある。以前、山スキーで神楽ケ峰まで登り、苗場山へ至るコースの様子を見ていたので、今回は神楽ケ峰まで往復してみることにした。
西側の中津川に沿った峡谷には秘境秋山郷がある。時間の余裕があったので、切明温泉で河原の手掘り温泉を開拓きるので挑戦してみた。温泉が出ているので水はぬるく感じたが浸かるほどの温湯は期待できなかった。
苗場山の下山後は小赤沢温泉の楽養館に寄り、有馬温泉と同じ含鉄泉を愉しんだ。貴重な温泉として炭酸泉、放射能泉、含鉄泉があるが、ここの含鉄泉は「赤湯」と呼ばれている。空気に触れる前は透明だが空気に触れて酸化すると不透明な黄色(褐色)になるとのことである。 参考記事⇒