太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2009.08.04
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リンカーンが大統領になって閣僚を決める時、多くの人がある有力な人物を推挙したが、彼は断固として断った。
その理由は、あの男の顔は昔も今も少しも変わっていない。ああいう進歩も改革もしない「マン」は将来性がないと言ったそうです。
「マン」というのは、生まれたままの人間を言います。
それは、人形のように可愛く美しいかもしれません。しかし、それだけでいいのでしょうか?
人間というものは、自分は自分でしかないという個性を持った存在です。その個性というものは脱皮することによって、その濃度を増していくものです。
脱皮することによって、かっての己と今の己とは別人のようになってきます。
それによって、顔も一定してくるものです。そのように脱皮した存在を「メン」といいます。

ある人相研究家は、集まりに来る人の中で、特別に良い人相か、特別に悪い人相の人をマークしておき、ときどき注意して観察している。今まで悪い人相の標本と思っていた人の顔に、ちょっと明るいところが出てきて「はてな」と思って見ていると、それが消えてまた悪い人相に戻るときもあるし、その明るさが段々と広がってきて、すっかり顔が治ってきれいな人相になることもあるそうです。また、その逆もあります。
その要因は業(行為)の問題で、良い人相ということは、良い業を繰り返している時に、その表情が固まって良い人相となる。悪いことを繰り返していると、悪い表情が固まって悪い人相となる。それは定まったものではなく、悪いことを続けた人も、それをやめて良い業を繰り返せば、順にそれが変化して良くなる。反対に、良い人も悪くなるそうです。


そういえば、いい顔の政治家っていませんね。
それは、国民のことよりも自分たちだけの欲に凝り固まってからではないでしょうか?
また、党首たちの話を聞いていても、自分がどうするよりも、相手の欠点ばかりつき嫌になってきます。
「ツタは、上に伸びなくなると横にはうようになる」というが、自分の目が横の方に向き、他人の過失や欠点、噂話などに興味を持ち始めたら、自分に向上心がなくなっている時だと思って、反省しなければなりません。
『大欲は無欲に似たり』(大きな望みを持つ者は、小さな利益に目もくれないから、外見は無欲のように見える)と言うが、選挙の季節、国民を第1に考えた大欲の人、いい顔の人を選びたいモノです。





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Last updated  2009.08.04 07:37:04
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