海のこちら側 - アメリカ

海のこちら側 - アメリカ

March 20, 2004
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最近旦那と大きなケンカをしなくなってきた。なんだか兄弟みたいな関係で...やっぱり年のせい?

いつもこうだったわけじゃない。

20年近くも一緒に暮らしていれば山あり谷あり、ケンカもあればこじれて別居したこともある。とくに旦那は若いころ、宵越しの金を持たないみたいなタイプだったので、お金の悩みは後を絶たないといった生活だった。

それでも長いあいだ一緒にいて同じものを見て、いつの間にか似たようなことを考えるようになってきた。そして今ではちょっとしたことでは離婚しないだろうという、信念みたいなものが出来てきた。

私の場合、それは学生時代の貧乏生活が土台となっていると思う。

アメリカへ来てから5,6年目くらいから少しずつ私は経済的に自立したいと思うようになった。英語も満足に話せずとりたててあげるほどの技術もない。そんな私にオファーされる仕事は日本でならとうてい見向きもしなかったようなものばかり。アップダウンの激しい旦那の仕事も不安...

私が失業中で旦那の仕事もあまりうまくいってない、私たちの経済状態が最悪に近いとき旦那に宣言した。大学に行ってDegreeをとりたいと。むろんESLからのスタート。

彼は賛成してくれた。

そうして手に入れた学生生活、とっても楽しかった。毎日輝いていた。自分よりはるかに若いアメリカ人と肩を並べCalculusとかEngineering physicsなんか取ったりして。



今でも思い出す。毎朝起きるなり弁当箱にサラダとサンドイッチを詰めたこと。むろんお弁当は健康のためと言うより節約のため。

旦那はとても派手好きなひとだ。レストランへ何人も連れて行ってバッと奢りたいほう。その彼が私の学生時代ほとんど毎日お弁当をもって仕事にいった...

私はわたしでクーポンを切りあつめ、食料品はむろん生活一般、今では考えられないような切り詰めた生活をした。ほとんどの衣類は古着屋で調達、旦那も出来る限りそれに付合ってくれた。レストランなんて年に数えるほどしか行かなかった。

いろいろ貧乏生活を並べ立てたが、実は私はお金が無いことをそれほど苦にしていなかった。自分のやりたいことをやってて当然とも言えるが。

私の夢に付合ってくれた旦那にはとても感謝している。学生時代、そして卒業後安定した仕事が見つかるまでの数ヶ月の間、さほどいやみもいわずにサポートしてくれたこと。

あれからもう何年も経って今ではすっかり大きな態度をとる私。憎まれ口を叩いたりするが、忘れたわけではないのです。

明日はお休み、旦那の好きなお寿司でもつくろう。





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Last updated  March 20, 2004 02:09:50 PM
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