太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2010.06.11
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首相が替わると当座は支持率が跳ね上がるが、これは有権者が新しい首相に希望を抱いたよりも、「希望を持ちたい」という淡い期待だと思う。(そんな淡い期待も裏切られ続けてきたが)
リーダーに求められるのは、思いつき的な施策や、政策につながらない空論ではなく、明確な将来ビジョンを示し、それを実現するための課題と具体策を体系的に示し、国民が納得するように説得する力だと思います。
ところがまた、菅さんが訴えるのは「最少不幸」などという語感からして暗い、何かわかったような、わからないようなスローガンです。
世界の偉大な指導者たちに共通したのは、ルーズベルトが「恐れなければならないのは、恐れることそのものである」と言ったように、「リスクを恐れず、思い切って、これ、これをすれば、将来は必ず今より良くなる」といった前向きな姿勢です。
国民の75%が「10年後は今より良くなっているとは思わない」と将来に不安を抱いている今日、菅さんに求められているのは「これをやれば絶対に今より良くなる」という具体策を提示し、国民を鼓舞することではなかろうか?

そんなとき、また亀井さんが辞めるようだが、連立の小政党に振り回されることなく、政策を明確に示して国民を動かし、それを背景に議会を動かし、選挙戦を戦っていって欲しいと思います。
選挙とは、もともと政策の実行を期待して選んだのであって(現実はそうでもないが)、ねじれを克服するために少数の支持しか得られなかった政党にかき回されるのでは本末転倒で、もっと毅然たる態度をとるべきであろう。国民も、それを指示するようになってほしいものです。

もう一つは、政治家も政治家だが、マスコミもマスコミで、政策論争もほどほどにしておいて、政治家の資金団体がマンガ代やマッサージ代を計上していたというようなことを、まるで鬼の首でも取ったように大きな紙面を割いて得々と報道していることです。
政治家の姿勢を正すために、それを国民に知らせることは大切だが、いつもそんなことばかりが大きく取り上げられ、本来の政治が疎かにされ過ぎることには疑問を感じずにはいられません。


(日本の置かれた現状は、柔らチャンや野球選手などの人気投票的な選挙にうつつをぬかしているときではないのです。それだけ、国民のレベルをバカにされているともいえます。)
そのうえで、それを先頭に立って推進するために最適任者のリーダーを選ぶわけだから(間接にではあるが)、そのリーダーの実行に向けての頑張り具合を見守りつつ、自分達も努力していくというスタンスが大切だと思います。
先日紹介した小学生の投書ではないが、批判だけでなく前向きな応援もしたいものです。

いろんな方の視点を参考に珍しく政治的テーマを取り上げましたが、このところの怒りやイライラがこんなところにもつい飛び火してしまいました。





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Last updated  2010.06.11 07:30:20
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