太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2009.05.14
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カテゴリ: アラカルト
最高の幸せは安らぎ

繁盛している店が手狭になったので、大きなビルの地下に新しい店を借りて商売を拡張した夫婦がいた。
今までの店は信用できる社員に任せて、新しい店をご主人がやることにしたのだがなかなかうまくいかない。
繁盛していた元の店も客足が遠のいてしまい、出て行くお金ばかりが増えて火の車である。
人前ではニコニコしてはいるが、毎晩夫婦喧嘩も絶えない。
借金がかさんで、とうとう両方の店とも手放す羽目になってしまった。

今では小さなアパートに移り、ご主人は働きに出ている。
はた目には「何もかも失って気の毒に」と思われがちだが、奥さんは「従業員の給料や仕入れの支払いをどうしよう、私のいない店で従業員が金を誤魔化しているのでは、と考えて心がささくれだっていた頃に比べれば、天国にいるようなものです」と穏やかに語る。

このような話を聞くと、つくづくと心のやすらぎこそが一番の幸せなのだと思わずにはいられない。

これを忘れてしまうと、お金儲けだけの商売、見てくれだけの家庭になってしまい悲惨である。

辞書を見ると、『幸せ』とは心が満ち足りていることとある。
しかし、私たちの心はどれだけ満ち足りているだろうか?
収入や資産、地位など目に見える豊かさと、精神や教養、関係、時間など目には見えない豊かさがある。
心は、目に見えるものでは本当に満たされることはない。
幸せ不幸せは、自分の心の中にある。
毎日、今日という日に前向きに感謝して生きることである。





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Last updated  2009.05.14 05:27:02
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