2006/09/22
XML
カテゴリ: 自分日記
目覚めると薄いマットレスに体がめり込むようだった。

腕も体も腰も足も
全て下へ下へと向かっていた。
灰色の朝。
午前5時。
アラームは「長い夢」


そして繰り返し繰り返し
反芻するのだけれど

吐き気がするくらい。







でも自分にとっては
あらゆる心の先が
上へ向かおうとする兆しのようにも思えるんだ。
虚脱感はあるけれど
決してはまり込んで行くふうでない。



全て忘れたいと願ったけれど、
この鈍痛を拭い去りたいと思ったけれど
私はこの感覚を全て細やかに記憶したい。








「永遠ッてなんだと思う?」
「一瞬の事だろ。」


大好きだった人を忘れようと付き合った人と
最後に交わした言葉。
その会話をした時の
あの朝焼けの色、
2車線の道路を横切る猫。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/09/22 10:25:55 AM
[自分日記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: