姉男(あねお)のワインやっちまった?

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カテゴリ: イタリアワイン

たまには ウンチクさせてください

はっ

顔 姉男、語りマス  字が多いヨ

人知れず繰り広げられる、姉男の自分内キャンペーン。

ただ今、
「コストコ独自輸入ワインの実力とコスパ検証」
キャンペーン中。

で、11/18飲んだコレもコストコのワイン。

Pinot Grigio VALDADIGE 2011
(ピノ・グリージョ ヴァルダディジェ)

バルダディジェ ピノ・グリージョ.jpg

イタリアの最北、トレンティーノ-アルト・アディジェ州の白ワイン。

その州はココ

トレンティーノ-アルト・アディジェ州地図.jpg

このトレンティーノ-アルト・アディジェ州。

南北2つの県に分かれていて、
北 (ボルツァーノ自治県)はドイツ語圏の、 アルト・アディジェ地方 、
南 (トレント自治県)はイタリア語圏の、 トレンティーノ地方 。

トレンティーノ アルト・アディジェ州.jpg

なぜ、言語が分かれているかと言えば、この州は第一次世界大戦後にイタリア領となったため。

特に 「南チロル」 とも言われる 北の アルト・アディジェ地方 は、
もともとはオーストリア領。
ドイツ系住民も多く、戦後のイタリア化政策に抵抗し、
独立運動の末に自治権を獲得。

アルト・アディジェ(南チロル)地方

アルトアディジェ州イメージ.jpg

そのため、この地方ではドイツ語を話し、
道路標識やワインラベルなど、全てが ドイツ語とイタリア語の併記 。

住民は 「ドイツ人以上にドイツ人的」 とも言われ、
勤勉で几帳面。

アバウトなイタリア人からは 「融通かきかない」 と言われているそうですが、きっと日本人とは 「 ウマが合う」 と姉男はふんでいます。

馬

さらに アルト・アディジェ地方 は
イタリアを代表する白ワインの産地。

香り高くキレイな酸のある、
とってもクリーンでフレッシュな味わいのワインがたくさんあるトコロ。
生産者組合のワインでも、品質の高いものが多いのも特徴。

で、飲んだワインに戻りますが
生産は1935年設立の サンタ・マルゲリータ社 。

ココはイタリアやアメリカで圧倒的な人気を誇り、ヴェネト州にある、イタリアでも最大規模のワインメーカー。

この前(11/25)のブログにも書いたけれど
イタリア・シチリア州の白ワイン、
土着品種・インツォリア種からの白ワインを造るワイナリー
「フェウド・ジルターリ」の親会社。

フェウド・ジルターリの記事は こちら

このワインに使われている品種は、
ピノ・グリージョ (フランスではピノ・グリ)。

ピノ・ノワールの突然変異によって生まれたブドウ品種なんですが
白ワイン用品種ながら、ブドウの果皮が灰紫色がかっていて
白ワインと赤ワインの中間のような存在。

ピノ・グリージョ.jpg

今でこそ、イタリア白ワインの代名詞ともなっているけれど
1960年代当時はこの品種、
ロゼワインとして醸造されたり、赤ワインに混ぜられたリ、
かなりの不人気

ところが サンタ・マルゲリータ社 が
この品種からフルーティで スッキリした白ワイン を造り、
イタリア国内やアメリカで大人気!

今では両国のレストランで、
かなりの確率でリストに載っている看板ワイン になったんです。

この サンタ・マルゲリータ社 のピノ・グリージョの成功をきっかけに
イタリアの アルト・アディジェ地方 は白ワイン用ブドウを次々と増やし
今やイタリア白ワインの名産地に成長。

同時に、高品質ワインを生み出すきっかけにもなったんです。

いわば、この品種と会社が
イタリアワインを新時代に導く一端を担ったということ

以下詳細

●Pinot Grigio VALDADIGE
 (ピノ・グリージョ ヴァルダディジェ)
収穫年: 2011年
生産国: イタリア
格 付: DOC ヴァルダディジェ
生産者: サンタ・マルゲリータ社
輸入元: コストコホールセールジャパン(株)
購入店: コストコ
購入価格: 1088円
アルコール: 12.5%
ブドウ品種: ピノ・グリージョ


色: 麦わら色。粘性~水様。ディスク~やや厚め

香り: プリンスメロン、グレープフルーツ、ライム、黄りんご、白い小さな花、ハーブ、ミネラルなど。

酸味ある柑橘系果実の香りと白系果実の完熟した香り。白い花の混じるフレッシュな香りが中心。

抜栓2日目はマンゴー系の甘やかな南国黄色系果実の香りも。

味わい: ゆるりとした口あたり。辛口でライト寄りのミディアムボディ。
爽やかな酸味あるグレープフルーツや新鮮なリンゴの果実味。
柑橘系の皮の風味混じる。

この品種特有のやわらかさがありながら、
イキイキした酸味と青いハーブ風味も加わり、
クリーンでサッパリした飲み口。

飲み込んだ後は口の中で甘味が陽炎のようにふくらんで
洋ナシの余韻がたなびく味わい。
酸味から徐々に甘味のベールが広がるのが心地良い。

2日目は
酸味がやわらぎ、最初から洋ナシの味わい。
この品種らしいやわらかさと甘さが出た味。


今回合わせは、 鶏の水炊き 。
鶏も味わい深く、ワインもまろやかな味に。
ポン酢と合わせると、ワインの柑橘風味がふくらみ、旨味も伸びる。

キムチスープ とも合わせてみたところ、
少しハーブの印象が強くなるけれど、ワインが華やかな味に。

冷蔵庫で冷やしてあるなら、飲む30分位前には出して、あまり低過ぎない温度、やはり10℃位がおススメ。

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最終更新日  2012年12月01日 01時02分40秒
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