東京六大学リーグ、法政大ー立教大1回戦を観戦しました。
4
40 01X =9
澤田圭佑
(3年、大阪桐蔭)でした。が、これまでとは様変わり。吠えるような気合十分の表情は消えて、どちらかと言えば冷静沈着そのもの。それが功を奏したのか、序盤をスイスイと乗り切ります。ところが4回、2連続安打を浴びて無死二・三塁のピンチを招くと、リズムが狂い始めます。といっても澤田ではなく、立教内野陣が、です。
一死後、6番・佐藤竜一郎(4年、作新学院)の放った打球は平凡な二ゴロ、しかしセカンドの 佐藤拓也
(3年、浦和学院)は本塁送球を焦ったのか、打球を後逸して立教は1点を失います。さらに続く大西千洋(1年、阪南大高)の当たりは平凡な一ゴロ。すると今度はファーストの 笠松悠哉
(2年、大阪桐蔭)の本塁への送球が大きく逸れて、法政は労せずして逆転に成功しました。
結局この2つのエラーが勝敗の分岐点になりました。その後も犠飛や適時打でこの回に計4点を失うと、次の5回にもまるでフリー打撃のように3連続長打を浴びるなどして澤田が降板、立教の敗戦が確定しました。結局、澤田は内野陣の守備の乱れでリズムを崩し、復活勝利は叶いませんでした。4回2/3、被安打9、自責点4。こんなにボコボコに打たれる澤田を、ボクは初めて見ました。
佐藤は高校時代は投手、大学では外野を守っていましたが、今季は二塁手にチャレンジしている模様。初回にも平凡な二ゴロを一塁へ悪送球するシーンがあったし、来年のドラフトに向けて「内野もできるぞ!」とアピールする狙いがあったのかもしれませんが、今日はそれが裏目に出た格好です。
一方の笠松は高校・大学を通じて主にサードの選手、慣れないファーストミットから球を取り出すときに握りそこなったのかな? と。これらの守乱は、打撃優先の布陣が生んだ弊害とでも言うのでしょうか?
■そして、勝利した法政の勝因は(何度も言いますが)立教内野陣の守乱と、1年生投手・ 菅野秀哉
(小高工)の好投に尽きます。8回2/3、被安打2、自責点1は立派です。打では、打てない4番・ 金子凌
(3年、日大三)に2本の長打が出たことが微かな光明です。彼を4番で使い続ける青木久典監督の執念なんでしょう、きっと。ならば、その期待にぜひ明日から応えてほしいものです。
さて、明日は2回戦です。今季これまで投げてもダメ、打ってもダメの両チームですが、「投」は両チームともに継投で凌ぐ以外に方法はありません、それほどに弱いです。「打」では法政は金子凌、立教は1番・大城滉二(4年、興南)あたりがカギを握ると予想しますが、果たしてどうなることやら?
(写真)味方守備に足を引っ張られ、リズムを崩した立教のエース・澤田圭佑。
(写真)今季の法政にあって唯一信頼できる1年生投手・菅野秀哉。
(写真)青木久典監督の執念で、4番を張り続ける金子凌。
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