天翔ける鳥船

天翔ける鳥船

2004.07.03
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角川ビーンズ文庫

「仮面の貴婦人」「アルビオンの騎士(前)(後)」「エーベルハイトの公女」「黄金の都のスルタン」「蒼き迷宮のスルタン」「緋色の枢機卿」「カレリヤンブルクの冬宮」「ナセルラダンの嵐」「黒鷲卿の陰謀」「永遠なる王都」と短編集「4つの変奏曲」と12巻です。

18世紀ぐらいのヨーロッパをモデルにした世界のお話です。
アキテーヌ(フランスがモデル?)の宰相(王の叔父)とファーレン帝国(オーストリア帝国がモデル?)の庶出の皇女との間に縁談が決まっていたが、皇女が暗殺されてしまう。
皇女の母である皇帝の公式愛妾ハノーバー夫人は、皇女にうり二つなかくし子、皇女の異父兄を女装させて花嫁としてアキテーヌに送り込み、暗殺の真犯人を捜そうとする・・・実は彼セシルは、ローゼンクロイツという怪盗でもあった・・・

という話ではじまったローゼンクロイツシリーズ、主人公のセシルが絶世の美女でありながら、怪盗、しかも男という、いくらなんでも、そりゃバレルよな・・・と思う設定ではじまりました。案の定、「夫」であるオスカーには、男だと分かってしまうのですが、なんやかんやあり、ラブラブの「夫婦」に収まってしまいます。

その後、セシル公妃に一目惚れしてしまった島国アルビオン(イギリスがモデル)の皇太子に攫われてしまったり、トルコ(がモデルの国の)スルタンの後宮に献上されてしまったり、その美貌ゆえに降りかかる災難多数。(男だけど・・)

今回最終巻ということで、多少強引にまとめたという気がします。セシル公妃もずっとドレス姿(途中兵士に変装・・)で、あまりBLという感じではなく、単に活発な女性が主人公といった感じです。



それにしても、これから二人はずっと幸せにくらしましたとさ、的な終わり方はそれはそれでいいのですけど、まだ「少年」のうちはよくっても、年取ったら男だってばれないのかぁとは思うのですけどね。





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Last updated  2004.07.03 23:03:20
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