「かずさマジックが南関東第3代表に決定」
の続き。
この試合で、かずさマジックがJFE東日本を2-1の僅差で破って第3代表になり、初めて東京ドーム出場(都市対抗野球)を決めた。試合後の歓喜ぶりは凄まじかった。選手たちは何度もスタンドに向かってバンザイを繰り返し、スタンドからは何色もの紙テープがハデに投げ込まれていた。選手にもスタンドにも、涙を流す人が多くいた。
■ただボクが注目したのは、3塁側ベンチから呆然とした表情でかずさの歓喜ぶりを見つめていたJFE東日本のほう。実はJFE、この第3代表決定戦に敗れただけでなく、前日の第1代表決定戦・決勝、第2代表決定戦・決勝にも進出したものの、いずれも敗れていたのだ。
※ここで南関東大会の代表チーム決定方法を簡単に紹介します。
まず参加全チームでトーナメント戦を戦い優勝したチームが第1代表。その後、優勝チームを除いた他チームがあらためてトーナメントを戦い、そこで優勝したチームが第2代表(但し、第1代表決定戦・決勝で敗れたチームは第2代表決定戦・決勝に無条件で出場することができる)。そして第2代表の決勝で敗れたチームと第2代表の準決勝で敗れたチームが戦い、勝利したチームが第3代表になるというもの。
■JFEは第1代表決定戦・決勝に勝ち上がったものの、日本通運(さいたま市)にスコア0-9で敗退。第2代表決定戦は無条件で決勝に登場したものの、今度はホンダ(狭山市)に4-0で敗退した(ホンダとは第1代表決定戦・準決勝で戦って勝利していたのに)。そして不運は長く続かないだろう、もうそろそろ勝つだろう!と思っていた第3代表決定戦でまたも敗退(かずさマジックに1-2)し、怒涛の決勝戦3連敗を喫してしまった。
ただJFEには、まだ東京ドーム出場の可能性が残されている。7月7日に行われる関東大会で勝利すれば、まだ夢は叶うのだ。
本来戦力的には申し分ないはずのJFE、今度はどうなる?
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