あま野球日記@大学野球

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2007.05.31
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テーマ: 高校野球(3854)
カテゴリ: 高校野球
一昨日も書いた
「あの夏の記憶、高校野球埼玉大会 名勝負選」 。
読者から応募のあった名勝負の中から5試合を厳選し
紹介している。

第3回目の今日は、上尾高vs川越工高。



上 尾 000 100 000 =1


上尾高のエースは、右横手投げの技巧派・ 仁村徹 。
東洋大を経て中日に入団、その後投手から二塁手に転向し、
野手として活躍した 「仁村弟」 のこと。


この仁村、直球は120kmと速くないが落ちるシュートと
カーブを得意とし、絶妙のコントロールを武器にしていた。
後ろで守っている野手は、捕手が構えたコースを見ると
打球の方向が予測できるほど、仁村のコントロールは正確
だった。

この大会中、仁村は54イニングを投げ、与四死球3、
42イニング連続無失点という驚異的な記録を残した。

優勝を決めた上尾高の 野本喜一郎 監督(故人)、
「長かった一年だった」 と語り、涙を流したという。

この野本氏の言葉には理由がある。

半年間の対外試合禁止の処分を受けていたのだ。
普通ならモチベーションが落ちる状況で、選手たちは一日も
休まず練習し、単調になりがちな紅白戦を丹念に繰り返した。

その試練の末に掴んだ「甲子園行きの切符」、喜びもひとしお
だったに違いない。

福田治夫 氏、現在は桐生一高野球部の監督を
されている。




エース・仁村徹を擁する上尾高、甲子園の初戦で 牛島和彦 や
「ドカベン」こと 香川伸行 のいる大阪・浪商高と対戦。
9回まで2-0とリードしながら、勝利目前で牛島に同点の
2点本塁打を打たれ、延長戦の末に敗退した。

この仁村と牛島、不思議な縁がある。

それは仁村の入団一年目(84年)のこと。
初登板初勝利を挙げた時、救援で登場して仁村の初勝利を
アシストしたのは、仁村から甲子園での勝利を奪った牛島
和彦、その人だった。



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Last updated  2007.06.02 11:25:23
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