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昨日は古武術のお稽古日でした。
既に初伝(初級)を終了し、中伝(中級)に進級しているのですが、進級してからも初伝のお稽古に参加させて頂いています。
この古武術は空手などの筋肉を鍛える武術ではなく、遅筋とかインナーマッスルと呼ばれる筋肉に記憶させることが主体となっているので、お稽古は月に1回です。
素早く動くことを目的とはせず、ゆっくりとした呼吸でゆっくりと動くことにより、筋肉に正確な動作を記憶させることが主体となっています。
しっかりと筋肉に記憶させることが出来ると、意識して呼吸を早めてやるだけで素早く正確な動作へと自然に導かれます。
初伝のお稽古は基本となる動きの練習で、毎回同じ内容の練習が月に1回・・・中伝は、より実践的な戦い方の練習となり、毎回内容の違う練習が月に1回です。
初伝は9回で終了します。 毎月1回、同じことを繰り返すことにより基本動作は筋肉に記憶され、実践的な練習に進めるであろうことからこの回数が設定されているようです。だけど、中伝に進むと初伝の大切さが本当によく分かります。
この古武術は少ない労力で、相手(敵)を確実に殺したり、再起不能または戦闘不能にすることが目的です。 ですから技(わざ)が決まる時は、相手が意図的に術や技にかかってくれたのではないと錯覚するほど、楽に決まるのです。 だけど、そうするためには基本となる動きが正確に出来ている必要があります。
中伝に進級した多くの人たちが、初伝のお稽古に参加するのは基本の動きをより、正確なものとするためです。
正確に技が決まると、小柄で非力な女性でも大柄の男性を秒殺することが出来ます。
そして、なによりも、正しい呼吸と姿勢が身に着きます。 これは幸せになるための基本です。 この古武術を習い始めたころは、強くなりたいという思いが多かったのですが、今はこの古武術を通して幸せになりたいという想いのほうが強くなっています。
昨夜は中伝のお稽古だったのですが、師匠の動きは命をかけた戦いの姿と云うよりも、舞いを舞っているように美しいです。 一切の無駄がなく、流れるような動きには感動すら覚えます。
もし、この古武術に興味のある方は・・・ http://www.holonpbi.com/college/regular/harima.php
初伝のお稽古でも、中伝のお稽古でも「エイ!」「ヤァ!」など、気合いを入れて必死になることはありません。 むしろ、師匠を中心に笑いながらのお稽古です。 とても武術の練習とは思えないような雰囲気です。 しかし、師匠の言われることを言われるとおりにするだけで、確実に筋肉がその動きを覚えていっているから不思議です。
特に中伝に進んでから初伝のお稽古に参加すると、なぜ、技が決まらないかとか、相手の無駄な動きの原因が分かったりするのです。 これは自然にそれなりの動きが出来るようになっている証拠だと思っています。
相手を確実に殺すための武術ですが、それと同時に自分を含めた「人」を生かすための武術だと信じています。
中伝では色々な人たちと技の掛け合いをするので、お稽古日の翌日は、技をかけられたことによる筋肉痛に襲われます。 しかし、その痛みが消える頃には肩こり、腰痛などが消えています。
歳をとると疲れや痛みはすぐに出ることはありません。 少し、時間をあけて疲れや痛みが襲ってきます。
昨日は伊勢神宮参拝の疲れが筋肉に出ていた上に古武術のお稽古・・・妙に筋肉が火照ってしまい、寝苦しい夜となりました。
でも、これもある意味、良い経験だと思っています。 痛みと火照りのお陰で筋肉の位置がよく分かります。
な、なんじゃこりゃぁ!? 2011.01.16 コメント(2)
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