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日差しがあり、暖かいが、少し風が出てきた。
今夜から冷えると言う予報。
近くに大輪の菊を育てている方がいる。今ちょうど満開だ。
白菊の 目にたてて見る 塵もなし 芭蕉
菊咲けり 陶淵明の 菊咲けり 山口青邨 とうえんめい
自らの老 好もしや 菊に佇つ 高浜虚子 おい たつ
あるほどの菊 抛げ入れよ 棺の中 夏目漱石 なげいれよ
長話 呵呵と終りや 菊日和 中田みづほ かかと
南縁の 焦げんばかりの 菊日和 松本たかし こげんばかりの
一戸も 日当らぬはなく 菊日和 鷹羽狩行
しらぎくの 夕影 ふくみそめしかな 久保田万太郎 白菊 含み初めし
菊にさす夕日は 卓を溢れけり 大野林火 あふれけり
垣の菊 ほのぼの赤し つぼみつつ 深見けん二
塵取の 真新しくて 菊の屑 橋本花風 ちりとり
懸崖の菊 見るといふ 遠さあり 後藤夜半 けんがい(盆栽仕立て)
岩木山 菊畑より 聳えけり 増田手古奈 そびえ
蝶々の 驚き発つや 野菊の香 前田普羅 おどろきたつや
残菊に佇ちて返せる 歩なりけり 木下夕爾 たちて
晩菊に 真水のごとき 晴つづく 岡本 眸
寒菊や いつを盛の つぼみがち 蕪村 さかり
菊苗や 乾かで 暮るる 土の色 長谷川零餘子
ベランダに 鉢を竝べて 菊根分 高浜年尾 ならべて
陶榻の 高さとなりし 菊若葉 粟津松彩子 榻=しじ
これよりは 旅もためらふ 菊刺芽 恩地れい子
夏菊の 小しゃんとしたる 月夜かな 一茶
嵯峨菊(サガギク) 黄
価格:1,050円(税込、送料別)
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