「楽天ができた初年度から古里のように思っていた」。8日、球団職員へのあいさつで胸の内を明かした梨田氏。現役時代は17年、指導者でも12年在籍した近鉄への思いは今でも強い。就任会見では「近鉄がなくなって野球から離れたファンに、また見てほしい」と呼び掛けた。
(河北新報より)
■ 梨田昌孝
さんの楽天・監督就任が決まりました。楽天を「近鉄の生き返り」と言い、さらに「近鉄がなくなって野球から離れたファンに、また見てほしい」と言う件(くだり)は、本当に泣かせます('_') まさにボクに語りかけているようで(そんなわけがないけれど・・・)、10年以上ぶりにプロ野球を見てみようか! なんて気にさせられました。
思い起こせば斎藤佑樹の日本ハム入団会見当日、梨田さんはスーツ姿のままで(マウンドに立つ)斎藤の球を受けましたが、監督なのにどこか遠慮がちな表情だったので、「あ~、この人は日ハムにどっぷり浸っていないなぁ!」と印象を受けました。
さらに別のことも思い出しました。近鉄バファローズの最終試合で梨田さんは選手たちに胴上げされて歓喜の涙を流しました。が、実はその直後に、監督として最後にやらねばならない仕事(修羅場)が待っていました。
合併するオリックス球団のためにプロテクトする選手と、それ以外の選手の選別作業です。語弊があることは重々承知していますが、プロテクトされる選手とは即戦力として梨田さん自身が認めた選手のこと、そしてそれ以外とは、いわゆる「それ以外」であります(岩隈や磯部などの例外はありますが)。で、それ以外の選手たちはどうなったか? おもに楽天に行ったのですね。
こうした事情を踏まえ、梨田さんはいったいどちらに愛着を感じるでしょうか? プロテクトしなかった選手たちにこそ、申し訳なさを含め強い愛着を感じているはずです。だから、梨田さんは(時間はかかったけれども)楽天の監督になるべくしてなった、ボクはそう思っています。
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