広陵高・ 中井哲之
監督、今年は熱中症にならずに済んだろうか?
昨夏の甲子園、中井さんは数々の話題の主だった。
まず熱中症に罹り、試合中にベンチ裏で横になっていたことがあった。
翌朝、宿舎で体調がまだすぐれない中井監督に、選手たちがかけた言葉が泣かせる。
「監督、今日は休んでください。僕たちだけで戦ってきます」
中井監督、選手たちのお蔭(?)で決勝までコマを進めることができた。
そして迎えた決勝戦。
野村祐輔
投手(現・明治大)が投げた 「疑惑の一球」
に激高![]()
試合終了直後の記者会見で、こう怒りをぶちまけたものだった。
「審判の判定がおかし過ぎた。ほんとはストライク
なのに、ボールと判定された球が何球かあった。
審判はもっと技術を向上すべき。選手たちは必死に
野球をやっているのに・・・。
こういった批判をすることがよくないことはわかって
いる。だから、監督を辞めろ!というなら私は辞めます」
今年も監督をされているところを見ると、どうやら監督を辞めることは
なかったらしい・・・![]()
いや、皮肉で言っているわけではない。
高校野球の監督という職業は、相当にストレスが溜まるものらしい。
いつもいつも主催者が求める 「聖人君子」然
としているわけにもいくまい。
だから、時々怒りをぶちまけるような監督さんに、ボクは好感をもてるのだ。
■横浜高 4-1 広陵高■
広陵 110 100 010 = 4
横浜 011 212 010 = 7
中井監督、試合後のコメント。
「バントが決まらずリズムに乗れなかった。早く(3番手の)前田に代えれば
流れは変わっていた。勝敗は監督の技量の差」
一方、ベスト16にコマを進めた横浜高・ 渡辺元智
監督。
「普段の野球ができた。守備がよく、攻撃のリズムが生まれた。
土屋は、期待する投球内容の半分でしかなかった」
そして、こんなことも言っていた。
「土屋は途中で、また逃げ始めていた。逃げずに攻めていけと注意した」
高校生ながら、公の場で監督にいつもいつも注意される投手というのも珍しい。
渡辺監督の 土屋健二
投手への期待、相当に大きいようだ。
横浜高、次の対戦相手は仙台育英高。
この試合、最後の打者になったのが広陵高・ 上本崇司
。
身長170cmと小柄ながら、50m走は6秒0の俊足。肩も強く、
どうやら評判の高い選手だったようだ。
早稲田大・ 上本博紀
(4年、広陵高)の実弟ということもあり、
ぜひ見たかったが叶わなかった。来年、神宮で見ることになるのだろうか?
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