太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2006.07.11
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カテゴリ: アラカルト
勉強するのも働くのも、全ては幸せな生活を送るためです。
では、幸せとは何か?
辞書には、『幸せ』とは「心が満ち足りていること」とあります。

ところが、人間の心ほど不思議なものはありません。
全く同じ状態でも、自分自身の置かれた状況次第で、満ち足りた気分になったり、そうでなかったりします。
たとえば、ひもじい時ならお握り一つでも満ち足りた気分になるが、満腹の時ならどんなに好物のお菓子を出されてもあまり嬉しくも美味しいとも思わないはずです。
同様に、お小遣いが底をついている時なら千円でも手に入れば嬉しいが、何万円も使えるお金がポケットの中にある時ならそれほど嬉しくも感じないのが人間です。
これは、財産やその他諸々のものに対しても同じです。

つまり、幸せ不幸せ感は、その時々の心が感じるもので、自分の心の持ち方次第でいかようにも変化する儚い物だと言えます。


一つは、収入や資産、社会や会社などにおける地位や名声、権力や権威の高さという他人の目にも見える外面的なものがあります。
これらは相対的なものなので、他者と比べてなかなか満足することがありません。
それに金や地位などがあればあったで、他人に盗られたり侵されたりしないかと不安になり落ち着かないものです。そんな心の落ち着かない状態では、本当に幸せだとは言えません。

また、幸せ感は【充足÷欲求】で表すことができるが、人間の欲求は「もっと、もっと」と膨らんでいくので、それが満たされないと絶えず飢餓感に苛まれ満たされることがありません。
だから、欲求を制しない限り人間は永遠に幸せ感に浸ることができません。

もう一つは、精神や教養の豊かさ、人との関係の豊かさ、過ごす時間の豊かさのように他人の目には見えない内面的なものがあります。これらは競争する必要がありません。
お金や地位などはなくても、心豊かに幸せ感いっぱいに過ごしている人は沢山います。

ようは、幸せとは心の平安です。
スローライフはいい例で、欲望を減じて「いま」に感謝し、目に見えない心の豊かさを追求することでも幸せ感を感じることはできます。
まずは、自分は何で心を満ち足りさせるのかを自問してみて下さい。





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Last updated  2006.07.11 05:35:59
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