太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.01.09
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生まれてから就職するまでの「誰かの世話になる期間」、就職してから定年まで(子供が独立するまで)の「世の中の役に立つ期間」、その後は自分らしい人生を思いっきり楽しむ人生のゴールデンタイムという見方もあります。

ゴールデンタイムまでは、親としての役割とともに、夫は夫の役割を、妻は妻の役割を演じなければならないが、リタイアはそんな役割からも解放される定年でもあると思います。
リタイア後は個として自分なりの生き方をしていこうと思うと、自分にとっての幸せとは何かを真剣に考える必要があります。

幸せは、身体の健康、心の健康、お金の健康の3つの要素をバランス良く満たさないことには長続きしません。
つまり、知足の精神を養っていまある状態に満足すること、歳と上手く付き合って健やかに日々を過ごすこと、そして何か人のためにすることで生き甲斐に溢れた晩年を過ごせることが大切です。
特に大切なのが心の健康で、自分の存在を認めてくれる人や理解してくれる人の存在と、生き甲斐が欠かせません。
生き甲斐は、お役立ち意識から生まれます。
歳を取るに連れて肉体が衰えるのは致し方ないが、幾つになっても心は若々しく、夢と希望を胸に抱いて、魂をあかあかと燃やし続けることです。

あなたには、今を燃焼させられる何かがありますか。


年金制度でギリギリのところではあるが経済的には保障され、医療保険や介護保険で病気や体の面でもギリギリの線は保証されています。
では、今のサラリーマンが高齢者になったときに何が足りないのか。
それは、「友達、人間の触れ合い、心の豊かさである」と堀田力さんは言います。
「今日の最大の不幸はハンセン病でも結核でもなく、皆から自分がいてもいなくてもいい見捨てられた存在だと感じることである」とマザー・テレサも言いました。

今の日本では経済的にはある程度不自由なく生きていけるが、無縁化社会といわれるように、心の飢えを持っている人も沢山います。
誰からも必要とされず、誰からも愛されていないという心の貧しさ、それはひと切れのパンに飢えているよりもひどい貧しさではないでしょうか。
そして、お金がどれだけあろうとも、これほど寂しく生き甲斐を失わせるものはありません。





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Last updated  2014.01.09 06:59:58
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